「ダウンロード」って言葉、スマホやパソコンを使うときに毎日のように見かけるけど、実は正確に何をしているのかよくわからないってことありませんか?インターネットから何かをもらうときに使う便利な機能なのに、説明を聞いても「ネットから取ってくる」くらいのイメージになってしまう。でも実は、ダウンロードの仕組みを理解すると、インターネットの使い方がもっと安全で効率的になるんです。この記事を読めば、ダウンロードが何なのか、どうやって使うのか、そしてどんなことに気をつければいいのかが、スッキリわかるようになりますよ。
- ダウンロードは インターネット上のデータを自分のパソコンやスマホに受け取ることで、図書館から本を借りてくるのと同じようなイメージです
- 「Down」と「Load」という英語から、上のサーバーから下へ情報を降ろしてくるという意味の言葉になっています
- アップロードと反対の操作で、インターネットの往来には常に方向があるということを覚えておくと理解しやすくなります
もうちょっと詳しく
ダウンロードという行動は、実は複雑な通信の仕組みに支えられています。インターネット上のサーバーに接続して、「このファイルをください」という命令を送り、サーバーが「わかりました」と応答して、小分けにされたデータが順番に送られてきて、それが再び組み立てられて、あなたのデバイスに保存されるという流れなんです。この一連の流れが数秒で終わってしまうから、私たちは気づかずに「ダウンロード完了」と表示されるのを待っているだけなんですよ。通常、このプロセスの間、データが破損しないようにチェックされたり、セキュリティが確認されたりしているんです。
ダウンロードが完了した時点で、そのファイルはあなたのデバイスの中に完全に保存されるので、ネットに接続していなくても見ることができます
⚠️ よくある勘違い
→ ダウンロードはあくまでコピーなので、サーバーに置いてある元のファイルは残ったままです。図書館から本を借りてきても、図書館の本がなくなるわけではないのと同じですね
→ 元のファイルと自分がダウンロードしたファイルの両方が存在することになります。だから何度でも同じファイルをダウンロードできるんです
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ダウンロードって結局どういう意味なの?
ダウンロードという言葉は、毎日のようにインターネットを使う人なら絶対に見かけるものです。でも、その意味をちゃんと説明できる人って、意外と少ないんですよ。学校の授業では習いませんし、親に聞いても「ネットから取ってくるんだよ」くらいの説明で終わってしまうことが多いです。でも、デジタル化した現代では、ダウンロードがどういう仕組みなのかを理解することって、すごく大切なんです。
基本的には、ダウンロードというのは、インターネットの向こう側にあるコンピュータ(これをサーバーと言います)から、あなたが持っているスマホやパソコン(これをクライアントと言います)に向かって、データを送り込んでもらう行為のことを指しています。つまり、サーバーという遠くのコンピュータから、あなたのデバイスへとデータが移動するということが、ダウンロードなんです。
今のあなたが使っているスマホやパソコンは、実はそんなに大きな力を持っていません。写真や動画、音楽のような大きなファイルを作ったり保存したりするには、そこそこのスペースが必要です。でも、遠くのサーバーなら、何テラバイトという莫大な量のデータを保存しておくことができるんです。だから、YouTubeやInstagram、Twitterなどのインターネットサービスは、あなたのスマホじゃなく、遠くのサーバーにデータを置いておくんですよ。そして、あなたが「この動画を見たい」と思ったとき、サーバーからあなたのスマホに向かってその動画を送ってくるわけです。これがダウンロードなんです。
例えば、YouTubeで動画を再生するとき、あなたのスマホの画面には動画が表示されます。でも、その動画はもともとはYouTubeのサーバーにあったデータを、再生中のあなたのスマホに向かってストリーミングという方法で送られているんです。ストリーミングというのは、つまりリアルタイムで少しずつデータを受け取って、同時に再生する方法のことです。これも広い意味ではダウンロードの一種なんですよ。
ダウンロードとストリーミングの違い
ダウンロードという言葉を使うときと、ストリーミングという言葉を使うときの違いって何だと思いますか?実は、ダウンロードは「ファイル全体をあなたのデバイスに保存してから使う」ことを指していることが多く、ストリーミングは「受け取ったデータから少しずつ再生していく」ことを指しているんです。
たとえば、InstagramやTikTokで動画を見ているときは、あなたのスマホに動画全体が保存されるわけではなく、その瞬間必要な部分だけをサーバーから受け取って再生しているんです。これがストリーミングです。一方、音楽アプリで曲を「オフライン再生のためにダウンロード」するときは、その曲のデータ全体があなたのスマホに保存されるんです。だから、インターネットに接続していなくても、その曲を聞くことができるんですよ。
インターネットのデータはどうやってあなたのデバイスに来るの?
ダウンロードのプロセスを理解するためには、インターネット上を流れるデータがどのような形で移動しているのかを知ることが大切です。映画や物語の中では、インターネットが何か目に見えない光の流れのように描かれることがありますが、実際はもっともっと複雑なんです。
データがインターネット上を移動するときは、実は光ファイバーケーブルという、光を通す透明な管の中を光の信号として移動しているんです。つまり、デジタル信号という0と1の並びが、光の点滅として送られているということなんですよ。これは、古い時代の電話線を思い浮かべてもらえばわかりやすいと思います。電話も音声を電気信号に変えて送ったり、受け取ったりしていたじゃないですか。インターネットも似たようなことをしているんです。ただし、テキストや写真、動画のような複雑な情報を送るために、それをデジタル化して0と1の並びに変えて送っているというわけなんです。
ダウンロードを要求したときは、「私はこのファイルをください」という指示が、あなたのパソコンやスマホからサーバーに向かって送られます。サーバーが「わかりました。お送ります」と応答すると、そのファイルが小分けにされてパケットという小さな単位に分割されます。これらのパケットが、光ファイバーケーブルを通じて、複数のルーターという機械を経由しながら、あなたのデバイスに届くんです。ルーターというのは、つまりデータを正しい目的地に届けるための中継地点のようなものなんですよ。
すべてのパケットがあなたのデバイスに到着すると、それらが元の順番通りに組み立てられます。このプロセスの間、データが破損していないかどうかをチェックするプログラムが動いていて、もし問題があれば、その部分だけを再度送ってもらうようにリクエストするんです。これが終わると、ファイルはあなたのデバイスのハードディスク(ストレージと言われることもあります)という、データを保存する場所に格納されるわけです。
通信速度が遅いとどうなるの?
通信速度が遅いと聞いたことがあると思いますが、これはつまり、1秒間に送受信できるデータの量が少ないということを意味しているんです。1秒間に1メガバイトしか送受信できない環境と、1秒間に100メガバイト送受信できる環境では、大きなファイルをダウンロードするのにかかる時間が全然違うんですよ。
たとえば、1ギガバイト(つまり1000メガバイト)の動画をダウンロードするとしましょう。通信速度が1メガバイト/秒なら1000秒、つまり約16分かかります。でも、通信速度が100メガバイト/秒なら、たった10秒で完了してしまうんです。この違いがあるから、家のWiFiに接続して高速な通信をするのと、駅での移動中に弱いモバイル通信を使うのとでは、ダウンロードにかかる時間が大きく異なるんですよ。
何がダウンロードされるの?具体例をあげてみよう
ダウンロードは実は、毎日の生活の中で何度も何度も行われています。あなたが気づかないうちに、すごくたくさんのダウンロードが行われているんですよ。どんなものがダウンロードされるのか、具体的に見てみましょう。
スマホにアプリをインストールするとき、その手順は実は大きなダウンロードなんです。AppStoreやGooglePlayなどから、アプリのプログラムファイルをあなたのスマホにダウンロードしているんですよ。アプリのファイルサイズは数十メガバイトから数百メガバイト、大きいものだと数ギガバイトになることもあります。だから、WiFiに接続されていない環境でアプリをインストールしようとすると、「この操作にはWiFiが必要です」という警告が出ることが多いんです。
YouTubeで動画を見るときも、その動画のデータがサーバーからあなたのスマホに向かってダウンロード(より正確にはストリーミング)されているんです。Instagramで友だちが投稿した写真を見るときも、Twitterでツイートのテキストとそれに付いている画像を見るときも、すべてダウンロードなんですよ。
ゲームをするときも、そのゲーム用のプログラムやグラフィック、音声などすべてがダウンロードされているんです。オンラインゲームをプレイするときは、あなたの操作情報(「このボタンを押した」という情報)がサーバーにアップロードされて、ゲーム内の他のプレイヤーの操作結果がダウンロードされて、全員のスクリーン上で同じゲーム画面が表示されるんです。
メールを受け取るときも、メールの本文と添付ファイルがメールサーバーからあなたのスマホやパソコンにダウンロードされています。ただし、メールクライアント(メールを見るためのアプリ)が自動的にこのプロセスを行ってくれるから、あなたは「ダウンロード」という作業を意識することがないんですよ。
ダウンロードを安全に行うために知っておくべきこと
ダウンロードという行為は、インターネットからあなたのデバイスにデータを持ち込むプロセスです。だからこそ、セキュリティの観点からいくつか注意しておくべきことがあるんです。
まず覚えておきたいのは、ダウンロードしたファイルは必ずセキュリティソフトでスキャンするということです。特に、知らないウェブサイトからダウンロードしたファイルや、誰かから送られてきたファイルの場合、それがウイルスやマルウェアという悪いプログラムかもしれないんです。ウイルスやマルウェアというのは、つまりあなたのデバイスに悪さをするプログラムのことなんですよ。ウイルスに感染すると、あなたの個人情報が盗まれたり、デバイスが正常に動作しなくなったり、最悪の場合あなたの知らないうちに他の人に嫌がらせをするために使用されてしまったりするんです。
セキュリティソフトというのは、つまり悪いプログラムをスキャンして見つけ出すためのソフトのことなんです。多くのスマホやパソコンには初めからセキュリティソフトが入っていますが、定期的に最新版に更新する必要があります。更新されたセキュリティソフトは、最新の悪いプログラムに対応しているから、その分あなたのデバイスを守る力が強いんですよ。
もう一つ気をつけるべきことは、信頼できるウェブサイトからダウンロードするということです。有名な企業の公式ウェブサイト、あるいは信頼できる配布サイトからのダウンロードなら、ほぼ安全です。でも、得体の知れないウェブサイト、特に「無料でこのソフトをダウンロードできます」みたいな怪しい広告をクリックして到着したようなサイトは危険なことが多いんです。
また、ダウンロードしたファイルを安全に使うためには、拡張子(ファイル名の後ろについている.exeとか.dllといった3〜4文字の記号)を確認することも大切です。つまり、そのファイルがどんな種類のファイルなのかを示す目印のようなものなんですよ。例えば、写真なら.jpgとか.pngといった拡張子がついていますし、動画なら.mp4とか.movといった拡張子がついています。信頼できるウェブサイトからダウンロードしたはずなのに、違う種類の拡張子がついていたら、それは怪しいサイトにだまされた可能性があります。
パスワードやクレジットカード番号を入力する前に
ダウンロードを要求するときに、パスワードやクレジットカード番号の入力を要求されることがあります。でも、ここでいったん立ち止まって考えてみてください。本当にそのウェブサイトは信頼できるサイトですか?本当にその情報が必要なのですか?
大切なのは、ダウンロードするうえで個人情報を入力することはまれだということなんです。アプリをダウンロードするときや、ファイルをダウンロードするときに、パスワードやクレジットカード番号を聞かれることはありません。もし聞かれたら、それはフィッシングサイトという詐欺サイトの可能性が高いんですよ。フィッシングサイトというのは、つまり本物そっくりに作られた偽のウェブサイトのことなんです。
ダウンロードの履歴を管理しよう
スマホやパソコンでダウンロードしたファイルは、どこに保存されているか知っていますか?多くの場合、「ダウンロードフォルダ」という専用の場所に保存されているんです。フォルダというのは、つまりファイルを入れておく箱のようなもののことなんですよ。
ダウンロードしたファイルが増えてくると、ダウンロードフォルダの中がいっぱいになってしまいます。必要のないファイルをそのまま置いておくと、デバイスのストレージ(保存容量)が減ってしまいます。だから、定期的にダウンロードフォルダをチェックして、不要なファイルを削除することが大切なんです。
また、ダウンロード履歴を確認することも重要です。多くのブラウザ(Chromeとか、SafariとかEdgeといったウェブページを表示するためのアプリ)には、「ダウンロード履歴を見る」という機能があります。この機能を使うことで、自分がこれまでどんなファイルをダウンロードしたのかを確認することができるんですよ。万が一、身に覚えのないファイルがダウンロード履歴に残っていたら、それはもしかしたら悪いプログラムが勝手にダウンロードされた可能性があるんです。
覚えておいてほしいのは、ダウンロードという行為は「データをもらう」という行為だから、その過程で悪いものが混ざっていないかチェックする責任があるということなんです。セキュリティソフト任せではなく、自分自身も注意を払うことが大切なんですよ。
