修学旅行が決まると、学校から「修学旅行費をお支払いください」という紙が配られますよね。でも「何にこんなにお金がかかるの?」「全部でいくらなの?」って思ったことありませんか?実は修学旅行費には、知らないうちにいろいろなものが含まれていて、学校によって金額も大きく変わるんです。この記事を読めば、修学旅行費の仕組みと、それぞれのお金が何に使われているのかがバッチリわかっちゃいますよ。
- 修学旅行費は交通費・宿泊費・食事代・入場料などをまとめたお金で、学校によって5万~20万円以上と異なる
- 費用は複数回に分けて集めることがほとんどで、通常は事前に学校から支払い計画が配られる
- 経済的に難しい場合は就学援助制度や分割払いで対応できるので、早めに学校に相談することが大切
もうちょっと詳しく
修学旅行費というのは、修学旅行という教育的な旅行をするために、学校が一括で集めるお金のことです。家族で旅行するときとは違い、数百人の生徒を安全に、公平に移動させたり、宿泊させたり、学習させたりするには、学校がまとめて手配する必要があります。だから、個人で払うよりもお安くできたり、保険がしっかりついたりするというメリットがあるんです。修学旅行費には、旅行そのものの費用だけではなく、先生たちの引率費用も含まれていて、生徒の安全を守るための投資になっているんですよ。
修学旅行費は「個人の旅行費」ではなく「集団教育活動の費用」なので、安全管理や教育的価値が含まれている
⚠️ よくある勘違い
→ 修学旅行費は学校が「請求する」お金です。学校が払ってくれるわけではなく、保護者が負担するべき教育費なんです。学校は代わりに手配してくれるだけですよ。
→ これが正解です。家族の事情で難しい場合は、就学援助制度などがサポートしてくれます。困ったときは隠さず相談することが大事なんです。
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修学旅行費に含まれているものをくわしく知ろう
交通費はいちばん大きい費用
修学旅行費の中で、いちばんお金がかかるのが「交通費」です。つまり、学校から目的地までの移動にかかるお金ということですね。例えば、東京の学校が京都に行く場合、数百人の生徒を乗せた大型バスを何台も用意したり、新幹線をチャーターしたり、飛行機を使ったりするわけです。個人で新幹線に乗るなら片道1万5000円ぐらいかもしれませんが、学校は団体割引を使うので、一人当たりの値段が安くなります。ただし、学校がまとめて予約する分、1円も無駄にしないように計画を立てるんです。
交通費には、バスの運転手さんのお給料も含まれています。生徒の安全を守るために、経験豊かな運転手さんが必要なんです。また、バスの保険料や、ガソリン代、高速道路の料金、パーキングエリアでの休憩施設の利用料なんかも全部含まれているんですよ。修学旅行が遠い場所ほど、交通費の比率がグンと高くなるという仕組みなんです。
宿泊費は施設によって差が出やすい
修学旅行は通常1泊か2泊、長い場合は3泊することがあります。この宿泊施設にかかるお金が「宿泊費」です。お旅館、ホテル、学生専用の研修施設など、学校の方針や予算によって選ばれます。一泊あたり5000円から15000円程度が相場で、この差は「どんなご飯が出るか」「どんなお風呂があるか」「部屋の広さ」などで変わります。
安い施設なら、相部屋で簡素なご飯かもしれません。一方、高い施設なら、豪華な料理が出たり、温泉があったり、個室かもしれません。でも学校は「豪華さ」じゃなくて「教育的価値」を考えて選んでるんです。例えば、歴史学習の修学旅行なら、古い建物が多い地域の宿を選ぶとか、自然学習なら自然が豊かな地域の宿を選ぶとかいった工夫があるんですよ。
食事代は一日3食分
朝食、昼食、夕食、計3食分が修学旅行費に含まれます。これが意外と費用がかかるんです。一日3食で3000円~5000円程度、それが複数日続くと大きな額になりますよね。学校は栄養のバランスをとりながら、かつ食費を抑える工夫をしています。
また、修学旅行中に出かけるときのお弁当代も含まれていることがあります。見学地での食事や、バスの中での軽食なんかも予め計画されているんです。学校によっては、地元の特産品を食べる体験を組み込んでるので、その費用も宿泊費や食事代に含まれることになります。
修学旅行費はいくらぐらいかかるの?
全国の平均金額を知ろう
修学旅行費の全国平均は、大体10万円前後です。でも「前後」というのが大事で、実際には5万円から20万円以上まで幅があるんです。どうしてこんなに違うのかというと、行き先が違うからですね。
例えば、地元の県内に泊まる修学旅行なら、交通費がグッと少なくなるので、5万円~8万円程度かもしれません。一方、地元から遠く離れた場所(例えば北海道の学校が沖縄に行くとか)だと、飛行機代だけで高くなるので、15万円以上になることもあります。また、同じ場所でも、施設のグレードや食事の内容を変えると、金額は変わるんですよ。
中学校と高校で異なることもある
中学校の修学旅行は国内が多く、費用は比較的抑えられています。でも高校の修学旅行は、海外に行く学校も多いので、グッと高くなります。海外となれば、パスポート申請代、為替手数料、海外旅行保険、長時間のフライト代などが上乗せされるんです。海外修学旅行の場合、20万円~40万円以上になることもあります。
支払いは複数回に分けることがほとんど
いくら平均10万円といっても、一度に10万円を請求されたら、多くの家庭が困ってしまいますよね。だから学校は、修学旅行を行う数ヶ月前から、複数回に分けて集金することがほとんどなんです。例えば、「1回目3万円、2回目3万円、3回目4万円」みたいに分割します。こういう工夫で、家庭の負担を減らしているんですよ。
修学旅行費の入場料や学習費について
見学地の入場料が案外かかる
修学旅行は教育的な活動なので、様々な施設を見学します。お寺、神社、博物館、歴史的建造物、体験施設など、入場料がかかるところがたくさんあります。一つの施設の入場料は500円~1500円程度ですが、修学旅行では複数の施設を見学するので、入場料の合計は3000円~10000円程度になることもあります。
学校は「できるだけ多くの教育的な場所を見学させたい」と考えますが、「家計の負担も考えないといけない」というバランスを取ってるんです。中には入場料が無料の施設を工夫して入れたり、事前に団体割引を交渉したりして、費用を抑える工夫をしているんですよ。
学習ガイドやプログラム費
修学旅行では、ガイドさんが歴史や文化について説明してくれることがあります。このガイド料金も修学旅行費に含まれていることが多いんです。また、特別な体験学習(例えば、陶芸体験、農業体験、地元の職人さんの指導を受けるなど)をする場合、その費用も含まれます。これらは「学習プログラム費」と呼ばれることもあります。
修学旅行費が払えないときの相談方法
就学援助制度ってどんなもの?
「就学援助制度」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?これは、経済的に理由で学校生活に困っている家庭を応援する制度のことです。つまり、学用品代、給食費、修学旅行費などが払えない場合に、市町村が援助してくれるシステムなんですね。
この制度を利用できるのは、一定の収入基準以下の家庭です。例えば、シングルマザー家庭、失業中の親がいる家庭、生活保護を受けている家庭などが対象になります。大事なのは「申し込まないと援助は受けられない」ということなんです。困っていても黙っていたら、学校も市町村も気付くことができないんですよ。だから、学校の先生や事務室に「修学旅行費が難しい」と相談することが大切なんです。
学校独自の援助制度もある
就学援助制度の他に、学校自体が援助する仕組みを持っているところもあります。例えば、「PTA会費の一部から修学旅行費を援助する」「学校の教育委員会が特別に予算を組む」「募金で基金を作る」なんていった方法です。学校によって異なるので、まずは学校に相談することが第一歩なんですよ。
分割払いや納期延長の相談
すべてが払えないわけではなく、「タイミングが難しい」という家庭もあります。そんな場合は、学校に「分割払いにしてほしい」「納期を延ばしてほしい」と相談することができるんです。学校は、できるだけ生徒が修学旅行に参加できるように、柔軟に対応することが多いんですよ。
大事なのは「相談する勇気」なんです。親が「恥ずかしい」と思って黙っていても、学校は「そういう事情がある」と気付きません。子どもから先生に「家庭の事情で心配」と伝えるのも大事ですし、親から学校に連絡するのも大事なんです。修学旅行は、すべての生徒が参加する前提で計画されているから、学校も応援する準備ができているんですよ。
修学旅行費以外にかかるお金も知ろう
修学旅行費に含まれないお小遣い
修学旅行費には、基本的な食事や移動、見学が含まれていますが、自由時間に何かを買ったり、食べたりするお金は別です。つまり、自分のお小遣いが必要になるんですね。また、修学旅行先での土産物代も別になることがほとんどです。学校によって「お小遣いの目安は3000円程度」とか「5000円まで」という指定があることもあります。
事前学習の教材費や下見費
修学旅行に向けて、学校では事前学習をします。その教材が有料になることもあります。また、先生たちが修学旅行の計画のために下見に行くお金(バス代やホテルの宿泊費)が、修学旅行費に含まれることもあれば、学校予算で賄われることもあります。学校によって異なるので、配られたプリントをよく確認することが大事なんですよ。
写真代やビデオ代
修学旅行の思い出を形に残すために、写真やビデオを業者に撮影してもらう学校があります。その場合、注文した人だけが費用を払うシステムが多いです。修学旅行費とは別に、「写真注文の案内」が来たときに、「注文する」「注文しない」を選べるんですよ。
