働く時に「技能講習を受けてください」って言われたことない?聞いたことあるけど何それ?って感じだと思うんだ。実は、危ない作業をするのに必要な公式な講習のことなんだけど、この記事を読めば技能講習がどんなものか、なぜ必要なのか、ぜんぶわかるようになるよ。
- 技能講習は危ない機械や道具を安全に使うために法律で決まってる講習のこと
- フォークリフトやクレーンなど危険な作業をするのに必修で、修了証が必要
- 難しい試験ではなく、安全な使い方をちゃんと学べばほぼ誰でも修了できる
もうちょっと詳しく
技能講習は、日本の「労働安全衛生法」という労働者を守る法律で決められています。つまり「国が決めた決まり」なので、これを受けずに仕事をするのは違法になっちゃうんだ。だから会社も「受けてください」と言う必要があるし、働く側も「受けないといけない」というわけです。講習の種類によって、1日で終わるものもあれば3日かかるものもあります。費用は自分で払うことが多いですが、会社が負担してくれるケースもありますよ。
技能講習は「できたらいいな」じゃなくて「絶対にやらなきゃいけない義務」だから、けっこう大事なんだ
⚠️ よくある勘違い
→ 実は試験はあっても「本当に理解してるか」を確認するくらいの簡単なテストです。ちゃんと講習を聞いてれば大丈夫。
→ その通り。難しくないから、ちゃんと受ければ修了できるんだ。
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技能講習ってぶっちゃけ何?
名前は大事そうだけど、シンプルに言うと
「技能講習」と聞くと、すごい難しいものに聞こえますよね。でも、ぶっちゃけシンプルです。つまり「危ない仕事をするために、事前に『これだけは知っといてね』という安全な使い方を学ぶ講習」なんだ。学校で「自動車教習所」があるでしょ。あれと同じような感じで、「この機械や道具を使う上でのルール・安全な操作方法」を学ぶ場所だと思えばいいんだ。
なぜこんなのが必要なの?
建設現場とか製造業の工場で働いた経験がある人なら分かるかもしれませんが、「危ない機械」って本当に危ないんです。例えば、フォークリフトという荷物を運ぶ機械があります。これ、もし操作を間違えたら、重い荷物が落ちてきたり、人にぶつかったりして、大けがや最悪命に関わることもあります。だから、「ちゃんと安全に使える人だけが操作していい」というルールを国が決めたんです。これが技能講習を受ける理由です。つまり「あなたはこの危ない仕事をするのに必要な知識がありますね」という証明が必要だってわけ。
「資格」とは何が違うの?
技能講習と「資格」の違いは、ここが重要です。資格って、基本的に「難しい試験に合格した人がもらえるもの」ですよね。例えば、運転免許は試験が難しくて、落ちる人もいっぱいいます。でも技能講習は違うんだ。講習をちゃんと受けて、「内容を理解してますね」ということが確認できれば、ほぼ誰でも修了できるんです。つまり「資格 = 難しい試験で実力を証明するもの」で、「技能講習 = 安全な使い方を学んで、理解したことを証明するもの」という違いがあるんだ。
どんな種類の技能講習があるの?
建設現場で多い講習
建設現場で働く人が受ける講習が、技能講習の中でも一番種類が多いです。例えば、大型の機械を操作する技能講習:
- フォークリフト:荷物を運ぶ機械。建設現場や倉庫でよく使われます。1日~3日の講習
- クレーン:重い荷物を上に吊り上げて運ぶ機械。これは結構危ないので、講習が長め(3日~5日)
- 玉掛け(たまかけ):つまり「荷物にロープをかけてクレーンで吊り上げるときの、ロープのかけ方を学ぶ」講習。2日~3日
- 足場組立:工事現場の安全な足場を組み立てる技術。結構危ないから、講習は結構厳しめ
その他の現場での講習
建設以外でも、技能講習は色々あります。例えば製造工場だと、大きな機械を操作するのに講習が必要です。また、電気工事士みたいに「電気を扱う仕事」をする人も、安全に関する講習を受けることになります。さらに、ガス溶接(つまり金属を高温で溶かしてくっつける作業)をするときも、技能講習が必要です。要するに「誤った操作をしたら人が死ぬかもしれない」くらい危ない作業には、ほぼ全部、技能講習があると思ってOKです。
講習の長さはどのくらい?
技能講習の長さは、種類によって全然違います。短いもので1日、長いもので5日~1週間近くかかることもあります。例えば、フォークリフトの技能講習は、だいたい2日~3日。朝8時くらいから夕方5時くらいまで、毎日講習を受けることになります。その中で「座学」(つまり、座って説明を聞く授業)と「実技」(実際に機械を操作する練習)の両方があります。座学では「安全なやり方」「危ないケース」「事故が起きたときの対処」みたいなことを学びます。実技では、実際にその機械を操作する練習をするんだ。
講習はどこで受けるの?どうやって申込むの?
講習所は決まってる
技能講習は、どこでも受けられるわけではありません。国の認可を受けた「指定講習機関」という決まった場所でしか受けられないんです。つまり「ちゃんとした教育ができる機関だけが教える」という決まりがあるわけ。これは国のルール(労働安全衛生法)で決まってるから、テキトーなところでは受けられません。
自分で探して申込む?会社が用意する?
これはケース・バイ・ケースです。会社で「来月からこの部署で働いてもらうから、フォークリフトの技能講習を受けといてね」と言ってくれることもあります。その場合、会社が講習所に予約したり、費用を払ってくれたりすることもあります。一方で「自分でどっか講習所を見つけて、自分で申込んで、自分で受けてね」という場合もあります。ハローワークの職業訓練校でも技能講習を受けられるし、民間の講習所でも受けられます。
費用はいくらくらい?
技能講習の費用は、講習の種類と場所によって全然違います。フォークリフトだと、だいたい1万円~3万円くらい。クレーンとか玉掛けだと、2万円~4万円くらいが相場です。会社が負担してくれることが多いですが、自分で払わないといけないケースもあります。高い気がしますが、「この技能講習がなくて、うっかり事故を起こしたら、自分も他の人も大けがをするかもしれない」と考えると、安全のための投資だと思えば納得できますよ。
申込みから修了までのざっくりした流れ
流れはこんな感じです。まず、講習所に「この講習を受けたいんですけど」と電話かメールで連絡します。すると「来月のこの日程だったら空いてますよ」みたいな返事がきます。日程が決まったら、申込書を書いて、費用を払う。そして講習を受けます。座学と実技の両方をちゃんとやって、最後に簡単なテストがあります。テストに合格すれば(つまり、ちゃんと理解できてれば)、修了証をもらえるんだ。このプロセスは、講習の種類によって若干違いますが、大体こんな感じです。
修了証ってどのくらい大事なの?
修了証がないと仕事ができない
ここ、結構重要です。技能講習を修了して、修了証をもらった。じゃあ、その証はどのくらい大事なのか?答えは「ものすごく大事」です。つまり、フォークリフトの技能講習を修了していない人が、勝手にフォークリフトを操作したら、それは違法行為になります。会社の上司が「ちょっとこれ移動しといて」と言っても、「すみません、まだ技能講習を受けてないので操作できません」と言わないといけません。もし操作したら、会社も罰せられるし、自分も罰せられます。だから修了証は、「この仕事をする権利」みたいなもんだと思えばいいんだ。
修了証を忘れたら?
修了証は、講習を受けた証です。だから、無くしちゃダメです。でも、もし無くしちゃった場合はどうするか?最初に講習を受けた講習所に連絡すれば、「再発行」(つまり、もう一度証を作ってもらうこと)してくれます。ただし、再発行に時間がかかることもあるし、若干費用がかかることもあります。だから、修了証はいつも大事に保管しておく方がいいんだ。
修了証って、いつまで有効?
これも講習の種類によります。フォークリフトの修了証は、基本的に「一度もらったら、ずっと有効」です。つまり「3年ごとに更新」とか「5年で失効」とか、そういったことがない(講習の種類によっては、定期的に「再講習」を受けることが法律で決まってるものもあります)。だから、一度講習を受けちゃえば、その先ずっと「フォークリフトを操作する資格がある」というわけです。ただし「ずっと有効 = ずっと安全」ではありません。時間が経つと、操作技術が鈍ることもあるし、新しいルールが加わることもあります。だから、講習を受けた後でも「安全な操作方法」を忘れないようにする工夫は必要です。
技能講習を受ける前に知っときたいこと
講習の内容ってどんな感じ?
講習の内容は、機械の種類によって違いますが、基本的には同じ流れです。まず座学で「この機械の安全性」「事故が起きるケース」「操作するときのルール」「緊急時の対処」みたいなことを学びます。次に実技で「実際に機械を操作してみる」という流れです。座学は、正直つまらないと感じる人も多いんですが「こういう操作をしたら、こんな危険がある」という知識がないと、実際に仕事をするときに危ないんだ。だから、座学はちゃんと聞く必要があります。実技は、もっと面白いですよ。実際に機械を触ってみるので「あ、こういう感じなんだ」って実感できます。
講習中に失敗したら?
講習の途中で「あ、やり方がよくわからん」とか「実技が上手くいかない」みたいなことがあっても、大丈夫です。だいたいの講習は「何度かチャレンジしてもいい」という感じで、指導者が「ここをこうしてみて」とアドバイスしてくれます。ただし「安全な操作ができない」という場合は、修了できないこともあります。でも、そういった場合でも、再度講習を受けられるケースが多いですから、心配しすぎなくていいんだ。
講習の試験って難しい?
講習の最後にある試験というのは「ちゃんと理解してるか」を確認するくらいの難度です。つまり「講習で説明されたことを、ちゃんと記憶できてるか」という簡単なテストなんだ。運転免許みたいに「80点以上」とか厳しい合格基準があることは、あんまりありません。だから、講習をちゃんと受けてれば、ほぼ大丈夫です。もし試験で落ちたとしても「再試験を受けられる」という講習所がほとんどです。
修了後のアドバイス
技能講習を修了したからって、それで安心しちゃダメです。修了証をもらったのは「安全な基本知識がある」ということを証明するだけで「完璧に安全に操作できる」という証ではありません。実際の仕事では「先輩の指導を受けながら操作する」「危ないなって思ったら、その作業をしない」「分からないことは、すぐに聞く」という姿勢が大事です。つまり、技能講習は「スタート地点」だと思えばいいんだ。そこから、実務経験を積みながら、どんどん安全な操作技術を身につけていくわけです。
