親が年をとってきたり、祖父母の話題で「介護度が〇〇」って聞いたことありませんか?それでも「介護度って結局何なんだろう?」って曖昧なままになってる人も多いと思う。実は介護度は「どのくらい生活の手伝いが必要か」を判断するとても大切な基準なんだよ。この記事を読めば、介護度がどう決まるのか、何を基準にしているのかがぜんぶわかるよ。
- 介護度は「日常生活がどのくらい自分でできるか」を 5段階で表す基準。要支援1・2と要介護1〜5に分かれている
- 医師の診断と、福祉の人の聞き取り調査をもとに 認定審査会が判定。個人の状態を細かく調べて決める
- 介護度が決まると「どんなサービスが受けられるか」と 費用負担が決まり、その人にあった生活のサポートが始まる
もうちょっと詳しく
介護度を調べるのは「その人が何をどのくらい自分でできるか」を正確に把握するためなんだ。だからテストのように「正解」を求めるんじゃなくて、実際の生活の中で「ご飯は自分で食べられるか」「服は自分で着替えられるか」といった具体的なことを聞く。その結果から「この人にはどのくらいの手伝いが必要か」が見えてくる。正確な判定があれば、その人に本当に必要なサービスを用意できるから、お金も無駄にならない。介護度は「その人らしい生活」を守るための大事な情報なんだよ。
介護度は「手伝いの量を測る」目安。決して「その人の価値」を判定するものじゃない
⚠️ よくある勘違い
→ 実は介護度は「日常生活の自立度」を測るもの。同じ病気でも人によって生活能力は違うし、病気が軽くても高齢で体が弱ければ介護度が高くなることもある。病気の重さと介護の必要さは別物なんだ。
→ これが正解。介護度は「トイレやお風呂、ご飯など日常生活のどの場面で手伝いが必要か」を表してる。その人の状態に合ったサービスを用意するための基準なんだよ。
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そもそも介護度って何なの?
介護度は「介護が必要な状態を段階的に判定する制度」のこと。つまり、お年寄りや病気の人がどのくらい生活の手伝いを必要としているかを、国が統一した基準で測るシステムなんだ。
昔は「この人には介護が必要」「この人は大丈夫」という曖昧な判断で、地域によってバラバラだった。でも人によって状態は違うし、どのくらいの手伝いが必要かも異なる。だから「正確に、公平に、その人の状態を測る必要がある」という考えから、日本は「介護度」という制度を作ったんだよ。
介護度を決めることで「この人にはどんなサービスが必要か」「費用はいくらまで国が負担するか」が決まる。つまり介護度は「その人の生活をどうサポートするか」を決めるための重要な情報なんだ。学校のテストのような「良い悪い」じゃなくて「その人にあった手伝い」を用意するためのものだから、すごく大事な役割を果たしてるんだよ。
いつ介護度が必要になるの?
「介護が必要な状態」っていうのは、何も高齢者だけじゃない。交通事故で大けがをした若い人も、脳卒中で後遺症が残った人も、介護度の判定を受けることができる。つまり「年齢は関係なく、生活の手伝いが必要な状態」なら介護度を申請できるんだ。
ただ実際には高齢者が大多数で、65歳以上の人が「介護保険」という制度の対象になる。40歳以上65歳未満の人でも、特定の病気(脳卒中、関節リウマチなど)が原因なら申請できるんだよ。
介護度の種類を知ろう
介護度は全部で「要支援1・2」と「要介護1〜5」の7段階に分かれてる。重さの順に説明するとこんな感じだよ。
要支援1・2(軽度)
要支援っていうのは「生活の中でちょっと手伝いが必要」という状態のこと。自分で動くことはできるけど「体がちょっと弱くなってきた」「記憶がうっすら曖昧になってきた」という感じだね。
要支援1は「ほんの少しの手伝いで大丈夫」という状態。例えば「買い物に一緒に行ってあげたら何とか自分でできる」「薬を飲む時間を言ってあげたら思い出す」みたいな感じ。要支援2は「もうちょっと手伝いが必要」という状態で「掃除は自分でできるけど、風呂掃除は手伝ってほしい」くらいの手伝いが必要だね。
要介護1〜5(重度)
要介護はもっと手伝いが必要な状態を表してる。要介護1は「日常生活の中で結構手伝いが必要」という感じ。つまり「自分でできることもあるけど、できないこともある」という状態だね。
要介護の数字が大きくなるほど、手伝いが必要な部分が増える。要介護5は一番重い状態で「ほぼ全部のことで手伝いが必要」という感じ。ベッドから動けない、食事も飲み込むのが危ないから注意が必要、といった状態だよ。
つまり「要支援」は「自分でできることが多いけどちょっと手伝ってほしい」という感じで、「要介護」は「できないことが多くて、いろいろ手伝ってもらう必要がある」という感じ。この区別があることで、その人の状態に本当にあったサービスを用意できるんだよ。
誰がどうやって介護度を決めるの?
介護度を決めるプロセスは結構ちゃんとしてるんだ。テキトーに決めるんじゃなくて、複数の専門家が関わって「この人の状態は本当はどうなのか」を見極めてるんだよ。
まずは医者と福祉の人が調べる
本人や家族が「介護の申請をしたい」と役所に言うと「調査に来ます」という通知がくる。その調査では「福祉の専門家」が家に来て、その人の生活の様子を見たり、質問したりするんだ。
「トイレに自分で行けますか?」「着替えはできますか?」「外出できますか?」みたいなことを、実際に見たり聞いたりして記録するんだ。同時に医者の診断書も集めて「医学的な状態はどうか」ってのも確認する。
認定審査会が判定する
医者の診断書と福祉の人の調査結果をもとに「認定審査会」という委員会が介護度を決めるんだ。この委員会には「お医者さん」「看護師」「福祉の専門家」など、違う分野の専門家が入ってる。だから「医学的にはこう」「生活上はこう」という複数の視点から、その人に本当に必要な介護度を判定できるんだよ。
認定審査会が「この人は要介護2だ」と判定したら、その判定が通知される。もし「この判定は違う」と思ったら異議申し立てもできるから、ちゃんと本人の意見も聞く仕組みになってるんだ。
3ヶ月ごとに見直す
一度決まった介護度は「ずっと同じ」なわけじゃない。人の状態は変わるから「3ヶ月ごとに見直そう」という仕組みもあるんだ。例えば「リハビリのおかげで歩けるようになった」なら介護度が下がるかもしれないし「病気が進行した」なら上がるかもしれない。その時々の状態に合わせて、介護度を更新していくんだよ。
介護度が決まるとどうなるの?
介護度が決まった瞬間に「あ、生活が変わる」っていう実感があるんだ。なぜなら「どんなサービスが受けられるか」「費用がいくらまで使えるか」が全部決まるからだね。
受けられるサービスが決まる
介護度によって「自分たちが使える介護サービス」が決まる。例えば「要支援1」なら「軽い運動教室に通う」とか「簡単な日常生活の手伝い」が対象になるけど「要介護5」なら「毎日のおむつ交換」とか「食事介助」まで含まれた、もっと手厚いサービスが対象になるんだ。
使える金額の上限も違う。国が「要介護度によって、この金額までは介護保険で払いますよ」という上限を決めてるんだ。つまり「介護度が高いほど使える金額が多い」ってわけだね。
費用負担が決まる
介護度が決まると「自分たちで払う費用」も見えてくる。介護保険では「本人や家族が払う部分」と「保険が払う部分」が決まってるんだ。通常は「自分たちで1割、保険で9割」を負担する。でも所得が高い人は「2割」「3割」負担する場合もあるんだよ。
つまり介護度が高い人ほど、使えるサービス量が多くて、その分お金もかかるってわけ。でも逆に言うと「必要なサービスがちゃんと受けられる」って意味だから、その人の生活をしっかりサポートできるんだ。
生活がどう変わるか
具体的に言うと「デイサービス」という、昼間に福祉施設に行って運動や食事をする場所に通えたり、「訪問介護」といって家に来てくれる人が食事の手伝いやお風呂の手伝いをしてくれたり、いろんなサービスが使えるようになるんだ。
要支援1・2だと「週に1〜2回の軽い運動」くらいだけど、要介護5だと「毎日の訪問介護」「在宅医療」「おむつなどの福祉用具」など、ほぼ毎日何らかのサービスが入ることもある。その人の状態にあった「生活のサポート体制」が作られるんだよ。
親の介護について考えるなら
もし親が年をとってきたり「最近ちょっと体が弱くなったな」って感じたら、介護度のことを知ってておくのは良いことだよ。親も「介護度ってなに?」と不安に思うかもしれないから「こういう仕組みなんだよ」って説明してあげられたら、親も安心するんじゃないかな。
まずは相談してみる
介護が必要かもって思ったら「介護保険の申請」をする前に「まず相談したい」っていう選択肢もある。市区町村の福祉事務所とか「地域包括支援センター」という場所があって「親の様子なんだけど、介護申請が必要ですか?」って聞けるんだ。専門家が「今はまだ大丈夫」とか「申請した方がいい」とか教えてくれるんだよ。
決められる前の準備も大事
介護度が決まる前から「親が何にこまってるか」「どんなサービスがあったら助かるか」を親とよく話し合っておくのも大事だね。その情報が介護度の申請の時に「親の状態を正確に説明する」のに役立つんだ。
「介護度」っていう仕組みは「その人の生活を守る」ためのものなんだ。親が年をとってきたら、こういう制度があることを知ってておけば「何か困った時」に「こういう方法がある」って思い出せるんだよ。
