「税金」って言葉、ニュースとかで聞いたことあるよね。でも「国税」「地方税」とか、いろいろな種類があるし、結局どう違うのか、なぜ払わないといけないのか、よくわからないって感じませんか?実は、君たちのお父さんやお母さんが働いて得たお給料からも、コンビニで買ったお菓子の値段にも、しっかり「国税」が含まれているんです。この記事を読めば、「あ、そっか。税金ってこういう仕組みなんだ」ってスッキリわかるようになっちゃいますよ。
- 国税は国に納める税金で、日本全体の仕事を支えるお金だよ
- 所得税や消費税などいろいろな種類があって、どれも生活の中で払ってる
- 道路や学校、防衛などみんなのために必要なことに使われるんだ
もうちょっと詳しく
国税と地方税の一番大事な違いは「誰が集めるか、誰のために使うか」ってとこ。国税は国(つまり政府)が集めて、日本全体のために使う。地方税は都道府県や市区町村が集めて、その地域のために使う。たとえば、君の町の道路を直すのは地方税が関係するけど、高速道路みたいに日本全国を結ぶ大きなプロジェクトは国税で支えられてる。ちなみに、国税と地方税を合わせた全部の税金が「租税」(つまり、税金全体)って言うんだ。
国税と地方税は、集める側と使い道で分けられてる。スケールが違うイメージを持つといい。
⚠️ よくある勘違い
→ 実は関係してるんだ。親の給料から引かれてる所得税も、親が買い物する時の消費税も、全部国税。君たちが使ってる学校の施設とか教科書も、その国税で支えられてる。
→ 親の給料、学校の施設、通ってる道路、飲んでる水道、災害時の救助。全部、国税が背景にあるんだ。
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国税ってそもそも何?
「税金」と「国税」の違い
税金って言葉は、学校のニュースや大人の会話の中で出てくるけど、実は「税金」という大きな枠があって、その中に「国税」と「地方税」があるんだ。たとえるなら、「果物」という大きなグループの中に「りんご」と「みかん」があるみたいな感じだね。
国税(こくぜい)っていうのは、国に納める税金のこと。つまり、日本という国全体の予算に充てるお金だってわけ。一方、地方税は、都道府県とか市区町村というもっと小さい地域の予算に充てるお金。「日本全体」か「その地域」かで分けられてるんだ。
君たちが生活してるなら、絶対に何らかの税金と出会ってる。お父さんやお母さんが働いて給料をもらったときに「所得税」が引かれてるし、コンビニでお菓子を買ったときに「消費税」が上乗せされてる。その多くが国税なんだよ。
国税が集めるお金ってどのくらい?
実は、国税の規模ってすごく大きい。毎年、日本全体で数十兆円(そう、1兆ってついちゃうレベル)の国税が集められてる。正確な数字は毎年変わるけど、大まかには「日本の人口が約1億2500万人」だから、1人あたりで割ると、すごい額のお金が各々から集まってることになるんだ。
なぜそんなに集まるのかって言うと、所得税、消費税、法人税っていう3つの大きな税金があるから。所得税は給料から引かれるし、消費税はほぼ全ての買い物に含まれるし、法人税は会社の利益から引かれる。毎日毎日、いろんな形で税金が集められてるわけだ。だからこそ、それだけの額になっちゃうんだね。
国税にはどんな種類があるの?
所得税ってなに?
所得税(しょとくぜ)は、給料とか売上とか、働いて得たお金にかかる税金。つまり、お父さんが会社で働いて給料をもらったら、その給料の一部が国に納められるってわけだ。
仕組みはこう。給料が高いほど、納める所得税も多くなる。これを「累進課税」(つまり、稼いだ額が大きいほど、納める税金の比率が上がる)って言うんだ。たとえば、給料が100万円なら納める税が5万円かもしれないけど、給料が1000万円なら納める税が500万円以上になっちゃうみたいな感じ。公平っていうと思うかもだけど、「たくさん稼いだ人がもっと貢献する」という考え方なんだね。
給料をもらってる社会人は、毎月の給料から自動的に所得税が引かれてる。だから、給与明細を見ると「所得税」という項目が書いてあるはず。これが積み重なると、結構な額になってるんだ。
消費税ってなに?
消費税(しょうひぜ)は、モノを買ったり、サービスを受けたりするときに払う税金。コンビニでお菓子を買うときも、映画を見に行くときも、消費税が含まれてるんだよ。
今の日本の消費税は10%。つまり、100円のお菓子を買ったら、実は110円払ってるってわけ。その10円(1割)が国に納められるんだ。すごい身近でしょ?誰もが毎日何かを買ってるから、毎日毎日、日本全体で膨大な消費税が集められてる。
消費税は、お金持ちでも貧乏でも同じ税率だってのが特徴。つまり、誰もが等しく「買い物の1割を国に納める」ってことなんだ。ただし、食べ物とか新聞とか、「生きるために必要な物」は、税率が8%に下げられてる。そういう工夫もあるんだよ。
法人税ってなに?
法人税(ほうじんぜ)は、会社が稼いだ利益にかかる税金。つまり、お店とか工場とか、いろんな会社が売上から経費を差し引いた「もうけ」に対して、国が税金をかけるってわけ。
たとえば、ある会社が1年で1000万円の売上をあげたとしよう。でも、その売上を得るためには、商品を仕入れたり、働いてくれる人の給料を払ったり、事務所の家賃を払ったりしないといけない。そういう経費を全部引いた後の「利益」が、例えば200万円だとしたら、その200万円に対して法人税がかかってくるんだ。
会社も税金を納める義務があるんだね。そうしないと、大きな会社ばかり得をして、国の財政が苦しくなっちゃうから。
その他の国税:酒税、たばこ税、ガソリン税
国税って、所得税・消費税・法人税だけじゃないんだ。他にもいろいろある。たとえば:
酒税は、ビールとかワインとか、アルコール飲料を買うときにかかる税金。たばこ税は、その名の通り、タバコを買うときの税金。ガソリン税は、ガソリンスタンドでガソリンを入れるときにかかる税金だ。
これらの税金は、「特定の商品に対する税金」ってわけだ。なぜわざわざこういう税金があるのか?ひとつの理由は「その商品の使用を少し抑える」ってのがある。タバコは健康に害があるから、税金を高くして「買いにくくしよう」みたいな考え方だね。もう一つの理由は「その商品に関連する事業を支援する」ってこと。ガソリン税は、道路を直すためのお金に充てられることが多いんだ。
なぜ国税が必要なのか?
国ってどんな仕事をしてる?
君たちが「国税はなぜ必要?」って思うなら、まず「国ってどんな仕事をしてるの?」って考えてみるといいよ。
毎日、学校に行ってるでしょ。その学校の建物とか、教科書とか、先生とか。そういったものが全部整備されてるのは、国や地域がお金を出してるからなんだ。道路だって、誰かが整備しないと道路じゃなくなっちゃう。水道だって、ダムを作ったり、パイプを敷いたり、すごい大事業なんだよ。
他にも、警察とか消防とか、いざって時に出動してくれる人たちがいる。災害が起きた時には、自衛隊が出動して人命救助をしたりする。そういう「いつでも動けるように」っていう態勢を整えるにも、莫大なお金が必要なんだ。そのお金がなかったら、社会ってのが成り立たないんだよ。
医療・年金・福祉も国税で支えられている
他にも、大事なのが医療とか年金とか福祉。病気になって病院に行ったときに、全部が自分で払うんじゃなくて、国がサポートしてくれる仕組みがあるよね。これを「健康保険」とか「国民皆保険制度」(つまり、日本に住んでる全員が医療保険に入ってる仕組み)って言うんだけど、その財源の一部が国税なんだ。
他にも、お爺ちゃんお婆ちゃんが年金をもらってるっていうのも、昔その人たちが払ってた税金と、今の世代が払ってる税金で支えられてるんだ。これを「世代間扶養」(つまり、働いてる世代が、働けない世代をサポートする)って言う。
つまり、国税っていうのは、今を安心して生きるためのお金であり、同時に未来の自分たちのために貯めてくお金でもあるってわけだね。
防衛とか外交も国税で支えられている
日本が外国と問題になったときに、日本の立場を守るのが「防衛」。そのために自衛隊があるんだけど、その自衛隊の運営とか、兵器の整備とか、全部ものすごくお金がかかるんだ。また、他の国との付き合い方を考える「外交」だって、大使館を運営したり、国連に参加したり、いろいろお金が必要。
こういった「国全体を守る」ための仕事って、個人的には見返りがなさそうに見えるかもしれない。でも、そういう仕事があるからこそ、日本が安定した国でいられるんだよ。だから、国税が必要なわけ。
国税はどこに使われるの?
国の予算って、大まかにどう使われてる?
毎年、国税(と借金)で集めたお金がどう使われるかは「国の予算」って形で決められてる。その予算の内訳は、大まかにこんな感じだ:
一番大きいのが「社会保障関連費」。これは、医療とか年金とか、生活を支えるためのお金だ。次が「国債の利息」。国は、足りないお金を「借金」(国債)で補ってるんだけど、その返済が大変。他には「地方譲与税」というのがあって、地域のために使ってもらうために、地方にお金を回してる。あとは、「国防」「教育」「公共事業」(道路とかダムとか)なんかが大きな項目だね。
つまり、みんなから集めた国税は、「今を支えるお金」と「将来のためのお金」に分けられて、いろいろな形で使われてるってわけ。
自分たちが払った税金は、具体的にどう使われてる?
よく「税金はどこに消えてるんだ?」って思う人がいるけど、実は結構身近なところで使われてるんだ。
君たちが毎日通ってる学校。建物とか机とか、全部には費用がかかってる。教科書だって、国がサポートしてくれてるから、それほど高くないんだ。道路も同じ。滑らかに舗装されてるのは、誰かが定期的に整備してるからで、その費用は国の予算から出てるんだよ。
他にも、街灯とか公園とか。災害で被害を受けたときに、復旧工事が早いのも、国や地域がお金を出して動いてるからなんだ。病院で医療を受けるときも、全部を自分で払ってないのは、健康保険という仕組みがあるから。その仕組みの一部は、国税で支えられてるんだね。
つまり、君たちは毎日、「自分たちが納めた(親が納めた)税金の恩恵」を受けて生活してるってわけ。改めて考えると、すごい仕組みだね。
税金の無駄遣いって、何のこと?
ニュースで「税金の無駄遣い」って聞いたことあるかもね。これは、本当に必要な使い方じゃなくて、必要以上にお金をかけてしまった場合のことを言うんだ。
たとえば、小さな橋を直すのに本当は1000万円で十分なのに、5000万円かかってしまった。その余分な4000万円が「無駄遣い」ってわけ。また、壊れてない物をわざわざ作り直したり、使わない施設をやたら豪華に整備したりするのも、無駄だね。
国税って、結局は国民(つまり、みんな)のお金だから、それを無駄に使われると、「あ、俺たちのお金が…」ってなるわけ。だから、大人たちも「税金をちゃんと必要なことに使おう」って、常に監視してるんだよ。
まとめ:国税の大事なポイント
国税は、みんなで支える「共有の財源」
最後に、一番大事なポイント。国税って、結局は「みんなで支える共有のお金」ってわけだ。自分たちが納めた税金は、自分たちの生活をより良くするために使われるんだよ。
給料から引かれる所得税も、買い物に含まれる消費税も、最終的には「教育」「医療」「防衛」「インフラ」みたいに、みんなが恩恵を受ける場所に使われてる。だから、「税金を払う=国の一員として参加する」ってわけなんだね。
社会人になると、税金の額も自分事になる。そしたら、「その税金がちゃんと使われてるか」って気になってくる。ニュースを見て、「この政策、本当に必要?」って考える。そうやって、社会ってのは大人たちがチェックして成り立ってるんだ。
今のうちから、「税金って何?」「国税って何に使われてるの?」って考える習慣を持ってると、大人になったときに「あ、自分も国の一部なんだ」って実感できるようになるよ。それが、いい社会を作る第一歩なんだね。
