光回線って何?わかりやすく解説

スマホやパソコンを使っていて「動画が遅い…」「ゲームがカクカク…」と感じたことはない?そういうときって、たいてい「光回線」があったら解決するんだよ。でも光回線って何なのか、なぜそんなに速いのか、よくわからないまま使っている人も多いよね。この記事を読めば、光回線がどういう仕組みで、どんなメリット・デメリットがあるのか、バッチリわかるようになるよ。

光回線って、よく聞くけど…ぶっちゃけ何ですか?

いい質問だね。光回線っていうのは、光を使ってデータを送る通信方法のこと。つまり、電気信号じゃなくて、光という見えない光の粒みたいなもので情報をやり取りするわけ。すごく速く光を点滅させることで、大量のデータを送ることができるんだよ。
光?…光が情報を送ってるんですか?何か難しそう…

難しく考えなくていいよ。イメージとしては、モールス信号を知ってる?昔は長い音と短い音で「・」と「−」を送信して、メッセージを伝えてたんだ。光回線もそれと同じで、光を「つけたり消したり」の超高速な点滅で「1」と「0」という情報を送ってるわけ。その点滅の速さが、電気信号より圧倒的に速いから、ものすごく大量のデータを一度に送ることができるんだよ。
へぇ〜、光が点滅してるんだ。でも実物を見たことないです…

そうだね、見えないんだよ。実は、その光を通す細い線が「光ファイバー」という特別なケーブルなんだ。つまり、光回線 = 光ファイバーケーブルを使った通信方法、って覚えておけばいいよ。このケーブルが家まで来てるから、超高速でデータをやり取りできるってわけ。
わかりました!で、結局、普通のネット回線と何が違うんですか?

いいポイント聞いたね。昔のネット回線は電話線を使う「ADSL」とか、銅の線を使う「ケーブルテレビ回線」とかだったんだ。つまり、光じゃなくて電気信号で送ってたわけ。でも電気信号って、距離が遠くなると遅くなっちゃうし、データもそんなに大量に送れない。それに対して光回線は、光を使うから圧倒的に速くて、距離が遠くてもスピードが落ちにくいんだよ。だから今、光回線が当たり前になってきたわけ。
📝 3行でまとめると
  1. 光回線は 光という見えない光を点滅させてデータを送る 通信方法で、光ファイバーというケーブルを使う
  2. 光を使うから 電気信号より圧倒的に速く、距離が遠くてもスピードが落ちないのが特徴
  3. 動画やゲームなど 大量のデータを高速でダウンロード・アップロード できるから、今の主流になっている
目次

もうちょっと詳しく

光回線の速度は一般的に1Gbps(ギガビーピーエス、つまり1秒間に1ギガバイトのデータを送れる速さ)が標準で、プランによっては10Gbpsとか100Mbps、200Mbpsなんかもあります。これは、昔のADSLの速度が1~50Mbps程度だったことを考えると、およそ20倍~200倍くらい速いってことになります。そのため、4K動画の配信やオンラインゲーム、テレビ会議など、重いデータをリアルタイムでやり取りするのに必要な回線として、今どんどん広がっているわけです。

💡 ポイント
光回線は使える地域が限られていたけど、今は都市部だけじゃなく、田舎でも少しずつ対応が広がってます。

⚠️ よくある勘違い

❌ 「光回線を引けば、全員同じくらい速い」
→ 実は、契約するプランによって速度が違う。それに、パソコンやスマホのWi-Fi受信の性能とか、ルーターの質によっても左右されます。光回線が1Gbpsでも、古いスマホだと数十Mbpsしか出ない場合もあるんです。
⭕ 「光回線の速度は『最大値』で、実際はその80~90%くらい」
→ 通信環境や時間帯によって速度は変わります。「光回線なら絶対100%の速度が出る」ではなく、「光回線なら、ほとんどの場合、十分な速度が出る」って理解しておくといいです。
なるほど〜、あーそういうことか!

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光回線とは、光ファイバーを使ったネット通信の方法

光回線の基本は、光という見えない光を超高速で点滅させてデータを送る仕組みです。テレビのリモコンが赤外線を使ってテレビを操作してるように、光回線も光の粒(フォトンって言います)を使ってデータをやり取りしているんだよ。その光を通すのが「光ファイバー」という、髪の毛くらい細い特別なケーブルなんです。

このケーブルが家まで届いていることで、あなたのスマホやパソコンが超高速でインターネットに接続できるわけです。昔のネット回線は電話線や銅線を使ってたから、距離が遠いと信号が弱くなるし、スピードも落ちていました。でも光ファイバーなら、光という「物理的な特性」が電気信号よりも遠い距離まで減衰しにくいから、どこまでも高速を保つことができるんです。

実は光ファイバーの中身も面白くて、極めて透明な「石英ガラス」という素材でできてるんです。この中を光が反射しながら進むことで、光が逃げずに遠くまで届くようになってるわけ。つまり、光回線 = 光ファイバーの中を光が走ってデータを送ってるシステム、ってことですね。

光回線はいくつかの種類があります。一番一般的な「固定光回線」(つまり家に引いて使う光回線)と、「モバイル光回線」(スマホのように持ち運べる光を使った回線)とか、「光ホームルーター」(工事なしで光ファイバーの速度が使える置き型のルーター)とかがあります。固定光回線が一番高速で、遅延も少ないから、ゲームとか動画配信とか、データ量が多い使い方に向いてるんですよ。

光回線が速い理由は、光の特性と大容量データを同時に送れるから

光がなぜ速いのか。それは「光子」という光の粒が、電子よりも「情報を運ぶ能力」が高いからなんです。つまり、同じ時間で送れるデータ量が全然違うわけ。イメージとしては、渋谷のスクランブル交差点で、小人がせかせか歩いて荷物を運ぶのと、大型トラックが一度に大量の荷物を運ぶのの違いみたいなもんです。電気信号は「小人」、光は「大型トラック」って感じですね。

さらに、光ファイバーの中では、複数の色の光を同時に送ることもできるんです。赤い光、青い光、緑の光…みたいに、波長が違う光を同時に走らせることで、一本のケーブルで何本分もの通信ができる。これを「波長分割多重化」って技術で、つまり、複数の異なる光を同時に送ることで、一つのケーブルでより多くのデータを送れるわけです。

電気信号の場合、銅の線の太さとか品質によって、送れるデータ量や距離が限られちゃいます。距離が長くなると、電気的なノイズが増えて、信号が弱くなっちゃうんですよ。昔のADSL回線なんて、回線局から遠いと速度ががくんと落ちたでしょ。あれは、電気信号が遠くに行くほど減衰しちゃうからです。でも光は、光速でデータを送るし、距離が遠くても減衰しにくいから、全国どこでも安定した高速通信ができるようになったわけ。

また、光ファイバーはノイズにも強いんです。電気信号は、周りの電磁波に影響されやすく、ノイズが混じると正確なデータが送れなくなります。でも光は、光という「ざっくり言えば目で見えるような光の流れ」なので、電磁波の影響をほぼ受けないんです。だから、医療機器とか工業機械みたいな、「ノイズの影響を避けたい」場面でも光ファイバーは使われてるんですよ。

光回線の種類:フレッツ光、ドコモ光、SoftBank光とか、どう違うの?

光回線の契約をしよう!ってなると、「フレッツ光」「ドコモ光」「SoftBank光」「auひかり」とか、いっぱい選択肢が出てきて、困っちゃいますよね。でも基本的には、すべて光ファイバーを使ってるから、通信速度自体はほぼ同じなんです。

では何が違うのか。それは、「光ファイバーを敷設してる企業と、サービスを提供してる企業が別かどうか」なんです。例えば「フレッツ光」は、NTT東日本・NTT西日本が光ファイバーを敷いてるし、契約もNTTと結びます。一方「ドコモ光」は、NTTの光ファイバーを使ってるんだけど、契約はドコモと結ぶんですよ。つまり、光ファイバーは同じだけど、サービス提供会社が違うわけ。

ドコモ光やSoftBank光が人気なのは、スマートフォンの割引が受けられるから。例えば、スマホがドコモなら「ドコモ光」と契約すると、毎月のスマホ代が割引されます。これを「セット割」って言って、つまり、通信費をトータルで安くするために、固定回線とスマホをまとめるわけです。ゲーム機とジュースのセット売りみたいなものですね。

それから、「auひかり」は少し別で、KDDIが自分でケーブルを敷いてる地域もあります。つまり、光ファイバーのインフラ自体が別の企業のやつを使ってるわけ。だから、フレッツ光とドコモ光は「同じNTTのファイバー」だけど、auひかりは「KDDIのファイバー」ってことになります。

速度で言うと、ほとんどの光回線は1Gbps(最大値)ですが、最近は「10Gbps対応」とか「5Gbps対応」とか、より高速なプランが出てきてます。ただし、これは「対応している」ってだけで、実際に使えるかどうかは、「あなたの家がその対応エリアにあるか」「対応するルーター・パソコンを持ってるか」「パソコンの接続方法が対応してるか」とか、色々な条件次第なんですよ。

光回線の契約から工事、引き込みまでの流れ

光回線を使いたい!ってなると、どうしたらいいのか。基本的には、まず契約してから、工事をして、光ファイバーを家に引き込んでから、ようやく使い始められるんです。その流れを説明しますね。

まず、契約します。自分の住んでる地域が「対応エリア」に入ってるか確認してから、ネットか電話で申し込みします。その時に、「どのプランにするか」「工事をいつにするか」「ルーターのレンタルは必要か」とか、細かい事を決めるんです。料金は企業によって違うけど、だいたい月4,000~5,000円が相場ですね。

次が「宅内工事」。これは、光ファイバーを家の中まで引き込む工事です。工事業者が来て、外壁に小さい穴を開けて、光ファイバーを通すパイプを差し込みます。その後、光コンセントっていう「光ファイバー用のコンセント」を設置して、そこにONUという「光信号を電気信号に変える機械」を取り付けるんです。つまり、光ファイバーの中を来た光を、パソコンとかスマホが理解できる電気信号に変える装置ですね。工事には、だいたい1~2時間かかります。

その前に「屋外工事」があることもあります。これは、光ファイバーを引いてる道路から、あなたの家まで光ファイバーを引き込む工事。つまり、大元の光ファイバーケーブルから分けて、家の外壁まで持ってくる工事ですね。このリード線を「引き込み」って言います。新築の家とか、今まで光が来てなかった地域の場合は、この屋外工事も必要になります。

工事が終わったら、ONUにルーターを繋いで、Wi-Fiを設定したら、もう使えます。ルーターは、光ファイバーから来た信号を、スマホやパソコン、ゲーム機みたいに複数の機器に無線で飛ばす装置ですね。つまり、一本の光ファイバーを、複数の機器で共有するための中継地点ってわけです。

注意点としては、工事日に家にいる必要があります。工事業者が来るので、立ち会い必須なんです。それに、工事時に壁に小さい穴を開けるから、大家さんとか管理会社に許可を取っておかないと、後でトラブルになることもあります。賃貸の場合は特に注意してくださいね。

光回線のメリット・デメリット、そして将来について

光回線のメリットは何といっても「速度」です。1Gbpsという高速で、動画も一瞬でダウンロードできるし、オンラインゲームもカクカクしません。それに、距離が遠くても速度が落ちないから、都市部でも田舎でも安定した通信ができるんです。昔のADSLだと、回線局から遠いと、本当に遅かったですからね。あれと比べたら、光回線は天と地の差ですよ。

それから、スマホとのセット割で月額費用を安くできるのも、大きなメリットです。固定回線とスマホ代を合わせて考えると、光回線を引いた方が、トータルで安くなることもあります。さらに、今は「固定電話」とか「テレビサービス」とかもセットで提供されてるから、一つの契約で色々なサービスが使えるわけ。

デメリットは、工事が必要ってことですね。工事が長い時はなんか…つまり、工事日が決まったら、その日に家にいる必要があります。それに工事費がかかることもあります。契約によっては無料とか割引になってることもありますが、だいたい20,000~40,000円くらいかかることもあるんです。あと、引っ越しするときは、新しい家で改めて工事をする必要があるから、引き込みの手間とか費用が掛かります。

それからもう一つ、光回線は回線が「物理的に引かれてる」ってことなので、引かれてない地域には使えないんです。田舎だと、光ファイバーが整備されてない地域も、まだ結構あります。ただし、これは年々解消されてて、NTTとかが田舎にも光ファイバーを敷く「ブロードバンド整備事業」を進めてるから、数年後にはもっと広がるんじゃないかな。

将来的には、光回線はもっと高速になります。今の「1Gbps」から「10Gbps」とか「100Gbps」といった、さらに高速な通信が当たり前になると予想されてます。そしたら、動画だけじゃなくて、もっと重い処理、例えば「バーチャルリアリティの動画配信」とか「自動運転の遠隔操作」とか、今は想像できないようなサービスが可能になるんですよ。つまり、光回線は今後もどんどん進化し続けるってわけです。

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この記事を書いた人

大人になってから「これ知らなかった…」と恥ずかしい思いをした経験から、このサイトを作りました。お金・仕事・社会のしくみって、学校で教えてくれないのに知らないと損することだらけ。むずかしい言葉を「あーそういうことか!」って思えるまでかみ砕いて説明するのが得意です。主に経済・法律・税金・ライフイベント周りの用語を毎日更新中。

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