プロパンガスって何?わかりやすく解説

おばあちゃんの家に泊まったときにボンベを見かけたり、「うちはプロパンガスだから」って聞いたことあるでしょ?でも実際のところ「プロパンガスって何?」「都市ガスと何が違うの?」って聞かれると、答えられないよね。実は、プロパンガスは日本中の多くの家で使われていて、仕組みを知ると生活がもっと理解できるんだよ。この記事を読めば、プロパンガスが何なのか、なぜ使われているのか、すべてがわかるようになるよ。

プロパンガスって、どんなガスなんですか?

いい質問だね。プロパンガスっていうのは、プロパンという気体の燃料なんだ。つまり、ガスコンロやお風呂を温めるために燃やすエネルギーのこと。空気みたいに目には見えないけど、金属のボンベに圧力をかけて詰め込んで、ボンベの中では液体の状態になってるんだよ。
液体なんですか?ガスなのに?

そう、ここが面白いところ。ボンベの中で強い圧力がかかってるから、プロパンは液体になってるんだ。冬に水が氷になるみたいに、圧力でも状態が変わるんだよ。ボンベの栓を開けると圧力が下がるから、液体が気体に変わってガスになって、それが燃料として使われるんだ。
でも、都市ガスもあるじゃないですか。何が違うんですか?

良い質問。都市ガスは地下のパイプを通って家に届くから、ボンベを置く必要がないんだ。でもプロパンガスは、ガスボンベを各家庭に配置して使うから、どこでも使える。田舎や都市ガスが来ていない地域では、プロパンガスがめっちゃ活躍するんだよ。
なぜ『プロパン』ガスって名前なんですか?

いい質問だね。プロパンは、化学の世界で「プロピオニックアルデヒドの接頭辞」という意味なんだ。つまり、化学用語の名前が使われているわけだね。英語では「Propane」で、セ氏温度みたいに科学的な命名から来た名前なんだよ。難しく聞こえるけど、燃料として使うときは「プロパンガス」と覚えておけば大丈夫。
📝 3行でまとめると
  1. プロパンガスは 気体の燃料で、ボンベに液体の状態で詰め込まれている
  2. 都市ガスと違い、ボンベで家に届くから、都市ガスが来ていない地域でも使える
  3. 化学由来の名前で、日本中の多くの家庭で、コンロやお風呂の燃料として活躍している
目次

もうちょっと詳しく

プロパンガスが液体に変わる理由を理解するのは大切だね。ボンベの中では、非常に強い圧力がかかっているから、気体のプロパンが圧縮されて液体になるんだ。これは、スポンジを手で押さえるとぺっちゃんこになる原理と同じ。栓を開けて圧力が抜けると、液体から気体に戻って、私たちが使える燃料になるわけだ。だからボンベは何度も繰り返し使えるし、液体の状態で大量に保存できるから、配送や保管も効率的なんだよ。

💡 ポイント
圧力で状態が変わる。強い圧力=液体、圧力が下がる=気体

⚠️ よくある勘違い

❌ 「プロパンガスはボンベの中でもずっとガスのままでは?」
→ 実は違う。強い圧力がかかってるから液体だよ。だからボンベはずしりと重いんだ。
⭕ 「圧力で気体が液体に変わってるんだ」
→ その通り。圧力を利用して、たくさんの量を小さなボンベに入れられるんだ。
なるほど〜、あーそういうことか!

[toc]

プロパンガスって、そもそも何から作られてるの?

プロパンガスは、実は原油から作られているんだ。石油を採掘したときに、原油の他にいろいろなガスも一緒に出てくるんだよね。その中から、プロパンというガスを分け取って、ボンベに詰めたものがプロパンガスなんだ。つまり、化石燃料の仲間で、ガソリンやジェット燃料みたいに、石油から生まれた燃料ってわけだね。

もう少し詳しく説明すると、石油を精製するときに、いろいろな沸点のものが分かれるんだ。沸点っていうのは、液体が気体に変わる温度のこと。ガソリン、灯油、軽油、重油みたいに、分子の大きさによって燃料が分かれるんだよ。プロパンは、その中でも比較的分子が小さい燃料で、気体で存在しやすいから、圧力をかけて液体にしてから利用するわけだね。

ちなみに、プロパンガスと似た燃料に「ブタンガス」っていうのもあるんだ。プロパンとブタンは分子の大きさが違うから、性質も若干違う。ブタンは沸点が低い、つまり常温でも液体になりやすいから、ライターの燃料とかによく使われる。プロパンの方が沸点が高いから、ボンベを使ってまとめて配送するのに向いているんだよ。だから家庭用とか業務用で大量に使う場合は、プロパンガスが選ばれるわけだ。

この原油から作られるっていう事実が大切なのは、環境問題とも関係してくるんだ。化石燃料だから、燃やすとCO2が出るし、限りある資源ってわけだね。だから最近は、太陽光やバイオマスといった再生可能エネルギーの研究が進んでいるんだけど、今のところ、プロパンガスはまだまだ重要な燃料なんだよ。

プロパンガスと都市ガス、どう違うの?

プロパンガスと都市ガスは、どちらも家庭で使う燃料だけど、実はいろいろな違いがあるんだ。一番大きな違いは、都市ガスは地下のパイプを通ってくるけど、プロパンガスはボンベで運ばれてくるってこと。この違いから、あとの性質もいろいろ変わってくるんだよね。

都市ガスは、ガス会社がガス田から採掘したガスを、地下のパイプラインで各家庭に届ける。だから、パイプがある地域にしか供給できないんだ。都市(つまり街中)にはパイプが張り巡らされてるから、都市ガスって名前がついてるんだよ。一方、プロパンガスはボンベを運ぶから、どこでも持って行けるんだ。山の中の家でも、田舎の畑の近くでも、プロパンガスなら使えるわけだね。

もう一つの大きな違いは、成分だね。都市ガスの主成分は「メタン」っていうガスで、プロパンガスはプロパン(とブタン)なんだ。成分が違うから、同じコンロで使っても、バーナーの穴の大きさとか、火の出方が違ったりするんだよ。だから、引っ越しをして都市ガスの地域からプロパンガスの地域に行くと、ガスコンロを取り替える必要があったりするんだ。

料金の面でも違うんだよ。都市ガスは大量に配送できるから、割と安定した価格なことが多い。でも、プロパンガスはボンベで個別に配送するから、ガス屋さんによって料金が違ったりするんだ。「プロパンガス代が高い」って家庭の話をよく聞くのは、このせいなんだね。

安全面でも、ちょっと違う。どちらも本来は無臭なんだけど、ガス漏れを防ぐために、わざと臭い物質を加えてあるんだ。そのにおいの種類が違うから、プロパンガスのにおいが「臭い」って感じる人もいるんだよ。でも、これはわざと臭くしてるから、ガス漏れをすぐに気づくためなんだ。安全対策なわけだね。

なぜプロパンガスは液体で保存されてるの?安全性は大丈夫?

ここまで読んでくれたら、プロパンガスがボンベの中で液体になってるってことがわかってくれたと思う。でも、「液体で保存して大丈夫?爆発とかしないの?」って不安になる人もいるよね。そこで、安全性についてしっかり説明しておこう。

まず、なぜ液体にするのかってと、それはボンベに大量に詰められるからなんだ。もしプロパンが気体のまま保存されてたら、とんでもなく大きなボンベが必要になっちゃう。液体にすることで、同じ重さのプロパンを、すごく小さいボンベに詰められるわけだね。これで効率的に運搬や保管ができるんだ。

安全性の面では、実は液体で保存する方が安全なんだよ。ボンベは強度が高い鉄製だから、何かぶつかったくらいじゃ壊れない。そして、ボンベの内部には安全弁がついてて、圧力が高くなりすぎたら自動的にガスを放出するようになってる。これで爆発を防いでるわけだ。

それでも、プロパンガスは可燃性ガスだから、火気の近くで漏らしたら危険だことはたしかだね。だから、ボンベはガス会社が定期的にチェックして、栓に問題がないか、さびがないか、すべて確認するんだ。また、ガス漏れを防ぐために、わざと臭い物質を混ぜてあるから、もし漏れてたらすぐにわかるんだよ。

ボンベの大きさにも種類があってね。家庭用には、だいたい5kg、10kg、20kgサイズのボンベが使われている。小さい分には安全に扱いやすいけど、交換の頻度が多くなる。大きい分には交換が少なくて済むけど、運ぶのが大変だから、家庭の使用量に合わせて選ぶんだ。

もし家でプロパンガスのボンベを見かけたら、むやみに触ったり、栓を開けたりしちゃダメだよ。これは安全のためだけじゃなく、ガス代も無駄になっちゃうからね。もし栓が開いてたら、すぐに大人に知らせてほしい。安全管理はプロに任せるのが一番だね。

プロパンガスは日本中でどれくらい使われてるの?

プロパンガスがこんなに説明される理由は、日本中の本当に多くの家庭で使われてるからなんだ。都市ガスが全国に張り巡らされるようになるまで、プロパンガスは日本のエネルギーの中心的な役割を果たしてたんだよ。

特に、都市部から離れた地域ではね。田舎の家ってほぼプロパンガスだと言ってもいいくらい。なぜなら、パイプを何キロも引くのって、めっちゃお金がかかるからなんだ。だから、効率よく配送できるボンベ式のプロパンガスが選ばれるわけだね。おばあちゃんの家がプロパンガスなのは、そういう理由なんだよ。

都市ガスが普及した今でも、プロパンガスは日本中で使われ続けてる。理由は、設備のコストが都市ガスより安いこともあるし、引っ越しのときに大がかりな工事が必要ないからってのもある。だから、賃貸アパートなんかでもプロパンガスが使われることが多いんだ。

冬に暖房で使うプロパンガスの量が増えるから、「冬は料金が高くなる」って言ってる家も多いよね。これは本当で、寒い地域では冬のプロパンガス代が夏の2倍以上になることもあるんだ。そういう経済的な面からも、プロパンガスが生活に深く関わってることがわかるんだよ。

最近は、環境問題を考えて、プロパンガスから電気への転換を考えてる家もあるんだ。IHコンロとか、エコキュートって、電気で温めるんだよね。でも、ガス代の全てを電気に変えるのって、けっこう大事業だし、初期投資も大きいから、すぐには進まないんだ。だから、これからもプロパンガスは日本中で使われ続けると思うよ。

プロパンガスの料金はなぜ高い?安くする方法はある?

プロパンガスについて検索してる人の中には、「料金が高い」ってことが気になってる人も多いんだ。これは本当の問題で、プロパンガスは都市ガスより料金が高いことが多いんだよね。なぜそんなことが起きるのか、説明しておこう。

一つは、配送コストの問題だね。ボンベを一軒一軒に運ぶって、結構手間とお金がかかるんだ。一方、都市ガスはパイプで流すだけだから、一度パイプを引いちゃえば、あとは流すだけなんだよ。だから、都市ガスより割高になっちゃうってわけだ。

もう一つは、ガス屋さんによって料金が違うってこと。都市ガスは公共事業だから、料金が統一されてて、不当に高くはできないんだ。でも、プロパンガスは複数のガス屋さんが営業してるから、各社が自由に料金を決められるんだよ。だから、良心的なガス屋さんもいれば、ちょっと高めに設定してるガス屋さんもいるわけだね。

安くする方法としてはね、まずはガス屋さんを変えるってのが一番効果的だ。複数のガス屋さんに見積もりをとって、一番安いところを選ぶ。これだけで、月に数千円違うこともあるんだよ。ただ、契約の変更には手続きが必要だし、新しいボンベに交換する必要があったりするから、ちょっと面倒ではあるんだけどね。

次は、エネルギー効率を上げるってこと。要するに、プロパンガスを無駄に使わないようにしようってわけだ。お風呂に入るときに、あらかじめ給湯器の温度を低めに設定しておくとか、お湯を出しっぱなしにしないとか、小さなことの積み重ねが大事なんだよ。

最後にね、プロパンガスが高いなって感じたら、電気への転換も検討する価値があるんだ。オール電化の家にしちゃえば、プロパンガス代は完全になくなるわけだから、トータルで安くなる可能性もあるんだよ。ただ、初期投資がでかいから、長く住む予定の人向けだね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

大人になってから「これ知らなかった…」と恥ずかしい思いをした経験から、このサイトを作りました。お金・仕事・社会のしくみって、学校で教えてくれないのに知らないと損することだらけ。むずかしい言葉を「あーそういうことか!」って思えるまでかみ砕いて説明するのが得意です。主に経済・法律・税金・ライフイベント周りの用語を毎日更新中。

目次