日利って何?わかりやすく解説

毎日コツコツお金が増えていく、という話を聞いたことあるかな?銀行にお金を預けたり、借金をしたりするときに出てくる「日利」という言葉。なんか難しそうに聞こえるけど、実は身近なお金の話なんだ。この記事を読めば、日利がどういう仕組みで、どのくらいお金が増えたり減ったりするのか、全部わかるよ。

日利って何ですか?

日利とは、毎日計算される利息のことだよ。つまり、銀行に預けたお金が毎日少しずつ増えていく仕組みのことなんだ。
毎日計算されるんですか?

そう。銀行口座には「年利」という1年間で増える利息の割合が決められているんだけど、その計算を1日ごとにしたのが日利だよ。だから毎日、今あるお金に対して利息が付くんだ。
毎日計算すると、すごく増えるんですか?

そうだね。毎日計算することで、増えたお金がさらに増える複利という効果が生まれるんだ。つまり、利息の上に利息がつく状態になって、お金がどんどん増えていくんだよ。
でも、借金のときの日利は?

借金の場合も同じように日利が付くんだけど、この場合は返すお金がどんどん増えてしまうから危ないんだ。毎日利息が増えるので、返金がどんどん大きくなっていくんだよ。
📝 3行でまとめると
  1. 日利とは、毎日計算される利息のこと。銀行口座やローンで毎日少しずつお金が増えたり減ったりする
  2. 毎日計算されることで複利効果が生まれて、増えたお金がさらに増える。借金では返金がどんどん増える
  3. 日利は見た目は小さいけど、1年間の間に大きな差が出てくる。だから長く預けたり借りたりするほど影響が大きい
目次

もうちょっと詳しく

日利は銀行の定期預金や普通預金、そしてカードローンやキャッシングなど、いろいろなお金の取引で使われているんだ。年利が5%だとしたら、その5%を365日で割った値が毎日付く利息になるんだよ。だから、預けた金額が多いほど、日利で増えるお金も大きくなる。ちなみに、ウェブ銀行のように日利で計算する銀行と、月利で計算する銀行もあるから、預けるときは確認する必要があるんだ。

💡 ポイント
日利と年利は計算の期間が違うだけで、仕組みは同じ。日利だから絶対に得するわけではなく、どちらが自分に有利かは状況次第だよ。

⚠️ よくある勘違い

❌ 「日利が0.01%でも大したことない」
→実は複利効果で年間ではけっこうな差が出るんだ。毎日計算されるから、見た目よりも大きな影響がある
⭕ 「日利は小さく見えても、毎日計算されるので1年間では無視できない。長く預けるほど効果が大きい」
→だから、銀行選びのときには日利と年利の両方をチェックして、どっちが得かを計算することが大事なんだ
なるほど〜、あーそういうことか!

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日利とは何か?基本の説明

日利の定義

日利とは、毎日計算される利息のことを言うんだ。つまり、銀行にお金を預けたり、誰かからお金を借りたりするときに、毎日少しずつ利息が付く仕組みだよ。銀行の口座に1万円を預けたら、毎日0.01円ずつ増える、みたいなイメージだね。

利息というのは、お金を貸した人(銀行)がお金を借りた人(預ける人)に対して、「このお金を使わせてくれてありがとう」という代わりに払うお金なんだ。だから、銀行に預けると利息をもらえるし、銀行からお金を借りると利息を払わなきゃいけないわけだ。

日利が使われている場面

日利は、主に3つの場面で使われているんだ。

1つ目は、銀行の普通預金や定期預金だね。お金を銀行に預けると、銀行はそのお金を使って投資をしたり、他の人に貸したりして、お金を増やすんだ。そのお金の一部を、預けた人に「利息」として返すわけ。

2つ目は、ローンやキャッシング。銀行やカードローン会社からお金を借りると、毎日利息が付いていくんだ。だから、1万円を借りたら、毎日ちょっとずつ返すべき金額が増えていくってわけだ。

3つ目は、クレジットカードの分割払いとか、リボ払いだね。クレジットカードで買い物をして、その代金を分割で払うときに、毎日日利が付いていくんだ。だから、分割払いで払う金額が多くなるってわけだよ。

なぜ日利が必要なのか

そもそも、なぜお金を貸す人は利息を付けるんだろう?それは、お金を貸すことにはリスクがあるからなんだ。

銀行がお金を貸すとき、もしかしたら貸したお金が返ってこないかもしれない。だから、返ってくるお金とは別に、「貸してくれてありがとう」という謝礼として利息を付けるわけ。

また、お金の価値は時間とともに下がるんだ。今の1万円と1年後の1万円は、同じ金額だけど価値は違うんだよ。インフレーション(つまり物の値段が上がること)によって、1年後には1万円では以前ほど多くのものが買えなくなるかもしれない。だから、その分を補う必要があるってわけだ。

日利と年利の違い

年利って何?

年利とは、1年間でお金が増える利息の割合のこと。つまり、100万円を年利5%で銀行に預けたら、1年後には105万円になるってわけだ。

でも、実は銀行は1年間待ってから一気に利息を付けたりはしないんだ。毎日少しずつ計算して、毎日利息を足していくんだよ。だから、年利が5%だったとしても、実際には毎日5%÷365日≒0.0137%くらいの利息が付いているってわけだ。

日利と年利の計算の違い

日利と年利の大きな違いは、計算する期間なんだ。

年利の場合:「1年間でどのくらい増えるか」を決めて、それを1年間で計算する。

日利の場合:「1年間でどのくらい増えるか」を決めて、それを365日(または366日)で割って、毎日の利息を計算する。

例えば、100万円を年利5%で銀行に預けるとしようか。

年利で計算した場合、1年後には100万円 × 5% = 5万円の利息が付いて、合計105万円になるんだ。

一方、日利で計算する場合、毎日少しずつ利息が付いていくんだ。1日目は100万円 × 0.0137% ≒ 137円の利息が付く。2日目は、100万円 + 137円 = 1,000,137円に対して0.0137%の利息が付く。こんなふうに毎日計算していくわけだ。

1年間毎日計算すると、実は年利で一気に計算するより、ちょっと多く増えるんだ。これが、さっきの「複利効果」というやつなんだよ。

どちらがお得?

では、日利と年利のどちらがお得なんだろう?

お金を預ける側だったら、日利の方が有利なんだ。毎日複利で計算されるから、年利より少しだけ多く増えるんだよ。

一方、お金を借りる側だったら、年利の方が有利なんだ。毎日複利で計算される日利だと、返すべき金額が毎日増えていくから、年利より少しだけ多く払うことになっちゃうんだ。

複利効果で増える仕組み

複利とは

複利とは、「利息の上に利息が付く」という仕組みのことだよ。つまり、増えたお金がさらに増えるってわけだ。

身近な例で考えてみようか。友だちと一緒に100円ずつ貯金を始めるとしよう。毎月、貯金が増えるんだけど、その増えたお金に対しても利息が付く、という仕組みが複利だ。

1ヶ月目:100円を預ける。利息は100円 × 1% = 1円。合計101円。

2ヶ月目:101円に対して利息が付く。1円じゃなくて、101円 × 1% ≒ 1.01円になるんだ。だから合計102.01円。

3ヶ月目:102.01円に対して利息が付く。102.01円 × 1% ≒ 1.02円。合計103.03円。

見た感じ、変わらないように見えるかもしれないけど、この「増えたお金の上に利息が付く」という仕組みが、長い時間をかけると大きな差になるんだ。

複利効果で増える金額の例

では、具体的な数字で見てみようか。100万円を年利5%で銀行に預けたときに、複利と単利(利息だけが増える仕組み)でどのくらい差が出るか?

単利(毎年5万円ずつ増える)の場合:

1年後:105万円
5年後:125万円
10年後:150万円
20年後:200万円

複利(毎日計算される)の場合:

1年後:105.127万円
5年後:127.628万円
10年後:162.889万円
20年後:265.329万円

ね?20年で見ると、同じ年利5%でも複利だと65万円も多く増えるんだ。これが複利の力だよ。

複利が大きく影響する条件

複利の効果は、3つの条件で大きくなるんだ。

1つ目は、「預ける期間が長い」ということだね。短い期間だと複利の効果は小さいけど、10年、20年と長くなると効果は大きくなるんだ。

2つ目は、「金利が高い」ということだ。金利が高いほど、毎日増える金額が大きくなるから、複利の効果も大きくなるんだよ。

3つ目は、「預けた金額が多い」ということだね。100円と100万円では、利息の金額が全然違うから、複利の効果の大きさも違うんだ。

日利で気をつけるべき危険性

借金の日利は返金がどんどん増える

さっきは「複利効果で増える」という話をしたけど、これは借金のときには恐ろしい仕組みになるんだ。

例えば、消費者金融から10万円を年利18%で借りたとしよう。これは、日利に計算すると10万円 × 18% ÷ 365日 ≒ 49.3円が毎日増えるってわけだ。

1ヶ月(30日)返金しなかったら、10万円 + (49.3円 × 30日) = 10万円 + 1,479円 = 101,479円を返さなきゃいけないんだ。

3ヶ月返金しなかったら、もっと増えちゃうんだよ。複利効果で、毎日増える金額がどんどん大きくなるからね。

高利貸しの日利は大変なことになる

さらに怖いのが、違法な高利貸しの日利だ。中には年利100%以上という、法外な金利で貸してくる悪い人たちもいるんだ。

年利100%というのは、毎日のように返金額が増えるってわけだ。1万円を借りたら、毎日約27円増えるんだよ。1ヶ月で約810円。3ヶ月で約2,430円。

これが複利で計算されると、借りた金額がどんどんふくらんでいって、返しても返してもなくならないという悪循環に陥るんだ。だから、絶対に違法な高利貸しから借りちゃ駄目なんだ。

クレジットカードの日利も注意

クレジットカードの分割払いやリボ払いも、日利で計算されることが多いんだ。特にリボ払いは、毎月一定の金額だけ払うという仕組みだから、残りの金額に対して日利が付き続けるんだ。

例えば、クレジットカードで10万円分の買い物をして、リボ払いで毎月1万円ずつ払うとしようか。初月は10万円に対して日利が付く。翌月は9万円に対して日利が付く。こんなふうに、残りの金額が減っていくにつれて、日利が付く金額も減っていくんだ。

だから、リボ払いで返すと、実は払う金額が、例えば15万円くらいになっちゃうことだってあるんだ。クレジットカードで買い物をするときは、なるべく一括払いで、日利が付かないようにするのが大事だよ。

日利を活用する方法

銀行選びで日利を活用する

お金を増やしたいなら、日利をうまく使うことが大事だんだ。

銀行を選ぶときに、ただ「年利がいくつ」という数字だけを見るんじゃなくて、「実は日利で計算されているから、複利効果で年利より多く増える」ということを意識することが大事なんだ。

例えば、2つの銀行があるとしよう。

銀行A:年利0.1%(日利で計算される)
銀行B:年利0.08%(年1回で計算される)

銀行Aの方が金利が高いから、銀行Aに預けた方が得だと思うかもしれないね。でも、実はそうとも限らないんだ。複利効果を考えると、細かい計算が必要になるんだ。

だから、銀行を選ぶときは、実際に計算機で計算してみて、「この銀行に10年預けたら、いくら増えるのか」を確認することが大事なんだよ。

長期積立で複利の力を使う

複利の効果は、時間が長いほど大きくなるんだ。だから、少しずつでもいいから、長く貯金を続けることが大事なんだ。

月1000円でもいい。毎月1000円ずつ貯金して、その貯金に日利が付き続けたら、10年後には相当な金額になってるんだ。

これを「複利の力を使う」という言い方をするんだ。ちょっとずつでも、長く続けることで、大きな差が出るってわけだ。

日利を避けるべき場面

一方、日利を避けるべき場面もあるんだ。それは「借金をする」場面だね。

もし借金をしなきゃいけない場合は、なるべく日利じゃなくて年利で計算される所から借りた方が、返す金額が少なくてすむんだ。

また、借金を返すときは、「日利が付く前に返す」ことが大事なんだ。つまり、借りたらできるだけ早く返すってわけだ。そうすれば、複利効果で増える返金額を減らすことができるんだよ。

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この記事を書いた人

大人になってから「これ知らなかった…」と恥ずかしい思いをした経験から、このサイトを作りました。お金・仕事・社会のしくみって、学校で教えてくれないのに知らないと損することだらけ。むずかしい言葉を「あーそういうことか!」って思えるまでかみ砕いて説明するのが得意です。主に経済・法律・税金・ライフイベント周りの用語を毎日更新中。