お父さんの仕事の関係で「告別式に来てください」って招待状をもらった、とか、お爺さんが亡くなって親戚みんなで告別式に行くことになった、みたいな経験はないですか?「告別式」って言葉は聞いたことあるけど、実際には何をするのか、葬式とどう違うのか、よくわからないってことがありますよね。この記事を読めば、告別式が「どんな式なのか」「何をする場所なのか」「自分たちは何をすればいいのか」がすべてわかりますよ。
- 告別式は 亡くなった人とお別れをする式で、家族だけじゃなく、友達や仕事の関係者など、お世話になった人たちが参加する。
- 葬式と告別式は別もので、葬式は 家族中心の儀式、告別式は 社会的なお別れの式。
- 告別式では 焼香という行動をして故人を忍び、遺族に思いを伝える場所。
もうちょっと詳しく
告別式というのは、すごく古い文化なんだ。昔は「葬式」と「告別式」がきっちり分かれていて、最初は家族だけで故人をしのぶ儀式をしてから、その後に広く一般の人たちを招いてお別れをする、という流れだったんだよ。でも現代は、その二つを一緒にやることも多いから、「葬式=告別式」みたいに考えている人も多いんだ。だから「いったい何が違うの?」って混乱するんですね。でも大事なのは、誰のためにその式をやるのかという点。葬式は「故人の魂を極楽浄土に送るため」で、告別式は「生きている私たちが、その人との思い出に別れを告げるため」という、ちょっと違う目的があるんです。
告別式は「故人とのお別れの式」であり、参列者が故人への感謝や思いを表現する場所
⚠️ よくある勘違い
→ むしろ逆で、告別式は広く社会的な関係者を招く式だから、友達や先生、職場の同僚なども参加するのが当たり前。家族だけで行う儀式は「葬式」の方。
→ 家族はもちろん、学校の先生、友達、仕事の関係者、近所の人など、故人とつながりのあった人たちみんなが参加して、故人を見送る。だから、自分たちが参加することは全然自然なこと。
告別式とはどんなもの?
告別式っていうのはね、亡くなった人が生前お世話になった人たちが、「ありがとうございました」「お疲れ様でした」という気持ちを込めて、最後にお別れを言う式のことなんだ。簡単に言えば、「あの人のために集まって、思い出をシェアして、故人を送り出そう」という時間と場所なんですよ。
例えばね、学校の校長先生が定年で退職される時に、全校生徒が集まって先生に感謝を伝える、みたいなイメージに近いんだ。ただし、告別式の場合は「この人はもう生きていない」という、とても大事な違いがあるんだけど。だからこそ、その場でしか故人に気持ちを伝えることができなくなる。だから参列者たちは真摯な気持ちで式に臨むんですね。
告別式は一般的に、故人が亡くなった翌日か、その次の日に行われることが多いんだ。土日に設定されることもあるし、会社勤めの人たちの都合に合わせて時間帯が決められたりすることもあります。告別式の流れはだいたい決まっていて、司会者の進行で「これからはじめます」って言われてから、参列者みんなで故人を偲ぶ儀式に入るんですよ。
告別式に参加する人たちっていうのは、本当にいろんな立場の人がいるんだ。家族や親戚はもちろんのこと、故人が勤めていた会社の同僚や上司、学生時代の友人、近所の方、習い事の先生など、本当に多様なんですね。だから告別式という場所は、すごく広い人間関係の中で、故人が与えていた影響の大きさを感じられる場所でもあるんです。
そしてね、告別式で一番大事なことは「完璧にやること」ではなく、「故人への感謝や思いが込められているかどうか」なんだ。失敗したらどうしようとか、マナーを間違えたらどうしようって心配する人もいますけど、そういう小さなことより、故人を想う心が何より重要なんですよ。
告別式と葬式は何が違う?
この質問、本当に多いんだ。「葬式」と「告別式」って似たような言葉だから、同じものだと思ってる人もいるかもしれませんね。でも実は、すごく違うんですよ。
葬式というのは、亡くなった人の遺体を火葬場に運ぶ前に行う、宗教的な儀式のこと。つまり、仏教とかキリスト教とか、故人の信仰していた宗教に基づいて、その魂を極楽浄土や天国に送り出すための儀式なんだ。だからね、葬式は基本的に家族と親戚だけで行うことが多いんですよ。なぜなら、その宗教の教えに従って、故人をしっかり見送る必要があるからね。
一方、告別式というのは、社会的なお別れの式なんだ。「この人は社会の中で大事な役割を果たしていた人で、多くの人にお世話になっていました。だから、その人たちみんなで、最後にお別れを言いましょう」という式なんですね。だから参加者は家族だけじゃなく、友達、同僚、先生、近所の人など、故人と関わりのあったいろんな人たちなんです。
現代は、葬式と告別式を一緒にやることがほとんどなんだ。だからね、「あ、葬式と告別式が同時に行われてるんだ」くらいの理解で大丈夫ですよ。でも考え方としては、「葬式は故人の魂を送るためで、告別式は生きている私たちが故人との関係に別れを告げるためのもの」って区別があるってことを知っておくといいんだ。
そしてね、この二つが分かれているかどうかで、実は参加する人の範囲が変わるんですね。もし親戚だけで葬式をして、その後で広く一般の人を招いて告別式をする場合は、自分たちが参加できるのは告別式の方になる、ってわけ。逆に、葬式と告別式が一緒に行われるなら、参列して焼香をするっていう形になるんですよ。だから「何が違うのか」を知っておくと、「自分たちはどの式に参加するのか」がはっきりするってわけなんです。
告別式の流れ
告別式ってね、実は結構決まった流れがあるんだ。「やることが多くて大変そう」って思う人もいるかもしれませんけど、基本的には係の人が進行してくれるから、参列者は指示に従ってればいいんですよ。
まず、告別式が始まる30分くらい前に会場に着くんだ。そこで会場の人に「〇〇さんのご家族です」とか「〇〇社の△△です」みたいに名乗って、記帳台で名前と住所を書くんですね。これは「誰が参列したのか」を記録しておくためのもの。後で遺族の人たちが「こんなに多くの人に見送られた」って思い出になるんですよ。
記帳が終わったら、会場の中に進むんだ。そこには祭壇があって、故人の遺体が安置されていたり、遺影が飾られていたりするんですね。参列者はそこに進んで、焼香をするまで待つんだ。待つ間は、静かに故人を偲ぶ時間になります。音楽が流れていることもあるし、お経が流れていることもあるんですよ。
そしてね、司会者が「それでは告別式をはじめます」って言ったら、式がスタートするんだ。流れはこんな感じになります。まず、ご住職とか神父さんとか、その宗教の指導者が、故人への弔辞(ちょうじ)を読むんだ。つまり、「この人がいかに素晴らしい人だったか」「多くの人に慕われていた人だった」という、その人の人生を振り返ったスピーチですね。
その次は、故人の友人とか会社の同僚とか、縁が深かった人が弔辞を読むこともあるんだ。「この人のおかげで自分はここまで来られた」「すごく思い出に残っている」みたいな、個人的な思い出を語るんですよ。これを聞いていると、故人がいかに多くの人に影響を与えていたか、ってことが伝わってくるんです。
そしてね、参列者がいよいよ焼香をするんだ。これが告別式で一番印象的な部分かもしれませんね。参列者は一列に並んで、上から順番に祭壇に進むんですよ。そして、線香に火をつけて、故人への感謝や思いを込めながら、香りを向けるんだ。この時点で、参列者は「今、この人とお別れしている」って気分になるんですね。
焼香が終わったら、遺族が参列者に「本日はありがとうございました」とお礼を言う場面もあるんだ。そこで軽く頭を下げたり、何かもらったりすることもあるんですよ。その後は、告別式は終わりになるんだ。後は故人の遺体が火葬場に運ばれて、火葬が行われるんですね。
告別式での過ごし方とマナー
告別式に初めて参加する人の中には、「何をしたらいいんだろう」「失敗したらどうしよう」って不安に思う人が多いんだ。でもね、実はそんなに難しいことじゃないんですよ。基本的には、「静かにして、故人を尊重する気持ちを持つ」ってことなんです。
まず、服装についてね。告別式に行く時は、黒い服を着るのが基本なんだ。つまり、黒いスーツとか、黒いワンピース、黒いズボンとか、暗い色の服を着るんですね。派手な色の服とか、模様がいっぱい入ってる服は避けるんだ。靴も黒いのを履いて、アクセサリーもなるべく少なくするんですよ。「故人を尊重する」っていう気持ちを、服装で表現するんだと思ってください。
告別式の中では、静かにしていることが大事なんだ。友達と一緒に参加しても、式の間は静かにしなきゃいけないんですね。スマートフォンは当然マナーモードにして、式の間は見ちゃいけません。式が終わるまで、故人を尊重する気持ちで、じっと座ってるんですよ。
焼香の時にね、「失敗したらどうしよう」って不安になる人も多いんだ。でも大丈夫。焼香の仕方は、係の人が前の人がやってるのを見て真似すればいいんです。基本的には、祭壇に進んで、お香を火でつけて、香炉に入れるんですね。何回やるのか、どのくらい香りを向けるのか、ってのは宗教によって違うんですけど、係の人が教えてくれるし、前の人の真似をしてればいいんですよ。完璧にやることより、「故人を想う気持ちが込められているか」の方が大事なんです。
告別式の後は、故人の遺体は火葬場に運ばれるんだ。参列者の全員が火葬場に行くわけじゃなくて、家族だけとか、家族と親戚だけとか、限られた人たちが行くんですね。自分たちが行かないのか、行くのか、ってのは、遺族から指示があったり、招待状に書いてあったりするんですよ。もし「どうしたらいい?」って不安なら、遺族に聞いてみるのが一番いいんです。
告別式の後、どうなるの?
告別式が終わった後、故人はどうなるのか、ってことも知っておくといいんだ。実は、告別式は「故人とのお別れの最後の機会」であり、その後の流れは、亡くなった日によって変わるんですね。
告別式の後、故人の遺体は火葬場に運ばれるんだ。これは火葬(かそう)と呼ばれる、遺体を火で焼く儀式なんですね。日本では、ほぼすべての人が火葬に付されるんですよ。火葬は1〜2時間で終わるんですが、その間、遺族や親戚は待合室で待つんだ。火葬が終わったら、遺骨を骨壷に入れるんですね。これを骨上げ(こつあげ)と言うんだ。
骨上げの時には、遺族と参列者で協力して、箸を使って遺骨を拾い上げるんですね。これは昔からの習わしで、「一緒に故人を見送ろう」という気持ちを表現する儀式なんです。故人の遺骨は骨壷に入れられて、それを故人の家に持ち帰るんだ。
その後、遺骨は四十九日(しじゅうくにち)と言われる、亡くなった日から49日目までの間、家に置かれるんですね。つまり、約7週間、故人の遺骨が家にあるってわけ。その間、遺族は毎日お線香をあげたり、故人に食事をお供えしたり、故人を忍ぶんですよ。49日目には、寺院で法要(ほうよう)という儀式が行われて、故人の魂が極楽浄土に行くっていうセレモニーをするんだ。
49日の後は、遺骨はお墓に埋葬されるんですね。つまり、故人が永遠に眠る場所に埋められるってわけ。その後、家族たちは定期的にお墓参りに行って、故人を忍ぶんですよ。お盆とかお正月とか、特に大事な日には、家族みんなでお墓に行って、故人と向き合う時間を作るんです。
このようにね、告別式というのは、故人とのお別れの式であり、その後も、遺族たちは何度も故人を想い、向き合う時間があるんですね。告別式は「最後のお別れ」じゃなくて、「新しい形での付き合いの始まり」だと言えるんですよ。遺骨となった故人、墓地に埋葬された故人、でも心の中にはいつまでも生きてる、みたいな関係が続いていくんだ。
