面会権って何?わかりやすく解説

「お父さん(お母さん)に会いたい」って思っても、親が離婚しちゃうと、お金とか生活のことで両親が揉めることがあるよね。そんなときに「いつ、どのくらい子どもに会えるか」っていう問題が出てくる。この記事では、そういう複雑な状況の中でも、子どもが親に会える権利「面会権」について、わかりやすく説明するよ。

先生、「面会権」ってなんですか?何か難しそう…

いい質問だね。面会権っていうのは、つまり「親が子どもに会う権利」のこと。親が離婚したとき、例えばお母さんが親権を持つと、お父さんはお母さんのところにいる子どもに会いづらくなるよね。そこで「ちゃんと決まった日に会える権利」を法律で守ってあげようというわけだよ。
あ、つまり離婚したら子どもに会えなくなっちゃうから、それを防ぐためなんですね。

ちょうどそう。ただ大事なのは、子どもの気持ちを一番に考えることなんだよ。子どもが「会いたくない」って言ってるのに無理やり会わせることはできないし、逆に「会いたい」と思ってるのに会わせない親も問題があるんだ。
へえ、そしたら親権を持たない親は、いつでも子どもに会えるんですか?

そこが難しいところなんだ。面会権があっても、いつ、どこで、どのくらい会うかは、親権を持ってる親と相談して決めることが多いんだよ。「毎週日曜日に2時間」みたいに細かく決めたり、場合によっては家庭裁判所が決めることもあるんだ。
📝 3行でまとめると
  1. 親が離婚したとき、親権を持たない親が子どもに会える権利を面会権という。
  2. 面会権は子どもの気持ちと利益を最優先に考えて使わないといけない。
  3. いつ会うか、どのくらい会うかは、親同士の話し合いか家庭裁判所で決める。
目次

もうちょっと詳しく

面会権は、子どもが親に愛される権利であると同時に、親が子どもを愛する権利でもあるんだ。離婚しても、双方の親が子どもを大事に思う気持ちは変わらないからね。だから法律が「ちゃんと会える仕組み」を用意してるわけだよ。ただし、「どうしても子どもが会いたくない」とか、「その親が子どもに危害を加える恐れがある」みたいな場合は、面会権が制限されることもあるんだ。つまり面会権も絶対ではなくて、子どもの幸せが第一なんだっていうことを覚えておいてね。

💡 ポイント
面会権は「子どもの気持ち」が最優先。法律があってもそれだけでは成立しないんだよ。

⚠️ よくある勘違い

❌ 「面会権があれば、いつでも子どもに会える」
→ 実際には親権を持つ親と相談したり、話し合いで日時を決めたりする必要があるんだよ。勝手に連れていくことはできないんだ。
⭕ 「面会権は、決められた範囲で子どもに会える権利」
→ 「毎週日曜日の午後」みたいに、話し合いで決めた条件で会える。その中で子どもが「会いたくない」と言ったら、その気持ちも尊重しないといけないんだ。
なるほど〜、あーそういうことか!

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面会権ってそもそも何?

面会権っていうのはね、親が離婚したときに出てくる権利のことなんだ。具体的に説明するとね、両親が離婚する際に、子どもはどちらか一方の親と暮らすことになるよね。その際に「親権」っていう、子どもを育てたり決定をしたりする権利が、どちらか一方に決められるんだ。つまり、子どもといっしょに生活できるのは親権を持った親だけ、ってわけだ。

でもさ、親が離婚しても、子どもはどちらの親のことも好きだし、両親に会いたいって思うわけじゃない。それなのに「親権を持ってない方の親には会えません」ってなったら、子どもも可愛そうだし、親も辛いよね。そこで登場するのが「面会権」なんだ。面会権っていうのは、つまり「親権を持ってない親が、決められた条件で子どもに会う権利」のことなんだよ。

友だちのお兄さんのお家で例えると、離婚してお父さんが親権を失ったけど、毎月第2日曜日にお兄さんがお父さんに会いに行く、みたいなことが面会権によって保障されてるってわけだ。その取り決めがなかったら、お母さんが「会わせない」って言ったら、親権を持つお母さんには強く反対できないんだよ。だから法律で「子どもが親に会える権利」を守ってあげようっていう制度が面会権なわけね。

ここで大事なポイントがあるんだ。面会権は親の権利であると同時に、子どもの権利でもあるってことだよ。子どもが両親に会いたいって思う気持ちを法律で守ってあげるわけだから、単なる親のためじゃなくて、子どもの幸せのためにある制度なんだ。だから「子どもの気持ちと利益が最優先」っていうルールが、面会権を考えるときの大事な基本になってるんだよ。

どうして面会権があるの?

じゃあ、なんで面会権なんていう制度があるのかな。それはね、「子どもの心の発達と幸せ」を法律で守るためなんだ。子どもにとって、両親に会えるってすごく大事なことなんだよ。

考えてみてよ。親が離婚したからって、子どもの心は急に変わったりしないわけじゃない。今までお父さんに怒られたり、お母さんに甘えたり、両親と過ごす時間があったから、子どもは心が育ってるんだ。それなのに急に一方の親に会えなくなったら、「自分は愛されてないんじゃないか」「親が自分を捨てたんじゃないか」みたいなネガティブな気持ちになっちゃう可能性があるんだよ。そうなると、子どもの心の発達に悪い影響が出ちゃうんだ。

だからね、法律は「たとえ親が離婚しても、子どもが両親に会える権利は守ろう」って決めたんだ。これは「子どもの心と体が健やかに育つこと」が、何よりも大事だっていう考え方に基づいてるんだよ。親権を持たない親だって、子どもを愛してるし、子どもだって両親を愛してる。その気持ちを法律で守るってわけだね。

もう一つの理由は、「片方の親が、もう片方の親への気持ちを子どもから奪わない」ってことだよ。親が離婚すると、時々「自分を選んでくれた親だけが良い親だ」みたいに思う人がいるんだ。でもそうなると、子どもは「親のどちらかを嫌わないといけない」みたいな変な気持ちになっちゃう。そこで面会権があれば、「両親のことを好きでいていいんだ」って子どもが思えるんだ。これはすごく大事なことだよ。

さらにね、親権を持つ親だって、時々「あ、子育てって大変だな」「ちょっと子どもから離れたいな」って思うことがあるんだよ。そんなときに「もう片方の親が定期的に子どもと会う時間がある」っていうのは、実は親権を持つ親にとってもいい仕組みなんだ。親だって人間だから、息抜きが必要なんだよね。

面会権があれば子どもに必ず会える?

面会権があるからって、いつでも自由に子どもに会えるのかっていうと、そうじゃないんだ。ここが法律の難しいところでもあり、現実的なところでもあるんだよ。

通常、離婚するときに親同士が合意して「毎週日曜日の午後2時から4時まで、駅前の公園で会う」みたいに細かく決めるんだ。つまり面会権っていうのは「いつ、どこで、どのくらい会うか」っていう内容まで、しっかり決める必要があるんだよ。その決め方には、大まかに三つのパターンがあるんだ。

一つ目は、両親が話し合いで決める方法だね。これが一番スムーズで、子どもにとってもいい場合が多いんだ。両親が「じゃあ毎週土曜日にしよう」「夏休みは1週間ずっと一緒にいていいか」みたいに相談して決めるわけだ。このとき大事なのは、親権を持つ親が「相手を嫌いだから会わせない」なんて言っちゃダメってことだよ。子どもの気持ちが最優先だからね。

二つ目は、親の話し合いがうまくいかないときのパターンだ。そういうときは「家庭裁判所」っていう、家族に関する争いごとを決める裁判所に「面会権はどうしましょう」って相談するんだよ。裁判所の人たちが「この子どもにとって何がいいのか」を考えて、「毎月第2・4日曜日に、5時間程度の面会を認める」みたいに決めるわけだ。ここで大事なのは、裁判所は「親の都合」じゃなくて「子どもの利益」を中心に考えるってことだよ。

三つ目は、面会権が認められない、あるいは制限されるケースだね。例えば「その親が子どもに暴力をふるう」とか「子どもが『その親には会いたくない』って強く言ってる」みたいな場合は、面会権が認められないか、かなり限られた条件でしか会えないことになるんだ。つまり、法律は面会権を保障してるけど、子どもの気持ちと安全が何よりも大事だっていう姿勢を貫いてるんだよ。

ここで知っておくといい話がね、面会権って「権利」だから、使わなくても大丈夫なんだ。例えば「子どもが『今月は会いたくない』って言ったから」っていって、面会を延期することは全然問題ないんだよ。権利を使わないのは自由だからね。むしろ、子どもの気持ちを尊重することの方が、法律の精神に合ってるんだ。

面会権がうまくいかないときはどうする?

さてね、ここからが現実の話になるんだ。理想的には「両親が円満に面会権について話し合いができて、子どもも定期的に両親に会える」ってなるんだけど、そうはいかないことも多いんだよ。

例えば、親権を持つ親が「あの人に会わせたくない」って、面会権があるのに会わせないってケースがあるんだ。これは法律違反に近いことなんだけど、子どもの立場からすると「親権を持ってる親には逆らえない」ってことで、実際に起きちゃう場合があるんだよ。そういうときは、親権を持たない親が家庭裁判所に「面会の調停」っていう話し合いを申し立てることができるんだ。調停では、中立的な第三者が入って「どうしたら子どもと親が会えるようになるか」を一緒に考えるんだよ。

逆に、親権を持たない親が面会権をムチに使うってケースもあるんだ。「子どもをお迎えに来たのに、決められた時間より遅くまで返さない」とか、「毎日電話で子どもに会いたいからいつでも電話させろ」みたいなね。こういうのは「面会権の濫用」って言われて、これも法律に引っかかる可能性があるんだよ。大事なのは「子どもの生活に配慮すること」なんだ。

もし面会権のことで親同士が揉めちゃったら、いくつかの方法があるんだよ。まず一つは「家庭裁判所の調停」だね。これは「裁判」じゃなくて「話し合い」だから、親同士が言い合うんじゃなくて、調停委員さんが間に入ってくれるんだ。次のステップは「家庭裁判所の審判」って言って、これは実際に裁判官が決めるやつだね。ここまで来たら「どっちが親権を持つか」っていう大事なことまで決め直される可能性もあるんだよ。

大事なのはね、面会権があるのに会えないのも、面会権を濫用して子どもを困らせるのも、どっちも良くないってことだよ。子どもはね、両親の離婚のせいで、すでに心がダメージを受けてることが多いんだ。だから親たちにお願いしたいのは「自分たちの気持ちよりも、子どもの気持ちを優先にして、話し合ってほしい」ってことなんだ。親が子どもを愛してるなら、子どもの笑顔が両親に会うときに見られるように、協力してほしいんだよね。

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この記事を書いた人

大人になってから「これ知らなかった…」と恥ずかしい思いをした経験から、このサイトを作りました。お金・仕事・社会のしくみって、学校で教えてくれないのに知らないと損することだらけ。むずかしい言葉を「あーそういうことか!」って思えるまでかみ砕いて説明するのが得意です。主に経済・法律・税金・ライフイベント周りの用語を毎日更新中。

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