通信速度って何?わかりやすく解説

スマホでYouTubeを見ようとしたら、クルクル回ってばっかりで動画が始まらない。ゲームのダウンロードに30分もかかるって、なんなの?でも、家に帰ったらサッと動く。このイライラの原因、実は「通信速度」なんです。でも、「速い」「遅い」ってどういう意味?どうやって測るの?そもそも何が速度に影響するのか?この記事を読めば、スマホが遅い理由がわかって、もうモヤモヤがスッキリしますよ。

先生、「通信速度が速い」ってどういう意味ですか?

いい質問だね。通信速度っていうのは、つまり「データがどのくらい早く移動するか」という意味です。インターネット回線を通じて、情報が1秒間にどれだけ流れてくるか、という速さのことですね。ちょっと例えると、水道の蛇口から出てくる水の量みたいなものです。蛇口を全開にすると勢いよく流れるけど、ちょっと閉じると少しずつしか出ないでしょ?それと同じで、通信速度が速いと、データがいっぱい流れてくるんです。
なるほど!でも「Mbps」とか「Gbps」とか、よく聞く言葉の意味がわかりません。

そっか、その単位、ちょっと難しいよね。Mbpsっていうのは「メガビーピーエス」と読むんだけど、つまり「1秒間に何メガバイトのデータが流れるか」を表した数字です。Mはmega(メガ)で、bpsはbits per second(ビット毎秒)という意味。1秒間にどのくらいのデータ量が動いているか、って考えればOKですよ。
1Mbpsと100Mbpsって、何が違うんですか?

100倍違うってことですね。1Mbpsだと、1秒間に1メガのデータが流れる。100Mbpsなら、1秒間に100メガのデータが流れる。だから100倍速いわけです。YouTubeで高画質動画を見るなら最低でも5Mbps、4K動画なら25Mbps以上ほしいとか、そういう用途ごとの必要速度の目安があるんですよ。
自分のスマホの速度って、実際に測ることできるんですか?

もちろん!「速度測定アプリ」を使えば、今自分のスマホがどのくらいの速度で通信しているか、すぐにわかります。試してみると、場所や時間によって全然違う速度になることに気づきますよ。朝と夜、学校と自宅、駅と田舎、みんな違います。
📝 3行でまとめると
  1. 通信速度とは 1秒間にどのくらいのデータが流れるか という速さを表した数字
  2. Mbpsやbpsという単位で表され、数字が大きいほど速い ということになる
  3. WiFiの速度、電波の強さ、混雑状況など いろいろな要因で速度は変わる
目次

もうちょっと詳しく

通信速度は、インターネット回線がデータを運ぶ速さを表す大切な指標です。スマホでメールを開く、YouTubeを見る、ゲームをプレイするといった全ての活動が、この「速度」に影響されています。速度が速ければ、ほぼ待ち時間なく情報が手に入ります。でも遅ければ、クルクル回ったり、動画がカクカクしたり、ゲームが落ちたりします。だから、自分の今の通信速度がどのくらいか知ることは、ストレスなくスマホを使うための第一歩なんです。スマホの能力と、回線の能力は別の話。どんなに新しいスマホでも、回線が遅ければ意味ありません。

💡 ポイント
WiFiを使うときと、4G・5Gの電波を使うときで、同じ場所でも速度が違うよ。環境次第で大きく変わることを覚えておこう。

⚠️ よくある勘違い

❌ 「通信速度が速い=スマホが速い」
→ スマホ自体が速いわけではなく、回線が速いだけです。スマホが古かったら、どんなに回線が速くても、スマホ側の処理能力の限界で遅くなることもあります。
⭕ 「通信速度が速い=データの移動が早い」
→ インターネット回線を通じて、情報がより多く、より早く運ばれてくるということです。スマホの処理能力と、回線の速度は別の問題。両方揃ってこそ、快適な動作になります。
なるほど〜、あーそういうことか!

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通信速度ってそもそも何?基本をマスターしよう

通信速度の話をする前に、まずは「データ」って何かをイメージしてください。スマホに映る画像、動画、テキスト、全部がデータです。これらのデータは、見えない電波やケーブルを通じて、サーバー(つまり、情報を保存しているコンピュータ)からスマホへ送られてきます。その移動する速さが「通信速度」です。

例えば、YouTubeで動画を開く時のことを考えてみてください。再生ボタンを押すと、YouTubeのサーバーから動画のデータがスマホに向けて送られてきます。通信速度が速いと、すぐに動画が始まります。でも遅いと、クルクル回ったままになっちゃう。これはサーバーから送られてくるデータの流れが遅いからなんです。

水道の蛇口に例えると、水道管がインターネット回線で、蛇口から出てくる水の量が通信速度です。太くて立派な蛇口なら、勢いよくいっぱい水が出ます。でも細い蛇口なら、ちょろちょろとしか出ません。スマホが欲しいデータも同じです。回線が太くて効率的なら、たくさんのデータがすぐに届きます。でも細い回線なら、時間がかかっちゃうわけです。

実は、スマホが「遅い」と感じる原因のほとんどが、この通信速度なんです。スマホ自体が新しくても、古くても、回線が遅ければ意味ありません。逆に、古いスマホでも、通信速度が速い環境なら、かなり快適に使えたりします。だから、スマホが遅いイライラから逃げるには、自分がどのくらいの速度で通信しているのか知ることが大事なんです。

「上り速度」と「下り速度」って何が違う?

通信速度を測定するアプリを使うと、「下り速度」「上り速度」という2つの数字が出てきます。これ、何が違うんだろう?と思いませんか。簡単です。下り速度は「サーバーからスマホへ、データが来る速さ」。上り速度は「スマホからサーバーへ、データを送る速さ」です。

YouTubeで動画を見るときは、下り速度が重要です。サーバーから動画データがスマホに次々と送られてくるから。でも、InstagramやTikTokに動画をアップロードするときは、上り速度が重要です。スマホから動画ファイルをサーバーに送るから。

通常は、下り速度の方がずっと速いです。だから下り速度の数字を「通信速度」と呼ぶことが多いんです。でも、配信活動とか、オンライン会議でビデオを送る人は、上り速度も気にした方がいいですよ。

Mbps、Gbpsって何?速度の単位を完全理解しよう

通信速度の話になると、必ず出てくる「Mbps」や「Gbps」という言葉。これらは、データの流れる量を測るための単位です。具体的には「1秒間にどのくらいのデータが流れるか」を表しています。

Mbpsは「メガビーピーエス」と読みます。Mはmega(メガ)で100万という意味。bpsはbits per second(ビット毎秒)という意味です。だから「1秒間に何メガビットのデータが流れるか」という意味になります。ちょっと数学的で難しそうですが、実はシンプルです。1Mbpsなら1メガのデータが1秒間に流れる。10Mbpsなら10メガのデータが1秒間に流れる。数字が大きいほど、早くいっぱいのデータが流れるってわけです。

Gbpsの「G」はgiga(ギガ)で、10億という意味です。1Gbps = 1000Mbps。つまり、1Gbpsの回線は、1Mbpsの回線の1000倍の速さで、データを運べるんです。今、新しいスマホや光回線の広告で「1Gbps対応」とか書いてあるのはこういう意味なんですね。

昔は「Kbps」(キロビーピーエス)という単位もよく使われていました。これはメガの1000分の1。ちょっと古い時代の遅い回線で出てきた単位です。今でも山奥とか、電波が悪い場所では、Kbps単位の速度しか出ないこともあります。そういう場所では、メールを開くのだって時間がかかります。

どのくらいの速度があれば、何ができるの?

「100Mbpsあります」と言われても、それって実際どのくらい速いの?という質問が出てくると思います。実用的な目安を知っておくと、自分の通信速度が足りているのか、足りていないのかがわかります。

メールやLINEの送受信は、驚くほど少ないデータ量で大丈夫です。0.5Mbpsあれば十分。つまり、ほとんどストレスなく使えます。Webページを見る場合は、1〜5Mbpsあれば快適です。写真が多いサイトなら5Mbps欲しいところですね。

YouTubeで高画質な動画を見るなら、最低でも5Mbps。でも、より快適に見たいなら10Mbps以上あると、途中で止まらずに楽しめます。4K動画(つまり、超高画質)を見たいなら、25Mbps以上あると安心です。オンラインゲームをするなら、実は速度よりも「安定性」が大事なんですが、10Mbps以上あれば大体は問題ありません。

Zoomとかの動画配信・会議なら、5〜10Mbpsあれば十分です。でも、複数の人が同時にいろいろ使っている場合は、20Mbps以上ないと、ちょっと不安定になるかもしれません。大事なのは「最低限必要な速度」と「快適に使える速度」は別だってことです。足りていれば動きますが、快適さは大違いですよ。

通信速度が遅くなるのはなぜ?原因を探ろう

スマホで「なんか遅いな」と感じるのは、いろいろな理由があります。自分のスマホが悪いわけじゃなくて、周りの環境が影響していることがほとんどです。その原因を知ることで、対策も見えてきます。

電波の強さと通信速度の関係

まず一番大きな要因は「電波の強さ」です。スマホの画面の左上に「電波のマーク」が出ていますよね。バーが4本立っている時と、1本しか立っていない時で、通信速度は全然違います。電波が弱いと、データを送受信するのに時間がかかります。つまり、通信速度が遅くなっちゃうわけです。

電波が弱くなる原因はいろいろです。建物の中にいると、コンクリートの壁が電波をさえぎるから遅くなります。地下室だと最悪です。電車に乗っていても、トンネルに入ると一気に遅くなります。それから、雨の日も電波が弱くなることがあります。水が電波を吸収しちゃうんです。

回線の混雑が原因のことも

もう一つ大きな要因が「混雑」です。学校の昼休みや、駅の朝の通勤時間、夜の7時〜8時は、みんなスマホを使ってインターネットを見ています。そうすると、通信会社の回線がパンパンになって、一人あたりに割り当てられるデータの流れが遅くなります。

これは、水道管に例えるとわかりやすいです。田舎の少ない人口なら、蛇口をいっぱい開けても大丈夫。でも、都会で朝の時間帯に全員がシャワーを浴びようとしたら、水の圧力が落ちちゃいますよね。インターネットの回線も同じで、ユーザーが増えると、一人あたりの速度が落ちます。

WiFiの設定や干渉の問題

自宅でWiFiを使っている場合、WiFiルーターの位置が悪いと、通信速度が遅くなることもあります。ルーターが遠くにあったり、障害物がいっぱいあったりすると、電波が弱くなります。それから、電子レンジやコードレス電話が同じ周波数を使っていると、電波が干渉して、速度が落ちることもあります。

また、WiFiルーターが古い場合も問題です。古いルーターは「11n」という規格で、速度が最大で600Mbps程度。でも新しいルーターなら「11ac」や「11ax」という規格で、ギガを超える速度が出ます。だから、古いルーターを新しいものに替えるだけで、速度が数倍変わることもあります。

スマホやサーバー側の問題

スマホ側の問題で、通信速度が遅くなることもあります。例えば、バックグラウンドで何十個もアプリが走っていたら、CPUとメモリが占有されて、通信処理の速度が落ちます。それから、スマホのキャッシュがいっぱいになっていても、処理が遅くなることがあります。

また、サーバー側が混雑していることもあります。YouTubeのサーバーが重たい時間帯だと、どんなに自分の回線が速くても、動画の読み込みは遅くなります。これは自分じゃ対策できないですね。時間をずらすか、まつしかありません。

自分の通信速度を測定してみよう

「うちのスマホ、本当に遅いのかな」と思ったら、測定アプリを使ってみてください。今のあなたの、正確な通信速度がすぐにわかります。スマホ向けの速度測定アプリはいっぱいあります。有名なのは「Speedtest」というアプリです。これは無料で使えます。

測定アプリの使い方

使い方は超簡単です。アプリをインストールして、アプリを開いて、「測定開始」ボタンをタップするだけ。1分以内に、下り速度、上り速度、Ping値という3つの数字が表示されます。下り速度と上り速度は、さっき説明したやつです。Ping値は「反応速度」という意味で、数字が小さいほど、サーバーとの反応が早いということです。

測定するときに大事なコツがあります。まず、WiFiを接続しているなら、そのままWiFiで測定します。もし「WiFいなしの回線速度を知りたい」なら、WiFiをオフにして、4Gとか5Gだけで測定してください。また、複数回測定することをお勧めします。1回だけだと、その時たまたま遅かったのか、本当に遅いのか、判断できません。朝、昼、夜で測定すると、時間帯による違いもわかります。

測定結果をどう解釈するか

50Mbps出ていたら、ほとんどのことは快適に使えます。10Mbpsあれば、YouTubeも見られます。でも5Mbps以下だったら、ちょっと遅い環境です。1Mbps以下なら、かなり遅いですね。ただし、用途によって必要な速度は違います。メールとLINEだけなら、1Mbpsでも平気。でもゲームをするなら、最低10Mbpsは欲しい。

また、測定アプリがいろいろあるので、複数のアプリで測定すると、結果が少し違うこともあります。そういう時は、複数回測定の平均値を参考にするといいですよ。一回だけの測定結果を信じすぎないようにしましょう。

通信速度を速くするコツ&裏ワザ

速度測定をしてみて「遅い」ことがわかったら、次は「どうやって速くするのか」が知りたいですよね。できることがいくつかあります。全部やれば、かなり速くなる可能性があります。

環境を変えてみる

一番簡単なのは「場所を変える」です。室内なら窓の近くに移動してみてください。外の方が電波が強いことが多いです。それから、ルーターを使っているなら、スマホをルーターの近くに持って行ってみてください。距離が近いと、電波が強くなります。

WiFi接続なら、ルーターを高い位置に置くといいですよ。床に置いてあるルーターより、机の上や棚の上に置いた方が、電波が広がります。それから、ルーターを障害物から遠ざけることも大事です。壁の内側より、壁の外側に置いた方が電波が強いことが多いです。

スマホ側の設定を見直す

スマホのバックグラウンドで走っているアプリを閉じてみてください。特に、位置情報をずっと使っているアプリ、SNSの通知をずっとチェックしているアプリは、意外と負荷がかかります。設定画面を開いて、「バッテリー」のセクションを見ると、どのアプリがいっぱい電力を使っているか見えます。その悪いやつを、とりあえず閉じてみてください。

それから、スマホのキャッシュをクリアしてみてください。長く使っていると、キャッシュ(つまり、一度見たページやアプリの一部を保存しておく機能)がいっぱいたまります。これがスマホを遅くしることもあります。設定→アプリ→(各アプリ)→ストレージ→キャッシュを削除、でクリアできます。

WiFiルーターを工夫する

自宅のWiFiが遅い場合、ルーターを新しいものに買い替えるのが効果的です。特に3年以上使っているなら、規格が古い可能性が高いです。新しいルーター(11axという「WiFi 6」規格なら最高)に替えると、速度が数倍になることもあります。

でも、ルーターを買い替える前に、今のルーターの再起動を試してみてください。意外と効果があります。ルーターのコンセントをいったん抜いて、30秒待ってから、また差すだけです。ルーターが熱くなっていたら、放熱も改善するので、速度が回復することもありますよ。

通信会社に連絡することもある

色々試してみても遅いなら、通信会社に連絡してみることも手です。「この場所で通信速度がすごく遅いんです」と伝えると、会社の人が調べてくれることもあります。電波の強度が弱い地域なら、基地局を増やす計画があるかもしれません。また、回線が混雑しすぎていれば、容量を増やす検討もされるかもしれません。報告がないと、会社も気づきませんから。

それから、契約している料金プランを確認してみてください。昔の安いプランで契約していたら、実は速度制限が入っているかもしれません。新しいプランに変えると、速度が速くなることもあります。通信会社のホームページや、実際に店員さんに相談して、今のプランが最適かどうか確認してみる価値があります。

裏ワザ:5Gエリアに移動する

もし今のスマホが5G対応なら、5Gがつながる場所に移動すると、一気に速くなります。5Gは最新の通信規格で、場所によっては1Gbps以上の速度が出ます。ただし、5Gはまだ全国どこでもつながるわけではありません。都市部ならつながることが多いですが、地方ではまだ限定的です。また、5Gは4Gより電力をいっぱい使うので、バッテリーの減りが早くなることも覚えておいてください。

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この記事を書いた人

大人になってから「これ知らなかった…」と恥ずかしい思いをした経験から、このサイトを作りました。お金・仕事・社会のしくみって、学校で教えてくれないのに知らないと損することだらけ。むずかしい言葉を「あーそういうことか!」って思えるまでかみ砕いて説明するのが得意です。主に経済・法律・税金・ライフイベント周りの用語を毎日更新中。

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