「予備校って実際どのくらいお金かかるの?」「親に説明するときに相場がわからない…」進学や受験を考えている人ならではのお悩みですよね。でも安心してください。予備校費用は「仕組みを理解すれば」意外とシンプルなんです。この記事を読めば、月々の授業料から初期費用、さらにはお得な選び方まで、全部わかっちゃいますよ。
- 予備校の月額は2万~5万円が目安で、講座の数によって変動する
- 入学金と教材費の初期費用を合わせると、最初は多めの支払いが必要
- 1年間で40万~70万円が相場だが、選ぶコースによってはもっと安くできる
もうちょっと詳しく
予備校のお金の仕組みって、実はけっこう複雑なんです。月額費用以外にも「隠れた費用」がいっぱいあるからです。たとえば、苦手な科目用に追加の講座を受けたり、夏期講習や冬期講習という短期集中コースを取ったりすると、その時期だけ月額が2倍、3倍になることもあります。それにテキストだって科目ごとに買わなきゃいけない。だから「月5万で1年60万」と思ってたら、実は100万近くかかってた…なんてこともあるわけです。
夏期講習・冬期講習は別途費用。季節講習を入れると年間で+30万くらいになることもあります
⚠️ よくある勘違い
→ 費用と成績は別物。いくら授業を受けても、自分で復習・勉強しなきゃ意味がありません。高い月額を払ってても成績が伸びない人はいっぱいいます。
→ 大事なのは「プロの授業+自分の努力」の組み合わせ。費用は環境と講師をレンタルするイメージです。
→ 科目数が多いほどいい、わけじゃありません。必要ない講座まで取れば費用がムダになります。
→ 数学が苦手なら数学講座、英文法が大事なら英語講座。「自分だけの組み合わせ」を作ることがコスパの秘訣です。
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予備校費用の基本:月額・初期費用・季節講習
月額授業料はどうやって決まるか
予備校の月額費用って、「1か月いくら」という固定の値段じゃないんです。理由は簡単で、あなたが「何講座取るか」で決まるから。イメージとしては、カフェでドリンク飲み放題を契約するみたいなもの。月3000円で「月に何杯でも飲める」という契約なら、飲まない人も飲む人も同じ値段。でも予備校は「1講座いくら」という料金設定になってる。だから数が多いほど、月額も高くなるわけです。
一般的には、1講座あたり月5000円~1万円くらい。だから1講座なら月5000円、3講座なら月1万5000円~3万円、5講座なら月2万5000円~5万円くらいになります。ただし予備校によって値段設定が違うし、同じ予備校でも「ビデオ授業」と「ライブ授業」で値段が異なることもあります。
ビデオ授業ってのは、「撮りためた授業をいつでも見られる」というもの。つまり、月曜日の朝に撮った授業を、あなたが金曜日の夜に見ることができます。だから忙しい人や、自分のペースで進めたい人に向いています。一方、ライブ授業は「毎週月曜日の19時から」みたいに、決まった曜日・時間に先生がリアルタイムで教える。質問しやすいし、決まった時間に勉強できるメリットがあります。ビデオは安い、ライブは高い傾向です。
入学金とテキスト代ってなに
予備校に入るときには、「入学金」を払います。つまり「これからこの予備校に通うメンバーになりますね」というしるしのお金。金額は1万~3万円くらい。100円ショップに「会員カード」がないのに対して、予備校は「会員になるための入学金」が必要な仕組みです。
そして、各科目の授業を受けるときに、テキスト(つまり教科書のようなもの)を購入します。これは本屋で教科書を買うのと同じ。1冊あたり千円前後で、苦手な科目ほど何冊も買うことになったりします。数学が苦手な人が「数学Ⅰ」「数学Ⅱ」「図形問題特講」とか3冊買ったら、それだけで3千円。英語も「基礎英文法」「長文読解」「リスニング対策」と3冊買ったら、また3千円。合計で月5千~1万円くらいになる人が多いです。
だから最初の月の合計額は「入学金+テキスト代+月額授業料」となります。2月から予備校に入る人なら「入学金2万円+テキスト8千円+月額3万円=5万8千円」みたいな感じ。2か月目からは月額だけ払えばいいので、最初が一番高いわけです。
夏期講習・冬期講習という「追加の波」
予備校には「季節講習」という、特別な時期の特別な費用があります。特に「夏期講習」と「冬期講習」が大事。
夏期講習は、夏休みの時期に、通常授業とは別で「短期集中コース」を追加で取るシステム。つまり、普段は週1回の英語講座を取ってる人が、夏は「夏期講習・英語5日間集中」みたいなのを追加で申し込む。費用は講座の種類によりますが、1講座あたり5千~2万円くらい。夏休みは約40日間あるので、何講座か取ると合計で10万~30万円くらい追加でかかることもあります。
冬期講習も同じく、冬休みに追加費用が発生します。ただ冬休みは夏より短いので、費用も夏より少なめ。でも春(受験の直前)に「直前対策講座」みたいなのを取ると、また費用が発生します。
だからトータルで考えると、1年間の予備校費用は「月額×12か月+夏期講習+冬期講習+春期講習+入学金+テキスト代」という計算になります。計算例を出すと:
- 月額3万円×12か月=36万円
- 入学金2万円
- テキスト代(月平均7千円×12)=8万4千円
- 夏期講習20万円
- 冬期講習10万円
- 春期講習5万円
- 合計:82万4千円
この計算だと、約80万円。1か月あたりにすると、月6万7千円くらいの計算になります。だから「月5万円の予備校」という広告を見ても、季節講習を含めると倍近くかかることもあるわけです。
予備校の種類による費用の違い
大手予備校 vs 個別指導 vs オンライン予備校
予備校も、いろいろな種類があります。一般的な分け方は、「集団授業」「個別指導」「オンライン」の3タイプ。
「集団授業」は、30人~100人くらいの生徒が一緒に授業を受けるスタイル。予備校の教室で、先生が黒板に書いて教える。有名な大手予備校がこれです。月額は2万~5万円くらいが多く、一番安いタイプです。メリットは「値段が安い」「ライバルがいるから頑張れる」「質問は授業後に少しだけできる」。デメリットは「先生のペースに合わせないといけない」「自分のペースで進められない」「質問の時間が限られてる」ってところ。
「個別指導」は、先生と生徒が1対1、または1対2~3で授業をする。マンツーマンで自分のペースに合わせてくれます。月額は5万~10万円くらいで、集団授業の2倍以上。メリットは「自分のペースで進められる」「質問し放題」「弱点を集中的に教えてもらえる」。デメリットは「値段が高い」「先生のクオリティが個人差大きい」。生徒がいない時間帯に安く受けられる「時間割割引」を使う人も多いです。
「オンライン予備校」は、パソコンやタブレットで授業を受けるもの。月額は月1000円~1万円くらい。一番安いタイプです。メリットは「圧倒的に安い」「好きな時間に見られる」「自宅で受けられる」「英語だけなら月千円、みたいに科目ごとに選べる」。デメリットは「先生とのやり取りがない」「質問できない」「モチベーション管理が全部自分」「孤独」ってところ。
つまり、予算があれば「個別指導」、費用を抑えつつ質も欲しければ「集団授業」、とにかく安くしたければ「オンライン」、という感じで選び分けます。
通学型 vs 映像授業型
別の分け方として、「通学型」と「映像授業型」があります。
通学型は、毎日予備校に通って、決まった時間に授業を受けるやり方。メリットは「校舎の雰囲気で頑張れる」「自習室が使える」「先生に直接会える」「友だちが増える」。デメリットは「通学時間がかかる」「決まった時間に行く必要がある」。
映像授業型は、撮った授業をいつでも見られるタイプ。メリットは「何度も見直せる」「自分のペースで進められる」「忙しいときは見ない」という融通が効く。デメリットは「孤独」「わからないまま先に進みやすい」「だらけやすい」。実は多くの大手予備校は「通学型+映像配信」のハイブリッド。つまり、週に1回は教室に行って、あとは家で映像を見る、みたいな使い分けができます。
実は親世代より今の方が安い?費用節約のコツ
親たちの時代との比較
親世代(1990年代~2000年代)に聞いてみると、「予備校って100万円超えることもあった」とか言う人います。理由は、その時代は「ビデオ授業がない」「個別指導も高い」「オンライン予備校も存在しない」だったから。だから「大手予備校に1年通ったら100万超え」という状況が普通でした。
でも今は、オンライン予備校とか動画授業が普及したから、40万~70万円で済む人がいっぱい。むしろ「月1000円のオンライン教材だけで大学受験した」という人もいます。つまり、今の方が選択肢が多くて、かつ安いわけです。だから「予備校は高い」という古い認識を持ってる親もいますが、実際には昔より安くなってる場合が多いです。
月額を安くするテクニック
予備校費用を安くするコツがいくつかあります。
1つ目は「必要な講座だけ選ぶ」。5科目全部必要ですか?数学と英語だけでいい場合もあります。物理が苦手じゃなければ、物理講座を取る必要はありません。1講座減らすだけで月5000円浮きます。1年で6万円です。
2つ目は「時間帯割引を狙う」。個別指導なら夜間(20時以降)や朝7時とか、「人が少ない時間帯」は割引があります。放課後すぐ(16時)に行くより、21時に行った方が安いこともあります。
3つ目は「早割」。入学が早ければ安いという制度がある予備校もあります。4月からより、2月から入った方が割引がある、みたいな感じ。
4つ目は「キャンペーン」。新年度のときとか、GWとか、「今なら入学金無料」「テキスト代割引」というキャンペーンをやることがあります。タイミング次第で数万円浮きます。
5つ目は「親戚割」。親が同じ予備校を卒業してたら、「紹介者割引」で数千円引きになることもあります。意外と知らない割引制度ってあるので、ムリに全講座取るより、「3講座で十分」という判断も大事です。
何講座取るのが「ちょうどいい」のか
これはね、受験する大学によって変わります。
国立大学の受験科目は「5科目~7科目」(英・数・国・理2科目・社会)。だから国立を目指すなら、5講座くらい取った方がいいです。月2万5千円~3万円くらいかな。
私立大学(文系)の受験科目は「3科目~4科目」(英・国・社1科目)。だから3講座あれば足ります。月1万5千円~2万円。
私立大学(理系)の受験科目は「3科目~4科目」(英・数・理2科目)。やっぱり3講座。
でも「得意な科目」と「苦手な科目」で考えると、苦手な科目には専門講座(「文法特講」とか「計算テクニック」)を追加することもあります。だから「基本講座3つ+苦手科目の特講2つ=5講座」みたいなことになったりします。
要するに、志望大学の受験科目を調べて、その科目+苦手な科目の補習、くらいの感じで選ぶと、コスパがいいわけです。
予備校費用の相場まとめと親への説明方法
「おおよその相場」を親に説明するときのポイント
親に予備校の費用について説明するときは、「いきなり『80万円です』と言う」のは避けた方がいいです。理由は親も驚いちゃうから。代わりに、段階的に説明する方がいいです。
例えば、こんな感じ:「〇〇大学を受験するために、英語と数学の予備校を考えています。月額で3万円くらい、1年間だと40万円弱になる予定です。ただし、夏休みと冬休みに季節講習があるので、合計で60万円くらいになると思います」みたいに、分けて説明する。そうすると親も「なるほど、季節講習があるのか」と理解しやすくなります。
また、複数の予備校の料金表を持って行って「〇〇予備校は月2万5千円、△△予備校は月3万5千円。どうしてこんなに違うのか、先生に相談してから決めたいと思ってます」という感じで相談する方が、親も「真摯に検討してるな」と感じて協力的になります。
親が心配してるのは「本当に必要か」「ぼったくられてないか」の2つです。だから「どうしてこの予備校が必要なのか」「他との比較をした」という2点を説明できれば、費用を出してくれやすいです。
「月額」「初期費用」「季節講習」の3層構造を理解しよう
予備校の費用は複雑に見えますが、実は3つに分けて考えるとシンプルです。
第1層:「月額授業料」。毎月かかるお金。これは「何講座取るか」で決まります。
第2層:「初期費用」。最初だけかかるお金。入学金とテキスト代。
第3層:「季節講習」。夏・冬・春だけかかるお金。これも「何講座取るか」で決まります。
この3つを頭に入れておけば、「うちの家計では第1層が月2万まで」と決めて、「それなら2講座に絞ろう」という判断ができます。或いは「第3層の季節講習は全部取る」と決めて、「だから月額は抑える」という逆算もできます。
一番やっちゃいけないのは「何も考えずに『全講座取りたい』と言ってしまう」こと。そしたら費用がコントロール不能になります。必ず「何講座取るか」を先に決めてから、親に相談する。そうすれば親も「あ、しっかり考えてるな」と思って、協力的になりやすいです。
