就職活動中で職業訓練校に通うことになった人や、スキルアップのために訓練を受けようと思ってる人ならきっと聞いたことあるかもしれないけど、「訓練手当」って何なのか、もらえるのか、どうやってもらうのかって、正直よくわからないでしょ。実はこれって、勉強や訓練に専念できるようにサポートするお金なんだよ。この記事を読めば、訓練手当の正体と、あなたがもらえるのかどうかがスッキリわかるよ。
- 訓練手当は、職業訓練を受けてる人の生活をサポートするために月額でもらえるお金のこと
- 月額約10,000円~15,000円で、ハローワークの認定訓練コースに通うことが条件
- もらうにはハローワークで失業手当の申し込みをして、訓練校の入校が決まってから申請するのが流れだよ
もうちょっと詳しく
訓練手当が実際にどういう場面で使われるのか、具体的に考えてみようね。例えば、高校を卒業したけど就職が決まらなかった人。これからプログラミングスクールで3か月間の訓練を受けようって決めたとする。その間、親のすねをかじるわけにもいかないし、働きながら勉強するのも体が持たない。そこで訓練手当があれば、月1万円程度でもいいから生活費の足しになるでしょ。親からのサポートと訓練手当と、少しのバイト代を合わせれば、勉強に集中できるようになるんだ。つまり、人生のターニングポイントで「勉強に専念したいけど、お金がない」って矛盾を解決するための制度なんだよ。ただし、この手当をもらうには、ただのスクール通学ではダメで、国が認定した訓練コースに限られるってのが重要なポイント。つまり、政府が「これは本当に就職につながる訓練だから応援するよ」と認めたコースだけ、ってことね。
訓練手当は「お金がない理由で諦めないで」という国からのメッセージだよ
⚠️ よくある勘違い
→ 違うんだ。訓練手当は、あくまで「訓練を受けてる間だけ」だから、訓練が終わったら終わり。それ以降は新しい仕事で稼ぐのが前提なんだよ。
→ これが正解。訓練期間(通常3か月~2年)の間だけ、生活費をサポートしますよって制度なんだ。終わったら自分で働かないといけないんだよ。
→ これも違う。民間のスクールでも、ハローワークの認定を受けてなかったら対象外。結構厳しくチェックされるんだよ。
→ そうね。公共職業訓練校とか認定職業訓練校とか、国のお墨付きをもらったところだけ。入る前に必ずハローワークに相談しよう。
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訓練手当と失業手当、何が違うの?
ここで絶対に混乱しやすいポイントをはっきりさせておこう。訓練手当と失業手当(基本手当)は違う制度だってことね。失業手当は、仕事を辞めて失業中の人が、新しい仕事を探してる期間に月額でもらえるお金。訓練手当は、具体的に訓練コースに通ってる人が、その訓練期間中にもらえるお金なんだ。
例えば、会社をやめた人が最初はハローワークで失業手当をもらいながら仕事を探すでしょ。でも3か月たっても仕事が見つからなくて、「ここは一回スキルアップして就職しよう」って決めた。その時に公共職業訓練校の6か月コースに申し込む。そしたら、残りの失業手当をもらい終わった後も、訓練期間中は訓練手当をもらい続けられるんだ。つまり、失業手当が切れた後も、訓練を受けてる限りはサポートが続く、っていう仕組みなんだよ。
ただし、ここが重要なんだけど、失業手当と訓練手当を同時にもらうことはできないんだ。失業手当をもらってる期間は失業手当をもらう。失業手当が終わったら、訓練を受けてれば訓練手当に切り替わる。つまり、サポートが切れ目なく続く、ってイメージね。でも、失業手当をもらい終わった後に「やっぱり訓練は受けないで仕事を探そう」って決めたら、そこで打ち切られちゃう。訓練を続けてるからこそ、訓練手当がもらえるんだ。
だから、「失業手当が終わったら訓練を始めよう」っていうのは戦略として正しいんだよ。失業手当でしばらく生活を支えてもらいながら、その間に訓練コースを探して入試に受かって、失業手当が切れるタイミングで入校する。そしたら訓練手当に切り替わるから、失業手当が終わった後も安心して勉強できるってわけだ。実際、多くの人がこうやって人生をリセットしてるんだよ。
訓練手当をもらうための流れ
では、具体的にどういう流れでもらうことになるのか、ステップバイステップで説明しようね。
まず、ハローワークに行く。会社を辞めた理由や、これからの希望職を説明する。その時に「仕事を探すために訓練を受けたい」と伝えよう。そしたらハローワークの職員さんが、あなたにピッタリの訓練コースを教えてくれるんだ。プログラミング、溶接、医療事務、建築、いろんなコースがあるんだよ。
次に、失業保険の手続きをする。会社をやめた証明書(離職票)を持って行ったら、失業保険がもらえるか判定してくれる。「あ、あなたは要件を満たしてるから大丈夫」って言われたら、失業手当の給付が始まる。この時点では、まだ訓練手当ではなくて失業手当をもらうことになるんだ。
そして、訓練校の入試に申し込む。公共職業訓練校だったら、数か月に1回、入試のタイミングがあるんだ。簡単なテストと面接があって、「この人は本気で勉強する気があるな」と判定されたら入校。民間の認定職業訓練校だったら、もうちょっと簡単に入れることが多いね。
入校が決まったら、訓練手当の申請をする。ハローワークに「訓練校に入校しました」って報告して、書類をそろえて申請。審査に通ったら、訓練開始の月から訓練手当がもらえるようになるんだ。最初は失業手当、その後訓練手当、って感じで切り替わっていく感じだね。
この流れ全体で、3~4か月かかることが多いから、「あ、スキルアップしたい」って思ったら、早めにハローワークに相談することが大事だよ。訓練校も定員制だし、人気がある分野だと入りにくいこともあるからね。
いくらもらえるの?申請から支給まで
訓練手当の金額について、もっと詳しく見てみようね。基本的には、月額10,000円か月額15,000円かどちらかになることが多いんだ。差は何かっていうと、主に「扶養家族がいるかどうか」なんだよ。
例えば、子どもがいる親が訓練を受ける場合は、扶養家族がいるってことで月額15,000円。一方で、独身の人や親と同居してる人は月額10,000円、っていう感じ。つまり、国としても「家族を養ってる責任がある人は、より多くサポートしましょう」ってロジックなんだ。
ここで大事なのが、これはあくまで「目安」だってこと。ハローワークの判定によって、若干変わることもあるんだよ。だから「私は15,000円のはずだ」って決めつけずに、ハローワークに「いくらになる予定ですか?」って聞くのが賢い。
支給の流れは、訓練校で毎月出席報告をして、ハローワークが「この人、ちゃんと訓練に通ってるな」ってチェック。欠席が多いとか、訓練をやめちゃったとかだと、手当が止められることもあるんだ。つまり、「訓練に真面目に取り組んでる人だけがもらえる」ってわけだね。
支給日は、申請から大体1~2か月後。振込口座にお金が入ってくる。初回は、申請してから審査があるから時間がかかるんだけど、2回目以降は毎月定期的に振り込まれるようになる。ただし、12月とか特定の月は支給日がずれることもあるから、ハローワークから案内をもらったら必ずチェックしておこう。
月額10,000円で足りるの?
正直に言うと、月1万円だけで生活するのは都会だったら難しいんだ。家賃、食費、スマホ代、交通費……いろいろかかるでしょ。だから、多くの人は複合的にサポートを受けてるんだよ。
親と同居してて、親からサポートを受けてる人。親からは家賃と食費、訓練手当で交通費とスマホ代、みたいな感じでね。もしくは、訓練終了後の初期費用(仕事道具とか)に訓練手当を貯める人もいるんだ。また、訓練によっては、訓練校が提供する寮があることもあるんだよ。給食があったり、宿泊費が安かったり。そういう環境だったら、訓練手当でも生活できるんだ。
だから「訓練手当だけで完全に独立できるか」って聞かれたら、正直答えは「No」なんだ。でも「訓練に集中できる土台を作れるか」って聞かれたら、答えは「Yes」なんだよ。言い方を変えれば、訓練手当は「基本的な生活費の補助」であって、「全額負担」じゃないってことだね。
訓練手当がもらえない人、もらえる人
ここまでの話を聞いて、「自分ももらえるかな」って思い始めたかもしれないね。でも、条件を満たさないと絶対もらえないんだ。どういう人がもらえて、どういう人がもらえないのか、ちゃんと整理しておこう。
まず、ハローワークの認定訓練を受けてることが絶対条件。これは譲れない。民間のスクール、大学の通信講座、オンライン講座……どんなに有名で役立つものでも、ハローワークが認定してなかったらダメなんだ。訓練手当の対象は、公共職業訓練校と認定職業訓練校だけなんだよ。だからこそ、入る前に「ハローワークの認定を受けてますか?」って必ず確認しないといけないんだ。
次に、失業状態であること。つまり、「仕事をしてない」「仕事を探す気がある」「失業保険の条件を満たしてる」ってのが基本なんだ。今、働きながら訓練を受けてる人は、訓練手当がもらえない。「仕事をしながらスキルアップしたい」って気持ちはわかるんだけど、そういう場合は通信制とか夜間コースを自分のお金で受けることになるんだよ。
また、毎月の出席率チェックがある。訓練校に毎日通ってる人が対象で、休みが多いと手当がカットされたり、止められたりすることもあるんだ。「手当をもらってるんだから、訓練に真面目に取り組まないとね」ってことだね。
あと、年齢制限があるわけではないんだけど、高齢化してくると対象になる訓練コース自体が減ることがあるんだ。45歳以上は「若年向けコース」に入れなくなったり、対象コースが限られたり。でも、年金をもらってないなら訓練を受けられることもあるから、ハローワークで「自分の年齢で対象になるコースはありますか?」って聞くのが一番確実だよ。
こういう人はもらいやすい
逆に、どういう状況だとスムーズにもらえるのか、説明しておこう。
一つは、会社員を辞めたばかりの人。失業保険の条件をちゃんと満たしてて、訓練に向けて準備してる。こういう人は、手続きもスムーズだし、訓練手当ももらいやすいんだ。
次に、公共職業訓練校に入校する人。これは国が直接運営してるから、認定に疑問の余地がない。入校試験に合格したら、ほぼ自動的に訓練手当ももらえるようになるんだよ。
あと、就職に直結する分野の訓練を受ける人。例えば、医療事務、プログラミング、建築技能、運転免許の更新とか。こういった「すぐに仕事に結びつく」訓練は、ハローワークも推奨してるし、訓練手当も通りやすいんだ。
つまり、「この訓練を受けたら、本当に就職できそうだな」って訓練ほど、訓練手当ももらいやすい。政府も「効果的な訓練ならお金を出そう」ってスタンスなんだよ。
申請の時に必要な書類と注意点
では最後に、実際に申請する時に必要な書類と、やっちゃダメなポイントを説明しようね。
基本的な書類は以下の通りだよ:
一つは、離職票。前の会社をやめた時に、会社から送られてくる書類だね。これがないと失業保険の手続きが進まないから、絶対に必要。もし紛失してたら、会社に再発行を依頼しよう。
次に、訓練校の入校許可証。訓練校に合格したことを証明する書類。これを持って、ハローワークで「訓練が決まりました」って報告するんだ。
それから、銀行口座の情報。訓練手当は振込で支給されるから、振込先の口座番号と支店コードが必要。自分の口座がない場合は、申請する前に口座を作っておこう。
あと、住民票とか身分証明書。ハローワークの手続きで本人確認が必要だからね。
それから、扶養家族がいる場合は、家族関係を証明する書類。例えば、子どもがいたら出生証明書とか。なぜなら、扶養家族がいると訓練手当の金額が上がるから、ちゃんとチェックされるんだ。
そして、何より大事なのが、訓練校の職員さんと、ハローワークの職員さんと、話を合わせること。例えば、訓練校に「月10時間までしか働けません」と言ったのに、ハローワークに「月30時間働く予定です」と申告したら、絶対にバレる。そしたら不正受給になっちゃうんだ。二重申告や矛盾した申告は、罰金や返金を求められることもあるから、注意しないといけないんだよ。
絶対にやっちゃダメなこと
訓練手当をもらってる間に、フルタイムで働くのはダメ。「訓練に専念する人」がもらえる手当だからね。多少のバイト(週10時間程度)はいいんだけど、本職を持つのはアウト。もしやっちゃったら、不正受給になって、手当を返さないといけなくなるんだ。
次に、無断で訓練を欠席する。病気とか緊急事態は仕方ないんだけど、理由なく休むと、「この人は訓練に真面目じゃないな」って判定されて、手当がカットされることもあるんだ。
そして、訓練の途中でやめる。「思ってた職業じゃなかった」「やっぱり仕事を探そう」って気が変わることもあるでしょ。その気持ちは理解できるんだけど、訓練をやめたら訓練手当ももらえなくなる。その後は失業手当に戻るんだけど、失業手当も条件がリセットされるから、複雑になるんだよ。だから、訓練コースを選ぶ時は、本当に「これをやりたい」って気持ちで選んでね。
あと、訓練校の情報と違う情報をハローワークに申告するってのもダメだね。例えば「訓練は朝8時から」って学校は言ってるのに、「私は午後からです」ってハローワークに言うとか。こういう矛盾は確認されるから、バレたら問題になるんだ。
要するに、正直に報告する、ちゃんと訓練に通う、約束を守る。この3つを守れば、訓練手当はちゃんともらえるし、安心して訓練を受けられるんだよ。
