心疾患って何?わかりやすく解説

毎日バタバタしていると、ふっと「心臓って大丈夫かな」って思うことありませんか?実は、心臓の病気は子どもから大人まで幅広い年代で起きていて、知らないうちに進んでいることもあるんです。でも大丈夫。この記事を読めば、心臓の病気がどういうものか、どうやって防ぐのかがスッキリわかりますよ。

先生、「心疾患」って言葉をよく聞くんですけど、心臓の病気ってことですか?

いい質問だね。心疾患というのは、つまり心臓に起きる病気全般のことなんだ。心臓はポンプのような臓器で、血液を全身に送り出す仕事をしているんだけど、その心臓になんらかのトラブルが起きた状態が心疾患だよ。
心臓の中でいろんな種類の病気が起きるってことですね。どんな種類があるんですか?

そうだね。心疾患にはいくつかのグループがあるんだ。虚血性心疾患というのは血管が詰まってしまうやつで、心筋症というのは心臓の筋肉そのものが弱くなる病気。それから生まれつきの心臓の形が違う先天性心疾患もあるんだよ。
どうして心臓の病気になっちゃうんですか?食べ物とか運動とか関係あるんですか?

いいポイントをついてるね。心疾患の原因は複雑でいくつもあるんだ。塩辛いものや脂肪の多い食事、運動不足、喫煙、ストレスなどが危険因子、つまり病気になりやすくする要素になる。でも遺伝や加齢など、自分では変えられない因子もあるんだよ。
症状はどんなのが出たら危ないですか?

胸の痛みや圧迫感、息切れ、疲れやすさなんかが出ることが多いね。でも怖いのは、症状がないまま病気が進んでいくことも多いんだ。だから定期的な検診で早めに見つけることがすごく大事なんだよ。
📝 3行でまとめると
  1. 心疾患は心臓に起きる複数の病気の総称で、血管が詰まるタイプから筋肉が弱くなるタイプなど様々な種類がある
  2. 食事や運動、ストレスなど生活習慣が大きく影響して、子どもから大人まで誰でもなる可能性がある
  3. 症状がなく進むことも多いので、定期的な検査と予防が命を守る最強の武器になるということ
目次

もうちょっと詳しく

心臓が1日に送り出す血液の量は、なんと約1万リットル。心臓がたった1秒間止まるだけでも、脳や他の臓器に酸素が届かなくなって危険なんです。だからこそ心臓の病気は怖いんだけど、実は予防できる病気がほとんどなんです。毎日の生活の中で気をつけることで、心臓を守ることができますよ。心疾患が日本人の死因の上位を占めているのは、多くの人が予防の大切さに気づいていないからかもしれません。

💡 ポイント
心臓は24時間365日休まずに働いている臓器。その大切さに気づいて、今から対策することが自分の人生を長く充実させるコツです。

⚠️ よくある勘違い

❌ 「心疾患は年寄りの病気だから、若い人は関係ない」
→ 実は心疾患は全年代で起きています。中学生の時から悪い生活習慣を続けていると、大人になってから心疾患になるリスクが高くなるんです。
⭕ 「若いうちから生活習慣に気をつけることが、将来の健康を決める」
→ 今の行動が10年後、20年後の自分の心臓を作るんだよ。運動習慣や食事を今から気をつけることが最高の予防策です。
❌ 「胸が痛くなったら病院に行けば大丈夫」
→ 心疾患は自覚症状なく進むことが多いんです。胸が痛くなった時には、病気がかなり進んでいる可能性があります。
⭕ 「症状が出る前に、定期的な検査で早期発見することが大事」
→ 学校の健康診断や健康検査を大事にしましょう。異常が見つかったら、医者の指示をしっかり聞いてください。
なるほど〜、あーそういうことか!

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心臓ってどんな臓器?心疾患を理解するための基礎知識

心臓はボディのポンプ司令官

心臓がどんな仕事をしているか、想像してみてください。心臓というのは、つまり全身に血液を送り出すためのポンプなんです。握りこぶしくらいの大きさで、左右の上の部屋(心房)と左右の下の部屋(心室)という4つの空間に分かれています。血液は肺から酸素をもらってきて、心臓の左側に入ってきます。そこから心臓が「ドン」と収縮して、血液を全身に勢いよく送り出すんですよ。

このポンプ作用が毎分70回前後繰り返されていて、1日に10万回以上心臓は拍動しているんです。もし心臓が1秒間も止まったら、脳に酸素が届かなくなって気を失ってしまいます。だからこそ心臓は「命がけで働く臓器」なんですね。心疾患っていうのは、このすごい働きをする心臓になんらかのトラブルが起きた状態を指すんです。

血管との関係も大事

心臓だけが健康でも、血管が悪くなったら話は別です。心臓の周りを取り巻いている血管を冠動脈(かんどうみゃく)と呼ぶんですけど、この血管が詰まったり狭くなったりすると、心臓自体に酸素が届かなくなってしまうんです。つまり、心臓を守るには、血管を健康に保つことも必要不可欠なんですよ。

心疾患にはどんな種類があるのか

血管が詰まる「虚血性心疾患」

心疾患の中で最も多いのが虚血性心疾患です。虚血というのは、つまり血が足りなくなるという意味で、血管が詰まったり狭くなって、酸素が十分に届かない状態なんです。これには2つのパターンがあります。

1つ目は狭心症(きょうしんしょう)。これは血管が一時的に狭くなって、胸が痛くなったり圧迫感を感じたりする病気です。運動した時に症状が出ることが多いんですよ。風邪の時に鼻が詰まるような感じで、血管の流れが悪くなっているイメージです。

2つ目が心筋梗塞(しんきんこうそく)。これは血管が完全に詰まってしまって、心臓の筋肉が酸素不足になり、部分的に死んでしまう状態です。狭心症よりもはるかに危険で、突然強い胸の痛みが起きたり、命に関わることもあります。例えるなら、鼻が詰まるのではなく、塞がってしまう感じですね。

心臓の筋肉が弱くなる「心筋症」

心筋症というのは、つまり心臓の筋肉そのものが弱くなったり厚くなったりする病気です。血管が詰まるわけではなく、心臓の筋肉のパワーが低下してしまうんですね。

拡張型心筋症というタイプでは、心臓が大きく膨れてしまって、十分に血液を送り出せなくなります。風船がどんどん膨らんで、弾力をなくしていくようなイメージです。肥大型心筋症というタイプでは、逆に心臓の壁が厚くなりすぎて、血液の流れが悪くなってしまいます。

生まれつきの「先天性心疾患」

先天性心疾患というのは、つまり母親のお腹にいる時に、心臓の形が正常に発達しなかった状態です。生まれた時に心臓の形や構造に異常があるんですね。

例えば、本来は左と右の心室を分ける壁(心室中隔)に穴が開いたままの状態で生まれる人もいます。または、本来は肺に行くべき血液が体中に流れてしまう構造になっている場合もあります。先天性心疾患の種類によって重症度は様々で、自分で気がつかないくらい軽いものから、生まれてすぐに手術が必要な重いものまであります。

その他の心疾患たち

不整脈というのは、つまり心臓の鼓動のリズムが乱れる状態です。ドキドキドキ…という規則正しいリズムが、バラバラになってしまうイメージですね。軽いものから危険なものまで色々あります。

心膜炎というのは、心臓の外側を覆っている膜に炎症が起きる病気。感染症が原因になることが多いです。心不全というのは、心臓が血液を上手く送り出せなくなった状態で、これは色々な心疾患の末期的な症状でもあります。

なぜ心疾患は起きるのか?原因と危険因子を知ろう

生活習慣が大きく影響する「修正可能な危険因子」

心疾患の原因はいくつもありますが、その中で自分で変えられるものがあります。これを修正可能な危険因子と呼ぶんです。つまり、自分の努力で改善できる危険因子ということですね。

塩辛い食べ物をたくさん食べると、血液中の塩分濃度が上がって、血圧が高くなりやすくなります。結果として血管に負担がかかり、心疾患のリスクが上がるんです。脂肪が多い食べ物も同じで、血液に脂肪が増えると、血管の内側にコレステロールがたまりやすくなって、血管が詰まりやすくなります。

運動不足も危険因子の一つです。運動して心臓と血管に刺激を与えないと、心肺機能が低下してしまいます。運動している人と運動していない人では、心疾患のリスクが大きく違うんですよ。

喫煙は本当に危険です。タバコの煙に含まれる有害物質が血管を傷つけて、炎症を起こさせるんです。その結果、血管が狭くなったり詰まったりしやすくなります。

ストレスも忘れちゃいけません。強いストレスを受けると、心臓がドキドキして血圧が上がります。長期間ストレスを受け続けると、心臓と血管に大きなダメージを与えることになるんです。

どうしようもない「修正不可能な危険因子」

一方で、自分では変えられない危険因子もあります。年齢もその一つです。年を取ると、どうしても心臓と血管が傷みやすくなるんですね。

遺伝も重要です。親や祖父母が心疾患だった場合、自分もなりやすい可能性があります。これは遺伝子が関係しているんです。

性別も危険因子の一つで、一般的に男性の方が女性より心疾患になりやすいとされています。

心疾患の症状と気をつけるべきサイン

気をつけるべき症状たち

心疾患があると、いろいろな症状が出ることがあります。最もわかりやすいのが胸の痛みや違和感です。締めつけられるような痛み、圧迫感、重い感じがしたら要注意です。

息切れもよくある症状です。階段を登ったわけでもないのに、息が切れることがあります。これは心臓が上手く血液を送り出せていないサインかもしれません。

疲れやすさもそうです。いつもより体が疲れやすい、ちょっと動いただけでぐったりしてしまうというのは、心臓の機能が落ちているサインかもしれません。

冷や汗が出たり、めまいを感じたり、気を失ったりするのも危険な症状です。

怖いのは「症状がない」場合もあること

ここが本当に怖いポイントです。心疾患の中には、症状がまったく出ないまま、ぐんぐん進んでいくものがあるんです。つまり、自覚症状がないから大丈夫だと思っていても、実は血管が詰まり始めているかもしれないんですよ。

だからこそ定期的な検診が大事なんです。学校の健康診断で血圧を測ったり、心電図を取ったりするのは、症状が出る前に異常を見つけるためなんですね。大人になってからも、定期的に健康診断を受けることが命を守る最強の武器になるんです。

心疾患を防ぐために、今からできることはコレ

食べ物を見直そう

心疾患を防ぐには、まず食べ物から変えていくのが効果的です。塩辛いラーメンやスナック菓子をたくさん食べるのは避けましょう。代わりに野菜をたくさん食べるようにしてください。野菜には、血液をサラサラにする成分が含まれているんです。

脂肪の多い肉ばかり食べるのも避けて、魚を食べるようにしましょう。特に青い魚のさばやいわし、マグロなんかには、オメガ3脂肪酸という血液をサラサラにする成分が含まれています。

白いご飯を玄米に変えるのもいいですし、お菓子の代わりにナッツを食べるのも心臓にやさしいですよ。

運動する習慣をつけよう

毎日運動することで、心臓と血管が強くなります。激しい運動である必要はありません。毎日30分くらいの散歩でいいんです。ウォーキングやジョギング、自転車なんかを週に3日以上続けるだけでも、心臓病のリスクが大きく下がるんですよ。

ストレスを上手にコントロールしよう

ストレスゼロにすることは難しいですが、ストレスとどう付き合うかが大事です。好きな音楽を聞いたり、友達と遊んだり、深くゆっくりした呼吸をしたり。自分なりのストレス解消法を見つけることが大事ですね。

タバコは絶対に吸わない

これはもう絶対です。タバコは心臓と血管にものすごくダメージを与えます。大人になっても吸わないようにしてください。

定期的な検査を大事にしよう

学校の健康診断を真剣に受けてください。異常が見つかったら、医者の指示をしっかり聞いて、必要な検査や治療を受けてくださいね。

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この記事を書いた人

大人になってから「これ知らなかった…」と恥ずかしい思いをした経験から、このサイトを作りました。お金・仕事・社会のしくみって、学校で教えてくれないのに知らないと損することだらけ。むずかしい言葉を「あーそういうことか!」って思えるまでかみ砕いて説明するのが得意です。主に経済・法律・税金・ライフイベント周りの用語を毎日更新中。

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