テレビドラマで「異議あり!」ってカッコよく叫んでる弁護士、見たことあるよね。でも、実際に弁護士って何をする人なのか、いざ説明しようとすると「なんとなく法律に関係する人…?」ってなるんじゃないかな。「自分には関係ない職業」って思ってるかもしれないけど、実は弁護士って身近なトラブルから人生の大きな問題まで、あらゆる場面で頼れる存在なんだよ。この記事を読めば、弁護士の仕事・なり方・費用まで、まるっとわかるようになるよ。
- 弁護士は「異議あり!」だけじゃなく、相談・交渉・書類作成など 法律のプロとして幅広く 活躍する職業だよ
- なるためには 司法試験 という難関試験に合格し、約1年の研修を経てデビューするんだ
- 費用が心配でも 法テラス や初回無料相談を活用すれば、誰でも気軽に相談できるよ
もうちょっと詳しく
弁護士は「法律の専門家」だけど、もう少し踏み込んで言うと「依頼人の権利を守るプロ」なんだよ。たとえば、会社でトラブルに遭ったとき、相手が強くても法律の力を使って対等に戦える。いじめや詐欺、交通事故の被害者も、弁護士がいることで声を上げやすくなる。法律って難しくて自分では使いこなせないけど、弁護士はそれを代わりにやってくれる存在——つまり「法律の代理人」、自分の代わりに動いてくれる人ということだね。弁護士が社会に必要な理由は、「知識の差」があるせいで不公平になりがちな世の中を、少しでも平等にするためなんだよ。
弁護士=「法律の力で自分の代わりに戦ってくれる人」!
⚠️ よくある勘違い
→ 裁判のイメージが強くて、日常生活では関係ないと思いがちだよね
→ 離婚相談・借金問題・契約トラブルなど、裁判以外の場面で活躍するケースのほうがずっと多いんだよ
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弁護士とは?そもそも何をする人なの?
弁護士は、法律を使って人々のトラブルや問題を解決するプロフェッショナルだよ。ひと言で言うと「法律の代理人」——つまり、難しい法律の知識を使って依頼人の代わりに動いてくれる人ということだね。
法律ってそもそも何のためにあるの?
法律は「社会のルールブック」みたいなもの。「人を傷つけてはいけない」「約束は守らないといけない」など、みんなが安全に生活できるように決められたルールが法律なんだよ。でも、このルールって数千種類もあって、普通の人には全部把握するのは到底無理だよね。そこで登場するのが弁護士。法律のプロが難しいルールを使いこなして、依頼人の代わりに戦ってくれるわけだ。
弁護士の3大仕事
弁護士の主な仕事を大きく3つに分けると、こんな感じになるよ。
- 法律相談:「こんな問題があるんだけど、どうすればいい?」という相談に、法律の知識でアドバイスしてくれる
- 交渉・示談:相手方と話し合いで解決する場面で、依頼人の代わりに交渉してくれる。「示談」とは裁判を起こさずに当事者間で合意すること、つまり穏便に問題をまとめることだよ
- 裁判での弁護:裁判所で依頼人の立場を代弁して、証拠を出したり法律の解釈を主張したりする
身近な例で言うと、友達に「すぐ返す」と言ってゲームを貸したのに返ってこない…なんてトラブルも、金額が大きければ弁護士の出番になるんだよ。大人の世界では「お金の貸し借り」「土地の問題」「離婚」「職場でのトラブル」などでよく使われているんだ。
弁護士は「何でも屋」じゃない
弁護士の仕事は非常に幅広いけど、実は「法律に関することなら基本的に何でもできる」という特別な資格なんだよ。他の士業(資格を持った専門家)と違って、裁判での弁護活動ができるのは弁護士だけなんだ。これを「法廷活動の独占」と言って、それだけ責任が重く信頼度も高い存在なんだよ。
弁護士になるにはどうすればいいの?
弁護士になる道はシンプルだけど、決して楽な道じゃないよ。具体的な流れを見ていこう。
弁護士への道のり
一般的な流れはこんな感じだよ。
- 大学を卒業する(法学部が多いけど、どの学部でもOK)
- 法科大学院(ロースクール)に進む(通常2〜3年)
- 司法試験に合格する
- 司法修習(実際の現場での研修・約1年)を終える
- 弁護士登録して、晴れてデビュー!
大学から数えると、最短でも6〜7年かかる計算になるよ。社会人になってから目指す人も多くて、30代・40代で弁護士デビューする人もいるんだよ。
司法試験ってどんな試験?
「司法試験」は日本でもっとも難しい試験のひとつと言われているよ。試験科目は憲法・民法・刑法など9科目にも及ぶ。合格率は毎年だいたい20〜30%前後で、10人受けたら7〜8人は落ちる計算だ。マラソンで例えると、スタートラインに立てるのは法科大学院という長いトレーニングを終えた人だけで、そこからさらに完走できるのは4人に1人くらいってイメージだよ。
「予備試験」というルートもある
最近は「予備試験」という抜け道もあって、法科大学院に行かなくても司法試験を受ける方法もあるんだ。つまり予備試験とは法科大学院の代わりになる試験ということ。こっちのほうが合格率はさらに低いけど、時間とお金を節約できるメリットがあるよ。在学中の大学生が挑戦するケースも増えているんだ。
弁護士に頼むとどんなことをしてくれるの?
実際に弁護士に依頼したら、どんなことをやってくれるのかを具体的に見ていこう。
相談から解決までの流れ
弁護士に依頼すると、まず「今どんな状況なのか」を詳しく聞いてくれるよ。これを「法律相談」と言う。そのあと、問題を解決するための方法を一緒に考えてくれる。そして必要に応じて相手と交渉したり、裁判所に書類を出したりと、実際の行動を代わりにやってくれるんだ。
よく依頼される場面はこんなとき
- 離婚・男女問題:離婚したいけど相手が同意しない、養育費(子どもを育てるためのお金)を払ってもらえないなど
- 借金問題:借金が返せなくなった場合に「自己破産」——つまり借金をリセットしてやり直す手続き——や、返済額を減らす交渉を代わりにやってくれる
- 交通事故:事故の相手が「自分は悪くない」と言い張るとき、証拠を使って正当な補償を勝ち取ってくれる
- 労働問題:残業代を払ってもらえない、不当解雇(正当な理由のない突然のクビ)などの会社とのトラブル
- 詐欺・犯罪被害:騙されてお金を取られた場合に、取り戻す方法を一緒に考えてくれる
刑事事件には「国選弁護人」という制度もある
もしお金がなくて弁護士を雇えない場合、刑事事件(犯罪として警察・検察に訴えられた場合)では「国選弁護人」という制度があるよ。これは国が費用を負担して弁護士をつけてくれる制度で、つまり「お金がないから弁護士なしで裁判に臨む」という事態を防ぐための仕組みなんだ。日本の裁判制度では、誰でも弁護人をつける権利があることが憲法でも保障されているんだよ。
弁護士にはどんな種類・働き方があるの?
弁護士と一口に言っても、みんな同じ仕事をしているわけじゃないよ。お医者さんに「内科」「外科」「皮膚科」があるように、弁護士にも専門分野と様々な働き方があるんだ。
主な専門分野はこんな感じ
- 刑事弁護専門:犯罪に関わる事件(警察・検察と争う場面)を主に担当。被疑者・被告人の権利を守る仕事だよ
- 企業法務専門:会社同士の契約や経営に関わる法律問題を担当。「法務」とは会社の法律に関する仕事ということだよ
- 家族・離婚専門:離婚・相続(亡くなった人の財産の引き継ぎ)・養子縁組など家庭内の法律問題を担当
- 労働問題専門:会社と従業員のトラブルを専門に扱う
- 知的財産専門:音楽・映像・発明など「アイデアや創作物の権利」を守る仕事。著作権や特許が代表的だよ
弁護士の働き方はいろいろ
働き方も多様で、法律事務所で働く人が一番多いけど、最近は企業の中で「社内弁護士(インハウスローヤー)」として働く人も増えているよ。つまり社内弁護士とは企業に雇われて、その会社専属で法律問題を担当する弁護士ということだよ。また、検察官や裁判官に転向する弁護士もいるんだ。
司法書士・行政書士との違い
弁護士と似た名前の資格として「司法書士」「行政書士」があるよ。混同しやすいから整理しておこう。
- 司法書士:不動産の登記(土地や建物の所有者を公式に記録する手続き)などが得意。裁判での弁護は基本的にできない
- 行政書士:役所への申請書類の作成が主な仕事
弁護士は「法律に関するすべての仕事ができる」唯一の資格なんだよ。その分、試験の難易度も群を抜いて高いわけだね。
弁護士費用ってどのくらいかかるの?
「弁護士に頼みたいけど、費用が心配…」という人は多いと思うよ。実際の費用の種類と、お金がなくても使える制度を一緒に確認しよう。
費用の種類を知ろう
弁護士費用は「一種類」じゃなく、いくつかの種類の費用から成り立っているんだよ。
- 相談料:1時間あたり5,000〜10,000円が相場。ただし初回無料の事務所も多い
- 着手金:弁護士に正式に依頼するときに払う最初のお金。つまり着手金とは「この仕事を引き受けます」という契約時の前払いということだよ。10〜30万円程度が多い
- 報酬金(成功報酬):問題が解決したときに払うお金。獲得した金額の10〜20%が目安になることが多い
- 実費:裁判所への申立て費用や交通費など、実際にかかった費用の実費払い
お金がなくても大丈夫!法テラスという強い味方
「弁護士に頼みたいけどお金がない…」そんな人の強い味方が「法テラス」だよ。正式名称は「日本司法支援センター」で、国が作った法律相談の総合窓口なんだ。収入が少ない人は弁護士費用を立て替えてもらって、後から少しずつ返済できるシステムがあるよ。また、一般的な法律相談なら無料でできる場合もあるんだ。
さらに地域によっては「市区町村の無料法律相談会」として、自治体が弁護士を招いた相談会をやっているところもあるよ。「弁護士はお金持ちだけのもの」というのは完全に昔の話で、今は誰でも使いやすい環境が整っているんだよ。困ったことがあったら、まず法テラス(0570-078374)に電話してみると良いかもしれないね。
弁護士費用を賢く使うコツ
費用を抑えるポイントを最後にまとめておくよ。
- まずは初回無料相談を使って、複数の事務所で話を聞いてみる
- 相談前に「事実関係のメモ」を作っておくと相談時間が短くなってコスト削減になる
- 収入が少ない場合は法テラスに相談する
- 「弁護士費用特約」が付いた自動車保険に入っている場合、交通事故の弁護士費用が保険でカバーされることもある
弁護士は「頼んだら高い」というイメージがあるかもしれないけど、適切に使えば実は「費用対効果が高い」専門家なんだよ。特に相手から正当な補償を勝ち取れる場面では、弁護士費用を払っても手元に残るお金が増えることも多いんだ。
