「契約社員って、いつかクビになるの?」「正社員じゃないと不安…」って思ったことない?働き方にはいろんな種類があって、特に「いつまで働けるか」って話はちゃんと知っておかないと損することがあるんだよね。この記事を読めば、「無期雇用」って何か、正社員とどう違うのか、そして自分の権利をどう守ればいいかがしっかりわかるよ。
- 無期雇用とは、終わりの期限が決まっていない雇用契約のことで、正社員だけでなく契約社員やアルバイトでもなれる場合がある
- 同じ会社で5年以上働くと、無期転換ルールによって会社に申し込むだけで無期雇用に切り替えられる権利が生まれる
- 無期雇用になっても給料や職種が自動で上がるわけではないが、雇い止めの不安がなくなるという大きなメリットがある
もうちょっと詳しく
無期雇用と有期雇用の違いを一言で言うと、「契約書に終わりの日付が書いてあるかどうか」だよ。有期雇用は「2026年3月31日まで」みたいに終了日が決まっていて、更新されなければそこで終わり。でも無期雇用は終了日がないから、会社側が「辞めてほしい」と思っても、正当な理由がなければ簡単にクビにできない。法律(労働契約法)がしっかり守ってくれているんだよね。2013年に「無期転換ルール」が導入されてから、5年以上同じ会社で有期契約を続けた人は、申し込みさえすれば無期雇用に変えてもらえる権利が生まれるようになったんだ。これは労働者にとってかなり大きな制度変更だったよ。
無期転換の申し込みは「権利」だから、会社が断ることはできないよ!
⚠️ よくある勘違い
→ 無期雇用=正社員ではないよ。給料・待遇・仕事内容はそのまま変わらないことがほとんど。「期間に上限がなくなる」だけで、待遇の改善は別の交渉が必要だよ。
→ 正社員と同じように「正当な理由なく突然クビ」にはできなくなる。安心して長く働ける土台ができるという意味で、大きなメリットがあるんだよ。
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無期雇用と有期雇用、そもそも何が違うの?
まず「雇用」って何かから確認しておこう。雇用とは、つまり「会社(雇う側)と働く人(雇われる側)の間で結ぶ、働く約束(契約)」のことだよ。この契約書に「終わりの日付」が書いてあるかどうかで、有期か無期かが決まるんだよね。
有期雇用ってどんな感じ?
「今年の4月1日から来年の3月31日まで働いてもらいます」みたいに、終わりの期限が決まっているのが有期雇用だよ。アルバイト・パート・契約社員に多い形で、期間が終わったら「また更新するか、しないか」を会社が決める。つまり、契約が更新されなければそこで終わり、ということ。
たとえるなら、図書館で本を借りるのに「2週間だけ」って期限があるイメージ。その期限が来たら返さないといけない、延長するかどうかは図書館側が決める感じだよ。
無期雇用は何が違う?
「無期」の「無」は「ない」って意味だよね。無期雇用は、つまり「期間がない雇用」、終わりの期限が設定されていない契約のことだよ。正社員がその代表的な例で、「いつまで働いてください」という終わりの日付が契約書に書かれていない。だから、会社側が「もう来なくていいよ」と言うためには、ちゃんとした理由(業績不振・本人の問題行動など)が必要で、理由なく一方的に解雇するのは法律で禁止されているんだよ。
この違いは日常生活にたとえると、賃貸アパートと持ち家の違いに近い。賃貸(有期雇用)は契約期間が終わったら更新しないと出ていかないといけないけど、持ち家(無期雇用)は自分で出ていくと決めない限り住み続けられる、そんなイメージだよ。
正社員じゃなくても無期雇用になれるって本当?
「無期雇用=正社員」って思ってる人が多いけど、実はそうじゃないんだよ。正社員は確かに無期雇用の代表例だけど、契約社員やパートタイムでも無期雇用になれる仕組みがあるんだよね。
「無期転換ルール」ってなに?
2013年に労働契約法が改正されて、「無期転換ルール」という制度が生まれたよ。このルールは、つまり「同じ会社で有期契約を5年以上繰り返した人は、申し込みさえすれば無期雇用に変えてもらう権利がある」というものだよ。
たとえば、1年ごとの契約を5回更新して5年以上働いたとしよう。そうすると、次の更新の時期に「無期雇用にしてください」と申し込めるんだよ。しかも会社はこれを断れない。法律で保障された「権利」だから。
申し込み方法は?
口頭で伝えることもできるけど、証拠を残すためにも書面(メールや書類)で申し込むのがオススメだよ。「無期転換申込書」みたいなフォーマットを用意している会社もあるし、なければ「○月○日から無期雇用への転換を申し込みます」と書いた書類を渡せばOKだよ。申し込んだ時点で、次の契約期間の初日から無期雇用がスタートする仕組みになっているよ。
無期雇用になったら、どんないいことがある?
無期雇用の最大のメリットは「安定感」だよ。「来月も働けるかな…」「今年度で契約終わりにされたらどうしよう…」っていう不安から解放されるのは、精神的にも大きいよね。
雇い止めの心配がなくなる
有期雇用の場合、会社が「次は更新しません」と言えばそれで終わり。これを「雇い止め」と言うよ。でも無期雇用になると、会社側が「辞めてほしい」と思っても、ちゃんとした理由がなければ解雇できないんだよ。不当解雇(つまり、正当な理由のないクビ)は法律で禁止されているから、働く人の立場がぐっと強くなるんだよね。
ローンや賃貸審査が通りやすくなる
地味に大事なポイントだよ!家を借りたり、車や家を買うためにローンを組んだりするとき、「雇用形態」を聞かれることがある。有期雇用より無期雇用のほうが「安定した収入がある」とみなされやすいから、審査が通りやすいんだよ。社会的な信用が上がるイメージだね。
デメリットはないの?
基本的にはメリットしかない制度だよ。ただし、会社によっては「無期転換したら、今まで認められていた副業がNGになる」とか「就業規則の別の部分が適用される」みたいなケースもあるから、転換前に契約内容や就業規則をしっかり確認することが大切だよ。
こんな人は特に注意!無期転換権が発生しないケースもある
「5年以上働けば必ず無期転換できる」と思いがちだけど、実は例外もあるんだよ。自分がどのケースに当てはまるか、ちゃんと確認しておこう。
契約の「クーリングオフ期間」に注意
有期契約と有期契約の間に「6ヶ月以上」の空白期間(これをクーリングオフ期間と呼ぶよ)があると、その前の勤務期間がリセットされてしまうんだよ。つまり、いったん辞めて6ヶ月後に同じ会社に戻った場合、5年のカウントがゼロからやり直しになるということ。意図的にクーリングオフをさせようとする会社もあるから、気をつけてね。
特別なルールが適用される職種もある
大学の教員や、高度な専門職(医師・弁護士など)の一部は、5年ではなく10年のルールが適用される特例があるよ。また研究者など特定の職種では「10年ルール」という別の仕組みがあったりするから、自分の仕事がどのルールに当てはまるか、厚生労働省のサイトや労働相談窓口で確認するのがオススメだよ。
「雇用期間をわざと短くして5年を超えさせない」会社も
残念ながら、無期転換権が発生する直前(4年11ヶ月あたり)で雇い止めをする会社も過去にあったんだよ。これは「雇い止め法理」という法律で一定程度守られているけど、完全に防げるわけではないから、自分の契約状況を常に把握しておくことが大事だよ。
もし困ったら?相談できる窓口を知っておこう
「無期転換を申し込んだのに会社に断られた」「雇い止めされそうで怖い」そんなとき、一人で抱え込まないでね。日本にはちゃんと相談できる公的な窓口があるよ。
まず「労働基準監督署」に相談しよう
労働基準監督署、略して「労基署(ろうきしょ)」は、つまり「会社が法律を守って運営しているかをチェックして、労働者の権利を守る国の機関」だよ。全国各地にあって、無料で相談できるから、まずここに連絡してみよう。
「総合労働相談コーナー」も使える
都道府県の労働局にある「総合労働相談コーナー」では、電話でも窓口でも気軽に相談できるよ。「雇い止めされた」「無期転換を断られた」など、労働に関するトラブル全般に対応してくれるんだよ。しかも無料。知らないと損だよね!
「弁護士」や「社会保険労務士」に頼るのもアリ
会社との話し合いがこじれたり、法的な問題に発展しそうなときは、弁護士や社会保険労務士(しゃかいほけんろうむし、つまり「労働・社会保険の専門家」)に相談するのも手だよ。費用がかかる場合もあるけど、法テラス(国が設けた法律相談の窓口)を使えば収入に応じた低価格で相談できる制度もあるよ。自分の権利を守るためにも、「一人で我慢」は絶対ダメ。使える制度をどんどん使っていこう!
