「社会人になったら給料って上がるの?」「昇給ってどうやって決まるんだろう…」って、働き始める前や働き始めてすぐに気になるよね。でも学校では教えてくれないし、親に聞いても「頑張れば上がるよ」くらいしか返ってこないことが多い。この記事を読めば、昇給の仕組みから種類・決まり方・給料を上げるコツまで、ぜんぶわかるよ!
- 昇給とは給与が上がることで、自動的に上がるわけではなく会社の制度や個人の評価によって決まる
- 大きく分けると定期昇給(年1回決まった時期に上がる)と査定昇給(成果で上がる)の2種類がある
- 昇給を狙うには評価される行動と実績の見える化が大切で、転職も給料アップの有効な手段のひとつ
もうちょっと詳しく
昇給は「給料が上がること」だけど、実際には種類がたくさんあって、会社によって仕組みが全然違うんだ。大企業では毎年4月に定期昇給があるところが多いけど、中小企業や外資系企業では完全に成果次第というところも多い。また、昇給の金額も会社によってバラバラ。月に500円しか上がらない会社もあれば、一気に3万円上がる会社もある。だから就職先を選ぶときは、給料の「今の金額」だけじゃなくて、「どうやって上がっていくのか」も確認することが大事だよ。求人票に書いてある「昇給あり」という言葉だけで安心するのは危険で、昇給の実績や金額の目安まで確認するのがポイントだ。
入社前に「昇給の仕組み」を必ず確認!金額だけでなく、どんな条件で上がるかのルールも重要だよ。
⚠️ よくある勘違い
→ 定期昇給がある会社でも、会社の業績が悪ければ「今年は昇給見送り」になることがある。そもそも昇給制度がない会社も存在するんだ。
→ 毎年決まった額が上がる会社、成果次第の会社、賞与(ボーナス)で還元する会社などさまざま。入社前に必ず確認することが大事!
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昇給とは?まず基本をおさえよう
昇給の意味をひとことで言うと
昇給(しょうきゅう)とは、つまり「給料が上がること」という意味だよ。「昇」は上がるという意味で、「給」は給料のこと。そのまんまシンプルだよね。
たとえば、今月の給料が月20万円だったとして、来月から21万円になったら昇給だ。毎月支払われるお金(これを月給や基本給(きほんきゅう)という)が上がることを指すんだよ。
「給料が上がる」って聞くと当たり前のことのように感じるかもしれないけど、実はそんなに簡単なことじゃない。昇給するかどうかは、会社の業績・個人の頑張り・制度のルールなど、いろんな要素が絡んでくるんだ。
昇給額ってどのくらいが普通?
昇給の金額は会社によって本当にバラバラだよ。厚生労働省のデータを見ると、日本の平均的な昇給額は月に2,000円〜5,000円くらいが多い。年間にすると2〜6万円くらいアップするイメージだね。
でも、外資系企業や成果主義の強い会社だと、評価次第で一気に数万円単位で上がることもある。逆に、「昇給あり」と求人票に書いてあっても、実際には月500円しか上がらないケースもある。
就職するときは「昇給あり」という言葉だけじゃなくて、「どのくらい上がるのか」「どんな条件で上がるのか」を具体的に確認することが大切だよ。求人票には「昇給年1回」とか「昇給実績:月平均3,000円」などと書いてある場合があるから、よく読んでみてね。面接のときに直接聞いてみるのもアリだよ。
昇給には種類がある!定期昇給と査定昇給の違い
定期昇給(ていきしょうきゅう)とは
定期昇給とは、つまり「あらかじめ決まった時期に、一定のルールに従って給料が上がる仕組み」のことだよ。「定期」というのは「定期テスト」の「定期」と同じで、決まったスケジュールで行われるという意味だ。
多くの日本の大企業では、毎年4月に定期昇給を行うところが多い。勤続年数(きんぞくねんすう)、つまり働いた年数が長くなるにつれて、少しずつ給料が上がっていく仕組みだ。
わかりやすく言うと、学校の「進級」みたいなものだよ。1年生→2年生→3年生と時間が経てば学年が上がるのと似ていて、仕事をちゃんとこなしていれば毎年一定額が上がっていくイメージだ。
ただし、会社の業績が悪いときや、本人の勤務態度に大きな問題があるときは「定期昇給の見送り」になることもある。テストで赤点を取ったら留年することがあるのと似てるかな。
査定昇給(さていしょうきゅう)とは
査定昇給とは、つまり「仕事の成果や能力の評価によって給料の上がり幅が決まる仕組み」のことだよ。「査定」というのは、成績・能力・貢献度などを評価・採点することを指す言葉だ。
たとえば、営業職なら「今年は目標の120%を達成した!」という結果が高く評価される。成果を出せた人は昇給額が大きくなり、成果が出せなかった人はあまり上がらない、またはまったく上がらないこともある。
最近は「成果主義(せいかしゅぎ)」という考え方が広まっていて、査定昇給を重視する会社が増えてきているよ。IT系・外資系の会社に多い傾向がある。
これは年功序列(ねんこうじょれつ)、つまり年齢や勤続年数が長ければ給料も上がるという昔ながらの仕組みとは反対の考え方だね。どちらがいいかは人によって好みが分かれるところで、安定を求めるなら定期昇給メインの会社、頑張った分だけ稼ぎたいなら査定昇給メインの会社が向いているかもしれないよ。
昇給はどうやって決まるの?評価の仕組みを知ろう
人事評価(じんじひょうか)って何?
昇給の金額を決めるために、ほとんどの会社では「人事評価」という仕組みを使っているよ。人事評価とは、つまり「会社が社員の仕事ぶりを点数化して、給料や役職に反映する仕組み」のことだ。
学校のテストで先生が点数をつけるのと似ているけど、評価される内容はちょっと違う。主に以下のような項目で評価されることが多いよ。
- 業績・成果:目標をどのくらい達成できたか
- 能力:スキルや知識がどのくらい身についているか・伸びているか
- 行動・態度:積極的に仕事に取り組んでいるか、チームに貢献しているか
この評価は年に1〜2回行われることが多くて、直属の上司が評価するのが一般的だ。評価の結果が高ければ昇給額が大きくなり、低ければ小さくなる(または昇給なし)となるんだよ。
会社全体の業績も昇給に関係する
自分がどれだけ頑張っても、会社全体の業績が悪ければ昇給できないこともある。たとえば、会社が赤字(売上より費用が多い状態)になっていたら、「今年は全員昇給なし」という決定が出ることもあるよ。
逆に、会社が絶好調なら全員の給料が上がりやすくなる。自分個人の頑張りと会社全体の業績、両方が大事なんだ。
これってスポーツチームに似てるよね。自分がすごく活躍しても、チームが弱くて試合に負け続けていたら賞金はもらえない。個人プレーだけじゃなくてチームの状況も関係してくるんだよ。だから、就職するときに「この会社は成長しているか・安定しているか」を確認することも、将来の昇給に直結する大事なポイントなんだ。
昇給・昇格・賞与の違いって何?混同しやすい言葉を整理しよう
昇給と昇格は全然別もの
「昇給」と「昇格」はよく混同されるけど、意味は全然違うよ。整理しておこう。
昇給は「給料(もらえるお金の金額)が上がること」。月給が20万円→21万円になるのが昇給だ。
昇格(しょうかく)とは、つまり「職位・ポジションが上がること」だよ。たとえば「一般社員→主任→係長→課長」というように、役職(やくしょく)が上がることを昇格という。
ゲームで例えるなら、昇格はキャラクターのクラスチェンジ(戦士→勇者など)で、昇給は攻撃力が上がることだよ。クラスチェンジしたら攻撃力も上がることが多いけど、クラスチェンジなしで攻撃力だけ上がることもある。それと同じで、昇格すると昇給もついてくることが多いけど、昇格なしで給料だけ上がることもあるんだ。
賞与(ボーナス)と昇給の違い
賞与(しょうよ)とは、つまりボーナスのことで、毎月の給料とは別に支払われる特別なお金のことだよ。夏(6〜7月)と冬(12月)に年2回払われることが多い。
昇給と賞与の一番大きな違いは「効果が続くかどうか」だ。昇給は「毎月の給料が上がること」で、一度上がったら基本的にずっとその金額が続く。でも賞与はそのとき限りのプラスαのお金で、翌月から毎月もらえるわけじゃないんだ。
ゲームのアイテムで例えると、賞与はログインボーナスでもらえる期間限定のアイテム、昇給はキャラクターのステータス永久アップみたいな感じだよ。同じ「もらえるお金が増える」でも、長期的に見たら昇給のほうが大きな意味を持つことが多いんだ。
給料を上げるために何をすればいい?昇給を狙う具体的なコツ
評価を上げるための行動3つ
昇給を狙うなら、まず「会社に評価される人」になることが大事だよ。でも「評価される人」って、具体的に何をすればいいのか?ポイントを3つ紹介するね。
いちばん基本的なのは、目標を達成すること。多くの会社では「今年の目標」を設定して、それをどのくらい達成できたかで評価される。目標の内容は上司と相談して決めることが多いから、最初から無理すぎる目標を設定しないことも大切だよ。達成できる目標を確実にクリアし続けることが、着実な昇給につながる。
次に大事なのは、自分の成果を見える化すること。どんなに頑張っていても、上司に伝わっていなければ評価されにくい。「今月はこういう成果を出しました」「こんな工夫をしてコストを削減しました」というように、自分の仕事を積極的に報告・共有する習慣をつけよう。テストで満点を取ったのに先生に答案を提出しなかったら成績がつかないのと同じだよ。
3つ目はスキルアップだ。資格を取ったり、新しい技術を習得したりすることで「この人はどんどん成長している」と評価されやすくなる。会社によっては資格取得費用を負担してくれたり、勉強時間を認めてくれたりする制度もあるから、積極的に活用してみてね。
転職という選択肢も意外と有効
「いくら頑張っても昇給しない…」「評価はされているのに給料が上がらない」という場合、転職も有効な選択肢のひとつだよ。実は日本では、同じ会社で何年も働き続けるより、転職したほうが給料が大きく上がるケースが珍しくないんだ。
自分のスキルや経験が市場で高く評価されるものであれば、転職することで年収が一気に数十万〜数百万円アップすることもある。「自分の給料は適正なのかな?」と感じたら、転職市場で自分の価値がどのくらいか調べてみることをおすすめするよ。転職エージェントに登録するだけでも、市場相場が把握できることが多いんだ。
ただし、転職にもリスクはある。新しい職場に慣れるのに時間がかかったり、試用期間(しようきかん)という入社直後の一定期間は給料が低かったりすることもある。転職はメリット・デメリットをよく考えてから決断しようね。
給料交渉(こうしょう)にチャレンジしてみよう
日本ではまだ少ないけど、上司や会社に直接「給料を上げてほしい」と交渉する方法もある。これを給料交渉(サラリー交渉)という。欧米では当たり前のように行われていて、日本でも少しずつ広がってきているよ。
交渉するときに大事なのは「感情ではなく実績と数字で話すこと」だ。「もっともらいたいです!」と感情的に言うだけでは難しい。「今年は売上を〇〇万円増やしました」「担当件数が昨年比150%になりました」というように、自分の貢献を具体的な数字で示すと説得力が一気に上がるよ。
交渉するタイミングも大事で、人事評価の面談の直前や直後、または大きな成果を出した直後が効果的だとされている。また、市場での自分の相場(同じスキルを持つ人が他社でどのくらい稼いでいるか)を調べておくと、さらに説得力が増すんだよ。
昇給は「待っているだけでもらえるもの」じゃなくて、「自分で考えて行動して手に入れるもの」という意識を持つことが、長い社会人生活においてとても大切だよ。
