「この株、買ったら儲かるかな?」「このアプリに投資したら、将来大きくなるかな?」って考えたことありませんか?でも、パッと見ただけでは判断できないですよね。実は、投資の世界では「投資判断」という、ちゃんとした考え方があるんです。この記事を読めば、どうやって投資を判断するのか、その流れと考え方がわかりますよ。
- 投資判断とは、投資するべきかどうかを決めるために、いろいろな情報を調べて考えることのこと
- 会社の力・株の値動き・リスクの3つの視点から、判断の材料を集める
- 同じ情報を見ても人によって価値観が違うから、同じ判断にはならない場合もある
もうちょっと詳しく
投資判断は「ギャンブルじゃなくて、ちゃんと考えて決める」ということが大事なんです。宝くじを買うときは「当たるといいな」って願うだけですよね。でも投資判断は「この会社の売上は去年より 20% 増えてる」「競争相手が増えてきてる」「でも新しい技術を開発中だ」みたいに、根拠を持って「買うか買わないか」を決めるんです。だから、感情や運ではなく、データと論理で判断することが大切なんですよ。
投資判断は「調べて、考えて、決める」という3ステップ。焦って判断しちゃダメですよ。
⚠️ よくある勘違い
→ そんなことはありません。どんなに良い判断をしても、予想が外れることはあります。投資判断は「できるだけ良い決定をするプロセス」であって、未来を確実に言い当てることではないんです。
→ 今ある情報で、できるだけ正確に考えて、「買う」か「買わない」かを決める。結果はどうなるかはわかりませんが、判断のプロセスが大事なんです。
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投資判断って、結局「いいか悪いか」の決め方なんだ
投資判断という言葉を聞くと、難しく聞こえるかもしれませんね。でも、実際には「このお金を投資する価値があるか」を判断することなんです。あなたが何か欲しいものを買うときのことを考えてみてください。例えば、新しいゲーム機が欲しいとします。でも、すぐに買うわけじゃなくて、「今買ったら損するかな」「値段は安い方か」「壊れやすくないか」みたいなことを考えてから買うですよね。投資判断も、それと同じなんです。
株式投資の場合、「この株を買ったら、将来値段が上がるかな」「会社は儲かってるのかな」「ライバル企業に比べて、この会社は強いのかな」こういったことを調べるんです。つまり、「この投資はいいのか、悪いのか」を判断するための情報集めと分析が、投資判断なんですよ。
投資判断で大事なのは、感情ではなくデータを見ることです。「友達が『この株いいよ』って言ってたから買おう」では、ちゃんとした投資判断ではないんです。自分で調べて、「なぜこの株を買うのか」という理由を持つことが大切なんですよ。会社員が転職するときに「給料が上がる」「やりがいがある」「長く働ける」みたいなポイントを比較するのと同じで、投資でも「成長の可能性」「現在の値段」「リスク」を比較して判断するんです。
ただし、投資判断をしても、100% 成功するわけじゃないんです。予想と違って株の値段が下がることもあります。でも「判断のプロセスが大事」なんです。野球選手が打席に立つときに「どこに打つか」「どのボールを狙うか」を判断してからバットを振りますよね。でも、いつも安打になるわけじゃない。でも、判断がないと全部三振しちゃいます。投資も同じなんですよ。
会社の「力」を見る:ファンダメンタルズ分析
投資判断をするときに、最初に見るべき大事なことが「その会社そのものが強いのか」ということです。これをファンダメンタルズ分析と言います。つまり、「会社の基本的な力」を調べることなんです。
例えば、あなたがゲーム会社の株を買いたいとします。どうやって判断しますか?ゲーム会社の情報を調べるんです。「この会社の売上はいくら?」「去年と比べて増えてる?」「利益はあるの?」「従業員数は?」「新しいゲームを開発してる?」こんなことを調べるんですよ。
会社の力を見るために、いくつの大事なポイントがあります。まず売上です。これは「会社がいくらお金を稼いでるか」ということ。売上が増えてる会社は、人気があるわけですから、将来も期待できますよね。
次に利益です。売上から、社員の給料や材料代などを引いて、残ったお金のことなんです。売上が多くても、支出が多ければ利益は少ないですよね。だから、利益がちゃんとあるか見るのが大事なんです。
そして商品・サービスの質も大事です。その会社は、いい商品を作ってますか?新しい技術を使ってますか?人気はありますか?これらを調べると、会社の将来が見えてくるんですよ。例えば、スマートフォンメーカーなら「新しい機能がついてる?」「値段は競争相手より安い?」「買いたい人が多い?」こういったことを確認するんです。
また、経営者も大事なんです。会社の社長やリーダーがどんな人か、どんな戦略を持ってるか。経営者が優秀なら、会社の未来は明るいですよね。逆に、経営者が問題を起こしたり、戦略がダメだったりしたら、会社の未来は暗いですよね。
値段の動きを見る:テクニカル分析
投資判断をするときに、もう1つ大事なのが「株の値段がどう動いてるか」を見ることです。これをテクニカル分析と言います。つまり、「株の値段の上下のパターン」を調べることなんです。
例えば、ゲーム会社の株があったとします。値段は毎日変わりますよね。ある日は 1000 円で、次の日は 1020 円になったり、その次の日は 980 円になったり。この値段の動きを見ると、「今、株の値段は高い?それとも低い?」がわかるんですよ。
過去の値段の動きを見ることで、「今この株は買い時か、売り時か」がわかる場合があるんです。例えば、「この会社の株は毎年春に値段が上がってる」というパターンがあったら、春前に買っておくといいかもしれません。逆に「新しい製品が発表される日は、値段が下がることが多い」というパターンがあれば、そういう日は買わない方がいいかもしれません。
テクニカル分析で見る大事なポイントをいくつか紹介します。まず移動平均線です。これは「この 30 日間の平均の値段」とか「この 100 日間の平均の値段」を計算して、グラフに引く線なんです。この線の上に株の値段があれば「上昇トレンド」、下にあれば「下降トレンド」と言うんですよ。上昇トレンドの株は、買う価値があるかもしれません。
もう1つ大事なのがサポートレベルとレジスタンスレベルです。サポートレベルは「これ以下には値段が下がりにくい」という値段、レジスタンスレベルは「これ以上には値段が上がりにくい」という値段なんです。例えば、「この株は 1000 円以下にはあまり下がらない」という支持線があったら、1000 円に近づいたら買ってみるのは良いかもしれません。
ただし、テクニカル分析だけに頼るのは危ないんです。なぜなら、会社の状況が急に変わることもあるから。例えば、新しい法律ができて、その業界は不利になったとか、大事な経営者が辞めたとか。こういう時は、過去のパターンが当てはまらなくなるんですよ。だから、ファンダメンタルズ分析と組み合わせることが大事なんです。
悪いことが起きるかもしれない:リスク評価
投資判断をするときに、最も大事なのに忘れられやすいのが「リスク」です。リスクというのは「悪いことが起きて、お金を失う可能性」のことなんです。
例えば、スマートフォンの製造会社の株を買ったとします。でも、その会社には、いろいろなリスクがあります。競争会社がもっと安い製品を出すかもしれません。新しい法律ができて、製造コストが上がるかもしれません。世界経済が不景気になって、スマートフォンが売れなくなるかもしれません。社員がストライキをするかもしれません。こういった「悪いことが起きる可能性」を考えるのが、リスク評価なんですよ。
リスク評価で見るべきポイントをいくつか紹介します。まず業界リスクです。その業界全体が、将来うまくいくのかということです。例えば、今はスマートフォンの業界は成熟しているから、新しい成長はあまりないかもしれません。でも、AI 業界はまだ成長中ですから、リスクが少ないかもしれません。
次に企業リスクです。その会社独自の問題がないかということです。経営者が逮捕されたり、商品に欠陥があったり、従業員が多く辞めたり。こういったことがあると、会社の未来は厳しくなりますよね。
そして政治・経済リスクもあります。法律が変わったり、税金が上がったり、戦争が起きたり、不景気になったり。こういった外的な要因で、株の値段は大きく変わることがあるんです。
リスク評価をするときに大事なのが「リスク許容度」です。つまり「あなたがどのくらいのリスクを許せるか」ということなんです。もしあなたが「絶対に損したくない」という人なら、安全な投資(銀行の定期預金など)を選ぶべきです。でも「少しはリスクをとってもいいから、将来大きく儲けたい」という人なら、成長が期待できる会社の株を買うのもいいですよ。自分がどのくらいのリスクを許せるか考えてから、投資を決めるのが大事なんです。
いろいろな情報を組み合わせて、判断を下す
ここまで、ファンダメンタルズ分析、テクニカル分析、リスク評価という 3 つのポイントを説明しました。でも、投資判断をするときに大事なのは「この 3 つを全部見て、組み合わせる」ということなんです。
例えば、あなたが新しいゲーム会社の株を買いたいとします。ファンダメンタルズを見ると「売上が急速に成長してて、新しいゲームの評判がいい」。でもテクニカルを見ると「株の値段は最近急騰してて、かなり高い」。そしてリスク評価をすると「この業界は競争が激しくて、新しい会社は淘汰されやすい」。こういう時、どうするか?
いろいろな判断がありますよね。1 つは「売上の成長を見て、買う」という判断。2 つめは「値段が高すぎるから、待つ」という判断。3 つめは「リスクが高いから、買わない」という判断。どれが正しいのか?実は「その人の投資スタイル」によって変わるんです。
短期で儲けたい人(スイングトレード)は、テクニカルを重視して「値段が下がったら買う」と判断するかもしれません。長期で成長に賭けたい人(バリュー投資)は、ファンダメンタルズを重視して「成長を見て、今は高いけど買う」と判断するかもしれません。保守的な人は「リスクが高いから買わない」と判断するかもしれません。
大事なのは「自分がどんな投資をしたいのか」という投資スタイルを持つことなんです。ゴリゴリ儲けたいのか、安全に増やしたいのか、社会に役に立つ会社に投資したいのか。自分のスタイルを決めてから、それに合ったファンダメンタルズ、テクニカル、リスク評価をするんです。そうすれば、自分に合った投資判断ができるようになるんですよ。
また、投資判断をするときに忘れてはいけないのが「複数の意見を聞く」ということです。自分だけで判断すると、間違える可能性が高いんです。だから、他の投資家はどう考えてるのか、専門家はどう分析してるのか、ニュースではどう報道されてるのか、こういったことを調べるんです。複数の視点から見ることで、より良い判断ができるようになるんですよ。
