略礼装って何?わかりやすく解説

冠婚葬祭かんこんそうさいの案内状をもらったときに「略礼装でお越しください」って書いてあるけど、正装とどう違うの?買わないといけない新しい服があるの?そんなもやもやを解決する記事です。実は、あなたが家にある服で対応できることがほとんどだから、この記事を読めば「略礼装」が何なのか、何を着ればいいのかがわかるよ。

「略礼装」って何ですか?正装と何が違うんですか?

いい質問だね。略礼装っていうのは、つまり「ちょっとあらたまった場面で着る服」っていう意味。正装よりも気軽で、でも平服(いつもの服)よりは丁寧な、その中間くらいの位置づけだよ。
中間?それって、何を着ればいいんですか?

簡単に言うと、スーツとかワンピースがあれば大丈夫。正装みたいに「タキシードを買わないと」とか「燕尾服が必要」みたいなことはないんだよ。学校の授業参観や親戚の結婚式、お葬式とか、いろんな場面で使えるのが特徴。
あ、そっか。でも男性と女性で変わったりしますか?

そこはいい気づきだね。男性なら紺や黒のスーツ、女性なら紺や黒のワンピースやスーツ、あるいは暗い色の洋服って感じ。要するに「黒っぽい、落ち着いた色の洋服」が基本ルールなんだよ。
📝 3行でまとめると
  1. 略礼装は、正装と平服の中間的な装いで、「ちょっとあらたまった場面」で使う
  2. 男性はスーツ、女性はワンピースやスーツなど、黒や紺などの落ち着いた色の洋服を選ぶ
  3. 結婚式や葬式、授業参観など、様々な場面に対応できるのが特徴
目次

もうちょっと詳しく

礼装って聞くと難しく感じるかもだけど、実は「場面に合わせた服選び」っていう簡単な話なんだよ。世の中の場面は、どのくらい「あらたまっているか」によって分けられる。結婚式の披露宴なら「かなり格式高い」から正装、友だちの誕生日パーティーなら「ほぼ普通」だから平服。そして略礼装は「その中間」だから「ちょっと丁寧な服装」でいいってわけ。コートや靴なんかも「暗くて落ち着いた色」を選べば、基本的にはOKだよ。

💡 ポイント
「明るい色は避ける」が最大のルール。黒・紺・濃いグレーとか、暗い色なら間違いない。

⚠️ よくある勘違い

❌ 「略礼装だから、新しく買わないといけない」
→ 手持ちのスーツやワンピースがあれば、それで十分。新たに買う必要はない。
⭕ 「落ち着いた色の洋服を選べば、手持ちで対応できる」
→ 黒や紺のスーツ、ワンピース、カーディガンなど、家にあるもので大丈夫。
❌ 「略礼装=黒い服と決まっている」
→ 黒が基本だけど、濃いグレーや紺もOK。ただし「落ち着いた暗い色」が大事。
⭕ 「黒、紺、濃いグレーなど、暗い色なら大丈夫」
→ 色よりも「落ち着き」が大事。柄物も避けるのが無難。
なるほど〜、あーそういうことか!

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「礼装」って何?3つのレベルがある

略礼装を理解するには、まず「礼装」全体を知る必要がある。礼装というのは、つまり「かしこまった場面用の服装」ってこと。そして、その格式の高さで3つのレベルに分けられるんだよ。

一番格式が高いのが「正装」(せいそう)。これは結婚式の新郎新婦が着るレベル、あるいは国家的な行事とか、すごく大事な式典で着る服装だ。男性なら燕尾服(つまり、映画とかで見かける「上下が違う形のすごく正装な服」)とかタキシード、女性なら真っ白なウェディングドレスとか帝国ホテルのような高級ホテルで着るような豪華なドレス。これらは「買うのも高いし、着る機会も限られる」から、ほとんどの人はレンタルするんだよ。

二番目が「準礼装」(じゅんれいそう)。つまり「礼装の手前」って感じで、正装までいかないけど、ちゃんとあらたまった場面用の服装のこと。結婚式の招待客が着るレベルだと思えばいい。男性なら紋付きの羽織袴(つまり、黒い家紋が入った着物)とか、深い色のタイを合わせたスーツ。女性なら留袖(つまり、既婚女性が着る黒い着物)とか帯締めがついた豪華な帯留めのドレスなんかが目安。

そして三番目が「略礼装」。これが「その他の場面」で使う、手軽な礼装ってわけ。親戚の集まり、会社の関係者の結婚式、お葬式、学校行事とか、日常生活の中で「ちょっとあらたまった場面」に対応する服装だから、スーツやワンピースみたいな、割と普通の洋服で大丈夫。つまり、「3つの中で一番気軽に対応できる」のが略礼装ってわけなんだよ。

この3つのレベル分けがあることで、場面に合わせた「ちょうどいい格好」を判断できるようになる。招待状に「正装で」って書いてあったら「あ、新郎新婦レベルの格好をしないといけないんだな」とわかるし、「略礼装で」なら「あ、手持ちのスーツで大丈夫だ」ってわかるんだよ。

略礼装は何を着ればいい?男性と女性で分けて説明

じゃあ実際に「何を着ればいいのか」を見ていこう。男性と女性で少し違うから、別々に説明するね。

男性の場合は、基本的に「紺か黒のスーツ」を選べば間違いない。白いワイシャツ(つまり、スーツの下に着る普通の白い長袖シャツ)に、紺か黒のネクタイを合わせる。靴は黒の革靴が基本。靴下も黒。これだけ覚えればOK。「え、そんな簡単?」って思うかもだけど、ほんとそれだけ。懐中時計とか、豪華なアクセサリーはいらない。シンプルで落ち着いた印象が大事なんだよ。

女性の場合も基本は同じで、「紺か黒の洋服」を選ぶこと。ワンピース、スーツ、スカートとブラウスの組み合わせ、何でもいい。大事なのは「落ち着いた色」「袖がある」「膝が隠れる長さ」の3つ。例えば、紺のワンピースに黒のカーディガンとか、黒のスーツにベージュのブラウスとか。靴も黒が基本だけど、紺や濃いグレーでもOK。靴下やストッキングも黒が無難。

ここで大事なのは「柄物は避ける」ってこと。つまり、花柄とか幾何学模様とか、派手な模様は選ばないようにってこと。無地の落ち着いた色が、礼装の鉄則なんだよ。それからコートも同じ色合い。外では黒いコートとか紺のコートを着てから会場に行って、会場に着いたら脱ぐ、っていう感じ。

どんな場面で「略礼装」を使う?具体例を見てみよう

次に「どんな場面で略礼装なのか」を知ることが大事。招待状を見たときに「あ、これは略礼装が必要な場面か」って判断できれば、服装で失敗することがないんだよ。

まずお葬式。これは絶対に略礼装が必要。つまり「お別れの大事な場面だから、ちゃんとした格好をしよう」ってこと。故人を敬う気持ちを服装で表すんだね。だから黒のスーツ、黒のワンピース、黒いストッキング。靴も黒。アクセサリーも「光らないもの」が基本。派手な指輪とかネックレスは外す。

結婚式の中でも「二次会」は略礼装。つまり、披露宴(つまり、新郎新婦が食事をする式の場面)では正装の人が多いけど、その後の二次会は「もうちょっと気軽に」ってわけで、略礼装でいいんだよ。スーツにネクタイとか、ワンピースに足を隠すストッキングとか、そのレベル。ただし「結婚式だから白い服は避ける」「原色系は避ける」は必須。新郎新婦より目立たないように、暗い色を選ぶんだね。

学校の授業参観や親子参加の行事も略礼装が使われる場面。つまり「先生の前に出る機会だから、ちょっと丁寧な格好をしようね」ってわけ。ママ友が集まる場面だから「ちょっときれいにしておこう」って感じで、スーツやワンピースを着て行く人が多い。

会社の朝礼や式典。つまり、普通の日は平服でいいけど、会社の人事異動の辞令式とか、創立記念式とかいう「ちょっと大事な日」には、スーツを着ていく。

親戚の集まり。お正月に親戚が集まるとか、親の友だちの結婚式とか、「あんまり親しくない人がいる場面」では、略礼装を心がける。つまり「相手を敬う気持ち」を服装で表すんだね。

正装と準礼装との違いをもっと詳しく

ここまで「略礼装」について説明してきたけど、他の2つのレベルと比較することで、もっとはっきり理解できると思う。

正装との違いはこう。正装は「その場面で最も高い格式」を示す服装。つまり、その場の主役や、一番大事な人が着る格好。結婚式なら新郎新婦。式典なら開会式の来賓。国家行事なら政府関係者。だから「新たに買わないといけないレベル」「レンタルすることが多い」「普段は着ない」が特徴。一方、略礼装は「持っている服で対応できる」「日常の中で使える」「何度も着る機会がある」。つまり、「普段から活躍する格好」ってわけ。

準礼装との違いも見てみよう。準礼装は「正装と略礼装のちょうど中間」。つまり、結婚式の披露宴に招待客として参加する人たちが着るレベル。男性なら「家紋が入った着物」とか「ちょっと特別なスーツ」。女性なら「留袖」(つまり、既婚女性の正装の着物)とか「帯締めが豪華なドレス」。準礼装は「何度か買う人もいるけど、それでも高い」し「着る機会は限られている」。でも略礼装なら「通常のスーツ」だから「安いし、いっぱい着る」。つまり、値段でも使用頻度でも「割と普通」ってレベルなんだよ。

この3つの違いを覚えるコツは、「格式の高さ」と「買う・買わないの判断」で考えることなんだ。正装=「絶対に新しく買うか借りる」、準礼装=「人によっては買う」、略礼装=「持っている服で対応」。このくらいの感覚で覚えておけば、招待状を見たときに「あ、この場面はどのレベルなのか」って判断できるんだよ。

色選びから小物まで。略礼装の完全ガイド

最後に「略礼装で失敗しないための細かいポイント」をまとめておこう。実は「色と小物」を気をつけるだけで、ほぼ完璧な略礼装になっちゃうんだよ。

色の選び方。基本は黒。2番目は紺。3番目は濃いグレー。この3色ならまず失敗しない。なぜなら「落ち着き」が大事だから。例えば、赤とか黄色とか明るい色を着てしまうと、「あ、この人あんまり場面を理解してないのかな」って思われちゃう。特にお葬式では「故人を敬う」って意味で黒が必須。白も避けた方がいい。白は「新しい始まり」を表す色だから、お葬式では避けるんだね。

素材と柄も大事。光沢がある素材(つまり、テカテカ光る素材)は避ける。マットな素材、つまり光が反射しない素材を選ぶ。綿とか麻とかウールとか、そういう落ち着いた素材がいい。柄は「無地」が基本。花柄とか幾何学模様とか、派手な柄は避ける。もし柄が入っているなら、「暗い地色に暗い柄」みたいに、落ち着いた印象のものを選ぶんだよ。

袖と丈の長さ。女性の場合「肌を見せない」が基本。つまり、ノースリーブのワンピースなら上にカーディガンを羽織る。スカートも膝が隠れる長さが必須。露出が多いと「場面を理解していない」って思われちゃうんだよ。男性なら普通のスーツの袖の長さで大丈夫。

。これも見落としがちだけど、靴も同じレベルで考える。黒い革靴(つまり、本物の牛革とか、それに近い素材)が基本。男性なら紐靴が一番フォーマル。女性なら「パンプス」(つまり、つま先が丸くて、ヒールがある靴)が基本。スニーカーとかサンダルは絶対にダメ。高さは「3cm以上5cm以下」くらいが目安。高すぎてカタカタ音がするのも、マナー違反だんだよ。

アクセサリー。ここが「品の分かれ目」。男性なら腕時計くらい。豪華な指輪とかネックレスはいらない。女性なら小ぶりなネックレス、簡単な指輪、くらい。光り物は避ける。パールなら大丈夫。つまり「光らない、上品」が鉄則。特にお葬式では「光り物は避ける」「派手なアクセサリーは外す」。真珠のネックレスとか、本当に上品で地味な感じだけが許されるんだよ。

髪型と化粧も忘れずに。男性なら整髪料で髪をセットして、清潔感を出す。女性なら髪を後ろで結んで、顔がはっきり見える形。化粧も「濃すぎない」「肌に合っている」くらい。口紅も赤よりも濃いピンク、あるいは棕色(つまり、少し暗めの色)を選ぶ。

コート。冬の場合、外で着るコートも同じ色合いで統一する。黒のコート、紺のコート、濃いグレーのコート。つまり「家を出るから会場に着くまで」の全体的なイメージを統一することが大事なんだよ。

こうやって色から小物まで気をつけることで、「ちゃんと場面を理解している人」って印象を与えることができる。招待状に「略礼装でお越しください」って書いてあったら、この記事を思い出して「黒か紺の落ち着いた色で、光り物は避けて、靴も色を合わせる」って判断すれば、まず失敗しないんだよ。

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この記事を書いた人

大人になってから「これ知らなかった…」と恥ずかしい思いをした経験から、このサイトを作りました。お金・仕事・社会のしくみって、学校で教えてくれないのに知らないと損することだらけ。むずかしい言葉を「あーそういうことか!」って思えるまでかみ砕いて説明するのが得意です。主に経済・法律・税金・ライフイベント周りの用語を毎日更新中。

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