「採用って大変だよな〜」って思ったことない?会社が人を雇うとき、求人を出して、応募を集めて、面接して……ってめちゃくちゃ手間がかかるんだよね。そんな採用の仕事をまるごと外部の会社にお願いする仕組みが「RPO」なんだ。「なんか難しそう……」って感じてる人、大丈夫。この記事を読めばRPOが何で、なぜ注目されているのかがちゃんとわかるよ。
- RPOとは 採用プロセスをまるごと外部に委託する 仕組みで「Recruitment Process Outsourcing」の略だよ
- 求人作成から面接調整・内定まで 採用業務全体 を引き受けてくれるから人材紹介とは別物だよ
- 大企業だけでなく 採用ノウハウが不足している中小企業 にも活用できるサービスだよ
もうちょっと詳しく
RPOが生まれた背景には、採用市場の変化がある。昔は「ハローワークに求人を出せば応募が来た」時代だったけど、今は求人サイトもSNSも転職エージェントも山ほどあって、どこに・どうやって求人を出せばいいかが複雑になった。しかも少子化で働き手が少なくなってきているから、企業が求職者を「選ぶ」時代から「選ばれる」時代に変わってきているんだ。そうなると採用の戦略や仕組みを本格的に作らないといけない。でもそれを社内だけでやるのは大変だから、「だったら外部のプロに任せよう」ってなったのがRPO普及のきっかけなんだよね。採用にかかるコストをコントロールしながら質の高い採用ができるのが、今の企業にとってすごく魅力的なわけ。
RPOは「採用を外注する」じゃなく「採用チームをレンタルする」イメージが近い!
⚠️ よくある勘違い
→ 人材派遣は「人を借りてくる」サービス。RPOは「採用の仕事を任せる」サービスで全く別物だよ。
→ 実際に働く人を供給するんじゃなく、採用活動そのものをサポート・運営してくれる会社のことだよ。
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RPOとは?採用のプロに「まるなげ」できる仕組み
そもそも採用ってどんな仕事?
会社が新しい社員を採用するとき、どんな作業が発生するか知ってる?実はすごく多いんだよ。まず「どんな人がほしいか」を整理して、求人票を書く。次に求人サイトや自社のホームページに掲載する。応募が来たら書類を見て「会ってみようかな」って人を選ぶ(これを書類選考っていうよ)。次に面接の日程を候補者と調整して、面接を実施。何回か面接をして、最終的に「採用します」か「今回は見送ります」かを決める。そして内定を出したら入社前のやり取りも必要。……ね、ものすごい工程があるよね。これを全部やるのが採用担当の仕事なんだ。
RPOはこの全部を引き受けてくれる
RPOとは、つまりここで説明した採用の一連の作業――求人票作成・媒体掲載・応募受付・書類選考・面接設定・内定後フォローなど――を外部の専門会社がまるごと担ってくれるサービスのこと。「アウトソーシング」とは、自社の業務を外部に委託することを指すよ。だからRPOは「採用業務の外部委託」ってわけ。RPO会社のスタッフは、クライアント(依頼した会社)の人事部の一員みたいに動いてくれる。名刺に依頼会社の名前を使って活動することもあるくらい、深く入り込んでサポートしてくれるんだよ。
RPOを使うとどんないいことがある?メリットを具体的に見てみよう
メリット① 採用コストをコントロールしやすい
人材紹介エージェントに人を紹介してもらうと、採用が決まるたびに「成功報酬」として年収の30〜35%くらいを払うのが一般的なんだ。たとえば年収400万円の人を採用したら120〜140万円くらい払うことになる。これが10人採用なら1,200万円以上!でもRPOは月額固定料金や期間契約が多くて、採用人数が増えてもコストが跳ね上がりにくい仕組みになっていることが多いんだよ。大量採用を計画している会社にとっては、RPOのほうが断然コスパがいいケースがあるわけ。
メリット② 採用のプロのノウハウを借りられる
RPO会社には採用のスペシャリストがいて、「どの求人サイトに出すと応募が集まりやすいか」「どんな求人票を書くと優秀な人が応募してくれるか」「面接でどう見極めるか」といったノウハウを持っている。普通の会社の人事担当者は採用だけやってるわけじゃなくて、給与計算や社会保険の手続きなど他の仕事もたくさんあるよね。でもRPO会社は採用に特化しているから、最新のトレンドや各業界の採用事情に詳しいんだ。いわば採用のプロチームを一時的にレンタルできるイメージだよ。
メリット③ 採用スピードが上がる
急に「来月から大規模採用したい!」ってなっても、社内のリソースには限界があるよね。RPOなら、そのプロジェクトに必要な人数のスタッフを投入してもらえるから、採用スピードをグッと上げることができる。スタートアップ企業が「シリーズBの資金調達が決まったから半年で30人採用したい!」というケースや、新しい事業が急拡大して人手が必要になったケースでRPOが活躍することが多いよ。
メリット④ 人事チームが本来の仕事に集中できる
採用業務って、こなすだけでも大変だけど、「採用をもっとうまくやるにはどうすればいいか」という戦略を考えるのも重要なんだよね。でも日常の採用業務に追われていると戦略を考える余裕がなくなる。RPOに実務を任せることで、人事チームが「会社としてどんな人材が必要か」「会社の文化をどう発信するか」といった上流の仕事に集中できるようになるんだ。
RPOにはどんな種類があるの?自分の会社に合ったものを選ぼう
フルアウトソーシング型
採用に関する全ての業務をRPO会社に任せるタイプ。採用に関するリソースがほぼない状態の会社や、新規事業の立ち上げで一から採用体制を作りたい会社に向いているよ。社内に採用担当者がいなくても、RPO会社が全部やってくれるから心強い。ただ、全部任せるぶんコストは高めになることが多いし、「採用のことを社内で誰も詳しくなれない」というデメリットもある。
一部アウトソーシング型(スポット型)
採用業務の一部だけをRPOに任せるタイプ。たとえば「応募者の書類選考だけお願いしたい」「面接のスケジュール調整だけ頼みたい」「求人票のライティングだけやってほしい」といった感じで、特定の業務だけを切り出して委託できる。社内に採用担当者はいるけど特定の部分で手が足りないときや、採用ノウハウは蓄積したいけど一部だけ補強したいときに向いているよ。コストも抑えやすいのが魅力だね。
プロジェクト型
「この半年間だけ大量採用があるから手伝ってほしい」という期間限定でRPOを活用するタイプ。繁忙期だけ外部リソースを使って、普段は社内で完結させるという使い方ができる。スポット的な人手不足を解消するのに向いているよ。
RPOが向いている会社・向いていない会社
RPOが特に役立つのはこんな会社
RPOを活用することで大きな効果が出やすい会社には、いくつか共通するパターンがある。まず「採用担当が1〜2人しかいないのに年間20人以上採用したい」という規模感のミスマッチがある会社。次に「どの媒体を使えばいいかわからない」「求人票をどう書けばいいかわからない」という採用ノウハウの不足がある会社。また「急成長中で採用ペースを急激に上げたい」というスタートアップや急拡大中の企業にも向いているよ。さらに「採用コストが高くて何とかしたい」という会社も、RPOに切り替えることでコスト削減できる可能性がある。
RPOが向いていないケースもある
一方で、RPOが必ずしも最適ではないケースもある。たとえば「採用人数が年に数人程度」という会社では、固定費がかかるRPOよりも単発で人材紹介エージェントを使うほうがコスパが良かったりする。また「採用に関する独自のノウハウや文化を社内で育てたい」という会社にとっては、全部外注すると社内に知識が残らないというデメリットもある。RPOを使うかどうかは、採用の規模・頻度・社内リソースをよく考えてから判断するのが大切だよ。
RPOを導入するときに気をつけること
目的と範囲をはっきりさせよう
RPOに依頼する前に「何を任せて、何は社内でやるか」をはっきり決めておくことが大事。あいまいなまま始めると「思ってたのと違う」ってなりやすい。たとえば「書類選考と面接調整は任せるけど、最終面接は必ず役員がやる」とか「内定後のフォローは社内でやる」といった線引きを最初に決めておこうね。
情報共有と連携が鍵
RPO会社はあくまで外部の会社だから、自社のことをしっかり伝えないといけない。「うちの会社ってどんな文化?」「どんな人が活躍している?」「どんなスキルが必要?」といった情報をしっかり共有しないと、会社のカラーに合わない人を採用してしまうことになりかねない。RPOはプロだけど、会社の内部事情は依頼側が教えないとわからないわけだから、密なコミュニケーションが大切なんだよ。
効果測定をしっかり行う
RPOを使い始めたら、ちゃんと効果が出ているかを確認しよう。「採用コストは下がったか」「採用にかかる時間は短くなったか」「採用した人がちゃんと活躍しているか(定着率)」といった指標を決めて定期的にチェックすることが重要だよ。RPO会社とも定期的にミーティングをして、「うまくいっていること」「改善が必要なこと」を話し合いながら進めると、より良い採用ができるようになっていくよ。
RPOと人材紹介を組み合わせることもある
RPOと人材紹介エージェントは「どちらかを選ぶ」というものでもなくて、組み合わせて使う会社もあるよ。たとえば「基本的な採用活動はRPOで回して、スペシャリスト職の採用だけエージェントを使う」という形ね。大切なのは「何のために・どこに・どれだけコストをかけるか」という採用全体の戦略を持つこと。RPOはその戦略を実行するための強力なパートナーになってくれるんだよ。
