証券会社って何?わかりやすく解説

お小遣いで株を買ってみたいな、とか、将来のためにお金を増やしたいなって思ったことありませんか?そういうときに活躍するのが「証券会社」という場所なんです。銀行とは違う、ちょっと特別な金融機関なんですけど、実は私たちの生活とも深く関係してるんですよ。この記事を読めば、証券会社が何をしているのか、なぜ存在するのか、そして自分たちがどうやって使えばいいのかが、スッキリわかっちゃいます。

証券会社って銀行と何が違うんですか?

いい質問だね。銀行はお金を預けたり借りたりする場所だけど、証券会社は株とか債券みたいな金融商品を売買する場所なんですよ。つまり「投資の仲介をする会社」ということ。
株とか債券ってよく聞きますけど、具体的には?

株は会社の一部を持つ権利。たとえば好きなゲーム会社の株を買うと、その会社の所有者の一人になれるってわけ。債券は企業や国が借金のしるしとして発行するもので、つまり「この借金は返しますよ」という約束書ですね。
じゃあ証券会社ってそういう商品を個人に売ってるんですか?

その通り。証券会社は売り手と買い手の間に立って、仲介手数料をもらいながら金融商品の売買を手助けするんです。あなたが「この株が欲しい」と言えば、証券会社が買う手続きを進めてくれるという感じ。
📝 3行でまとめると
  1. 証券会社は 株や債券などの金融商品を売買する仲介役で、銀行とは異なる金融機関です
  2. 個人投資家と企業を結ぶ橋渡し役として、手数料を得ながらビジネスをしているんです
  3. 証券会社を通じることで、安全に・簡単に投資を始められるという大きなメリットがあります
目次

もうちょっと詳しく

証券会社の働きをイメージするなら、友だち同士でゲームを売り買いするときに、取り次いでくれる人みたいなものです。AくんがポケモンカードVを持ってて、BくんがそれがほしいけどAくんのことを知らないとします。そこに証券会社のような仲介者がいると、AくんとBくんをつなげて「このカードはこの値段で売れますよ」と教えてくれるわけです。企業と投資家の関係も基本的には同じ。証券会社がいることで、誰でも手軽に投資の世界に参加できるようになっているんですね。

💡 ポイント
証券会社がなければ、個人が企業の株を直接買うのは超むずかしい。だからこそ証券会社は大事な存在なんです。

⚠️ よくある勘違い

❌ 「証券会社は自分たちのお金で株を買ってる」
→ 証券会社のお仕事は仲介です。自分たちのお金で株を買ったり売ったりすることもありますが、メインは「お客さんの注文を処理する」こと。お客さんのお金と証券会社のお金は別なんです。
⭕ 「証券会社はお客さんの注文を受けて、その代わりに手数料をもらう」
→ これが正解。証券会社は「売買の手続きを処理する報酬」として、お客さんから手数料をもらうビジネスモデルで成り立ってるんです。
なるほど〜、あーそういうことか!

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証券会社は何をしてる?仕事内容を知ろう

証券会社の仕事を3つに分けて説明すると、わかりやすくなります。1つ目は「ブローカー業務」というもので、つまり「投資家の代わりに株を売買する」ということ。あなたが「トヨタの株が欲しい」と言ったら、証券会社がその株を持ってる人を探してきて、取引をつなぐわけです。2つ目は「ディーラー業務」で、証券会社自身がお金を使って株を買ったり売ったりして、利益を出すというお仕事。3つ目は「アンダーライティング業務」というもので、新しく株を発行したい企業の手伝いをするんですね。

ブローカー業務~あなたの代わりに取引する~

ブローカー業務は、証券会社のもっともメジャーな仕事です。イメージするなら「メルカリの事務局」みたいなもの。メルカリで誰かが品物を売ろうとするとき、買いたい人と売りたい人を自動でつなぐでしょ?証券会社も同じように、「この株が欲しい人」と「この株を売りたい人」をつなぐんです。そしてその取引が成立したら、証券会社は手数料をもらう。これが基本的なビジネスモデルですね。

実は、いまはネット証券のおかげで、個人投資家でも簡単に取引できるようになってます。昔は、個人が株を買いたかったら、証券会社の営業マンに電話をかけて「○○株を100株ください」と言わなきゃいけなかったんですよ。いま考えると、すごく大変ですよね。いまはスマホ一つで、いつでもどこでも株が買える。これは証券会社のオンラインサービスのおかげなんです。

ディーラー業務~証券会社自身が投資する~

ディーラー業務というのは、証券会社が自分たちのお金で株や債券を買ったり売ったりして、利益を出すお仕事です。これは、個人投資家がやることと基本的には同じなんですけど、スケールが全然違います。証券会社は膨大なお金を持ってるから、自分たちが「この株は上がりそうだ」と思ったら、大量に買うわけです。そしてその株が上がったら、売って利益を出す。

でもね、ここが重要なところ。証券会社が自分たちのお金で損をすることもあるんです。「この株は上がると思ったけど、むしろ下がっちゃった」みたいなことがね。だから証券会社だって投資のリスクがあるんですよ。ただし、証券会社は金融のプロだから、普通の人よりはリスク管理が上手だし、情報量も多いから、損する確率は低いんです。

アンダーライティング業務~新しい株を世に出す~

企業が新しく株式会社になるとき、もしくは新しく株を発行したいと思ったとき、証券会社がサポートするんです。これを「アンダーライティング業務」と言います。つまり「引き受ける」という意味のお仕事ですね。企業が「株を発行したいんだけど、どのくらいの値段で売ったらいい?」と相談してきたら、証券会社が「いまの市場の状況を見ると、このくらいの値段が妥当ですね」とアドバイスするわけです。

そしてその株が売れやすいように、証券会社が宣伝したり、投資家に情報を流したり、時には証券会社が一度全部の株を引き取って、その後で投資家に売るみたいなことまでするんですよ。すごく複雑な仕事なんですけど、要は「企業の株を世に出すときの手伝いをする」というイメージで大丈夫です。

なぜ証券会社が必要なのか

ここまで読んで、「でも、証券会社がなくても、直接企業の株が買えるんじゃないの?」って思ってる人もいるかもしれませんね。実はそれ、昔は本当にそうだったんです。でもいまは、証券会社がいることで、投資がめちゃくちゃ簡単で安全になってるんですよ。

個人投資家の保護

証券会社があるおかげで、個人投資家は守られてるんです。たとえば、あなたが証券会社にお金を預けて株を買ったとします。その株が値下がりしたとしても、あなたのお金がなくなることはありません。なぜなら、証券会社の資産と、顧客のお金は厳密に分けられているから。「分別管理」という仕組みですね。つまり「顧客のお金と証券会社のお金を混ぜない」ということです。

もしも証券会社が倒産しちゃったら?その場合でも、「投資者保護基金」という制度があって、一人あたり1000万円までなら保護してくれるんです。だから証券会社が突然なくなっても、あなたのお金は守られるってわけ。銀行の預金保険みたいなものですね。

情報と専門知識の提供

証券会社は、ただ株の売買をするだけじゃなくて、投資に役立つ情報もいっぱい提供してくれるんです。「この企業の業績はいま好調ですよ」とか、「この業界は今後成長しそうです」とか、そういった情報をレポートにして公開しているんですね。

個人投資家が自分で調べるには限界があります。だけど証券会社には専門のアナリストがいて、毎日企業の情報を分析してる。そういった専門知識を個人投資家に提供することで、みんなが投資判断しやすくなるってわけです。

流動性の確保

「流動性」というのは、つまり「売ったり買ったりしやすさ」のこと。もしも証券会社がなかったら、「株が欲しい!」と思ってから実際に買えるまで、買い手と売り手がマッチするまで待つしかありません。時間がかかるし、非効率です。でも証券会社がいっぱいいると、いつでもどこかで「売りたい人」と「買いたい人」がいるから、すぐに取引が成立するんですよ。

これが証券取引所の役割でもあります。東京証券取引所みたいな場所では、毎日何百万もの株の取引が行われてるんですけど、それが可能なのは、証券会社がちゃんと機能してるからなんです。

証券会社の種類と選び方

一口に「証券会社」と言っても、いろんな種類があるんです。大きく分けると、総合証券とネット証券の2つがあります。総合証券は、野村證券とか大和証券みたいな昔からある大手企業。一方、ネット証券は、楽天証券とかSBI証券みたいに、インターネットを中心に取引するんですね。

総合証券とネット証券の違い

総合証券は、営業マンがいて、電話で相談できたり、対面でアドバイスをもらえたりするのが特徴です。「投資について全然わからないんですけど」みたいなときは、営業マンが丁寧に説明してくれますね。だから初心者向けという感じがします。でも、その代わり手数料が高いんですよ。営業マンの給料とか、支店を維持する費用とか、いろいろかかるからね。

一方、ネット証券は、すべてオンラインで完結するから、余計な経費がかかりません。だから手数料が安いんです。いまは1円とか、めっちゃ安い手数料で取引できるネット証券もあります。でも、自分で判断しなきゃいけないし、わからないことがあったときは、チャットサポートとか電話で聞くしかないんですね。だから「ある程度は自分で判断できる人」向けという感じです。

証券会社を選ぶときのポイント

証券会社を選ぶときは、まずは手数料をチェックしましょう。「この株を買うのに、いくらの手数料がかかるのか」を比較することが大事です。いまはネット証券のおかげで、手数料がぐんと安くなってるんですけど、それでも会社によって違うんですよ。

次に、扱ってる商品の種類を見てください。日本の株だけを扱ってるところもあれば、海外の株やアメリカのETFなんかも扱ってるところもあります。「海外の株にも投資したいな」と思ったら、国際的な取引ができる証券会社を選ぶ必要があります。

それから、情報やツールの充実度も大事。いい取引ツールがあれば、投資判断しやすくなります。スマホアプリがいいとか、チャート分析のツールが豊富だとか、そういったところも比較して選ぶといいですね。

証券会社のビジネスモデルを理解しよう

最後に、証券会社がどうやってお金を稼いでるのか、という話をしますね。基本的には3つの収入源があります。

手数料ビジネス

これは一番メジャーな収入源です。お客さんが株を買ったり売ったりするたびに、手数料をもらうわけですね。昔は結構高い手数料を取ってたんですけど、ネット証券の登場で、競争が激しくなって、手数料が下がっちゃった。だから証券会社も「薄利多売」みたいな戦略になってるんです。いっぱいのお客さんから少しずつ手数料をもらう、という感じですね。

自己売買で得た利益

証券会社が自分たちのお金で株を買ったり売ったりして、利益を出すこともあります。これを「プロプライエタリートレーディング」と呼ぶんですけど、つまり「自分たちで投資する」ということ。上手くいけば大きな利益が出ますし、失敗すれば大きな損が出ます。だから証券会社のリスク管理部門が、すごく慎重に監視してるんですよ。

その他の金融サービス手数料

証券会社はね、株の売買だけじゃなくて、投資信託の販売とか、ファイナンシャルプランニングのサービスとか、いろいろなサービスを提供してるんです。それぞれにも手数料がかかります。

また、融資ビジネスもあります。「株を買いたいけど、お金が足りない」という人に対して、お金を貸す。つまり信用取引ですね。その利息が証券会社の収入になります。つまり、証券会社って投資の仲介をするだけじゃなくて、金融全般のサービスをしてる、かなり複雑な企業なんです。

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この記事を書いた人

大人になってから「これ知らなかった…」と恥ずかしい思いをした経験から、このサイトを作りました。お金・仕事・社会のしくみって、学校で教えてくれないのに知らないと損することだらけ。むずかしい言葉を「あーそういうことか!」って思えるまでかみ砕いて説明するのが得意です。主に経済・法律・税金・ライフイベント周りの用語を毎日更新中。

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