「ゆうちょ銀行って、郵便局にあるやつでしょ?」って思ってる人、結構多いんじゃないかな。お父さんやお母さんが「ゆうちょに振り込んで」とか「通帳がゆうちょで」って話してるのを聞いたことがあっても、実際どんな銀行なのかよくわからないよね。そもそも普通の銀行と何が違うのか、なぜ昔から日本人に愛されてきたのか、気になったことはない?この記事を読めば、ゆうちょ銀行のことが丸ごとわかるよ!
- ゆうちょ銀行は郵便局から生まれた銀行で、全国に 約2万4000台のATM があってどこでも使える便利な金融機関だよ
- ATM手数料が安く、条件によっては 無料で使える 場面も多いから日常使いや節約向きの銀行だよ
- お金を預けることは得意だけど、ローンやクレジットカードは扱っていない ので「貯める・受け取る」専用として使うのがベストだよ
もうちょっと詳しく
ゆうちょ銀行は2007年の郵政民営化、つまり国が運営していた郵便事業を民間の会社に切り替えた改革によって誕生した銀行だよ。それ以前は「郵便貯金」という国の制度として150年以上も運営されていたんだ。長い歴史を持つ分、日本全国に張り巡らされたネットワークは他の銀行の追随を許さないほど広くて、山間部や離島などの「他の銀行がない地域」でも郵便局さえあればサービスが受けられるという強みがあるんだよ。つまり、ゆうちょ銀行は「どこでも使える、日本一身近な銀行」とも言える存在なんだ。
ゆうちょ銀行の前身「郵便貯金」は1875年(明治8年)から。実は150年以上の歴史がある日本最古クラスの金融サービスだよ!
⚠️ よくある勘違い
→ ゆうちょ銀行と郵便局は同じグループではあるけど、別の会社なんだ。お金を借りるローンのサービスはゆうちょ銀行では扱っていないよ。
→ ゆうちょ銀行は貯金・振込・受け取りが強み。住宅ローンや車のローンが必要なときは、地方銀行やメガバンクを使おう。
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ゆうちょ銀行はどこから来たの?150年の歴史を知ろう
明治時代から始まった「郵便貯金」が原点
ゆうちょ銀行の歴史は、今から150年以上前の1875年(明治8年)にさかのぼるんだよ。当時の日本では「庶民がお金を安全に貯める場所がない」という大きな問題があったんだ。銀行は存在していたけど、主にお金持ちや商人向けのもので、一般の人たちが気軽に使える場所じゃなかったんだよね。
そこで政府が「郵便局でお金を預かろう」という制度を作った。これが郵便貯金の始まりだよ。郵便局は当時から全国のあちこちにあったから、都会だけじゃなく田舎の人でも「近くの郵便局に行けばお金を預けられる」という環境が整ったんだ。まさに「みんなのための貯金箱」が日本中に置かれたイメージだよ。
2007年に「ゆうちょ銀行」として生まれ変わった
長年、郵便貯金は国が管理していたんだけど、2007年に郵政民営化という大きな改革が行われたんだよ。つまり、国が運営していた郵便事業を、民間の会社の手に移すということだね。この改革で郵便局のサービスがいくつかの会社に分割されて、お金を預かる部分が「ゆうちょ銀行」として独立したんだ。
今は日本郵政グループという持ち株会社、つまり複数の会社をまとめて管理する親会社みたいな存在の傘下にあるよ。同じグループには、手紙や荷物を届ける「日本郵便」や、保険を扱う「かんぽ生命」もあるんだ。グループ全体で「郵便・銀行・保険」という暮らしに密着した3つのサービスを提供してる仕組みだよ。
ゆうちょ銀行の口座の種類を知ろう
一番基本の「通常貯金」
ゆうちょ銀行の口座でもっとも一般的なのが通常貯金だよ。普通の銀行でいう「普通預金」に相当するもので、つまりいつでも自由に預けたり引き出したりできる口座のことだよ。給料の受け取り口座にしたり、電気代・水道代などの公共料金の引き落とし口座にしたりと、日常的に使う口座として最適なんだ。
通常貯金の口座を開けばキャッシュカード、つまりATMでお金を引き出すためのカードが作れるよ。さらに申し込みをすればデビットカード機能、つまり口座残高の範囲内でそのままお買い物ができる機能も付けられるんだよ。クレジットカードと違って「口座にある分しか使えない」から使いすぎる心配がなくて、お金の管理をしっかりしたい人向きだよ。
しっかり貯めたいなら「定額貯金・定期貯金」
ゆうちょ銀行には、日常使いの通常貯金以外に、しっかりお金を増やすための口座もあるんだよ。
- 定額貯金:最低6ヶ月お金を預けると、通常より高い金利(つまり、預けたお金に対して銀行がくれる「お礼のお金」の割合)がもらえる貯金だよ。最長10年まで預けられて、長く預けるほど金利が上がる仕組みなんだ。
- 定期貯金:あらかじめ「○ヶ月(または○年)預けます」と期間を決めて預ける貯金だよ。期間中は原則引き出せない分、しっかり貯められる仕組みになってるよ。
例えば「来年の夏に旅行したいからお金を貯めたい!」という目標があるなら、定期貯金を使って「1年間は触らない」と決めてしまうのが効果的なんだよ。好きなお菓子を目の前に置いておくより、見えない引き出しにしまっておいた方が食べすぎないのと同じ仕組みだね。
子どもでも口座が作れる!
ゆうちょ銀行は、未成年でも口座が作れるんだよ。中学生以下の場合は保護者と一緒に手続きが必要だけど、お年玉を貯めたりお小遣いを管理したりするための最初の口座として使う人も多いんだ。「銀行口座を作ってみたい」という人の入門口座としても、ゆうちょはとても定番なんだよ。
ゆうちょ銀行がめちゃくちゃ便利な理由3つ
①日本一多いATMネットワーク
ゆうちょ銀行のATMは全国に約2万4000台もあって、これは日本の銀行の中でもトップクラスの数なんだよ。しかも郵便局のATMだけじゃなくて、コンビニATMにも幅広く対応していて、ファミリーマート・ローソン・セブン-イレブンなどでもゆうちょのカードが使えるんだ。
旅行先でコンビニさえ見つかれば困らないから、「地方に行ったらATMが見つからなかった」という心配がほとんどなくなるんだよ。特に地方に住んでいる人や、旅行や出張が多い人にとって、これはめちゃくちゃ大事なメリットだよね。
②手数料が安い・無料の場面が多い
ゆうちょ銀行のATMは、平日の昼間(8:45〜18:00)にゆうちょATMを使った引き出しなら基本的に手数料無料なんだよ。他の銀行だと、時間帯や曜日によって110円〜220円ほどかかる場合があるんだよね。学校帰りにちょっとお金を引き出したいとき、コンビニのATMで110円取られるのって地味にきついじゃない?ゆうちょの口座があれば、そういう積み重なるコストをぐっと抑えられるんだよ。
③ゆうちょ同士の振り込みが安い
振り込みとは、自分の口座から別の口座にお金を送ることだよ。ゆうちょ銀行同士でお金をやり取りする場合、「電信振替」という方法を使うと手数料がかなり安く済むんだ。フリマアプリでの取引の受け取り口座にゆうちょを指定している人が多かったり、家族間で学費を送ったりするのによく使われてるのも、この安さが理由のひとつだよ。
ゆうちょ銀行のデメリットと上手な使い方
ローンとクレジットカードは扱っていない
ゆうちょ銀行は「お金を預かること」に特化した銀行なので、住宅ローン(つまり家を買うためにお金を借りること)やカーローン(つまり車を買うためにお金を借りること)のようなサービスはやっていないんだよ。また、ゆうちょ銀行が発行するクレジットカードも存在しないから、クレジットカードが必要なときは別のカード会社や銀行に申し込む必要があるんだ。
「貯める・受け取る・送る」には強いけど「借りる」には使えない、という点を頭に入れておけば、使い方を間違えることはないよ。
預けられるお金に上限がある
ゆうちょ銀行には、預けられる金額に上限があるんだよ。通常貯金と定期性貯金を合わせて1300万円までという制限があるんだ。これは他の銀行にはない独自のルールで、つまりゆうちょ銀行は「大金持ちの資産を全部預ける場所」というより「生活費や日常のお金を管理する場所」として設計されてるってことだよ。普通に使う分にはまず関係ないけど、知っておくといいよ。
他の銀行と組み合わせるのが正解
一番賢い使い方は「ゆうちょ+もう1つの銀行」の組み合わせだよ。日常のお金の受け取りや引き出しはゆうちょ、住宅ローンやクレジットカードは地方銀行やメガバンク(つまり三菱UFJ・みずほ・三井住友など規模の大きな銀行のこと)を使う、という分け方が一般的なんだ。投資や高金利の預金を求めるなら、楽天銀行やSBI銀行などのネット銀行も組み合わせると効果的だよ。
友達グループで旅行の費用をまとめるときも、みんながゆうちょ口座を持っていれば手数料なしで集金できるから、「とりあえず一つは持っておく」価値がある銀行なんだよ。150年以上の歴史の中で「みんなの銀行」として根付いてきたゆうちょ銀行は、やっぱり「使いやすくて安心」という点で他の銀行にはない強みを持っているんだよ。
