年金免除って何?わかりやすく解説

お父さんやお母さんが「年金を払わなきゃいけない」って話をしてるの、聞いたことある?でも、学生時代はお金がなくて払えないときもあるし、大人になっても経済的に困ることだってある。そんなときに便利な「年金免除」っていう制度があるんだ。この記事を読めば、年金免除が何なのか、どうやって申請するのか、全部わかるよ。

年金って何ですか?

いい質問だね。年金っていうのは、今働いている人たちがお金を出し合って、おじいちゃんやおばあちゃんなど、もう働けなくなった人たちを支えるしくみなんだ。つまり、社会全体で老後のお金をみんなで助け合う保険みたいなものだよ。
「免除」って何ですか?

免除っていうのは、その名の通り「払わなくていい」ってことなんだ。つまり、通常は毎月決まった額の保険料を払わなきゃいけないんだけど、お金が厳しい人は、その支払いをお休みしてもいいですよ、っていう制度だね。
でも払わなくていいなら、年金がもらえなくなるんじゃ…

そこが大事なポイントだよ!免除された期間も、ちゃんと年金の記録に入るんだ。だから完全にゼロになるわけじゃなくて、受け取る金額は少なくなるけど、ちゃんと年金はもらえるってわけ。払うのと免除されるのとでは額は違うけど、どちらも保障が受けられるんだね。
なるほど〜、あーそういうことか!

📝 3行でまとめると
  1. 年金免除とは、経済的に困ったときに保険料の支払いをお休みできる制度のこと
  2. 全額免除から部分免除まで4段階のレベルがあって、収入によって選べる
  3. 免除されても年金記録が残るので、将来ゼロにはならない年金がもらえる
目次

もうちょっと詳しく

日本に住んでいる20歳以上60歳未満の人は、みんな年金保険料を払う義務があるんだ。毎月その額は決まってて、払わないと法律違反になっちゃう。でも、病気になったり、仕事が見つからなかったり、給料が減ったりして、お金がなくなることもあるよね。そんなときに「払えません」って申請すれば、その期間は払わなくていいですよ、っていうのが年金免除制度なんだ。ただし、払わなかった分は将来の年金額に響くから、受け取れる金額は減っちゃうってわけなんだよ。

💡 ポイント
免除されても記録が残るから、全く払わなかった場合より老後の保障が手厚い!

⚠️ よくある勘違い

❌ 「年金免除されたら、年金はもらえなくなる」
→ 免除期間も年金加入期間として数えられるから、もらえなくなることはない。ただし、完全に払った場合より金額は少なくなっちゃう。
⭕ 「免除されても、ちゃんと年金はもらえる。ただし金額は減る」
→ これが正解。免除された期間も保障の対象だから、全く加入しなかった人よりずっと有利。
なるほど〜、あーそういうことか!

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年金ってそもそも何?老後のための仕組み

年金について話する前に、まず年金がどんなしくみなのか理解しておこう。年金ってのは、簡単に言うと、社会全体で老後の生活費を支える仕組みなんだ。つまり、今働いている若い人たちがお金を出し合って、もう働けなくなった高齢者たちの生活費をサポートするってわけだね。

例えば、君が将来70歳になって仕事をリタイアしたときのこと。その頃は働いてないから、給料がもらえないよね。でも生活には食べ物や医療、住む場所が必要だ。その生活費を、その時代に働いてる若い人たちが出したお金で支えるってわけ。そして君が若い今、君たちが払ったお金で今のおじいちゃんやおばあちゃんが生活してるんだ。これが年金制度の基本的な考え方なんだよ。

日本には大きく分けて2種類の年金がある。一つが国民年金こくみんねんきんってやつで、自営業者やフリーランス、学生などが入るもの。もう一つが厚生年金こうせいねんきんってやつで、会社に勤めてる人が入るものなんだ。国民年金こくみんねんきんは毎月約16,000円程度(令和5年度)払わなきゃいけないし、厚生年金こうせいねんきんはその時の給料によって額が変わる。いずれにせよ、20歳になったら誰もが加入して、保険料を払う義務があるってわけなんだよ。

ここで大事なポイントがあるんだ。年金制度は、「今払ったお金がそのまま自分に返ってくる」わけじゃないんだよ。つまり、君が20歳から60歳まで払ったお金が、君が65歳になったときにそっくりそのまま返ってくるわけじゃなくて、その時代に働いてる人たちが払ったお金で生活するってしくみなんだ。だから、人口が減ったり高齢者が増えたりすると、制度全体が大変になっちゃうってわけなんだね。

年金免除って何?払えないときの救い

さて、ここからが本題の「年金免除」だ。前で説明したとおり、20歳以上60歳未満の全員が年金保険料を払う義務があるんだけど、人生ってのは予測不可能なことばっかり。病気になることもあるし、失業することもある。給料が減ることだってあるし、想定外の出費が必要になることもあるよね。そんなときに「絶対に払え」なんて言ったら、人たちが苦しくなっちゃう。

そこで登場するのが年金免除制度なんだ。つまり、経済的に払えないときは、申請して承認されれば、保険料を払わなくていいってわけだよ。でも、ここで重要なのは「完全に払わなくていい」ってわけじゃなくて、「条件によっていろいろなレベルの免除がある」ってことなんだ。

年金免除には、大きく分けて4段階があるんだよ。一番強いのが全額免除。これは保険料をまったく払わなくていいってやつだ。次が3/4免除で、これは75%免除されて、25%だけ払う。その次が半額免除で、50%免除されて、50%払う。最後が1/4免除で、75%払って、25%だけ免除ってわけだね。どの段階を受けられるかは、その人の収入とか資産によって決まるんだ。

ここで絶対に誤解してはいけないのは「免除されたら、年金がもらえなくなる」ってことじゃないってわけ。免除された期間も、ちゃんと年金に加入していた期間として数えられるんだ。だから受け取れる年金の額は、全額払った場合よりは少なくなるけど、完全にゼロになるわけじゃないんだよ。これが年金免除制度の大事なポイントなんだね。

免除の種類と条件。どういう人が対象?

年金免除を受けるには、いくつか条件があるんだ。まず基本的なことは「前年度の収入が一定額以下であること」ってやつなんだよ。つまり、昨年の収入がいくら以下なら全額免除、いくら以下なら3/4免除、ってふうに決まってるってわけだ。ただし、条件は毎年変わることもあるし、自分の状況によって細かく判断されるから、一概には言えないんだ。

大事なのは「経済的に困ってるなら、まず申請してみる」ってことなんだよ。市役所や町村役場の国民年金こくみんねんきん窓口に行って、「免除を受けたいです」って言えば、職員が説明してくれて、申請書をくれるんだ。その申請書に必要な情報を書いて、収入を証明する書類(給与明細とか、確定申告かくていしんこく書とか)を一緒に提出すればいいってわけなんだね。

免除申請には、結構大事なポイントがあるんだ。それは「毎年申請し直す必要がある」ってことなんだよ。つまり、今年全額免除をもらったからって、来年も自動で免除されるわけじゃなくて、毎年「今年も困ってます」って申請し直さなきゃいけないってわけなんだ。これを忘れると、いきなり保険料の請求が来ちゃって、びっくりすることになっちゃうんだよ。

もう一つ知っておくといい制度が保険料納付猶予っていうやつだ。これは免除制度とちょっと違うんだけど、つまり「今は払えないけど、将来払うからちょっと待ってね」っていう申請なんだよ。免除と違うところは、将来払うことが前提だってことで、免除されている間に払っちゃえば、その期間もちゃんと保険料を払ったことになるってわけなんだ。免除とは違って、猶予されている間に払うと、満額を払ったのと同じになる可能性があるから、経済状況が好転したらこれを活用するのもいいってわけなんだね。

学生には学生納付特例制度がある

ここからは学生さんに特に大事な話をしようと思うんだ。多くの学生は親が生活費を出してくれるから、自分で年金保険料を払う余裕がないよね。そこで登場するのが学生納付特例制度ってやつなんだ。つまり、学生の期間は保険料を払わなくていいですよ、ってことなんだよ。

この制度のいいところは「申請すれば、学生の間は払わなくていい」ってことなんだ。ただし、これも免除と同じで「申請しなきゃいけない」ってことが大事なんだよ。自動的に適用されるわけじゃなくて、君が市役所に行って「学生です」って証明書(学生証のコピーとか)を見せて、申請する必要があるってわけなんだ。

ここで注意してほしいのが「学生納付特例は免除じゃない」ってことなんだよ。つまり、この期間は記録に残るけど、将来の年金には含まれないってわけなんだ。でも、後になって「あのときの期間を保険料納付に変更したい」って申請すれば、その時点で過去の保険料を払うことで、ちゃんとカウントすることができるんだ。つまり、学生の間は払わなくていいけど、社会人になって余裕ができたら、昔の期間を払って帳消しにできるってわけなんだよ。これは結構有利な制度だから、学生の人は絶対に利用したほうがいいってわけなんだね。

申請するときの注意点と今後のこと

年金免除を申請するとき、いくつか気をつけなきゃいけないことがあるんだ。一つ目は「申請は自分でしなきゃいけない」ってことなんだよ。つまり、黙ってて「待ってたら誰かが助けてくれるだろう」なんて思ってると、いつまでも支払い義務がついて回るってわけなんだ。困ってるなら、勇気を出して役所に行って、「困ってます」って相談することが大事なんだよ。

二つ目は「書類をちゃんと保存しておく」ってことなんだ。申請して承認されたら、役所から確認書類が来るんだけど、これは絶対になくさないようにしよう。もし将来「あの期間、本当に免除されてたっけ?」ってなったときに、確認できなくなっちゃうからなんだ。

三つ目は「免除だけで安心しちゃ駄目」ってことなんだよ。免除されてても、将来の年金額は減るんだ。だから、経済状況が良くなったら、できるだけ早く本来の保険料を払うようにしたほうがいいってわけなんだ。特に若いうちに免除される期間が長いと、将来もらえる年金がかなり減っちゃうんだよ。だからこそ、経済的に余裕が出たら、昔の期間をまとめて払うなんてことをして、老後の安心を増やすことが大事なんだね。

最後に、国の年金制度って結構複雑で、毎年ルールが変わることもあるんだ。だから「正しい情報を知りたい」って思ったときは、必ず市役所の国民年金こくみんねんきん窓口か、日本年金機構の公式ホームページを確認することをお勧めするんだ。ネット上には古い情報もいっぱいあるし、誰かの個人的な意見も混じってる可能性があるからなんだよ。自分の人生に関わる大事なことだからこそ、信頼できる情報源から得ることが大事なんだね。

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この記事を書いた人

大人になってから「これ知らなかった…」と恥ずかしい思いをした経験から、このサイトを作りました。お金・仕事・社会のしくみって、学校で教えてくれないのに知らないと損することだらけ。むずかしい言葉を「あーそういうことか!」って思えるまでかみ砕いて説明するのが得意です。主に経済・法律・税金・ライフイベント周りの用語を毎日更新中。

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