進学や就職で、親からハローワークの話を聞いたけど「結局、何をしてくれるの?」って思ったことありませんか?「公共職業安定所」なんて名前も難しくて、何か難しい場所に感じるかもしれません。でも実は、仕事を探している誰もが無料で使える便利な施設なんです。この記事を読めば、ハローワークが何か、どんなことができるのか、そしてあなたがいつ必要になるのかが全部わかりますよ。
- ハローワークは国がやっている仕事探しのサポート施設で、税金で運営されているから完全に無料です
- 求人紹介だけでなく、面接対策や職業訓練の相談もしてくれる総合的な就職支援が特徴です
- 民間の求人サイトより安心で、困ったときは職員に相談できるというのが大きなメリットです
もうちょっと詳しく
ハローワークは正式には「公共職業安定所」という名前で、全国に300以上の施設があります。昭和20年代から続いている、とても歴史のある機関なんです。今はインターネットで求人検索もできますが、窓口に行くと職員さんが直接サポートしてくれるのが大きな違い。あなたの適性や希望に合わせて「こんな求人もありますよ」と教えてくれたり、書類の添削や面接練習もしてくれます。学校の進路指導の先生のような役割を、仕事探しの場面でやってくれると思えばわかりやすいですよ。
ハローワークは「職人気質」の機関。職員さんが本気で親身に相談に乗ってくれるから、何度も通う人が多いんです
⚠️ よくある勘違い
→ 失業中の人は利用が多いけど、転職を考えている働いている人、新卒でこれから就職する人、フリーターから正社員を目指す人など、誰でも使えます。むしろ今の仕事に満足してない時点で相談に行くのが正解です。
→ 「これから仕事を探そう」という準備段階から、「就職が決まった後のトラブル相談」まで対応してくれます。年齢や状況を問わず、誰でも何度でも利用できるのが特徴なんです。
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ハローワークは「国の就職支援センター」という感じです
仕事探しのプロがサポートしてくれるシステム
ハローワークを理解するには、まず「公共職業安定所」という言葉を分解して考えるといいんです。「公共」というのはつまり国みんなのための施設という意味。「職業」は仕事、「安定所」は安定を支援する場所という意味なんです。つまり、国がみんなのために仕事探しをサポートするシステムが、ハローワークなんですよ。
民間の求人サイトを思い浮かべてみてください。インターネットで求人を検索して、応募して、という流れで、基本的には自分で進めますよね。でもハローワークは違う。ハローワークの職員さんは「職業相談員」といって、仕事探しのプロなんです。あなたが「将来どんな仕事がしたいのか」「どんな適性があるのか」を話すと、それに合わせて「こんな求人もありますよ」と教えてくれるんです。学校の進路指導の先生が「君はこの大学合ってそうだから見学に行ってみようか」と勧めるように、仕事の世界でも同じようにアドバイスしてくれるということですね。
もう一つ大事なポイントは、ハローワークに掲載されている求人情報は、かなり信頼できるということです。民間の求人サイトだと、ブラック企業(つまり給料が安い、労働時間が長い、パワハラがあるなど悪い条件の会社)の求人が紛れていることもあるんです。でもハローワークは法律で厳しく管理されているから、そういう悪質な企業が登録しにくいんですよ。さらに、もし問題が起きたら「労働基準監督署」という別の機関に相談できるし、ハローワークの職員さんも労働法の知識を持っているから、相談しやすいんです。
完全無料というのが最強です
「無料」というのは思っている以上に大事な特徴なんですよ。民間の就職支援サービスの中には、「就職が決まったら手数料30万円」みたいに高いお金を払うものもあるんです。でもハローワークは税金で運営されているから、求人紹介も、面接対策も、職業訓練も、全部無料なんです。何度利用しても追加料金はかかりません。
この無料というシステムのおかげで、経済的に余裕がない人でも、気軽に仕事探しの支援が受けられるんです。たとえば、親の失業で家計が大変な高校生も、お金の心配なく進路相談ができます。フリーターから正社員を目指す人も、お金がなくても応援してもらえるんですよ。これは本当に大事な制度なんです。
ハローワークで実際に何をしてくれるのか
「情報提供」から「相談」まで幅広いサポート
ハローワークのサービスは大きく分けると4つあります。
まず1つ目は「求人情報の提供」です。ハローワークが集めた求人をデータベースで検索できるんです。「事務職」「給料25万円以上」「駅から10分以内」みたいに条件を絞って探せますよ。インターネットで自分で検索することもできるし、窓口に行ってパソコンで探すこともできます。わからないことがあれば、すぐに職員さんに聞けるのが良いところですね。
2つ目は「職業相談」です。「私ってどんな仕事に向いてるんだろう」「この職場の条件ってどう判断したらいい?」「面接で緊張しちゃう」みたいな相談に乗ってくれるんです。職員さんは何千人も就職を支援した経験があるから、すごく参考になるアドバイスがもらえますよ。
3つ目は「採用試験対策」です。履歴書の書き方、職務経歴書の作成方法、面接練習をしてくれるんです。実際の面接を想定して、職員さんが面接官になって練習させてくれるんですよ。すごく本番の役に立ちます。
4つ目は「職業訓練の紹介」です。つまり、仕事に必要なスキルを学べる学校のような施設があるんです。パソコンの使い方、簿記の資格、介護職のスキルなど、いろんな訓練が受けられます。これも無料(むしろ、訓練を受けている間、生活費の補助をもらえることもあります)なんですよ。
トラブルが起きた時も相談できます
もう1つ大事なサービスがあります。それは「労働相談」です。つまり、働いている時にトラブルが起きた時の相談ですね。「給料の支払いが遅れている」「残業代が払われていない」「不当に辞めさせられた」みたいなことが起きたら、ハローワークに相談できるんです。ハローワークの職員さんが法律に基づいてアドバイスしてくれたり、労働基準監督署に通報してくれたりするんですよ。
これもとても大事なシステムです。新入社員の若い人がパワハラを受けても、一人では何もできませんよね。でもハローワークに相談すれば、国の機関が強制的に企業に指導してくれるんです。だから、何か変だなと思ったら、遠慮なく相談してみるべきなんですよ。
ハローワークはいつ使うのが正解なのか
人生のいろんなタイミングで役に立つんです
ハローワークを使うタイミングは人によって違うんです。まず一番多いのは「高校卒業後に就職する時」ですね。高校3年生の秋ごろから、学校とハローワークが協力して、新卒向けの求人情報を提供し始めるんです。先生と一緒にハローワークに行って、求人を見たり、職業について相談したりするわけです。
次に多いのは「大学卒業後に就職する時」です。大学生も、親から「ハローワークに行きなさい」と言われることがあると思いますが、それは就職活動の時ですね。
その次は「今の仕事が合わないから転職したい時」です。社会人になって数年働いて、「あ、この仕事向いてないな」って気づくことって多いんですよ。そういう時も、ハローワークに相談して、新しい職場を探すお手伝いしてもらえるんです。
そして「失業してしまった時」ですね。会社が倒産したり、リストラされたり、という時にハローワークに登録して、次の職場を探すんです。このタイミングで、失業保険のことも相談できますよ。失業保険というのは、つまり、仕事がなくなったときに国がお金をくれる制度なんです。条件を満たしていれば、働きながら生活費が支給されるんですよ。
最後に「フリーターを辞めて正社員になりたい時」っていうタイミングもあります。高卒後ずっとアルバイトをしてたけど、「そろそろ正社員になりたい」って思った時も、ハローワークが力になってくれるんです。
実は早めに相談するのが得策です
大事なのは「すぐに職を失った時だけ行く場所」ではないってことなんです。むしろ「今の状況をどうしたいのか、考え始めた時点で相談に行く」のが正解なんですよ。
たとえば、高校2年生で進路について考え始めたなら、もう相談に行ってもいいんです。「こんな仕事があるんだ」という情報を知ることで、進学するのか就職するのか、という選択肢を考えやすくなるんですよ。また、もし「3年後に転職したい」と考えているなら、今から情報を集めておくのは悪くないんです。人生は長いんだから、早めに動いておいて損はないんですよ。
ハローワークの使い方と上手に活用するコツ
窓口での流れを理解しよう
ハローワークに初めて行くなら、流れを知っておくと安心ですよ。まず、施設に着いたら「受付」で「今日は職業相談をしたいです」と言うんです。するとスタッフさんが「初めてですか?」と聞くので、「はい」と答えると、まず「ハローワークカード」という登録用紙をもらうんです。つまり、図書館で初めて来た時に図書館カードを作るような感じですね。
その用紙に名前や住所、生年月日などを書いて提出すると、専用のカード番号をもらうんです。このカード番号があると、次から来た時に「あ、この人です」ってわかるわけですね。その後、相談員さんが出てきて、どんな仕事が希望なのかを話します。
「実は営業職に興味があります」「でも人前で話すのが苦手です」みたいなことを正直に伝えるんです。すると、相談員さんが「営業にもいろいろあってね。社内営業という、社内の人たちと協力するタイプもあるんですよ」みたいにアドバイスしてくれるんですよ。その後、パソコンで求人を検索したり、仕事の紹介をしてもらったりするわけです。
ハローワークを上手に使うための5つのコツ
1つ目は「できるだけ具体的に希望を伝えること」です。「何でもいいです」みたいに曖昧だと、相談員さんも提案しにくいんです。「給料いくら以上希望」「この地域で働きたい」「このスキルを活かしたい」みたいに、具体的であればあるほど、いいアドバイスがもらえるんですよ。
2つ目は「複数回の訪問を想定すること」です。一度行ったら終わりではなく、定期的に相談員さんの人と顔を合わせるんです。すると相談員さんも「あ、この人はこういう傾向があるな」って理解してくれて、より深いアドバイスがもらえるようになるんですよ。
3つ目は「インターネットと窓口の両方を使い分けること」です。インターネットなら時間に縛られず検索できますが、窓口なら人に相談できるんです。まずネットで候補を絞って、疑問に思ったことを窓口で聞く、みたいに使い分けるといいんですよ。
4つ目は「職業訓練の情報ももらうこと」です。「実は今、こんなスキルが不足してると感じます」と相談員さんに言うと、「だったら職業訓練校で3ヶ月だけ勉強するコースがありますよ」って提案してくれることもあるんです。キャリアチェンジの大きなチャンスになることもあるんですよ。
5つ目は「書き物を持参すること」です。履歴書の下書きを持って行ったり、職務経歴書のドラフトを持って行ったりするんです。相談員さんがそれを見て「ここはこう書いた方がいい」とアドバイスしてくれるんですよ。事前準備があると、相談の内容がぐっと濃くなるんです。
最後に知っておくと得な情報
実は、ハローワークには「ヤングコーナー」という若年層専用の窓口があるんです。つまり、35歳未満の人向けの相談窓口があるわけですね。ここに行くと、若い世代向けに特化したアドバイスがもらえるんですよ。また、地域によっては「マザーズハローワーク」という、子育て中のお母さん向けの窓口もあるんです。自分に合った窓口を選ぶのも、効果的な利用方法なんですよ。
また、全国のハローワークは「ハローワークインターネットサービス」という仕組みで、求人情報がつながっているんです。つまり、東京に住んでるけど、大阪の求人も探せるってわけですね。引越しを考えてる人や、転勤が多い職種を希望する人は、全国の求人を視野に入れて活動できるんですよ。
