初診料って何?わかりやすく解説

「病院に行ったら、診察を受ける前に『初診料がかかります』って言われた」「え、何それ?診察代じゃなくて?」。誰でも一度は病院の受付で、よくわからない料金のことで困ったことがあるんじゃないかな。医者にかかるときって、本来の診察代以外にもいろいろお金がかかるから、ちょっとわかりづらいよね。この記事を読めば、その「初診料」が何なのか、なぜ必要なのか、いくらくらい払うのか、全部スッキリわかるようになるよ。

初診料って何ですか?再診料との違いは?

いい質問だね。初診料とは、その医者にはじめて診てもらうときに払う料金のこと。つまり、新しく病院に行く時には初診料がかかって、その後で同じ病院に行くときは再診料という、別の安い料金がかかるってわけだよ。
あ、だから『初診』なんですね。初めての診察だから。でも、どうしてそんなふうに分けるんですか?

いいところに気づいたね。初めての患者さんを診るときって、医者は時間をかけて問診票を書いてもらったり、いろいろ質問したり、詳しく検査したりする必要があるんだ。つまり、初診料は「新しい患者さんの情報を集めるのに手間がかかるから、その分のお金」ってわけだよ。
そっか。初めての人は時間がかかるから、お金も多く取るんですね。初診料ってどのくらい高いんですか?

病院によって違うけど、だいたい2000円から3000円くらいが目安だね。健康保険けんこうほけんが使えるから、実際に払う額は3割負担で600円から1000円くらい。再診料は500円から1000円くらいだから、初診料の方が安いわけだ。
📝 3行でまとめると
  1. 初診料とは初めて医者に診てもらうときの料金で、その後の再診料より高い
  2. 初診料が高い理由は問診や検査に時間がかかるからで、新患さんの情報集めにお金がかかる
  3. 初診料の相場は2000〜3000円で、保険で3割負担だと600〜1000円程度
目次

もうちょっと詳しく

初診料というのは、医学的には「初診行為料」という正式名称があるんだ。つまり、初めての患者さんに対して医者が行う診療行為(問診・検査・診察など)には、それなりの手間と時間がかかるから、その分を料金で支払ってもらおう、ということだね。大事なポイントは「初診料は医者の診察代ではなく、初めての患者さんのために必要な手続きや情報集めの料金」という点。だから、病院を変えたら、また新しい病院では初診料がかかるし、何年も同じ病院に通っていても、一度違う病院に行ったらそこでは初診料を払う必要があるってわけだよ。

💡 ポイント
初診料は「手数料」みたいなもの。医者の診察代というより、新患さんの情報を集める手間代だと考えるとわかりやすいよ。

⚠️ よくある勘違い

❌ 「初診料と診察代は別物だから、診察料をもう一度払うことになる」
→ 実は初診料に含まれるのは「初めての患者さんのための手続き」の料金で、その中に基本的な診察代も含まれているんだ。だから初診料を払ったら、それ以上の診察代はかからないよ。
⭕ 「初診料は初めての患者さんの手続きをするための料金で、その中に診察代も含まれている」
→ 初診料を払えば、医者の診察・検査・アドバイスまで全部受けられる。ただし追加の検査(血液検査とかレントゲンとか)をしたら、それは別途料金がかかることがあるってわけだ。
なるほど〜、あーそういうことか!

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そもそも初診料ってなぜ必要?医者の立場で考える

新しい患者さんを診察するには時間がかかる

想像してみてよ。あなたが医者だとしたら、初めて会う患者さんを診察するときと、何回も診てる患者さんを診察するときで、かかる時間って違うと思わない?初めて来た患者さんだったら、まず「どんな症状があるのか」「いつから症状が出たのか」「これまでどんな病気をしたことがあるのか」「今飲んでる薬はあるのか」「家族に同じような病気の人がいるのか」とか、いっぱい質問しなきゃいけないんだ。

これを「問診」って言うんだ。つまり、患者さんに色々と質問して、情報を集めることだね。問診には結構時間がかかるし、医者はそこから患者さんの病気を推測したり、どんな検査が必要かを判断したりしなくちゃいけない。それに対して、2回目以降の患者さんだったら「あ、この人は前回こういう症状で、今日はどう?」みたいに、カルテを見ながら効率よく診察できるってわけだよ。

だから、初診料ってのは「新しい患者さんの情報を集めるのに時間と労力がかかるから、その分をお金で支払ってね」っていう医者側の事情なんだ。例えば、あなたが友だちに何かを教えるときと、初めて会った人に同じことを教えるときで、かかる時間が違うでしょ。新しい人には背景知識から説明しなくちゃいけないから時間がかかる。医者の仕事も同じなわけだよ。

カルテとか記録とかをつくるのも手間がかかる

初めての患者さんが来たら、医者や看護婦さんは「カルテ」っていう、その患者さんの医療記録を作らなくちゃいけないんだ。つまり、患者さんの個人情報(名前・住所・電話番号とか)を記入したり、症状や診察結果をメモしたり、撮ったレントゲン写真や血液検査の結果を整理したりする作業だね。

病院によっては、このカルテが紙だったり、コンピュータだったりするんだけど、どっちにしろ時間がかかるし、間違いのないようにきちんと作らなくちゃいけない。なぜなら、次回以降、この記録を見て診察することになるから、間違ってたら危ないんだ。だから、初めての患者さんのカルテを作る手間も、初診料に含まれてるってわけだよ。

初診料のしくみを理解しよう

健康保険けんこうほけんが使えるから、実際の負担は少ない

「初診料2000〜3000円か。高いなあ」って思うかもしれないけど、日本では健康保険けんこうほけんってシステムがあるんだ。つまり、私たちみんなが保険料を払って、みんなで医療費を支え合う仕組みだね。だから、医者が請求する額は2000〜3000円だけど、健康保険けんこうほけんが7割を支払ってくれるから、患者さんが実際に払うのは3割の600〜900円くらいなんだ。

これを「3割負担」って言う。つまり、医療費の3割を患者さんが払って、残りの7割は健康保険けんこうほけんが払うってわけだね。もし健康保険けんこうほけんがなかったら、初診料を全額払わなくちゃいけなくなるから、大変なことになっちゃう。でも日本は保険制度が充実してるから、患者さんの負担は少なくて済むってわけだよ。

病院を変えたら、また初診料がかかる

大事なポイントをもう一つ。あなたが「Aという病院」に初めて行ったら初診料を払う。その後、何回もAの病院に通ったら、2回目以降は再診料を払うことになるんだ。ところが、「Bという別の病院」に行くことになったら、そこでもまた初診料を払わなくちゃいけないんだ。Bの病院にとっては「初めての患者さん」だからね。

だから、病院をコロコロ変えてばっかりいると、初診料ばっかり払うことになっちゃう。お金の面でも効率の面でも、信頼できる医者を見つけて、なるべく同じ病院に通う方が賢い選択肢だってわけだよ。

初診料と再診料の違いをはっきり理解する

料金の相場はこのくらい

初診料と再診料の料金の違いを、くっきり理解しておこう。一般的な相場は以下の通りだね。

初診料:医者が請求する額は2000〜3500円くらい。患者さんが実際に払うのは600〜1050円くらい(3割負担)。ただし診察内容に応じて、もう少し高くなることもあるんだ。

再診料:医者が請求する額は500〜1000円くらい。患者さんが実際に払うのは150〜300円くらい(3割負担)。つまり、初診料の約1/4から1/3程度になっちゃうってわけだよ。

この値段の差を見れば、初診料にどれだけの手間がかかってるのかがわかるでしょ。医者の立場からしたら、初めての患者さんの問診や検査に、それだけの時間を使ってるってことだね。

何年も通ってない病院は、もう一度初診料を払うことになる

これも知っておくと便利な知識なんだけど、ずっと同じ病院に通ってたのに、何年も行かなかったら、もう一度初診料を払わなくちゃいけないかもしれないんだ。病院によって異なるんだけど、だいたい3年以上カルテが使われてなかったら「新患」として扱うってルールのところが多いんだ。つまり、昔のカルテは古い情報だから、新しく問診をしなおそうってわけだね。

だから、「昔行ってた病院だから再診料だろう」と思ってたら、実は初診料をとられたってことが起こることもあるんだ。病院に久しぶりに行くときは、受付で「こちらは何年ぶりなんですが…」って聞いてみるといいよ。

初診料を抑えるコツと、医者との関係を上手に作る方法

信頼できる「かかりつけ医」を決めておくのが正解

いちばん賢い選択肢は「かかりつけ医」を決めておくことだね。これは、何か健康のことで困ったときに、いつも診てもらう医者のことだ。歯医者で「かかりつけ歯科医」って聞いたことあるでしょ。それと同じ感じだね。

かかりつけ医を決めておくと、こんなメリットがあるんだ。まず、初診料を払うのは最初だけだから、その後は何回行っても再診料で済む。2番目に、医者があなたの健康状態を把握してるから、「この人は去年こういう症状で…」って背景知識がある。だから、医者はより正確な診断ができるんだ。3番目に、何か複雑な病気の可能性があるときに、「この病院では対応できないから、大きな病院を紹介します」っていう紹介状を書いてくれることがあるんだ。これもかかりつけ医がいると、スムーズに事が運ぶんだよ。

だから、わざわざ病院をコロコロ変えて初診料ばっかり払うより、信頼できる医者を見つけて、長く付き合う方が、お金の面でも健康管理の面でも、ずっと得だってわけだね。

初診料を払ってでも、新しい専門医に診てもらった方がいい場合もある

だけど、全ての場合でかかりつけ医だけを頼るのが正解ってわけでもないんだ。例えば、かかりつけ医が内科の医者だったとしよう。その医者に「足が痛くて…」って相談したら、「うーん、これは整形外科の先生に診てもらった方がいいかもね」って言われることもあるんだ。そういうときは、別の病院(整形外科)に行って、また初診料を払うことになる。でも、専門の医者に診てもらう方が、正確な診断ができるから、結果として医療費が抑えられることもあるんだよ。

つまり、初診料は「必要な投資」として考えることもできるってわけだね。安いからって、専門外の医者に診てもらい続けるより、ちょっと初診料を払ってでも、正しい診断を受ける方が、長期的には得だったりするんだ。

診察内容によって、初診料が変わることもある

最後に、もう一つ知っておくといい知識。初診料って、診察の内容によって変わることもあるんだ。例えば、「ただ風邪かどうかを見てもらうだけ」って初診と、「複雑な症状があって、いろいろ検査が必要」って初診では、医者の手間がぜんぜん違うんだ。だから、請求される額も変わってくることがあるってわけだね。

また、夜間や休日に病院にかかったら、通常より初診料が高くなることもあるんだ。これは、夜間や休日に医者を雇うのに、特別な給料が必要だからなんだ。だから「あ、初診料がいつもより高い」と思ったら、それは診察内容や時間帯が理由かもしれないってわけだよ。

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この記事を書いた人

大人になってから「これ知らなかった…」と恥ずかしい思いをした経験から、このサイトを作りました。お金・仕事・社会のしくみって、学校で教えてくれないのに知らないと損することだらけ。むずかしい言葉を「あーそういうことか!」って思えるまでかみ砕いて説明するのが得意です。主に経済・法律・税金・ライフイベント周りの用語を毎日更新中。

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