マイナンバーカードって何?わかりやすく解説

親が「マイナンバーカード申請しなさい」って言ってきたり、病院で「マイナンバーカード持ってますか?」って聞かれたりするけど、正直なところ「それって何?」「本当に必要なの?」と思ってる人、多いんじゃないでしょうか。実は、マイナンバーカードは、これからの日本社会で、ますます重要になっていくカードです。この記事を読めば、マイナンバーカードが何で、何ができるのか、ちゃんと理解できるようになりますよ。

マイナンバーカードって、一体何ですか?何のためにあるんですか?

良い質問だね。マイナンバーカードは、つまり、日本の国民全員が持つことになった身分証明書のことで、個人の納税情報や社会保障の情報を安全に管理するためのカードなんだ。全員に12ケタの番号が割り当てられて、それを証明するのがこのカードだよ。
え、個人の情報がいっぱい詰まってるんですか?危くないですか?誰かに悪用されたりしないんですか?

確かに大切な情報が入ってるけど、セキュリティ対策もしっかりされてるんだ。ICチップで暗号化(つまり、情報を誰にも読めない形に変えること)されてるし、パスワードでも守られてる。ただ、カード自体を失くしたり、パスワードを誰かに教えたりしないように注意することが大事だよ。
それで、何に使えるんですか?学生の僕たちにも関係あるんですか?

そうだね。今は病院の診療や、銀行口座の開設、転入届を出すときなど、日常生活のいろんなシーンで使えるようになってきてるんだ。それにね、コンビニで住民票じゅうみんひょうを取ったり、税務署ぜいむしょ確定申告かくていしんこくに行くときなんかも。将来、君たちが働き始めたときに、特に活躍するようになるよ。
📝 3行でまとめると
  1. マイナンバーカードは、日本国民全員に割り当てられた 12ケタの番号 を証明するプラスチックカード
  2. 病院・銀行・役所など、生活の色々な場面で使える 身分証明書 になってきている
  3. 大切な情報が入ってるので、 カードの紛失・盗難や、パスワード管理に注意が必要
目次

もうちょっと詳しく

マイナンバーカードがなぜ作られたのか、というところが大事なんだ。日本の政府は、それまで、納税情報とか健康保険けんこうほけんの情報とか、社会保障に関する情報が、役所や税務署ぜいむしょ健康保険けんこうほけん組合など、いろんなところにバラバラに保存されていることが課題だと考えたんだ。同じ人の情報が複数の場所に分かれてると、管理が大変だし、何か間違いが起きやすくなるよね。だから、一つの番号で一人の人を特定して、効率よく管理しようというのが目的なんだよ。さらに、国民の側からすると、いろんな手続きが簡単になるっていうメリットもある。例えば、病院を変わるときに、前の病院の診療歴を見たいと思っても、今までは自分で紹介状をもらったりしなくちゃいけなかった。でも、マイナンバーカードがあれば、ぐっと簡単になる可能性があるんだ。

💡 ポイント
マイナンバーカードは、「政府が情報を効率よく管理したい」と「国民の手続きを簡単にしたい」という両方の目的で作られた

⚠️ よくある勘違い

❌ 「マイナンバーカードを持たないと違法」
→ 実は、マイナンバーカード自体の取得は義務ではありません。番号そのものは全員に割り当てられてますが、カードを持つかどうかは本人の選択です。持ってなくても、税務申告をするときは、番号を使うことになってます。
⭕ 「マイナンバーカードは、個人情報を安全に管理するための身分証明書で、手続きを簡単にするために作られた」
→ 正しい理解です。政府が納税状況や社会保障情報を効率よく管理するためであり、同時に国民にとっても手続きを簡単にするために導入されました。
なるほど〜、あーそういうことか!

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マイナンバーカードって、結局何?

マイナンバーカードの「マイナ」って何かというと、「マイ・ナンバー」つまり「私の番号」という意味なんだ。日本に住むすべての人に、12ケタの個人番号が割り当てられてるんだけど、そのカード版が「マイナンバーカード」だと思ってもらえばいい。

昔、本人確認をしたいときは、運転免許証とか、パスポートとか、学生証とか、いろんな証明書を持ち歩く必要があったよね。でも、マイナンバーカードは、それらをまとめちゃおうっていう狙いもあるんだ。つまり、身分証明だけじゃなくて、いろんな役割を一枚のカードで果たそうとしてるわけ。

カードの表面には、顔写真とか名前とか、生年月日、性別なんかが書かれてる。裏面には、マイナンバーの12ケタが印刷されてる。一見、普通の身分証明書みたいに見えるけど、実は、ICチップという小さなコンピュータのチップが埋め込まれてるんだ。このチップの中には、暗号化された形で、個人の税務情報とか健康保険けんこうほけん情報とか、いろんなデータが保存されてるんだよ。だから、セキュリティがとっても大事なんだね。

マイナンバーカードは2015年から配布が始まったけど、最初はあんまり普及してなかった。でも、コロナが流行った時期に、給付金きゅうふきんの配布とかで急に活躍するようになったし、今はますます色んなところで使われるようになってきてるんだ。銀行や病院も対応を進めてるし、もしかしたら、今の中学生の君たちが大人になる頃には、ほぼ全員が持ってるっていう時代になってるかもしれないね。

マイナンバーとマイナンバーカードは何が違うの?

ここで、重要な違いをおさえておこう。「マイナンバー」と「マイナンバーカード」は、似てるけど別のものなんだ。マイナンバーは、12ケタの番号そのもの。これは、日本に住むすべての人に割り当てられてる。赤ちゃんから、外国人でも、日本に住んでれば番号をもらうんだ。それに対して、マイナンバーカードは、そのマイナンバーを証明するためのカード。カードを持たなくても、マイナンバーはもってるわけだよ。例えば、税務申告をするときは、マイナンバーの番号が必要だけど、カードがなくても、番号がわかってれば対応できるんだ。

マイナンバーカードには何が入ってるの?

マイナンバーカードのプラスチック部分には、顔写真、名前、生年月日、住所、性別が書かれてる。これは、普通の身分証明書と同じだね。でも、カードの中に埋め込まれたICチップには、もっともっと多くの情報が詰まってるんだ。

具体的には、税務情報、社会保障情報、住民票じゅうみんひょうのデータなんかが暗号化(つまり、誰にも読めない形に変えること)されて保存されてる。税務情報っていうのは、簡単に言えば、君が大人になって働き始めたときに、どのくらい給料をもらってるのか、どのくらい税金を払ってるのか、っていう情報だね。社会保障情報っていうのは、健康保険けんこうほけんに入ってるか、年金に加入してるか、っていうことなんだ。

でも、ここで大事なポイントがあるんだ。マイナンバーカードを持ってるだけでは、誰でもこの情報が見られるわけじゃないんだよ。ICチップの中のデータを読み出すには、特別なリーダーが必要だし、パスワード(数字4ケタ)を入力しないと、データにアクセスできないようになってるんだ。だから、カードを失くしちゃったからって、すぐに悪用されるわけではない。でも、そのうえで、カードの紛失は大事件だから、見つけた場合は速攻で警察とか役所に届け出する必要があるんだね。

また、データベースとしても保護されてるんだ。つまり、役所とか、税務署ぜいむしょとか、各機関で持ってるマイナンバーカードのデータには、アクセス権限がある人が限られてるんだ。誰でも見たいときに見られるわけじゃなくて、その情報が必要な人だけが見られるように制限されてる。

顔写真はなぜ必要なの?

マイナンバーカードに顔写真がついてるのは、本人確認をするためなんだ。例えば、銀行で口座を開くときに、「あなたはほんとに本人ですか?」って確認する必要があるよね。そのときに、顔写真があれば、確実に本人かどうか判断できるわけ。だから、顔写真はセキュリティのための重要な要素なんだよ。

マイナンバーカード、実際には何に使える?

「で、結局何に使えるの?」っていうのが、一番気になるところだと思う。実は、マイナンバーカードの活躍の場は、年々増えてきてるんだ。今、すでに使える場面をいくつか紹介しよう。

まず、身分証明書として使える。コンビニとかで、年齢確認が必要な商品を買うときに、マイナンバーカードを見せることができるんだ。運転免許証を持ってない人にとっては、これはすごく便利だよね。

次に、銀行や証券会社で口座を開くときに使える。今、銀行は本人確認がとても厳しくなってるんだ。その本人確認として、マイナンバーカードを使えば、手続きが簡単になるんだよ。

それから、病院や歯医者でも使えるようになってきてる。あなたが病院に行ったときに、「マイナンバーカードを保険証として使いますか?」って聞かれることがあるかもしれない。つまり、健康保険けんこうほけん証の役割をマイナンバーカードが担うようになってきてるわけ。これがいいところは、前の病院での診療歴とか、今飲んでる薬の情報とかが、医者が簡単に見られるようになるってことなんだ。そうすると、医者も患者のことをより正確に理解できるし、患者も安心だよね。

さらに、役所で各種の手続きをするときに便利なんだ。引っ越しをするときに転入届を出したり、結婚して苗字が変わるときに届け出たり、こういった手続きがマイナンバーカードで簡単になってくるんだよ。今までは、いろんな書類を持って役所に行かなくちゃいけなかったけど、これからは、マイナンバーカード一枚で多くの手続きができるようになっていくんだ。

あと、確定申告かくていしんこくをするときも、マイナンバーカードが便利だよ。大人になって、自分で商売をするようになったり、フリーランスとして働くようになったときに、税務申告をしなくちゃいけないけど、マイナンバーカードがあると、その手続きがぐっと簡単になるんだ。

スマートフォンでも使えるようになる?

最近の話題として、スマートフォンに、マイナンバーカードの機能を入れるっていう計画が進んでるんだ。つまり、将来的には、プラスチックのカードを持ち歩かなくても、スマートフォンで代わりができるようになるかもしれないってこと。これが実現すれば、「あ、カードを忘れた」ってことがなくなるし、もっともっと便利になるよね。

マイナンバーカードのメリットとデメリット

どんなものにもいいところと悪いところがあるように、マイナンバーカードにも、メリットとデメリットがある。バランスよく考えてみよう。

メリット① 手続きが簡単になる

これは、マイナンバーカードの一番のメリットだと思う。今までは、いろんな役所に行ったり、いろんな書類を集めたり、とっても手間がかかってたんだ。でも、マイナンバーカード一枚があれば、多くの手続きが一度でできるようになる。例えば、引っ越しをするときに、今までは転出届を出して、新しいところに転入届を出して、運転免許証の住所変更をして、銀行の住所変更をして、って、いろんなところに行かなくちゃいけなかった。でも、これからは、マイナンバーカードを使えば、オンラインでまとめて手続きできるようになるんだ。

メリット② 情報管理が一元化される

今までは、税務情報は税務署ぜいむしょ健康保険けんこうほけん情報は保険組合、住民票じゅうみんひょうは役所、って、いろんなところに分かれてたんだ。つまり、同じ人の情報が、いろんなところにバラバラにあったわけ。これだと、何か変更があったときに、全部の場所に報告しなくちゃいけないし、情報の統一がずれることもあるんだ。でも、マイナンバーカードがあれば、これらの情報が、セキュアな形で、一つのシステムで管理されるようになるんだよ。

メリット③ 医療がより安全になる可能性

医者があなたの健康情報を、より正確に把握できるようになるんだ。例えば、別の病院でもらった薬を飲んでて、それを新しい病院の医者が知らないと、危ない場合があるよね。でも、マイナンバーカードで情報が繋がってれば、医者が一度で全部の情報を見られるわけ。これは、患者の安全にとって、すごく大事なんだよ。

デメリット① 情報漏洩のリスク

これは、誰もが心配することだと思う。マイナンバーカードに、こんなに多くの個人情報が集中してると、もし何かの拍子に情報が漏れたら、大変だよね。だから、セキュリティ対策がとても大事なんだ。パスワード管理をしっかりして、カードを失くさないようにして、って、自分でできることをやることが重要なんだよ。

デメリット② カード管理の手間

大事な情報が入ってるから、紛失や盗難に気をつけなくちゃいけないんだ。これは、普通の身分証明書よりも、もっともっと気をつける必要があるわけ。カードを失くしたら、すぐに警察に届け出て、役所に連絡して、みたいに、いろいろ手続きがあるんだ。

デメリット③ 普及の遅さ

まだ、すべての銀行とか、すべての病院が、マイナンバーカードに対応してるわけじゃないんだ。だから、カードがあっても、使える場面がまだ限られてる。これから対応が進んでいくと思うけど、今のところは、「本当に便利になった」って感じるのは、役所での手続きくらいかもしれないね。

マイナンバーカードの疑問あれこれ

マイナンバーカードは必ず持たなくちゃいけないの?

これはね、実は、持つか持たないかは、本人の自由なんだ。法律で「絶対に持ちなさい」って決まってるわけじゃないんだよ。だから、「カードは要らない」って判断して、持ってない人もいる。ただし、税務申告とか、公的な手続きでは、マイナンバー(番号の方)は必要になるんだ。だから、番号は持ってるけど、カードは持ってない、っていう人もいるわけ。でも、これからは、いろんなことがマイナンバーカードを使う方向で進んでいくから、持ってた方が便利になるのは確実だね。

マイナンバーを他の人に教えちゃダメなの?

これは、微妙なんだ。マイナンバー自体は、税務申告とか、給料をもらうときとか、いろんな場面で、企業とか役所に教えることが必要なんだ。だから、「絶対に誰にも教えるな」ってわけじゃないんだよ。ただ、不要な人には教える必要がないし、教える必要がある場合でも、相手が信頼できるか確認してからにしようってことなんだ。例えば、知らない人から電話がかかってきて、「マイナンバーを教えてください」って言われても、絶対に教えちゃダメ。これは、詐欺の可能性が高いからね。

マイナンバーカードを失くしたらどうするの?

もし、カードを失くしたら、すぐに警察に届け出ることが大事だ。「えっ、警察?」って思うかもしれないけど、大事な個人情報が詰まってるカードだからね。それから、住んでる市町村の役所にも連絡して、「カードを失くしました」って届け出る。役所では、失くしたカードを無効にしてくれて、新しいカードを発行してくれるんだ。ただし、新しいカードが届くまでには、数週間かかるから、ちょっと不便になるかもしれない。だから、普段から、カードの管理をしっかりして、失くさないように注意することが、すごく大事なんだよ。

これからのマイナンバーカード

最後に、これからマイナンバーカードはどうなっていくのか、っていう話をしよう。今は、まだ発展途上の段階なんだ。つまり、いろんな新しい機能が加わったり、使える場面が増えたり、より便利になっていく過程にあるわけ。

例えば、今、国は「デジタル社会」を目指してるんだ。つまり、役所の手続きとか、社会保障の手続きとか、こういったものを、どんどんオンライン化していこうってこと。そのときに、マイナンバーカードが、中心的な役割を果たすことになると思うんだ。

さらに、スマートフォンにマイナンバーカードの機能を入れるっていう計画も進んでるし、他の国との情報連携も考えられてるんだ。例えば、留学生として外国に行くときに、日本の情報がすぐに確認できたり、外国に住む日本人が日本の行政手続きをオンラインでできたり、こういった便利なことが可能になるかもしれないね。

ただ、ここで大事なポイントは、便利さと、個人情報の保護のバランスを取ることなんだ。確かに、マイナンバーカードがあると、いろんな手続きが簡単になる。でも、そのぶん、個人情報が一つのシステムに集中することになるから、セキュリティ対策がとても大事になるんだ。だから、政府も、セキュリティ対策には、すごくお金と人を使ってるんだよ。

君たちが大人になるころには、マイナンバーカードがあるのが「当たり前」になってるかもしれないね。そのときに備えて、今から、マイナンバーカードが何なのか、どうやって使うのか、どうやって管理するのか、ってことを理解しておくことが、大事なんだ。

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この記事を書いた人

大人になってから「これ知らなかった…」と恥ずかしい思いをした経験から、このサイトを作りました。お金・仕事・社会のしくみって、学校で教えてくれないのに知らないと損することだらけ。むずかしい言葉を「あーそういうことか!」って思えるまでかみ砕いて説明するのが得意です。主に経済・法律・税金・ライフイベント周りの用語を毎日更新中。

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