AWSって何?わかりやすく解説

「AWS」って言葉、どこかで聞いたことあるけど「Amazonって通販じゃないの?」「クラウドって雲のこと?」って、なんとなくモヤっとしてる人、多いんじゃないかな。実は、NetflixもZoomもSlackも、あの有名サービスの裏側を動かしているのがAWSで、知らないうちに毎日お世話になってるんだよ。この記事を読めば、AWSが何なのか・なぜ世界中で使われているのかが、スッキリわかるよ。

AWSって何? Amazonって通販サイトじゃないの?

通販のAmazonと同じ会社だよ!AWSは「Amazon Web Services(アマゾン ウェブ サービス)」の略で、つまりインターネット越しにコンピューターの機能を貸し出すサービスのことだよ。通販部門とは別の部署が運営してるんだ。
コンピューターを「貸し出す」ってどういうこと? ピンとこないんだけど…

例えばゲームのマルチサーバーを立てたいとき、普通は自分のパソコンを24時間起動し続けないといけないよね。でもAWSを使えば、Amazonのデータセンターにある仮想サーバー(つまり、巨大なコンピューターの上にソフトウェアで作った「仮想のパソコン」のこと)を月額で借りられるんだ。設置も管理もAmazon任せでOKだよ。
どんな有名サービスが使ってるの?

Netflix・Zoom・Slack・フォートナイト・NASAまで、世界トップクラスのサービスがAWSを使ってるよ。日本でもコンビニアプリやニュースアプリの裏側でAWSが動いていることが多いんだ。知らないうちに毎日使ってる、それがAWSなんだよ。
個人でも使えるの? 難しそうだけど…

もちろん使えるよ!しかも最初の1年間は無料枠があるから、学生や初心者でも試しやすいんだ。「自分でWebサービスを作ってみたい」「プログラミングを本格的に勉強したい」って人にもおすすめの環境だよ。
📝 3行でまとめると
  1. AWSはAmazonが提供するクラウドコンピューティングサービスで、インターネット越しにサーバーや機能を借りられる仕組みだよ。
  2. Netflix・Zoom・Slackなど世界中の有名サービスが活用していて、私たちの日常生活とも密接に関わっている。
  3. 初期費用ゼロで始められ、使った分だけ支払う従量課金が採用されているから、小さなプロジェクトでも気軽に使えるよ。
目次

もうちょっと詳しく

AWSが登場する前、会社がWebサービスを作るには高価なサーバーを自社で購入して管理する必要があったんだ。でもAWSの登場でその常識が一変した。Amazonが自社のショッピングサイトを運営するために構築した巨大なコンピューターインフラを、2006年から世界中に開放したのがAWSの始まりだよ。今では200以上のサービスが提供されていて、世界のクラウド市場シェア約30%を占める最大手に成長したんだ。スタートアップから大企業、NASA・政府機関まで、あらゆる規模の組織が「速く・安く・安全に」インフラを使えるからAWSを選んでいるんだよ。

💡 ポイント
AWSの登場で「サーバーを買う時代」から「サーバーを借りる時代」へ変わった!

⚠️ よくある勘違い

❌ 「AWSはAmazonで買い物するためのサービスでしょ」
→ 通販のAmazon.co.jpとは完全に別のサービス。AWSはエンジニアや企業向けのインフラサービスで、商品を買う場所ではないよ。
⭕ 「AWSはAmazonが作った、コンピューターをネットで借りられるサービス」
→ 同じAmazonグループだけど部門が違う。WebやアプリのサーバーをAmazonのデータセンターからレンタルできる仕組みのことだよ。
なるほど〜、あーそういうことか!

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AWSって何者? Amazonがコンピューターを「貸す」サービスを始めた話

AWSの正式名称は「Amazon Web Services」。通販のAmazonと同じ会社が作ったサービスだよ。「えっ、Amazonって本とか日用品を売る会社じゃないの?」って思うよね。実は、Amazonはネットショッピングサイトを運営するために、ものすごく巨大なコンピューターシステムを自前で構築してたんだ。

ある日、Amazonの中でこんな気づきが生まれた。「自分たちが作ったこのインフラ(つまり、システムを動かすための土台となる設備のこと)、他の会社にも貸したら便利じゃない?」ってね。そこで2006年に外部向けサービスとしてスタートしたのがAWSなんだよ。

今では世界30か国以上にデータセンターを構え、200以上のサービスを提供する世界最大のクラウドサービスに成長した。世界のクラウド市場でのシェアは約30%で、2位のMicrosoft Azureや3位のGoogle Cloudを大きく引き離しているんだ。

「クラウド」って雲のこと?

「クラウドコンピューティング」の「クラウド」は英語の「cloud(雲)」から来てるんだけど、空に浮かぶ雲のことじゃないよ。インターネットの接続を図で表すとき、昔から「雲の絵」で描いていたことが名前の由来なんだ。だから「クラウドコンピューティング」とは、つまり「インターネット越しにコンピューターの機能を使う仕組み」のことだよ。音楽の聴き方に例えると、昔はCDを買って手元に置いてたよね。でも今はSpotifyでストリーミング(つまり、手元にデータを持たずインターネットから直接流して聴くこと)するでしょ?クラウドもそれと同じ発想で、コンピューターの機能をネット越しに利用する仕組みなんだよ。

AWSの代表サービス3つをわかりやすく解説

AWSには200以上のサービスがあるって聞くと「全部覚えないといけないの?」って思うかもしれないけど、まずは代表的な3つだけ押さえておけば全体のイメージがぐっとつかみやすくなるよ。

① Amazon EC2 ── 仮想コンピューターを借りるサービス

EC2は「Elastic Compute Cloud」の略で、つまり「インターネット越しに借りられる仮想コンピューター」のことだよ。「仮想コンピューター」とは、物理的な1台のサーバーの上に、ソフトウェアで作られた「仮想のパソコン」を複数動かす技術のことだよ。本物のパソコンと同じように使えるんだ。

例えば友達とMinecraftのマルチプレイをしたいとき、誰かの家のパソコンをサーバーにすると24時間起動し続けないといけないよね。EC2なら、Amazonのデータセンターにある仮想マシンをサーバーにして、使わない時間は止めれば料金もかからない。必要なときだけ起動して使えるのが便利なところだよ。

② Amazon S3 ── クラウドのファイル保管庫

S3は「Simple Storage Service」の略で、つまり「インターネット上の巨大なファイル保管庫」のことだよ。GoogleドライブやDropboxに近いイメージだけど、S3はプログラムから自動で操作することを想定した業務用のサービス。写真・動画・ログファイルなど大量のデータを安く・安全に保存できるんだ。InstagramやPinterestが画像の保存先としてS3を使っているよ。容量は実質無制限で、保存したデータが3か所以上に自動コピーされるから、データが消えてしまうリスクもとても低いんだよ。

③ Amazon RDS ── データベースをクラウドで使えるサービス

RDSは「Relational Database Service」の略で、つまり「クラウドで使えるデータベース(データを整理・保存・検索するシステム)のサービス」のことだよ。例えばECサイトなら「会員の名前・住所・購入履歴」を管理するデータベースが必要だよね。それを自分で設置・管理しなくていい形で借りられるのがRDS。バックアップや更新作業も自動でやってくれるから、エンジニアがデータベースの管理に費やす手間が大きく減るんだよ。

実は毎日お世話になってる ── AWSが使われている身近な場面

「自分には関係ない話でしょ」って思ってるかもしれないけど、AWSは意外と身近なところで動いているんだよ。具体的な例を見ていこう。

Netflix ── 1億人が同時に見ても落ちない仕組み

映画やドラマを配信するNetflixは、世界1億人以上が同時に動画を再生しても安定して動くようにAWSを活用してるよ。アクセスが集中したときに自動でサーバーを増やす「オートスケーリング(つまり、需要に合わせてサーバーの数を自動で増減させる仕組みのこと)」という機能がフル活用されているんだ。もし自社でサーバーを管理していたら、急なアクセス増加には対応しきれなかったかもしれないよ。

Zoom・Slack ── コロナ禍のリモートワークを支えたAWS

コロナ禍でリモートワークが広まったとき、ZoomやSlackのユーザーが一気に数倍に膨れ上がったよね。それでもサービスが落ちなかったのは、AWSのスケーリング機能のおかげだよ。Slackは2009年のサービス開始当初からAWSを使っていて、急激な成長にもインフラを増強しながら対応できたんだ。

NASA ── 宇宙データもAWSで処理している

NASAも火星探査機「パーサヴィアランス」から送られてくる膨大なデータの処理・保存にAWSを使ってるよ。火星から届く写真や地質データをリアルタイムで解析するには、とてつもない計算能力が必要。自前でそのシステムを用意するよりも、AWSを活用した方がコストも開発速度も有利なんだ。「宇宙のデータもAWSが支えてる」って、なんかスケールの大きさを感じるよね。

コンビニアプリ ── レジでバーコードを出す瞬間

セブン-イレブンやローソンのスマホアプリでクーポンを使うとき、その裏でクラウドサーバーがデータを処理してるよ。AWSを使っているケースが多く、レジでスマホをかざす瞬間にもAWSがこっそり動いてるかもしれないんだ。毎日コンビニに寄るたびに、知らないうちにAWSのお世話になってるってことだよ。

AWSを使うと何がうれしい? 4つのメリットをわかりやすく解説

AWSが世界中でこれほど広まった理由には、ちゃんとした理由があるんだよ。特に重要な4つのメリットをわかりやすく説明するね。

① 初期費用ゼロで始められる

昔はWebサービスを作るには「まずサーバーを数百万円で購入する」必要があったんだ。AWSなら月数百円から使い始められるし、最初の1年間は多くのサービスで無料枠が用意されてるよ。アイデアをすぐ試して、うまくいったら規模を広げる──そういった「失敗しても痛くない環境」を作ってくれたのがAWSなんだよ。おかげでスタートアップ企業が次々と生まれるようになったんだ。

② 使った分だけ払う「従量課金」

電気代と一緒で、使った量に応じて料金を払う仕組みだよ。これを従量課金(つまり、使った量に比例して料金が変わる支払い方法のこと)って言う。アクセスが少ない夜中はサーバーをほぼ停止させて料金を抑え、昼間のピーク時だけ増やして対応できるんだ。「使わなくても毎月固定費がかかる」っていう無駄が出にくいのが特徴だよ。

③ 需要に合わせてすぐスケールできる

新しいサービスを公開したら急に人気が出て、アクセスが100倍になった──なんてことが起きても大丈夫。AWSなら数クリックか自動でサーバーの処理能力を増やせる。反対に、アクセスが落ち着いたら縮小して費用を節約もできるよ。これをスケーラビリティ(つまり、需要に合わせてシステムの規模を柔軟に変えられる性質のこと)って言うんだ。自前のサーバーを買い増すには時間もお金もかかるけど、AWSならほぼ即座に対応できるんだよ。

④ セキュリティと信頼性が世界基準

AWSのデータセンターは24時間365日、物理的なセキュリティ対策と最先端のサイバーセキュリティで守られてる。サーバーが故障したときの予備システムも複数用意されていて、問題が起きても自動的に切り替わって動き続ける仕組みになってるんだ。「自前のサーバーが壊れてサービスが止まった!」という事態が起きにくいのは、このような高い信頼性のおかげだよ。銀行や政府機関もAWSを使っているのは、それだけセキュリティと安定性が信頼されてる証拠なんだよ。

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この記事を書いた人

大人になってから「これ知らなかった…」と恥ずかしい思いをした経験から、このサイトを作りました。お金・仕事・社会のしくみって、学校で教えてくれないのに知らないと損することだらけ。むずかしい言葉を「あーそういうことか!」って思えるまでかみ砕いて説明するのが得意です。主に経済・法律・税金・ライフイベント周りの用語を毎日更新中。

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