大人になってアルバイトや仕事を始めると「有給休暇」って言葉をよく聞くよね。お給料をもらいながらお休みが取れる制度らしいけど、実際のところどういう仕組みなのか、いくつもらえるのか、本当にもらえるのか…よくわからない人も多いんじゃないかな。この記事を読めば、有給休暇日数がどうやって決まるのか、どう使えばいいのか、すべてがスッキリわかるようになるよ。
- 有給休暇は給料をもらいながら休める制度で、毎年決められた日数の範囲内で使える
- 新入社員は法律で最低10日、勤続年数が増えるともっと増える仕組み
- 有給を使わなかった日数は買い取られたり翌年に繰り越したりルールがいろいろ
もうちょっと詳しく
有給休暇日数は、日本の労働法で決められています。つまり、会社が「有給はなし」なんて言ったら違法になっちゃうんです。新卒なら10日からスタートして、毎年働く年数が増えるごとに日数が増えていく。例えば3年目なら11日、5年目なら15日、みたいな感じです。ただし会社によって「うちはスタートから20日あげるよ」なんてこともあります。大事なのは「最低限これだけはもらえる」という法律の下限があるってこと。それ以上をくれるかどうかは会社の判断ってわけです。
有給日数は「年ごと」にリセットされる。だから毎年、新しく日数がもらえるんだよ
⚠️ よくある勘違い
→ 実は日本の法律で最低日数が決まってます。会社が勝手に減らしたりなくしたりできません。もし「有給なし」って言われたら、それは労働法違反です。
→ 新入社員なら法律で10日以上。その後も年ごとに増える。会社がそれより少なくすることはできません。会社が増やすのはOK、減らすのはNG、ってわけ。
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有給休暇日数って何?基本から理解しよう
給料をもらいながら休める、それが有給
有給休暇というのは「つまり、会社にお給料を払ってもらいながら、好きな日にお休みが取れる制度」のことです。普通のお休みとは違うんだよね。例えば日曜日は「お店の定休日」とか「学校の休み」みたいに、会社や学校が決めたお休みですよね。でも有給休暇は「働いている人が自分で『この日、お休みします』って決められるお休み」なんです。そしてここが大事なポイント。お休みを取っているのに、お給料はちゃんともらえる。つまりタダで休める権利ってわけです。
大人になって働き始めると、この有給休暇の存在は本当に大事になります。友達と遊びたいとき、体調が悪いとき、家族と一緒に過ごしたいとき…そういう日に「有給をください」って言えば、働かずにお金がもらえるんです。学生のアルバイトでも、会社員でも、この制度は同じ。だから有給のルールを知っておくことは、大人になったときにすごく役に立つんですよ。
有給は「日数が決まっている」という大事なルール
ところがね、有給は「毎日使える」わけじゃないんです。会社が「あなたには今年、有給は10日あります」みたいに日数を決めてくれます。その日数の範囲内でしか使えない。これを有給休暇日数と言うんです。つまり「1年間に使っていい有給のお休みは何日ですよ」っていう枠が決められてるってわけ。
例えば、新しく会社に入った人なら、ほぼ確実に「10日」からスタートします。これは日本の法律で決められてるんです。だからどこの会社に入っても最低10日は有給がある。その後、働く年数が増えるごとに、有給の日数も増えていく仕組みになってます。3年働いたら11日、5年働いたら15日…みたいにね。これも法律で決まってる。だから会社が「有給は5日だけね」なんて言ったら、それは違法になっちゃうんです。
「もらえる」≠「自動的に消える」の関係
もう一つ大事なことがあります。会社が「あなたに有給10日あげます」って言っても、自分から「有給を使いたいです」って申し出ないと、その日は普通に働くことになっちゃうんです。つまり「有給が勝手に使われる」わけじゃなくて、「自分で使う日を決めて、会社に『この日は有給にしてください』って申し出る」ってわけ。そこを勘違いしている人けっこう多いんですよ。
だから有給を持ってることと、実際に使うことは別の話。使わずに1年が終わっちゃう人もいるんです。可哀想だけど、そういう人は「有給10日、棒に振った」状態になっちゃうわけです。もったいないですよね。だからこそ「自分がもらった有給日数を把握して、計画的に使う」ことが大事なんですよ。
有給休暇日数はどうやって決まるの?
法律で決まっている「最低日数」
有給休暇日数は、日本の労働法という法律で決められてます。つまり「会社が好きに決めていい」わけじゃなくて「法律がこれだけはあげてね」って決めてるんです。
具体的には、こんな感じです。新しく会社に入った人は「10日」がスタート。そっからは毎年働く時間が長くなるごとに増えていきます。
- 入社1年目(6ヶ月経った時点):10日
- 入社2年目:11日
- 入社3年目:12日
- 入社4年目:14日
- 入社5年目:15日
- 入社6年目以降:20日
こういった感じで増えていくんですね。つまり「長く働けば働くほど、休める権利が増える」っていう仕組み。これは企業の大きさとか業種には関係なく、全ての会社に適用される法律のルールなんです。だからどんな小さい会社でも「有給なし」は許されない。もし「うちは有給ありません」って言う会社があったら、それは労働法違反です。
会社が独自に増やすこともできる
法律で決まってるのは「最低限」なんですよ。だから会社が「うちはもっとあげちゃおう」って決めることもできるんです。例えば大きな企業だと「新入社員から15日」とか「20日」とか、法律より多くの有給をくれることもあります。これは「いい会社だな〜」って感じですよね。労働条件を良くして、優秀な人を集めたいってわけです。
だから実は、同じ1年目でも会社によって有給の日数が違うことがあるんです。A社は10日だけど、B社は15日…みたいに。だからアルバイトや就職を考えるときは、有給の日数も確認するといいですよ。多ければ多いほど、あなたにとっては得ですからね。
フルタイムとパートで、計算方法が違う場合も
ここもポイント。毎日8時間フルタイムで働く人と、週に3日だけ4時間パートで働く人では、有給の計算が違うことがあるんです。つまり「働き方によって、もらえる有給日数が調整される」ってわけ。これを比例付与と言います。つまり「働く時間や日数に合わせて、有給の日数も比例させて与える」ということです。
例えば、フルタイムなら1年目で10日でも、パートタイムなら1年目で5日…みたいなことが起こります。でも最低限の有給はちゃんともらえるから安心してください。会社がちゃんと法律に従って計算してくれてるなら、損することはありません。ただし、計算が複雑だから「なんか日数が少ないな…」って思ったら、会社に確認してみるといいですよ。
有給を使わなかったら、どうなるの?
「繰り越し」と「買い取り」という2つの道
さてここが、多くの人が気になる部分ですね。もらった有給を、その年に全部使わなかったらどうなるのか。実は、大きく2つのパターンがあります。
1つ目は繰り越しという仕組み。つまり「今年使わなかった有給は、来年に持ち越せる」ってことです。例えば今年10日もらったけど、8日しか使わなかったとしましょう。そしたら残りの2日は「来年のために取っておく」ことができるわけです。つまりタダになくなっちゃわない。この繰り越しできる有給は、だいたい「前の年の分」を合わせて最大「20日」までって制限がある会社が多いです。
2つ目は買い取りという仕組み。これは「使わなかった有給を、お金に変えてくれる」ってことです。例えば1日1万円で計算して、使わなかった2日分を2万円でくれるみたいな感じ。これはうれしいですよね。有給をお金に変えてもらえるんですから。ただしね、買い取りは「会社がやってもいい」っていうのが基本ルール。法律で「絶対に買い取らなきゃダメ」とまでは言われてません。だから買い取りがない会社も多いんです。
使わずに「消える」のは損
一番もったいないのが、使わずに有給が「消えちゃう」パターン。会社によっては「繰り越しもなし、買い取りもなし。使わなかったら終わり」っていう会社も、実は少なくないんです。そういう会社では「あ、今年有給3日使い忘れた…」みたいなことになると、その3日は本当になくなっちゃう。給料ももらえない、お休みもなし、ってわけです。これって本当にもったいない。
だからね、会社に入ったら「うちの会社は繰り越し制度ある?買い取りがある?」って、先輩に聞いておくといいですよ。そしたら「この3月までに有給を使い切らなきゃ」とか「繰り越しできるから焦らなくていい」とか、計画が立てやすくなります。損をしないためにも、有給のルールを把握することって本当に大事なんです。
有給の使い方は、こんなにいろいろ
丸一日休むだけが有給じゃない
有給って「丸一日お休みをもらう」ものだって思ってる人が多いですけど、実はそれだけじゃないんです。会社によって、いろんな使い方ができるんですよ。
例えば「半日有給」という制度。つまり「午前だけお休み、午後は働く」とか「午前は働いて、午後だけお休み」みたいな使い方ができるんです。そしたら朝、ちょっと用事があるときに「今日の午前だけ有給にします」って言えば、給料をもらいながら午前中だけ休める。これってすごく便利ですよね。全部の会社が対応してるわけじゃないですけど、最近は半日有給を認める会社が増えてます。
さらに「時間単位の有給」という制度もあります。つまり「1時間単位で有給を使える」ってわけです。例えば「3時間だけ有給をください」みたいな。これなら歯医者の予約が3時間あるとき「1日有給を使う」よりすごく効率的ですよね。こういう制度も、最近は認める会社が増えてきてます。
有給を「つなげて」長期休暇にする人も多い
有給10日をもらったら、その人によって使い方がいろいろなんです。ちょっとずつ使う人もいれば、全部つなげて「2週間休暇」にする人もいます。例えば「有給10日+土日で、ゴールデンウイークを18日間の長期休暇にしちゃおう」みたいな感じですね。こういう使い方をする人も結構います。
大事なのは「会社に事前に『この日から何日間有給をください』って申し出る」ってこと。突然「今日から1週間有給」って言っても、会社は困っちゃいます。だから「GW前の5月1日から5月3日まで有給をいただきたいです」って、計画的に申し出るのがマナーってわけです。そしたら会社も「了解、その日は誰か他の人に仕事やってもらおう」って準備できますからね。
体調が悪いときの有給は「病欠」の扱い
ここも知っておくといいですよ。有給は「好きな日に使える」だけじゃなくて「体調が悪いとき」にも使えるんです。つまり「風邪をひいて、今日は来られません」ってときに「有給を使います」って言えば、給料をもらいながらお休みできるわけです。
ただしね、会社によっては「病気のときは『病欠』として、有給は別扱い」っていうルールもあります。つまり「有給をわざわざ使わなくても、病気なら給料くれるよ」ってことです。だからここも「うちの会社はどんなルール?」って確認しとくといいですよ。もし有給を使わなくても給料がもらえるなら、その有給は大切にとっておいて、遊びに行きたいときとか使ったほうがいいですからね。
有給をもらう権利を守ろう
「有給を使うのは悪いこと」は大間違い
これね、日本人特有の問題かもしれませんけど、有給を使うのに後ろめたさを感じる人、本当に多いんです。「有給を使うと、会社に迷惑がかかるんじゃないか」とか「上司に嫌われるんじゃないか」とか。そう心配する人いますよね。
でもね、それは完全な間違いです。有給は「法律で決められた、あなたの権利」なんです。つまり「会社が絶対に与えなきゃいけない、あなたのもの」ってわけ。だから「有給をください」って言うのは「権利を使ってます」ってだけで、決して「わがままを言ってる」わけじゃないんですよ。
実は大きな企業ほど「有給は使いましょう」って推奨してます。なぜなら「有給を使わない従業員が多い」と「会社が労働法に違反してるんじゃないか」って疑われちゃうからです。だからむしろ「有給を使うのが当たり前」くらいの気持ちで、堂々と使っていいんですよ。
有給日数を確認する癖をつけよう
大人になったら、自分の有給日数を把握しとくことって、本当に大事です。毎年4月に「あなたの今年の有給は10日です」みたいに会社から連絡があるはず。その時点で「あ、今年は10日か。じゃあ月1日ペースで使おうかな」とか「8月に長期休暇取りたいから、そこまでに何日使っとこう」とか、計画を立てておくんです。
それに「あれ、なんか日数少なくね?」って感じたら、会社に確認してみるのも大事。もしかして計算間違いがあるかもしれません。特にパートタイムで働いてる人は、有給の計算が複雑なことがあるから、確認する価値ありですよ。
困ったときは「労働基準監督署」に相談できる
万が一「うちの会社が有給をくれない」とか「有給を使うなって言われた」みたいなことがあったら、それは完全に違法です。そういうときは「労働基準監督署」という役所に相談できるんです。つまり「会社が法律を守ってないんじゃないか」って、プロに相談できるわけです。労働基準監督署は「働く人の権利を守る」のが仕事だから、無料で相談に乗ってくれます。だから「これって変じゃないかな」って思ったら、相談してみるのもいいですよ。
