結婚式に出席したときに、花嫁さんが手に持ったブーケ(つまり花束のこと)を後ろに向かって投げるシーンを見たことない?それが「トスブーケ」なんだけど、なぜわざわざ花束を投げるのか、その理由ってちょっと不思議だよね。実は結婚式の習慣の中でも意外と深い歴史と意味が隠れているんだよ。この記事を読めば、トスブーケが何なのか、なぜ行われるのか、そして今どんなふうに変わってきているのかが、スッキリわかるようになるよ。
- トスブーケは結婚式で花嫁さんがブーケを投げて、未婚女性が受け取る海外発祥の儀式だよ
- 受け取った人が次に結婚できるっていう幸せの象徴として行われていたんだ
- 昔はヨーロッパで始まった習慣だけど、今では日本でもよく見る結婚式の演出になってるよ
もうちょっと詳しく
トスブーケっていうのは、結婚式の終わりごろに花嫁さんが持ってたブーケを後ろに向かって投げて、未婚の女性たちがそれをキャッチする儀式のこと。ブーケとはウェディングドレスに合わせて作られた豪華な花束のことだね。この習慣は昔のヨーロッパから始まったもので、ブーケには「幸せ」や「祝福」という意味が込められてる。投げたブーケをキャッチした女性は、次にお嫁さんになるっていう言い伝えがあるんだよ。楽しい儀式ができることで、結婚式がより盛り上がって、参加してくれた人たちも一緒に幸せを感じることができるようになってるんだ。
トスブーケは「次は誰が結婚できるかな」っていう楽しい予想ゲームでもあるんだよ。
⚠️ よくある勘違い
→ あくまで言い伝えや楽しい儀式だから、これをキャッチしたら必ず結婚できるわけではないんだ。結婚は自分の気持ちと相手次第だよ。
→ みんなでその人の幸せを応援する気持ちが込められた、結婚式を盛り上げる素敵な演出なんだ。魔法ではなく、参加者の温かい気持ちが大事なんだよ。
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トスブーケの歴史はどこから始まったのか
ヨーロッパで生まれた古い習慣
トスブーケの歴史は意外と古いんだよ。ヨーロッパ、特に14世紀ごろのフランスやイギリスで始まった習慣だと言われてるんだ。昔の結婚式では、花嫁さんが持ってたブーケには、ただ単に「きれいな花」という意味だけじゃなくて、もっと大切な意味があったんだよ。昔は今みたいに花をどこでも手に入られるわけじゃなくてね。花は珍しくて、高価なものだったんだ。だからこそ、花嫁さんが持ってるブーケには「幸せ」「祝福」「豊かさ」みたいな特別な象徴的な意味が込められてたんだよ。
ブーケがなぜ幸せの象徴なのか
じゃあなぜブーケが幸せの象徴だったのかっていうと、昔の人たちにとって、花が咲くことは「春の訪れ」「新しい始まり」「生命の力」を表していたからなんだ。つまり、結婚っていう人生の大きな転機も、花が新しく咲くのと同じような「新しい幸せが始まる」っていう意味で考えられてたわけだね。そして、花嫁さんのブーケをキャッチすることで、「この幸せの象徴を受け取る」=「幸せな結婚ができる」っていう願いが込められるようになったんだよ。昔の人たちは今みたいに結婚式の演出が豊富じゃなかったから、こういった簡単だけど意味深い儀式を大事にしてたんだ。
アメリカで広がり、世界中に広まった
ヨーロッパで生まれたトスブーケは、その後アメリカに渡ったんだ。アメリカでは20世紀に入ってから、結婚式の儀式としてより一般化するようになって、映画とか雑誌を通じて、どんどん世界中に広がっていったんだよ。特にハリウッド映画で結婚式のシーンが出てくるとき、トスブーケが描かれたから、「結婚式ってこういうもんなんだ」って思う人が増えたわけなんだ。昔はお金持ちの人たちの儀式だったけど、時間とともに、結婚式をする誰もが取り入れるようになっていったんだね。
日本にトスブーケが広がったのはいつ?
バブル期の結婚式ブームで流行した
日本でトスブーケが広がり始めたのは、1980年代後半から1990年代初めのバブル期だと言われてるんだよ。バブル期っていうのは、日本の経済がめちゃめちゃ良かった時代のことなんだ。つまり、お金が余ってて、結婚式にもすごくお金をかける人が増えた時代ってわけだね。その時期に、海外の豪華な結婚式のスタイルが日本に大量に入ってきたんだ。ウェディングプランナーっていう職業も出てきて、「西洋風の結婚式ってこんなに素敵だ」っていうのが流行し始めたんだよ。トスブーケもその流れの中で、「結婚式ってこういうのがあるんだ、やってみたい」って思う人が増えたわけだ。
「プロフェッショナルな結婚式」の象徴に
1990年代から2000年代にかけて、トスブーケはもっと一般的になっていったんだ。テレビドラマや結婚式の雑誌で何度も見かけるようになってね。そうすると、「いい結婚式」「素敵な結婚式」っていうイメージの中には、このトスブーケが含まれるようになったわけなんだよ。ホテルで結婚式をする人たちが増えて、結婚式場があらかじめこの儀式を準備するようになったから、より多くの人が経験するようになったんだ。つまり、最初は「西洋からきた珍しい儀式」だったけど、時間がたつにつれて「結婚式の標準的な演出」に変わっていったわけだね。今では、結婚式を思い浮かべるときに、このトスブーケが自然と思い浮かぶくらい、一般的なものになってるんだよ。
トスブーケの意味と心理的な効果
「幸せの連鎖」を感じさせる儀式
トスブーケが今でも多くの結婚式で行われてる理由は、単に「昔からやってるから」ってわけじゃないんだ。この儀式には、心理的にすごく大事な効果があるんだよ。一番大きいのは、「幸せの連鎖」を感じさせることだね。つまり、花嫁さんが幸せそうに見えて、その幸せなエネルギーが、ブーケを通じて未婚の女性たちに伝わるっていう感覚。それを見てる他の参加者たちも、「あ、この人たちも幸せになれるんだ」「幸せってこんなに素敵なんだ」って思える。だから、結婚式に出席した人たちが、みんなで一つの幸せな瞬間を共有できるようになるわけだ。
参加者全体の一体感が生まれる
もう一つ大事なのは、「参加者全体の一体感」だね。トスブーケが投げられるとき、みんなが同じ時間に同じ風景を見て、その女性がキャッチすることに「いった〜」って喜ぶ。その瞬間、結婚式に来てくれた全員が、同じ感情を共有することになるんだよ。つまり、「この式の参加者は一つのグループなんだ」っていう気持ちが強くなるわけだ。これは結婚式の目的「このカップルをみんなで祝う」っていうのを、すごく効果的に実現する儀式なんだね。昔の人たちがこれを考え出したのは、深い心理学的なわけがあったわけなんだよ。
「次はあなたかな」という期待感
三つ目は、「期待感」だね。トスブーケをキャッチした女性に向かって、周りが「あ、次はあなただ」「いつ結婚するの」なんて言う光景は、結婚式をしばらく見てれば必ず見る場面だよ。これは一見するとプレッシャーに見えるかもしれないけど、実は「みんながあなたの幸せを応援してるよ」っていうメッセージなんだ。つまり、「早く幸せになってね」「幸せを願ってるよ」っていう温かい気持ちが込められてるわけだね。日本人は昔から、こういった「みんなの応援」を受けることで、モチベーションが上がるっていう文化があったんだ。トスブーケはその文化にぴったり合致してたから、日本でもこんなに広がったんだよ。
現代のトスブーケの変化と新しい流れ
「ブーケトス」から「ガーターストッキングス」へ
最近の結婚式では、トスブーケにプラスして別の儀式が増えてきてるんだ。その代表が「ガーターストッキングス」っていう演出だね。これはちょっと説明しにくいけど、簡単に言うと、花婿さんが花嫁さんのドレスからリボン(ガーター)を外して、男性たちに投げるっていう儀式なんだ。つまり、女性だけじゃなくて、男性たちにも「幸せな結婚ができる人」に参加してもらおうっていう考え方だね。昔は結婚式の主役は花嫁さんで、女性たちが中心だったけど、今は男女両方を応援する流れになってきてるわけだ。これは現代の「男性も女性も対等」っていう考え方が、結婚式の中にも反映されてきたって言えるんだよ。
造花や豪華なブーケを投げる工夫
昔は本物の花のブーケをそのまま投げてたけど、最近は工夫をしてる結婚式が増えてるんだ。例えば、本物の花だと壊れちゃう危険があるからね。だから、造花(つまりプラスチックとかで作った本物そっくりの花)のブーケを用意したり、本物の花でも強くて壊れにくい種類を選んだり、はたまた複数の小さなブーケに分ける「ブーケプルズ」っていう演出をしたりしてるんだよ。ブーケプルズっていうのは、複数の女性が一本ずつリボンを引いて、引いたリボンの先についてるのが自分のブーケになるっていう儀式だね。これだと、全員が何かしらのブーケをもらえるし、より公平だし、ゲーム性もあるから、参加者がより楽しめるようになってるわけだ。
個性的な結婚式では別の演出を選ぶ人も
最近は「この演出は絶対にしなきゃいけない」っていう決まりがなくなってきてるんだ。結婚式も個性化の時代になってきてね。例えば、トスブーケの代わりに、新郎新婦自身がゲストに花をプレゼントするっていう儀式をしたり、ゲストからもらった手紙を読む時間を作ったり、子どもたちの前で誓いの言葉を言い直したり、いろんな工夫をしてる人たちが増えてきたんだよ。つまり、「結婚式ってこういうもんだ」っていう決まった形から、「僕たちはこういう式がしたいんだ」っていう自由な選択ができるようになってきたってわけだ。これは結婚式が「みんなのための儀式」から「カップル自身と家族のための式」へと、少しずつ変わってきてるっていう流れを表してるんだね。
動画配信時代での「映え」意識
今はテレビ以外にも、インスタグラムとかYouTubeとか、動画を発信する場所がいっぱいあるんだ。だから、「結婚式の演出が写真や動画で素敵に見えるか」っていうのが、昔以上に大事になってきたんだよ。トスブーケはもともと「映える」シーンだから、その点では今でも人気なんだ。でも、より工夫された、より珍しい、より新しい演出をしたいっていう需要も増えてきてるんだね。例えば、ドローンを使って空から結婚式を撮影するとか、レーザー光線で派手な演出をするとか、昔では考えられなかった豪華さが出てきてるわけだ。トスブーケは「昔からある、落ち着いた、温かみのある儀式」として、そういった新しい演出の中でも、逆に注目されるようになってきてるんだよ。
