みんなは救急車のサイレン音を聞いたことあると思うけど、実は救急車ってただ病院に患者さんを運ぶだけじゃないんだよ。誰が呼べるのか、どうやって患者さんを選んでるのか、本当のところ知ってますか?この記事を読めば、救急車の仕事の全部がわかるようになるよ。
- 救急車は医療が必要な人を素早く運ぶために、119番で呼ぶことができる特別な車だよ。
- 救急車の中では訓練を受けた救急隊員が応急処置をして、患者さんが病院に着くまでの状態を良くしようと頑張っているんだ。
- 軽い症状での利用は控えるべきで、本当に危ない人のために救急車のリソースを残しておくことが大事だよ。
もうちょっと詳しく
救急車が活躍する場面は、病気だけじゃなくて事故や怪我もあるんだ。例えば、転んで足が骨折したかもしれない、火傷をした、交通事故に遭った、急に意識がなくなったなど、いろいろなケースで呼ばれるよ。日本では、ほぼ全国どこからでも119番に電話すれば救急車が来てくれるシステムになっているんだ。これは実は世界的に見てもすごく充実したシステムなんだよ。国によっては救急車に乗ると医療費がすごく高くなることもあるから。日本では救急車の利用が多すぎて、本当に必要な患者さんが待たされることもあるから、みんなが責任を持って利用することが大事なんだね。
救急車は医療の専門家が乗っている移動する病院みたいなもの。移動中にも治療が始まっているんだよ。
⚠️ よくある勘違い
→ 実は救急隊員が患者さんの症状を見て、心臓マッサージ、人工呼吸、止血など、いろいろな応急処置をしているんだ。移動中もどんどん治療が進んでるよ。
→ 正解。だから救急隊員は医学の知識がいる資格を持った人たちなんだ。患者さんは救急車に乗った瞬間から医療を受けているんだよ。
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救急車とは何か
基本的な定義
救急車っていうのは、けがをした人や急に病気になった人を、素早く医療機関まで運ぶために用意された特別な車のことだよ。単なる「人を運ぶ車」じゃなくて、医療行為ができる設備と資格を持った人たちが乗っているってことが大事なポイントなんだ。
日本では、この救急車を呼ぶときは「119番」に電話するルールになってる。これは火事の119番と一緒だから、みんなも覚えておくといいよ。火事か救急車が必要か、オペレーターが判断してくれるシステムになってるんだ。
救急車は全国の消防署に配置されていて、24時間体制で出動できるようになってるよ。つまり、昼でも夜中でも、どんな時間でも呼べば来てくれるってことだね。これはすごく大事なシステムで、命に関わる場面では時間が本当に重要だからなんだ。
救急車が来るまでの時間
救急車を呼んでから実際に来るまでの時間は、都市と地方で大きく違うんだ。東京みたいな大きな都市では、ほぼ平均5分から8分くらいで来ることが多いよ。でも地方に行くと、山の中とか田舎だと10分以上、場所によっては20分以上かかることもあるんだ。
この時間差はすごく大事で、実は「ゴールデンタイム」っていう言葉があるんだ。つまり重い事故や発作が起きてから、最初の数分から十数分の間に適切な処置ができるかどうかで、その後の生死や障害が大きく変わるってことなんだよ。だから119番に電話する前に、周りの人が心臓マッサージとか応急処置をしておくことも大事なんだ。
救急車の平均到着時間は年々少しずつ長くなってるっていう統計があるんだ。なぜかというと、高齢化社会だから、軽い症状でも救急車を呼ぶ人が増えてきたからなんだよ。本当に危ない人のために、不要な呼び出しを減らす工夫も必要ってわけだね。
救急車の中には何があるのか
医療機器と設備
救急車の中には、思っているより複雑な医療機器がいっぱい入ってるんだ。例えば、AEDっていう機械が入ってるよ。これは「自動体外式除細動器」つまり、心臓が止まった人を復活させるための機械なんだ。電気ショックを与えることで心臓を動かし始めるんだよ。映画やドラマで見たことあるかな?
他にも酸素を供給するための機械、点滴をするための器具、患者さんの血圧や心拍数を測る機械、けがをした部分を固定するための道具とか、いろいろと入ってるんだ。つまり、救急車の中は小さな病院みたいなわけだね。
これらの機器は全て訓練を受けた救急隊員が使えるものばかりで、素人が勝手に使ったらダメなものもあるんだ。だから救急車の中では、乗っている人たちの指示に従うのが大事なんだよ。患者さんが話しかけてきたら、状態を伝える程度にして、むやみに機器に触ったりしちゃダメだね。
救急隊員の役割分担
救急車には通常、最低3人から4人の人が乗ってるんだ。運転手が1人、それから医療の訓練を受けた救急隊員が2人から3人。この役割分担がちゃんと決まってるんだよ。
例えば、患者さんを運んでいる最中に、一人が患者さんの状態をずっと監視して、もし心臓が止まったら心臓マッサージをするとか、呼吸ができなくなったら気道を確保するとか、そういう処置をするんだ。別の人は搬送の記録を取って、病院に到着したときに医者にどんな症状だったかを伝えるんだよ。
この役割分担システムがあることで、複数の患者さんが一度に運ばれてきた場合とか、運搬中に急に状態が悪くなった場合にも対応できるようになってるんだ。一人の人が全部をやろうとしたら、大事なことを見落とすかもしれないからね。
救急車を呼ぶときのルール
正しい利用方法
救急車を呼ぶときは、119番に電話して、オペレーターの人に状況を説明するんだ。このとき、落ち着いて話すことが大事だよ。パニックになってると、大事な情報を伝え忘れちゃうからね。
説明するべきことは、患者さんはどこにいるのか(住所)、何が起きたのか(症状や事故の内容)、患者さんの年齢、意識があるかないか、そういった基本的な情報だよ。オペレーターは電話を受けながら救急車がどこに向かうか判断するから、住所が一番大事なんだ。
救急車が到着するまで、患者さんを動かさないようにすることも大事だよ。特に事故でけがをした場合、脊椎損傷とか、見た目では分からない内部損傷がある場合があるんだ。むやみに動かすと、かえって状態が悪くなることもあるんだね。だから「動かさないで、でも暖かくしておく」くらいのことが正しいんだよ。
不適切な利用と問題
最近、日本の救急車の利用には大きな問題があるんだ。軽い風邪とか、ちょっと頭が痛いとか、そういう理由で救急車を呼ぶ人が増えてるんだよ。これを「救急車の濫用」とか「不適切利用」っていうんだ。つまり、本当は必要ないのに呼ぶってことだね。
なぜこれが問題かというと、救急車は数が決まってるんだ。もし軽い症状の人が救急車に乗ってたら、その間に本当に危ない人の救急車が来るまで時間がかかっちゃう。その結果、死亡事故につながる場合もあるんだよ。これは本当に深刻な問題で、日本全体で議論されてるんだ。
目安としては、自分で歩いたり、自分で判断できたりする状態なら、救急車じゃなくて病院に自分で行くか、タクシーで行くほうがいいんだよ。意識がない、呼吸ができない、激しく出血してる、激しい胸痛がある、こういう場合は迷わず119番だね。
自分たちにできることの大事さ
救急車が来るまでの間、周りにいる人たちにできることってあるんだ。これを応急手当っていうんだよ。つまり、本格的な医療じゃなくても、危ない状態を少しでも良くしておくってことだね。
例えば、人が倒れてて意識がなかったら、心臓マッサージを始めるんだ。やり方は、両手を重ねて胸の中央に置いて、リズムよく押し下げるんだよ。この訓練は学校の授業でもやったと思う。また、出血してたら清潔なタオルで圧迫止血をするんだ。つまり、血が出てるところを布で押さえて、出血を止めようとするんだね。
こういう応急手当ができるかどうかで、救急車が到着するまでの間に患者さんの状態が大きく変わることもあるんだ。だから学校とか地域で応急手当の訓練をしてるわけなんだよ。みんなも教わったことを大事にしといてね。
救急車が選ぶ搬送先と医療の仕組み
どこの病院に運ばれるのか
救急車で運ばれるときに、誰が「この病院に行こう」って決めるのか気になったことありませんか?実は、患者さんや家族の希望もあるけど、基本的には症状に応じて適切な病院を選ぶルールになってるんだ。
例えば、心臓病の患者さんだったら、心臓病の専門医がいる病院に運ぶ、脳卒中の患者さんだったら脳神経外科がある病院に運ぶ、みたいな感じだね。これを「適切な医療機関への搬送」っていうんだよ。個人的な理由で「この病院がいい」って言っても、実際には医学的に最適な病院に運ばれることが多いんだ。
でもね、患者さんのかかりつけ医がいたら、その旨を119番のとき伝えることで、希望に沿うことができる場合もあるんだよ。大事なのは、消防署の指令室には全ての病院の情報が入ってるってことだ。どこの病院に集中治療室があるか、どの科が空いてるか、そういった情報をリアルタイムで管理してるんだよ。
救急外来と入院の流れ
救急車で病院に到着したら、患者さんはまず「救急外来」に運ばれるんだ。つまり、外来患者を診る部門だね。ここで医者が患者さんの状態をすぐに調べて、入院が必要か、それとも診察して帰宅できるかを判断するんだよ。
もし入院が必要な状態だったら、ベッドが空いている病棟に運ばれるんだ。その場合、患者さんは入院費が発生するんだよ。これは救急車で来たからじゃなくて、入院したからかかるお金だね。でも、患者さんが保険に入ってたら、医療費の大部分が保険でカバーされるんだ。
もし軽い症状で「薬をもらって帰宅できる」って診断だったら、その場で処方箋をもらって帰ることになるんだ。この場合、診察代だけで入院費はかかんないよ。つまり、救急車に乗ったからって必ず入院するわけじゃないってことだね。
救急車の歴史と未来
日本の救急車制度はいつからか
救急車が日本で本格的に整備されたのは、今から50年以上前の1970年代なんだ。その前は、患者さんを病院に運ぶシステムがちゃんと整ってなくて、本当に大変だったんだよ。
1970年代に、「誰でもどこからでも119番で救急車が来るシステムを作ろう」って国が決めたんだ。それから少しずつ全国に広がって、今では日本のほぼ全ての地域で使えるようになったんだよ。これは世界的に見ても、とても先進的なシステムなんだ。
その後、医療技術が進むにつれて、救急車の中の機器も進化してきたんだ。昔は本当に「人を運ぶだけ」に近かったんだけど、今はAEDとか点滴とか、いろいろな医療行為ができるようになったんだよ。
今の課題と未来
今、日本の救急車制度の一番大きな課題は「利用者が増えすぎた」ってことなんだ。昔は本当に危ない人だけが呼んでたんだけど、今は軽い症状でも気軽に呼ぶ人が増えちゃったんだよ。
この結果、救急車が足りなくなってたり、本当に危ない人の搬送が遅れたりすることもあるんだ。だから今は、市民向けに「どういう時に呼ぶべきか」を教える活動も増えてるんだよ。例えば、多くの自治体では「救急車の適切な利用ガイド」っていう資料を配ってるんだ。
未来的には、ドローンで患者さんを運ぶとか、遠隔医療で病院の医者と通信しながら応急処置をするとか、そういうハイテク化も進もうとしてるんだ。でも基本は変わらなくて「患者さんの命を守る」ってことなんだよ。
