スマートフォンを使ってると、たまに「パケット代かかっちゃった」とか「パケット代が高い」って聞くことあるよね。でも実は、パケット代って何かよくわかってない人も多いんじゃないかな。この記事を読めば、パケット代の正体と、どうやって発生するのか、そしてどうやって節約するのか、すべてわかっちゃいますよ。
- パケット代は毎月のデータ通信量の上限を超えた時に払う追加料金。水道代の水みたいに決まった量まで使えて、超えたら超えた分を払う仕組み
- YouTubeや画像送信などのインターネット通信がデータ通信量を消費する。何もしなくても、バックグラウンドでアプリが通信することもある
- パケット代を払いたくなければ、Wi-Fiを使うか、最初から大容量プランに契約するのが賢い選択肢
もうちょっと詳しく
実は、パケット代って昔はすごく高かったんですよ。今から15年くらい前は、1GBのデータ通信に数千円かかることもあって、ちょっと動画を見るだけで家計に大打撃、なんてことがよくありました。だから両親が「通信量に気をつけろ」って何度も言ってくるのは、そういう時代の名残なんです。今は技術が進んで、スマートフォンやタブレットが普通に使えるようになったし、通信速度も昔の比じゃなく速くなりました。でも、「パケット代」という言葉と、その怖さは今も残ってるんですね。
パケット代は昔ほど高くないけど、気をつけないと月額料金が跳ね上がることもある
⚠️ よくある勘違い
→ 昔はそうでしたが、今は普通の電話やテキストメッセージはパケット代がかかりません。ただし、LINE通話やLINEのビデオ通話はデータ通信を使うので、Wi-Fi接続なしだとパケット代に影響します。
→ その通り。YouTubeは1時間で約1〜2GB、Instagramは1時間で約300MB〜1GBのデータを消費します。これらをWi-Fi以外で見てると、あっという間にデータ通信量が増えちゃいます。
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パケット代の正体を知ろう
パケット代って何?
パケット代という言葉を聞くと、なんだか難しそうに感じるかもしれません。でも実は、すごくシンプルな仕組みなんです。パケット代というのは、スマートフォンやタブレットでインターネットを使った時に発生するお金のこと。つまり、データ通信料の追加料金ってわけです。
携帯会社との契約時に、「月20GB使えます」とか「月10GB使えます」といった上限が決められます。それぞれの契約には基本料金が含まれていて、その金額でその上限まで使い放題。でも、契約した量を超えちゃったら、超えた分に対して追加でお金を払わなきゃいけないってわけです。
例えるなら、お母さんからお小遣いとして毎月3000円もらうって決めたのに、欲しい物がいっぱいあって5000円使っちゃった場合、足りない2000円を自分で出さなきゃいけない、みたいな感じですね。基本料金(お小遣い)の中に含まれたデータ通信量(3000円)を超えちゃったら、超えた分(2000円分)がパケット代として請求されるってわけです。
なぜ「パケット代」って呼ぶの?
ここで疑問が出てくるのが、「どうして『パケット代』なんて呼ぶの?」ってことですよね。実は、インターネット通信の世界では、データが「パケット」という小さな塊に分けられて、やりとりされるんです。つまり、YouTubeの動画も、LINEの画像も、全部小さなパケットという単位に分割されて、スマートフォンに届いてるんですよ。
昔の携帯電話の時代は、通信量を「パケット何個」という風に数えてたんです。だから、その単位が「パケット代」という名前で残ってるってわけ。今は「GB」(ギガバイト)という単位で数えるのが普通ですが、古い言い方が今でも使われてるんですね。昔の人が電話機のことを「でんわ」と呼んでるのと同じで、時代遅れだけどみんなが使ってる言い方、みたいな感じです。
パケット代が発生する条件
パケット代が発生するのは、単純です。毎月の契約データ量を超えてしまったら、それだけです。契約で「月20GB」と決めてたのに、その月に25GB使ってしまったら、5GBぶん余計にパケット代がかかるってわけ。
ただし、携帯会社によってルールが違う場合もあります。ある会社は「1GBごとに1000円」という風に計算して、追加料金を自動的に上乗せしてくれます。別の会社は「超えた分は使えないようにして、追加で支払えばデータを足せる」というシステムをとってることもあります。また、最近の流行としては、「超えても低速度になるだけで、追加料金は発生しない」という優しいプランもあるんです。
どんな時にデータ通信量が減るのか
動画を見る時が一番多い
スマートフォンを使ってて、一番データ通信量を食うのが動画再生です。YouTubeを1時間見ると、だいたい1GB〜2GBのデータを使っちゃいます。これは、動画ファイルってすごく大きいから。1時間分の映像を細かく分割して、パケット単位でスマートフォンに送ってくるんですけど、その量が半端ないんですよ。
例えば、あなたが夜寝る前にYouTubeで面白い動画を3時間見たら、それだけで約3GB〜6GB使っちゃうって計算になります。月20GBの契約なら、それだけで3分の1くらい使ってしまう計算ですね。だから、両親が「動画ばっか見てるとパケット代がかかるぞ」って言うのは、実は正しい警告なんです。
ただし、Wi-Fiに接続してYouTubeを見たら、パケット代は発生しません。自分の家のWi-Fiでも、学校の図書館のWi-Fiでも、カフェの無料Wi-Fiでも、どれを使ってもデータ通信量には影響しないんですよ。だから、お家にいるときは絶対にWi-Fiで見るべき。これだけで、月のデータ通信量は大幅に節約できます。
SNSと画像・写真の送受信
次に多いのが、SNS(ソーシャルネットワークサービス)の利用です。つまり、Instagramとか、TikTokとか、TwitterとかSnapchatみたいなアプリのこと。これらは動画ほどではないですが、けっこうデータを使います。
Instagramは特に画像が多いアプリなので、1時間ずっとスクロールして見てると、300MB〜1GBくらい使ってしまいます。1MBというのは、写真1枚分くらい。だから、Instagramで100枚の写真をスクロールして見たら、100MB前後のデータが使われちゃうってわけですね。
また、友達に写真や動画を送る時も要注意。LINE で高画質の写真を10枚送ったら、それだけで10MBくらい消費します。友達から来た写真をダウンロードするときも同じ。知らないうちに、送受信でけっこうデータを使っちゃってるんです。
ゲームアプリとアップデート
スマートフォンのゲームアプリって、実はすごくデータを消費することがあります。特に、オンラインゲーム(つまり、インターネットと通信しながらプレイするゲーム)は危険です。Fortniteとか荒野行動みたいなゲームを1時間やると、100MB〜500MB使うこともあります。
さらに危ないのが、ゲームアプリの自動アップデート。勝手に新しいバージョンをダウンロードしてるんですよ。あるゲームアプリのアップデートが500MBだったら、1回のアップデートでそれだけのデータが消費されちゃいます。複数のアプリが一気にアップデートされたら、あっという間に月のデータ通信量に大ダメージです。
バックグラウンドアプリの自動更新も厄介。あなたが何もしてないつもりでも、スマートフォンが勝手に複数のアプリをアップデートしてて、知らないうちにデータを消費してたりします。だから、外出先でWi-Fiがない時は、アプリのアップデート機能をオフにしておくのが賢い選択肢なんですよ。
その他、意外にデータを使ってるもの
動画とSNSとゲーム以外にも、地味だけど意外とデータを消費するものがあります。例えば、クラウドストレージへの自動バックアップ。iPhoneだったらiCloud、Androidだったらクラウドストレージに、自動的に写真やデータを保存する機能があるんですけど、これも結構なデータを使います。
それから、ラジオアプリとか音声ストリーミングサービス。Spotifyみたいな音楽配信を聴いてると、1時間で50MB〜150MBくらい使っちゃいます。地図アプリの利用も意外と多い。車で移動する時にナビとして使ってると、1時間で100MB程度のデータを消費することもあります。
メールの受信も、添付ファイルがでかいと結構なデータになります。友達からの写真付きメールを何十通も受け取ってたら、気づかないうちにけっこう消費してたりするんですよ。
パケット代を節約する方法
Wi-Fiを最大限活用する
パケット代を節約する最強の方法は、Wi-Fiを使うこと。これ以上のアドバイスはないくらい効果的です。Wi-Fiに接続してれば、どんなに動画を見ても、アプリをダウンロードしても、パケット代には影響しません。まさに、やりたい放題状態になるわけですね。
だから、家にいる時は必ずWi-Fiに接続しましょう。両親が契約してるWi-Fiのパスワードを聞いて、スマートフォンに登録しておくんです。YouTube を見たり、ゲームをしたり、アプリをダウンロードしたりするのは、できるだけ家のWi-Fiを使ってやるようにしましょう。
学校の図書館にWi-Fiがあれば、そこでアップデートやダウンロードを済ませるのも手です。カフェの無料Wi-Fiも活用できますし、駅にもWi-Fiがある所が多いですよね。外出先で長めに滞在する所では、Wi-Fiが使えないか確認する癖をつけるといいですよ。
動画を見る時は画質を落とす
どうしてもWi-Fiなしで動画を見たいって時は、再生画質を落とすってテクニックがあります。YouTubeなら、設定で再生画質が変えられるんですよ。高画質(1080p)で見たら約2GB/時間かかるんですけど、低画質(360p)だと約300MB/時間まで減ります。見た感じはそこまで変わらないのに、データ通信量は7分の1近く減っちゃうんですよ。
ただ、これはあくまで「外出先で見たいけど、Wi-Fiがない」って時の応急処置。やっぱり、動画を見るのは家のWi-Fiを使うのが正解です。
バックグラウンド通信をオフにする
知らないうちにパケット代を食うのが、バックグラウンド通信。つまり、あなたがアプリを使ってなくても、アプリが勝手にインターネットと通信してるってわけです。天気アプリが最新の気象情報をダウンロードしたり、LINEが新しいメッセージをチェックしたり、ニュースアプリが記事を更新したり。
これらは便利な機能ですが、パケット代の観点からは敵です。スマートフォンの設定で、各アプリの「バックグラウンド通信」をオフにすることができます。Wi-Fi環境でしか通信しないようにすれば、外出先でのデータ消費を抑えられますよ。
アプリの自動アップデートを制限する
App Store(iPhoneの場合)やGoogle Play(Androidの場合)で、アプリが自動的にアップデートされる設定になってることが多いです。便利ですが、外出先でWi-Fiなしの時に大きなアップデートがダウンロードされると、あっという間にデータが減っちゃいます。
だから、設定を変えて、「Wi-Fiに接続してる時だけアップデート」という風に制限するのが賢い選択肢。手間はちょっと増えますが、パケット代の超過を防ぐには効果的です。
大容量プランに変更する
それでも毎月パケット代がかかっちゃう人は、思い切って大容量プランに変更するってのも手です。例えば、今月20GBで足りなくて、毎月5GB追加課金されてるなら、初めから25GBか30GBのプランに変更した方が、トータルの費用が安いかもしれません。
携帯会社のホームページで、いろんなプランの料金を比較してみるといいですよ。両親と相談して、自分たちの使い方に合ったプランを選ぶのが一番スマートな方法です。
パケット代に関する注意点とよくある質問
家族で共有するプランについて
最近は、家族でデータ通信量を共有する「ファミリープラン」という契約方法が増えてます。つまり、家族全員で月50GBを共有する、みたいなやつですね。これはお得な場合もありますが、注意点があります。
家族の誰かが勝手にいっぱい使っちゃうと、他の家族みんなに迷惑がかかるってわけです。例えば、お兄さんが動画をいっぱい見ちゃって、月の共有データを超えちゃったら、お父さんもお母さんも、あなたも、みんなパケット代を払わなきゃいけません。だから、ファミリープランを使ってる家庭では、家族でデータ使用量を気をつける約束をしておくのが大事なんですよ。
超過したらどうなるのか
パケット代の超過については、携帯会社によって対応が違います。ほとんどの会社は「超過分に追加料金を加算する」という方法をとってます。でも、最近は「超過したら速度が低速になるけど、使い続けられる」という会社も増えてますし、「超過は許可しない。Wi-Fiに接続するか、追加購入するしかない」という会社もあります。
だから、自分たちの家で使ってる携帯会社の、超過時の対応がどうなってるのか、確認しておくといいですよ。もしパケット代が高く請求される形式だったら、絶対に超過しないように気をつけるべきです。
Wi-Fiなのにパケット代がかかった場合
これ、意外とよくあるトラブルなんです。「Wi-Fiに接続してるのに、なぜかパケット代がかかってた」っていう。これは、Wi-Fiの接続が不安定で、途中から携帯回線に自動的に切り替わってたって場合が多いんですよ。
カフェのWi-Fiみたいに電波が弱い場所では、急に接続が切れることがあります。その時、スマートフォンが自動的に携帯回線に切り替えて、知らないうちにパケットを使ってたりするんです。だから、重要な通信をする時は、Wi-Fiの電波がしっかり入ってるか確認するのが大事です。
旅行や帰省でのパケット代
夏休みに旅行に行ったり、お正月に帰省したりすると、いつもと違う場所でスマートフォンを使うことになりますね。その時、注意が必要なのが海外のネットワークへの自動接続です。国内だと思ってたのに、実は国外のネットワークに接続されてて、莫大なパケット代を請求されることもあります。
旅先の新幹線や飛行場でも、不用意にWi-Fi以外で通信をしてると、データを消費します。両親と相談して、旅行中はWi-Fiだけを使う、もしくは「海外ローミングはオフ」「高速通信はオフ」といった設定にするのが安全です。
パケット代はなぜ存在するのか
最後に、ちょっと深い話になりますが、「パケット代ってどうして存在するの?」っていう疑問もあるでしょう。答えは、携帯会社が通信インフラを整備・維持するのにお金がかかってるからです。
電話ネットワークや高速データ通信の仕組みを作るのに、莫大なお金がかかっています。基地局を建てたり、通信ケーブルを引いたり、サーバーを動かしたり。そのコストを、ユーザーが支払う月額料金から賄ってるんですよ。だから、いっぱい使う人には、それなりのお金を払ってもらう仕組みになってるってわけです。
昔は「パケット代が高い」って批判が大きかったので、今は各社が競争して、より安い料金プランを出すようになりました。5Gとか新しい技術も登場して、通信速度も速くなってます。でも、基本的に「通信量が多い人は多く払う」という仕組みは、今後も続くと思われます。
