毎年、学校で「健康診断があるから保健室に来てね」って言われたり、お母さんが「今度の日曜日、健診だから行こうね」って話したりすること、あるよね。でも実は「健診って何をするのか」「なぜそんなことをするのか」ってちゃんと理解している人は案外少ないんだ。この記事を読めば、健診がなぜ大事なのか、どんなことをするのかが、スッキリわかるよ。
- 健診は 自分の体の状態をチェック して、病気を早く見つけるための検査だよ
- 病気は症状が出ないうちに進むことがあるから、 事前に調べることが大事 なんだ
- 学校や地域、職場など、 いろいろな場所で定期的に実施 されているんだよ
もうちょっと詳しく
健診という制度は、実は日本が長生きの国になったからこそ生まれた取り組みなんだ。昔は病気になったら病院に行く「治療」が中心だったけど、今は「予防」に力を入れるようになったんだよ。つまり、病気になってから治すよりも、病気にならないようにあらかじめ対策する方が、本人も社会全体も幸せだってわかってきたってわけだ。健診で見つかった問題は、早めに対処することで、もっと大きな病気へ進むのを防げるんだよ。
健診は「治療」じゃなくて「予防」のための検査。早期発見が大事!
⚠️ よくある勘違い
→ 健診は1年ごとのスナップショット(一瞬の写真)に過ぎない。その後の生活習慣が大事なんだ。毎日の食事や運動、睡眠が健康を保つカギだよ。
→ 健診はあくまで「今この瞬間」の状態を確認するもの。その後、どう生活するかで体は変わっていくんだ。
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健診とは何か
健診の基本的な意味
健診ってよく聞く言葉だけど、正式には「健康診断」って言うんだ。つまり、自分の体が今どんな状態になっているか、医学的にチェックする検査のことだよ。
例えば、スマートフォンを買った時、最初はバッテリーがちゃんと動くか、画面は割れていないか、すべてのボタンが効くかをチェックするよね。それと同じで、健診は「あなたの体がちゃんと働いているか」を調べる作業なんだ。定期的にチェックすることで、問題が出る前に見つけることができるんだよ。
学校の健診では、保健の先生やお医者さんが中心になって、みんなの体をチェックしていく。大人になると、会社の健診や地域の健康診断に参加することになるんだ。
健診の目的
健診の一番の目的は「病気を早く見つけること」だよ。なぜそんなことをするのかというと、実は多くの病気は初期段階では症状が出ないからなんだ。
例えば、虫歯を思い出してみてください。虫歯ができた最初の段階では、何も痛くないし、見た目にもわかりにくいよね。でも放っておくと、だんだん進行して、ある日突然激しく痛くなったりする。その時には、歯をかなり削らなきゃいけなくなっちゃうんだ。でも、早いうちに歯医者に行って見つけていれば、ちょっと削るだけで済んだんだ。
体の病気も同じなんだよ。高血圧とか糖尿病とかいう生活習慣病は、初期段階では自覚症状がない。だから定期的に検査して見つけることが大切なんだ。早期発見できれば、生活習慣を改善するだけで治ることも多いし、もし治療が必要でも軽い治療で済むんだよ。
健診の種類と内容
学校での健診
学校の健診は、みんなが経験していると思うけど、毎年春ごろに実施されるんだ。主に以下のようなことをチェックするよ。
身長と体重 は、体がちゃんと成長しているか、その成長が健全なペースか調べるんだ。成長期は身長がグンと伸びるから、その変化を見守ることが大事なんだよ。もし他の同級生と比べて極端に伸びが遅かったり、逆に太りすぎていたりしたら、医者に相談する必要があるんだ。
視力検査 は、目がちゃんと見えているか調べるんだ。成長期は目も変化するから、定期的にチェックが必要なんだよ。視力が落ちてきたら眼鏡をかけるか、コンタクトレンズを使う考えをする必要があるね。
聴力検査 もやるんだ。これは耳がちゃんと音を聞き取れているか調べるものだよ。最近はイヤホンを長時間使う人も多いから、耳の健康をチェックすることは大事になってきているんだ。
歯科検診 では、虫歯がないか、歯並びは大丈夫か、歯茎の状態はどうか、お医者さんが見てくれるんだ。この時期に見つかった虫歯は、すぐに治療するといいよ。
内科検診 では、お医者さんが聴診器を使ってあなたの心臓や肺の音を聞いたり、お腹を触って異常がないか確認したりするんだ。
地域や職場での健診
大人になると、学校の健診とは異なる、もっと詳しい健診を受けることになるんだ。
地域で行われる健診は、主に 生活習慣病を見つけるための検査 なんだ。つまり、食事の偏りや運動不足などの悪い生活習慣から来る病気(高血圧、糖尿病、コレステロール異常など)を早期に発見するんだよ。
こういう健診では、血液検査と尿検査がメインになるんだ。血液を少し採血して、血糖値やコレステロール、肝臓や腎臓の機能などを調べるんだ。尿検査では、糖が出ていないか、タンパク質が異常に出ていないか、などをチェックするんだよ。
また、血圧を測ったり、体の脂肪の割合を測ったり、心電図を取ったりすることもあるんだ。これらはすべて、今のあなたの体が健康かどうかを判断するための情報なんだよ。
健診が大切な理由
病気を早期に発見できる
これが健診の一番大事な役割なんだ。病気って、大きくなる前に見つけることが本当に重要なんだよ。
例えば、ガンという病気を想像してみてください。ガンが小さい段階で見つかれば、手術でちょっと削るだけで治ることもあるんだ。でも、発見が遅れて大きく進行してしまうと、複雑な治療が必要になったり、場合によっては治せなくなっちゃったりするんだよ。
高血圧も同じなんだ。高血圧という状態は、自分では何も感じないかもしれない。でも、放っておくと血管がどんどん傷ついて、いずれ脳卒中(のうそっちゅう)という脳の血管が破れる病気や、心筋梗塞(しんきんこうそく)という心臓の血管が詰まる病気につながっちゃうんだ。でも、健診で高血圧を見つけて、早めに対策すれば、こんな怖い病気を防ぐことができるんだよ。
生活習慣を改善するきっかけになる
健診で何か問題が見つかったとしても、それは悪いことばかりじゃないんだ。むしろ、自分の体をちゃんと見つめ直すチャンスなんだよ。
例えば、健診で「ちょっと太り気味ですね」って言われたら、それはダイエットを始めるいいきっかけになるんだ。「視力が落ちています」って言われたら、目を大事にしようと思うようになるし、「虫歯が見つかりました」って言われたら、歯磨きをもっと丁寧にしようと思うようになるんだよ。
つまり、健診は体の状態を教えてくれるだけじゃなくて、これからの生活を改善するためのアドバイスもくれるんだ。その情報を上手に使って、自分の生活を良くしていくことが、本当の健康につながるんだよ。
将来の病気を防ぐことができる
今のうちに体をチェックして対策することで、将来の大きな病気を防ぐことができるんだ。これを 予防医学 というんだ。つまり、病気になってから治すのではなく、病気にならないようにあらかじめ対策することなんだよ。
例えば、子どもの時期に虫歯を見つけて治しておけば、大人になって歯を失うなんてことを防ぐことができるんだ。成長期に視力の低下に気づいて眼鏡をかけていれば、目を傷つけることを防ぐことができるんだよ。
大人の健診で糖尿病の予兆を見つけて、食事や運動を改善すれば、本当の糖尿病になるのを防ぐことができるんだ。このように、健診は今のあなたの人生を守るだけじゃなくて、将来の長く幸せな人生のためにも大事なんだよ。
健診の結果の見方と次のステップ
健診結果の読み方
健診を受けた後、結果表みたいなものをもらうんだ。最初は何が書いてあるのかわかんなくて不安に思うかもしれないけど、ポイントを知れば理解できるんだよ。
結果表には通常、「異常なし」「要観察」「要医療」みたいな判定が書かれているんだ。「異常なし」は問題がないってことだから安心していいんだ。「要観察」は今のところ問題じゃないけど、今後注意して見ていこうねってことなんだよ。「要医療」は医者の診察や治療が必要ってことなんだ。
わからない言葉や数字が書いてあったら、お医者さんや保健の先生に「これはどういう意味ですか」って聞いてみるといいよ。大人でも医学用語はわからないことが多いんだから、遠慮なく質問して大丈夫なんだ。
健診後にすべきこと
健診を受けて終わりじゃなくて、結果が出た後が大事なんだ。
もし「要医療」という判定が出たなら、そこに書いてある医者に行ってちゃんと診てもらう必要があるんだ。放っておくと問題が大きくなっちゃうんだよ。
「要観察」の場合は、今後の生活で気をつけることが大事なんだ。例えば、「コレステロールがちょっと高めです」って言われたら、揚げ物を減らして野菜をもっと食べるとか、運動をもっとするとか、そういう改善が必要なんだ。
「異常なし」でも、安心して今の良い生活習慣を続けることが大事なんだよ。毎日の食事、運動、睡眠をちゃんとすることで、来年の健診でも「異常なし」の判定を保つことができるんだ。
