投資をしていると、「え、なんで減ってるの?」って思うことがあるよね。ただ下がってるんじゃなく、そこには「ドローダウン」っていう、実は投資家なら絶対知らないといけない仕組みが隠れているんだ。この記事を読めば、なぜ投資で一時的に損するのが普通なのか、どうやってそれに向き合うかがわかるよ。
- ドローダウンは投資で「いちばん高い時点から今までに下がった割合」のこと。つまり一時的な損失を測る物差しだよ。
- 20%のドローダウン、30%のドローダウン、みたいに数字で表して、「このリスク、大きいか小さいか」を判断する材料になる。
- 長期投資なら戻ることが多いけど、その過程で心が折れないことが、投資成功のカギになってくるんだ。
もうちょっと詳しく
投資の世界では、「今いくら儲かってるか」じゃなく、「最悪の時点でどのくらい下がる可能性があるか」をすごく気にするんだ。なぜなら、株とか仮想通貨とか、市場によって急に下がることがあるから。そこで出てくるのがドローダウンという考え方だよ。これは過去のデータから「このファンド、最悪で何%下がったことあるんだ」っていうのを知ることができるんだ。つまり、「このファンドについていったら、最悪いくら損するかも」っていう覚悟ができるわけ。その覚悟ができれば、急に下がった時に「あ、これはドローダウンの範囲内だ」って冷静に判断できるようになるんだよ。
ドローダウンが大きい=リスク高い。だから「リスク許容度」と見比べて投資先を決めるんだ。
⚠️ よくある勘違い
→ ドローダウンは「最高値からの下がり幅」であって、「今現在いくら損してるか」じゃないんだ。過去の最高値との比較だから、タイミングによって同じ資産額でも数字が変わる可能性があるよ。
→ 「あの時が最高だったね」という過去の高い値段を基準に、「今どのくらい下がってるか」を見てるんだ。だから、その最高値を更新すればドローダウンはリセットされるってわけ。
[toc]
投資で必ず起こる「ドローダウン」の正体
投資は上がったり下がったりの繰り返し
投資の世界では、お金を預けておけば毎日ずっと増えていく、なんてことはないんだ。株とか投資信託とか、どんなに優秀なファンドでも、「今月は上がった、来月は下がった」みたいに、上下動を繰り返すんだよ。だってさ、世界の経済ニュースが毎日変わるでしょ。「いい決算が出た!」って上がったかと思ったら、次の日は「金利が上がるらしい」ってニュースで下がっちゃう。そういう日常茶飯事な出来事で、投資の値段は常に揺れ動いているわけ。
ここで大事なのは、「投資家たちはこの上下動をすごく気にしてる」ってこと。なぜなら、下がる時は心理的に本当に辛いから。例えば、100万円を投資信託に預けて、2ヶ月で110万円に増えたとしよう。嬉しいよね。でも、その翌月、市場が荒れて85万円に落ちちゃったら?110万円という「あの素晴らしい時点」から、15万円も下がってる。その差を見て「あ、俺の投資、失敗したのかな」って思っちゃう人も多いんだ。でもこれが、ドローダウンの典型例なんだよ。
ドローダウンは「過去の高い値段」との戦い
ドローダウンっていうのはね、要するに「あの時が最高だったね」という過去の最高値から、今の値段がどのくらい下がってるか、という比較なんだ。計算方法は簡単で、「最高値 − 現在値」で出る差額が、ドローダウン額。そして、その差額を最高値で割って100倍したのが、ドローダウン率というわけ。
例えば:
- 最高値:100万円
- 現在値:80万円
- ドローダウン額:20万円
- ドローダウン率:20%
シンプルでしょ。投資家たちは、この「率」を特にチェックするんだ。なぜなら、金額だけだと「100万円の人と1,000万円の人では、20万円の下がり幅の意味が全然違う」じゃん。だから、「20%下がった」という率で表現すれば、どんな規模の投資家でも比較できるわけ。
なぜ投資家はドローダウンを気にするのか
投資をしてる人たちが、毎日チェックするのが「最大ドローダウン」という数字だ。これは、つまり「このファンドはこれまでの歴史で、最高値からどの程度まで下がったことがあるのか」という、過去最悪のシナリオを記録した数字なんだよ。
これがなぜ大事かというと、「覚悟を決める」ためなんだ。例えば、Aファンドの最大ドローダウンが30%、Bファンドが15%だったとしよう。そしたら「Aに投資したら、最悪で30%も下がる可能性があるんだ。それでも大丈夫か?」って考えるわけ。100万円預けてたら、最悪で30万円減って70万円になっちゃう可能性があるってことだからね。それが許容できるかどうかで、投資先を決めるんだ。
逆に言えば、ドローダウンを見ることで、「このファンドはどのくらいリスキーなのか」がわかるってわけ。安定的で大きく下がらないファンドもあれば、変動が激しくて大きく下がるファンドもある。投資家は自分の心の強さや、失っても大丈夫な金額を考えながら、「このドローダウンなら付き合える」って判断するんだよ。
ドローダウンは心理戦でもある
下がった時に、みんな同じ誘惑に駆られる
投資で本当に大変なのは、数字の問題じゃなくて、「心の問題」なんだ。だって、自分の資産が30%も下がってたら、誰だって焦るでしょ。「あ、もっと下がるんじゃないか」とか「今売っときゃまだましなのに」とか、いろんなネガティブな思いが頭をよぎるんだ。
実際、市場が大きく下がる時期には、「損切り」といって、損を確定させるために売ってしまう人が増えるんだよ。特にドローダウン中の人は、「これ以上下がったら怖いし、ここで売ろう」って判断しちゃう。でも、投資の歴史を見ると、ほとんどのファンドは時間がたつと戻ってくるんだ。だから、「この時に売っちゃった人は、戻ったあとに『あ、あの時売らなきゃよかった』って後悔する」ってわけ。
つまり、ドローダウンはただの数字じゃなく、「投資家の心をテストする出来事」なんだよ。心が強い人は、ドローダウン中でも「あ、これは計画通りだ」って冷静に待つことができる。でも、心が弱い人は「怖い、売ろう」ってなっちゃう。その差が、最終的な投資成績の差につながるんだ。
ドローダウンを乗り越えるためのコツ
じゃあ、ドローダウンと上手く付き合うには、どうしたらいいのか?コツがあるんだ。
1つ目は、「ドローダウンは普通だ」という事実を受け入れることだよ。投資をしてるなら、ドローダウンはいつか必ず来る。むしろ「ドローダウンがない」ってことは、「ファンドが動いてない」ってことで、つまり儲かってもいないんだ。だから、「ドローダウンが来た=ファンドが生きてる証拠」くらいに考えると、気が楽になるんだよ。
2つ目は、「最大ドローダウンを知っておく」ってこと。事前に「このファンドは過去に30%下がったことがある」って知ってれば、30%下がった時に「あ、これは過去のパターンだ」って冷静に対応できるんだ。覚悟があれば、心の揺らぎが小さくなるってわけ。
3つ目は、「長期で持つこと」。短期で売り買いしてると、たまたま高い時点で全部売って、その後ずっと上がり続けたら、ぐやしいでしょ。でも、長期で持ってたら、いくつものドローダウンを経験しながら、結果的に増えていくんだ。投資信託とか、配当再投資とか、そういう長期的な仕組みを使えば、ドローダウンはただの「一時的な景色」になるんだよ。
ドローダウンと「リスク許容度」の関係
自分の許容度を知ることが投資の第一歩
投資を始める前に、絶対にやることがある。それは「自分のリスク許容度を知る」ってことだよ。つまり、「自分は最大でいくらまで下がってもいいのか」「心が折れずに待てるのは何%までか」っていう、自分自身の心の強さを測ることなんだ。
例えば、あなたが夏休みのアルバイトで貯めた10万円があるとしよう。「これ、投資して増やしたい」って思ったとする。でも、夏休み明けすぐに「あの10万円、7万円になっちゃった」ってなったら、ショックでしょ。その時点で「あ、俺のリスク許容度は10%までだ」ってわかるんだ。つまり、1万円までの損失なら大丈夫だけど、3万円も減ったら心が折れちゃうってわけ。
投資家たちは、このリスク許容度に合わせて、投資先を選ぶんだ。「俺は心が弱いから、最大ドローダウン15%のファンドにしよう」とか、「俺は長期で付き合うから、30%のドローダウンでも大丈夫」とか。自分の許容度よりもリスキーなファンドに手を出しちゃったら、ドローダウンが来た時に「怖い、怖い」って売っちゃうことになるんだよ。それが投資で失敗する典型パターンなんだ。
年齢とドローダウンの関係
一般的に、若い人はドローダウン許容度が高いんだ。なぜなら、時間があるから。30代の人が、今から30年間の投資計画を立ててたら、その間に何度もドローダウンが来るだろう。でも、30年あれば回復するチャンスがいっぱいあるじゃん。だから「50%下がってもいい」くらいの気持ちで、リターンが大きい投資をする人が多いんだ。
一方、60代で定年が近い人は、ドローダウン許容度が低いんだ。なぜなら、回復の時間がないから。もし30%下がったら、その後回復するまで待つ間に、定年になっちゃうかもしれない。だから「安心できる、最大10%程度の下がり幅で十分」ってなるわけ。
つまり、ドローダウンとの付き合い方は、「その人の人生設計」によって全然違うってわけ。自分の人生とドローダウン許容度をしっかりマッチさせることが、投資成功のカギになるんだよ。
現実のドローダウン:歴史から学ぶ
世界中の投資家が経験した大きなドローダウン
歴史には、本当に怖いドローダウンが何度も起こってるんだ。2008年のリーマンショック。あの時は、世界中の株が一気に50%以上下がったんだよ。つまり、100万円持ってた人は、50万円以下になっちゃった。その時に売った人は、その後の回復を見ることなく、損を確定させちゃったんだ。
でも、「あ、ドローダウンは必ず来るんだ」って事前に知ってた人は、ドローダウン中に追加で投資したんだ。なぜなら、「安くなってる時は、いい買い場だ」って知ってるから。だから、リーマンショック後の回復で、その人たちは本当に大きく儲けたんだよ。
つまり、ドローダウンは「最悪の出来事」じゃなく、「長期投資家にとってはチャンス」なんだ。その心持ちで投資ができるかどうかが、投資家としての成熟度を測るバロメーターになるんだよ。
長期投資なら、ドローダウンは一時的
大事なことを言おう。歴史的に見ると、どんな大きなドローダウンでも、長期で持ってれば回復してるんだ。リーマンショック後、株が全部50%下がったけど、その後5年、10年と時間をかけて回復した。今から見ると「あ、あの時に買ってた人は勝ったんだ」ってわかるんだよ。
だから、投資をする時に、「5年以内に絶対に使う金は投資しちゃダメ」って言われるんだ。ドローダウンが来た時に、「あ、その金が必要になっちゃった」ってなったら、損を確定させるしかないでしょ。でも、「これは10年以上触らない金だ」って決めておけば、ドローダウンなんか無視して、長期で持ってられるんだ。
つまり、ドローダウンは「時間が解決する問題」なんだよ。時間さえあれば、ほぼ全ての投資は回復する。だから、若い人ほど、ドローダウンを怖がる必要がないんだ。むしろ「この間に追加投資して、次の回復で大きく儲けよう」くらいの気持ちでいいんだよ。
