「個人番号カード」って学校で聞いたことあるけど、結局何なんだろう?親は「絶対になくすなよ」って言うし、何がそんなに大事なのかよくわからない。そんなモヤモヤを持っていたら、この記事を読めばスッキリ。実は日本の社会で、あなたの生活を支える大切な番号なんだよ。
- 個人番号(マイナンバー)は日本国民ひとりひとりに割り当てられた12桁の番号で、マイナンバーカードという身分証みたいなカードに書かれている
- 税金・給与・年金・健康保険など社会保障制度を管理するために使われており、大人だけでなく学生のバイトなどでも必要になる
- あなたの人生に関わる大事な情報が書かれているから、無くしたり盗まれたりしないように注意しなければいけない
もうちょっと詳しく
個人番号って聞くと難しそうに感じるかもだけど、実はとてもシンプルなシステムなんだよ。政府の立場で考えてみると、国民が全員『山田太郎』みたいな名前を持ってますよね。でも同じ名前の人がいっぱいいるから、誰がどの山田太郎なのかわからなくなっちゃう。だから「山田太郎=123456789012」みたいに、ユニークな番号を付けちゃおう、というのが個人番号のアイデアなんだ。つまり、あなたを確実に識別するための『身分証番号』みたいなもの。それを使って、あなたの税金とか給与とか、いろいろな情報を一元管理しちゃおう、というわけ。
個人番号は「あなたを特定するための番号」であり、同時に「あなたの社会保障情報を管理するための鍵」なんだ。
⚠️ よくある勘違い
→ バイトをするときやさまざまな手続きで個人番号が必須になってきている。また、今後運転免許証や保険証の機能が統合される予定だから、生活に必要な存在になっていく。
→ 無くしたり、盗まれたりすると、詐欺や不正利用のターゲットになる可能性がある。だから学生のうちからしっかり管理する習慣を付けることが大事。
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個人番号ってそもそも何?
個人番号、つまりマイナンバーは、2015年10月から日本全国で導入された、ひとりひとりの国民に割り当てられた12桁の番号のことだよ。具体的には「123-45-6789」みたいな形で、全員に異なる番号が付けられているんだ。
ここで大事なのは、この番号は『永遠に変わらない』ってこと。あなたが生まれたときに一度だけ付けられて、死ぬまでずっとその番号なんだ。だから、銀行口座とか免許証とか、いろいろな手続きで「この人はこの人です」ってことを証明するのに使われるわけ。
このシステムって、実は海外の国でも同じようなことをやってるんだよ。アメリカの「社会保障番号」とか、フランスの「社会保険番号」とかね。ほとんどの先進国では、こういう番号を使って社会保障制度を管理しているんだ。日本も同じように「国民ひとりひとりの税金と社会保障をきちんと管理しよう」って考えたわけだね。
そして、その番号を証明するためのカードがマイナンバーカード。パスポートみたいに、顔写真が付いた身分証としても使える。ICチップが入ってて、そこに暗号化された情報が保存されているんだ。つまり、単なる『番号が書いてある紙』じゃなくて、セキュリティを工夫した『ハイテク身分証』ってわけだよ。
導入されたときは「プライバシーが心配だ」って反対する人も多かったんだけど、今では少しずつ広がってきている。高校生のあなたもそのうち、バイトをするときとか、大学の手続きをするときとかに、マイナンバーカードを提出する場面が増えると思うよ。だから、「何だか難しそう」って敬遠せずに、「自分の人生を支える大事なもの」だって理解しておくといいんだ。
なぜ個人番号が必要なの?
ここからが大事なポイント。なぜ政府は個人番号を導入したのか。答えは『管理と効率化』だよ。
想像してみてほしい。政府って、国民全員の税金、給与、年金、健康保険のことを管理しなくちゃいけないんだ。その人数が1億人を超えるからね。昔は、税務署ごと、市役所ごと、年金事務所ごとに、バラバラにデータを管理していたんだよ。そして『山田太郎さんの税務情報』と『山田太郎さんの年金情報』が同じ人なのか、別人なのかわかりにくいことがあったり、重複して管理してたり、ムダがあったりしたわけ。
そこで『全員に番号を付けて、その番号でデータを一元管理しちゃおう』って考えたんだね。つまり『個人番号=あなたを確実に特定するための鍵』ってわけ。その鍵を使えば、税務署が「123-45-6789さんの給与は幾ら」って把握して、自動的に年金事務所に「この人はこれだけ給与をもらってるから、この額の年金保険料を払わなきゃダメだ」って伝わるようにできるんだ。つまり、手続きのムダをなくすためのシステムなわけだよ。
もう一つの理由が『不正防止』。社会保障とか給付金とか、政府からもらうお金がいっぱいあるんだけど、昔は同じ人が複数回もらったり、本当じゃない人がもらったり、そういう不正がありました。でも個人番号があれば『この番号は1人の人間のもので、既に10万円もらってるから、もう給付はできません』みたいに、不正を防ぐことができるわけだね。
さらに、災害のときも役に立つんだ。例えば大きな地震が起こったときに『この人は避難所にいるのか、もう帰宅したのか』『この人は死傷してないか』『どの市区町村に住んでいるのか』ってことを、迅速に把握できるんだ。個人番号が全員についていれば『123-45-6789番の人間は東京都渋谷区の住民で、この避難所にいます』ってすぐわかるからね。つまり、国民の安全を守るためのツールでもあるわけだよ。
税金、給与、年金、災害対策。こういった『国民全体の生活を支えるシステム』を効率的に、正確に運営するために、個人番号が必要だってわけなんだ。あなたの親も、おじいちゃんおばあちゃんも、全員それの恩恵を受けているんだよ。
個人番号はどうやって管理するの?
個人番号を持つことになったら、大事なのは『どうやって管理するのか』ってことだよ。だって、銀行の通帳の番号だって、クレジットカードの番号だって、漏らしちゃダメでしょ。個人番号も同じ。いや、それ以上に大事なんだ。なぜなら、すべての社会保障情報の『マスターキー』だからね。
基本的には、マイナンバーカードは『常に身につけておく必要はない』んだ。運転免許証とか、普通の身分証として使うときだけ持ち出すような感じでいいんだよ。でも『どこに保管するのか』はちゃんと決めた方がいい。親なら『銀行の通帳と一緒に、鍵のかかった引き出しに入れておく』とか。学生のあなたなら『親に預ける』とか『鍵のかかる小物入れに入れておく』とか。つまり『なくしにくい場所に、安全に保管する』ってわけだね。
ここで気をつけなきゃいけないのが『誰かに見せたり、写真を撮られたりしちゃダメ』ってこと。友だちとの会話の中で『ねえ、マイナンバーカード見せてよ』とか言われるかもだけど、絶対に見せちゃダメ。なぜなら、あなたの個人番号が流出すると、詐欺師や悪い人が『あ、この人の個人番号は123-45-6789か。じゃあ、この番号で給付金の手続きをしちゃおう』ってできちゃう可能性があるからね。つまり、あなたになりすまして、悪いことをする人が出てくるわけだ。
もし万が一マイナンバーカードをなくしちゃったら、どうする?これは『すぐに市役所に報告する』ってルールになってるんだ。大人だったら親と一緒に、学生のあなただったら親に『なくしちゃった』って報告して、一緒に市役所に行こう。そしたら『このカードをなくしました』って報告して、新しいカードを作ってもらう手続きが始まるんだ。ちょっと手間だけど、放置しちゃうと、知らないうちに詐欺に使われる可能性があるから、絶対にやった方がいいんだよ。
実は最近は『マイナンバーカードの管理』がネット上でもできるようになってるんだ。政府が運営する『マイナポータル』というサイトにログインすると『自分の個人番号が、どの手続きで、どこに使われたのか』を確認できるようになってるんだ。つまり『あ、この給付金の手続きで使われてるんだ』とか『あ、これは心当たりがない…詐欺か?』みたいに、問題を早期に発見できるわけ。大人になったら、時々マイナポータルにログインして『自分の情報が悪用されてないか』チェックする習慣をつけるといいんだよ。
個人番号でプライバシーは大丈夫?
個人番号を導入するときに、一番の心配が『プライバシーだ』ってことだった。だって、政府が「全員の番号を知ってます。全員の税金とか給与とか、把握してます」って言ってるからね。何だか『監視されてる』みたいな気がしちゃう。その気持ち、よくわかるんだ。
でも実際のところ、プライバシーを守るために、いろいろなルールが作られてるんだよ。まず、マイナンバーカードには『ICチップ』が入ってるんだけど、そのチップの情報は『暗号化』されてる。つまり『鍵をかけられた状態』で、特別な機械とパスワードがないと読み取れないようにしてあるんだ。だから『このカードを盗まれちゃった』っていっても、中身は秘密のままなんだよ。
もう一つ大事なルールが『マイナンバーの使用目的の制限』ってこと。つまり『個人番号は、社会保障と税金と災害対策にしか使っちゃダメ。それ以外の用途で使うのはダメ』って法律で決まってるんだ。例えば『学校の出席簿に個人番号を使う』とか『携帯電話の契約で個人番号を要求する』とか、そういうのはダメってわけ。使える場面が限られてるから、プライバシーの侵害を防いでるんだね。
さらに『個人情報保護法』って法律があって『個人番号を含む個人情報を持ってる企業や役所は、めっちゃ厳しくセキュリティをしなきゃダメ。もし流出させたら、ばっかでかい罰金を払わされる』ってなってるんだ。つまり『このシステムを悪用したら、大変なことになっちゃうぞ』ってシステムになってるわけだよ。
ただしね、ここからが正直なところなんだけど『100%安全か』って言われたら『わかんない』ってのが本当のところ。だって、世の中には才能ある詐欺師とかハッカーとかがいるわけで『このシステムに穴がないか』って常に狙ってるんだ。だから『個人番号は超大事。絶対に盗まれちゃいけない』ってわけで、セキュリティのルールが厳しくしてあるんだよ。
あなたができることは『マイナンバーカードは見せない、なくさない、誰かにシェアしない』ってこと。これだけで、リスクの大半を防ぐことができるんだ。『オンラインで個人番号を入力する』とか『マイナポータルにログインする』ときは『本当に公式のサイトか』を確認して『変なサイトじゃないな』ってわかったら使う。こういう『自分で気をつける』っていう習慣が、プライバシーを守る一番の防衛線なわけだよ。
個人番号の未来は?
今、日本の政府は『個人番号をもっともっと活用しよう』って考えてるんだ。具体的には何かというと『マイナンバーカード1枚で、いろいろなことができるようにしよう』ってことだね。
例えば今は『運転免許証』『健康保険証』『パスポート』みたいに、いろいろなカードを持ち歩かなきゃダメでしょ。でも将来は『マイナンバーカード1枚あれば、免許証の機能も、保険証の機能も、全部できちゃう』みたいにしようって考えてるんだよ。つまり『カードを1枚に統一しよう』ってわけだ。そしたら『カードをなくす』っていうリスクも減るし『複数の申請をしなくていい』から楽になるし『行政の管理もスッキリする』ってわけで、メリットがいっぱいあるんだ。
あと『デジタル給付金』ってのも、これからもっと増えると思うんだ。例えば『子ども1人につき月1万円の給付』とか『困ってる家庭に給付金を支給』とか『社会保障で何かあったときに、すぐに給付金が振り込まれる』とかね。そういうときに『この番号の人には給付対象です』ってすぐに判定できるから、素早く給付できるようになるわけ。昔は『申請してから、審査して、認可されて』って時間がかかったけど『番号で一発判定』できるようになる可能性があるんだ。
ただし、ここからが課題なんだよ。デジタル化が進むと『やっぱりセキュリティが心配』ってなる。だから『どうやって、安全にシステムを運営するか』『誰がプライバシーを監視するのか』『もし問題が起きたら、どうやって責任を取るのか』とか、いろいろ議論が続いてるんだ。つまり『便利さ』と『安全性』『プライバシー』のバランスを取ることが、これからの課題ってわけだね。
そして、もう一つ注目されてるのが『デジタル身分証』としての活用。つまり『マイナンバーカードを、スマホとリンクさせて、オンライン認証に使う』みたいなことが、これからできるようになるかもってわけ。例えば『銀行のサイトに、スマホで簡単にログインできる』とか『役所の申請が、自宅でスマホでできちゃう』とかね。つまり『デジタル化で、生活がもっと便利になる可能性』があるってわけだ。
結局のところ『個人番号は、これからの日本の社会で、どんどん重要になっていく』って予想する人が多いんだ。だからこそ『今のうちから、個人番号って何なのか、どうやって管理するのか』を理解しておくことが、大事ってわけだよ。あなたが大人になるころには『個人番号なしで生活する』なんて、考えられないかもね。
