「もし病気やケガで働けなくなったら、生活はどうなるんだろう…」って、頭をよぎったことはある?実はそういうとき、国が生活を支えてくれる仕組みがあるんだよ。それが「障害給付」だ。でも「なんか難しそう」「自分には関係ない話かも」って思って、なかなか調べられないよね。この記事を読めば、障害給付の基本から申請の方法まで、全部スッキリわかるよ!
- 障害給付とは、病気やケガで障害が残ったとき受け取れる 障害年金 を中心とした国の支援制度だよ
- もらうには 初診日・保険料納付・障害等級 の3つの条件を満たす必要があるんだ
- 加入している年金の種類によって 障害基礎年金 か 障害厚生年金 かが決まって、金額も違うよ
もうちょっと詳しく
障害給付の中心は「障害年金」で、大きく2つに分かれているよ。自営業者や学生など、国民年金だけに入っている人は「障害基礎年金」、会社員や公務員で厚生年金に入っている人は「障害基礎年金+障害厚生年金」の両方が受け取れるんだ。つまり会社員のほうが手厚くなっているということだよ。受け取れる金額は毎年度改定されるんだけど、2024年度だと障害基礎年金2級で月額約6万8000円が目安。1級はその1.25倍になるよ。さらに子どもがいる場合は「子の加算」といって、子ども1人あたり加算される仕組みもあるんだ。障害年金は非課税、つまり所得税がかからないのも大事なポイントだよ。
会社員は障害基礎年金+障害厚生年金のダブル受給が可能!自営業より手厚くなるよ。
⚠️ よくある勘違い
→ 障害者手帳と障害年金はまったく別の制度。手帳を持っていても年金の審査に通るとは限らないし、逆に手帳がなくても年金を受給できるケースもあるんだよ。
→ 障害年金は日本年金機構が審査する制度で、手帳の有無とは関係なく、独立した基準で判断されるんだ。どちらか一方だけ持っている人もたくさんいるよ。
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障害給付ってそもそもどんな制度?基本をおさえよう
障害給付とは、病気やケガが原因で体や心に一定の障害が残ったとき、生活を支えるために国から受け取れるお金のことだよ。
たとえば、交通事故で足を失ってしまったとか、難病で視力をほとんど失ったとか、うつ病がひどくて働けなくなったとか、そういうときに使える制度なんだ。「そんな大変な状況になったとき、収入がゼロになったらどうするの?」って不安になるよね。そのための「セーフティネット」、つまり社会の安全網として機能しているのが障害給付というわけだよ。
障害給付の種類
障害給付には大きく分けて3種類あるよ。
- 障害基礎年金:国民年金から支払われる年金。1級・2級の人が対象
- 障害厚生年金:厚生年金から支払われる年金。1級・2級・3級の人が対象
- 障害手当金:厚生年金加入者が対象の一時金。障害が3級より軽いけど、一定の状態にある場合にもらえる
会社員や公務員は厚生年金に加入しているから、障害基礎年金と障害厚生年金の両方を受け取れる可能性があるんだ。一方、自営業者・学生・無職の人は国民年金のみなので、障害基礎年金だけが対象になるよ。
障害年金と老齢年金の違い
老齢年金は「65歳になったら受け取れる」年金だよね。障害年金はそれとは全然別物で、「年齢は関係なく、障害の状態になったとき」に受け取れる年金なんだ。だから10代でも20代でも、条件を満たせば受給できるよ。また、老齢年金と障害年金を同時に両方もらうことは基本的にできなくて、どちらか有利な方を選ぶ形になるんだ(一部例外あり)。
誰がもらえるの?受給の3つの条件を確認しよう
障害年金をもらうには、3つの条件を全部クリアする必要があるよ。どれか一つでも欠けるともらえないから、しっかり確認しよう。
条件①:初診日に年金に加入していること
初診日とは、つまり「その病気やケガで最初に病院を受診した日」ということだよ。この日に国民年金か厚生年金に加入していることが必要なんだ。たとえば、会社を辞めて無保険の状態のときに病院に初めて行った場合、受給できない可能性があるから注意が必要だよ。
学生の場合は「学生納付特例制度」といって、在学中は保険料の支払いを猶予してもらえる制度があるんだけど、この制度を使っていても初診日の条件はクリアできるんだ。ただし後で保険料の追納(つまり後払い)をしないと、将来的な年金額に影響が出るから気をつけよう。
条件②:保険料の納付要件を満たしていること
年金はみんなで保険料を出し合って支え合う仕組みだから、保険料をちゃんと払っていたかどうかが問われるんだよ。具体的には次の2つのどちらかを満たせばOKだよ。
- 初診日の前日までに、保険料を納めるべき期間の3分の2以上を納付・免除していること
- 初診日の前日時点で、直近1年間に保険料の未納がないこと(特例)
「保険料をずっとサボっていた人にはあげないよ」という考え方があるんだ。だから若いうちから国民年金・厚生年金をちゃんと払っておくことが大切なんだよ。払えないときは「免除制度」を使えば、未納にならずに済むから、放置せずに手続きすることが重要だよ。
条件③:障害認定日に障害等級に該当していること
障害認定日とは、つまり「障害の状態を公式に確認する基準日」のことで、初診日から1年6ヶ月後の日(または症状が固定した日)のことだよ。この日の時点で、定められた障害等級(1〜2級、厚生年金は1〜3級)に該当していることが必要なんだ。
もし障害認定日に等級に該当しなくて申請しなかったけど、後になって症状が悪化した場合は「事後重症請求」という方法で申請できるよ。65歳の誕生日の前々日までに申請すれば認められる可能性があるから、諦めないでね。
いくらもらえるの?給付額の目安を知ろう
障害年金の金額は、等級・加入している年金の種類・加入期間などによって変わるんだよ。ここでは2024年度の目安を紹介するね。
障害基礎年金の金額
障害基礎年金は定額制で、等級によって決まっているよ。
- 1級:年額約102万円(月額約8万5000円)
- 2級:年額約81万6000円(月額約6万8000円)
1級は2級の1.25倍なんだよ。さらに子どもがいる場合は「子の加算額」が上乗せされるよ。子ども1人・2人目はそれぞれ約23万5000円、3人目以降は約7万8000円が加算されるんだ。これは子育て中の家庭への配慮だね。
障害厚生年金の金額
障害厚生年金は、在職中の給与や加入期間によって金額が変わるんだ。だから人によって全然違う金額になるよ。目安としては「厚生年金の加入期間が長いほど・給与が高いほど多くなる」と覚えておこう。
- 1級:老齢厚生年金の報酬比例部分×1.25+障害基礎年金1級
- 2級:老齢厚生年金の報酬比例部分+障害基礎年金2級
- 3級:老齢厚生年金の報酬比例部分(最低保障額あり)
3級は障害基礎年金がつかないから、1・2級より少なくなるよ。でも最低保障額として2024年度は年額約61万2000円が設定されているから、全くの無収入にはならないよ。
障害手当金
障害手当金は厚生年金加入者向けの一時金(1回だけもらえるお金)で、3級よりも軽い障害でも対象になることがあるよ。金額の目安は老齢厚生年金の報酬比例部分の2年分で、最低保障額は約122万4000円だよ。
障害等級って何?1級・2級・3級の違いをわかりやすく解説
障害給付をもらうにあたって、「何級に認定されるか」はとても重要なポイントだよ。等級は医師の診断書と日本年金機構の審査で決まるんだ。
1級はどんな状態?
1級は障害の中でもっとも重い状態で、「他人の介助なしには日常生活がほとんど送れない」レベルのことだよ。たとえばベッドから動けない状態、両目がほぼ見えない状態、両手が全く使えない状態などが該当することがあるんだ。日常生活のほぼ全てに介助が必要な状態をイメージしてね。
2級はどんな状態?
2級は「必ずしも他人の介助は必要ではないけど、日常生活が著しく制限される」状態のことだよ。たとえば一人では外出が難しいとか、軽い家事しかできないとか、精神疾患で日常生活に大きな支障があるとか、そういった状態が含まれるよ。仕事ができない・大幅に制限されるレベルのイメージだよ。
3級はどんな状態?(厚生年金のみ)
3級は「労働が著しく制限される」状態のことで、厚生年金加入者だけが対象になるよ。たとえば片手の機能に障害があるとか、慢性腎不全で透析が必要とか、そういった状態が該当することがあるんだ。日常生活には大きな問題はなくても、働くことがかなり難しい状態をイメージしてね。
精神疾患も対象になる
障害年金は体の障害だけじゃなくて、うつ病・統合失調症・双極性障害・発達障害・知的障害なども対象になるよ。「目に見えない障害だからもらえないんじゃないか」と思っている人もいるかもしれないけど、精神疾患での受給者はとても多いんだよ。ただし精神疾患の場合は日常生活能力の評価が重要で、状態を正確に伝える診断書が鍵になるんだ。
申請の方法と注意点——手続きは早めに!
障害年金は自動的にもらえるわけじゃなくて、自分で申請しなければいけないんだよ。しかも申請が遅れると、過去にさかのぼってもらえる期間に制限が出ることもあるから、できるだけ早めに動くことが大切だよ。
申請の流れ
障害年金の申請は大まかに次のような流れになっているよ。
- ①相談・情報収集:まず近くの年金事務所や市区町村の窓口に相談しよう。「初診日はいつか」「保険料の納付状況はどうか」を確認するところから始まるよ
- ②必要書類の準備:診断書(医師に書いてもらう)、病歴・就労状況等申立書(自分で書く)、初診日の証明書類などが必要になるよ
- ③申請書類の提出:年金事務所または市区町村に書類を提出するよ。国民年金の人は市区町村の窓口、厚生年金の人は年金事務所が窓口になるんだ
- ④審査・結果通知:審査には通常3〜6ヶ月程度かかるよ。認定されると「年金証書」が届いて、受給開始になるんだ
申請で失敗しないための注意点
障害年金の申請で一番大事なのは「診断書」の内容だよ。つまり、医師が実際の状態をちゃんと診断書に書いてくれているかが、等級認定を大きく左右するということなんだ。「先生に遠慮して症状を軽く話してしまった」という人が多いんだけど、日常生活でどれだけ困っているかを正直に、具体的に伝えることがとても重要だよ。
また、申請が難しいと感じた場合は「社会保険労務士」、つまり年金や保険の専門家に相談するのも一つの方法だよ。障害年金の申請サポートを専門にしている社労士もいるから、必要なら頼ってみてね。申請には「時効」があって、過去5年分しかさかのぼれないから、条件に当てはまると思ったら早めに行動することが大切だよ。
