入院って何?わかりやすく解説

風邪や骨折で病院に行ったことはあると思うけど、「入院」ってどういう意味なのか正確に説明できますか?ただ病院に行く(外来)とは違う、病院に泊まって治療する「入院」のこと。この記事を読めば、入院がどんなものか、どんなときにするのか、病院ではどんな生活をするのかが、すっきりわかるようになるよ。

先生、「入院」ってどういう意味ですか?ただ病院に行くのと何が違うんですか?

いい質問だね。入院とは、つまり病院や診療所に泊まり込んで治療を受けることだよ。いつもの外来診療(つまり、診察を受けてその日のうちに帰ること)とは違って、病院のベッドで寝泊まりして、毎日医者の診察や治療を受けるんだ。
泊まり込むんですか?どんなときに入院することになるんですか?

そっか、それが大事なポイントだね。重い病気や大きな怪我で、毎日の治療が必要な場合だよ。例えば、盲腸(ようちゅう)の手術が必要なときとか、大きな骨折のときとか。あるいは、ずっと症状を観察してる必要がある病気とかね。外来で日帰りできない、24時間医者や看護師のサポートが必要な場合が入院なんだよ。
入院中は何をして過ごすんですか?退院って何ですか?

入院中は、決められた時間に医者の診察を受けたり、注射や薬を飲んだり、リハビリをしたりして、回復を目指すんだ。食事も病院で出されるし、夜は病院のベッドで寝るんだよ。そして治癒(つまり治ること)したり、家で自分でケアできるまで回復したら、医者が「退院していいよ」と言う。退院とは、つまり病院を出て家に帰ることだね。
入院ってお金がかかるんですか?

もちろんだね。医療費がかかるんだけど、日本では健康保険けんこうほけん(つまり、病気やけがのときに治療費をサポートしてくれる制度)があるから、全部を自分で払うわけじゃない。通常は医療費の3割を自分で払って、残りの7割は保険が負担するんだよ。
📝 3行でまとめると
  1. 入院とは、病気や大きな怪我で病院に泊まり込んで治療を受けることだよ。
  2. 毎日医者の診察や手術、リハビリなどを受けて、24時間医療スタッフのサポートがある。
  3. 治って元気になったら退院して家に帰るんだけど、健康保険けんこうほけんで医療費の負担が減るんだ。
目次

もうちょっと詳しく

入院は、イメージとしては「学校の修学旅行で旅館に泊まるけど、代わりに治療を受ける」ってとこかな。朝起きて、朝食を食べて、医者の診察を受けて、治療をしてって感じで毎日が決まったスケジュールなんだ。1日で帰れないほど、しっかりした治療が必要なときに使われるんだよ。手術をしたあと、その傷が治るまで観察する必要があるときとか、急性肺炎みたいに症状が重いときとか、そういう場面で出番が来るんだ。

💡 ポイント
入院の時間の長さは、病気や怪我の重さによって全然違う。1週間で退院するときもあれば、1ヶ月近く入院することもあるよ。

⚠️ よくある勘違い

❌ 「入院」と「通院」は同じもの
→ 違う。通院(つうのいん、つまり病院に通うこと)は毎日は行かずに、数日に1回とか週に1回とか診察に行くこと。入院は病院に泊まり込むんだ。
⭕ 「入院」は病院に泊まる治療、「通院」は外来での定期的な診察
→ 正解。入院は24時間病院にいる。通院は診察を受けたらその日のうちに帰るんだ。
なるほど〜、あーそういうことか!

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入院とは何か

入院の基本的な意味

入院とは、つまり病院や診療所に泊まり込んで治療を受けることだよ。毎日の生活の中で、急に大きな怪我をしたり、重い病気になったりすることってあるよね。そんなときに、家にいながらの治療じゃ足りなくて、医者がずっと近くにいる必要があるときが入院の出番なんだ。

普通、病院に行くというと、朝行って診察を受けて、その日のうちに帰ってくるよね。そういうのを外来診療(つまり、病院に通いながら受ける診察)って呼ぶんだけど、入院はそれとは別物。病院のベッドで夜も寝泊まりして、朝から晩まで医者や看護師のサポートを受けるんだ。

入院が必要な状況

では、どんなときに入院することになるんだろう。それは、一言で言うと「1日では治せない、重い病気や大きな怪我」のときなんだ。

例えば、盲腸(ようちゅう、つまりお腹の右下にある小さな器官)が炎症を起こして破裂する危険があるとき。これは手術が必要になるんだけど、手術したあと、その傷がちゃんと治っているかを毎日確認する必要がある。だから、手術の当日と翌日、その次の日って、病院に泊まる必要があるわけだ。

あるいは、すごく高い熱が出て、肺炎(はいえん、つまり肺に炎症が起きる病気)になってしまった場合。この場合、毎日注射で抗生物質(つまり、ばい菌を退治する薬)を体に入れる必要があるし、1時間ごとに体温や血中酸素濃度(血液の中に含まれる酸素の量)を測る必要があるかもしれない。そんなふうに、24時間医者や看護師のサポートがいるときが、入院が必要な状況なんだよ。

それからね、ずっと症状を観察している必要がある場合もある。例えば、脳卒中(のうそっちゅう、つまり脳の血管が詰まったり破れたりする病気)になって、リハビリをしながら体の機能を回復させるときとか。こういう場合は、1日では終わらない、長期戦の治療が必要だから、やはり入院するんだ。

入院中の生活はどんな感じ

毎日のスケジュール

入院しちゃうと、毎日が決まったスケジュールで動くんだ。まるで、学校の時間割みたいにね。

朝は、たいていの病院で6時とか7時に起床時間があって、看護師さんが「おはよう」って来てくれる。その後、体温(熱)と血圧(血管の中の血液がどのくらいの力で流れているかを示す数値)を測るんだ。これをバイタルサイン(つまり、生きている人の基本的な体の状態を示す数値)って言うんだよ。

それから朝食が出されるんだけど、これは病院で管理された食事だ。もし塩分を控えないといけない病気なら、塩分控えめな食事。もし栄養をいっぱい取らないといけないなら、栄養たっぷりな食事。そういうふうに、その人の病気や治療に合わせた食事が出されるんだ。

朝食のあとは、医者の診察だ。お医者さんが毎日来て、「どんな調子?」「痛いところはない?」って聞いて、聴診器(つまり、心臓の音とか肺の音を聞く道具)で体の状態を調べるんだよ。

その後は、治療の時間。手術後なら傷を消毒したり、包帯を替えたり。薬が必要な病気なら、注射を打ったり薬を飲んだり。毎日繰り返すんだ。

お昼になったら昼食。やはり、医療スタッフによって用意された食事だ。そして午後は、リハビリの時間があるかもしれない。骨折で入院してたら、足や腕を動かして、筋肉が弱くなるのを防ぐ練習をするんだ。物理療法士(ぶつりりょうほうし、つまりリハビリの専門家)という人が手伝ってくれるよ。

夕方になったら夕食。そして夜は、また医者や看護師が来て、夜間のバイタルサインを測る。そして就寝。病院の外では、もう夜は静かだから、医者や看護師がいるから、もし夜中に何かあったら、すぐに対応してくれるんだ。

入院中の過ごし方

治療の時間以外は、どうするんだろう?暇じゃないかな?そう思うかもしれないね。でも、病院はいろいろと工夫されてるんだ。

まず、テレビを見たり、本を読んだり、スマートフォンをいじったり。そういう娯楽(つまり、楽しむための活動)が許可される病院が多いよ。もちろん、医者が「これはダメ」と言った場合は、その通りにしないといけない。例えば、目の手術をした直後は、スマートフォンの画面を見ると、目に負担がかかるから見ちゃダメってわけだ。

それから、病院によっては、リハビリの一環として、廊下を歩く時間があるんだ。これも医者の指導のもとで。骨折して動けないと、筋肉がどんどん弱くなっちゃう。だから、少しずつ動かしていくことが大事なんだよ。

それから、家族の面会。親とか兄弟が来てくれて、一緒にいることができるんだ。もちろん、病状によって面会できる時間が決まってるし、感染症(つまり、ばい菌やウイルスがうつる病気)を防ぐために、来た人は手を洗わないといけないとか、そういうルールがあるんだよ。

病院によっては、ボランティアさんが来てくれて、話し相手になってくれたり、マッサージをしてくれたりすることもある。また、臨床心理士(りんしょうしんりし、つまり心の健康の専門家)が来て、心の不安を聞いてくれることもあるんだ。入院中は気が沈むことがあるからね。

入院にかかるお金

医療費の仕組み

入院するときに、絶対に気になるのがお金だよね。病院に泊まるんだから、当然費用がかかるんだ。

お医者さんの診察代、看護師さんのお世話代、薬代、手術代だとか、いろんなものがあるんだけど、全部の合計は、びっくりするくらい高いんだよ。1日に何万円もかかることがある。1週間入院したら、何十万円。もし手術が必要だと、さらに手術代が加わる。

でもね、日本には健康保険けんこうほけん制度っていう素晴らしい制度があるんだ。つまり、国民みんなが月々少しずつお金を払って、誰かが病気になったときに、医療費を助けてくれるという約束なんだ。

この制度のおかげで、患者さん(病院に来る人)は、医療費の全額を払うんじゃなくて、3割だけ払えばいいんだよ。残りの7割は、国が負担してくれるわけ。例えば、医療費が全部で30万円だったら、患者さんは9万円だけ払えばいい。残りの21万円は、国や自分が加入してる健康保険けんこうほけんが払ってくれるんだ。

入院にかかる具体的な費用

では、具体的には何にお金がかかるんだろう。それは、いろいろだよ。

まず、ベッド代。つまり、病院のベッドに寝泊まりするのに毎日かかる基本的なお金だ。これは全ての患者さんに等しく請求される。

次に、検査代。血液検査(血液を取って、その中に異常がないか調べること)とか、レントゲン検査(つまり、X線という特殊な光で体の中の骨とか臓器を見る検査)とか、超音波検査(つまり、音の波を使って体の中を見る検査)とか。こういった検査は、何度も何度もするんだ。

それから、薬代。注射で入れる薬とか、飲む薬とか。毎日いろいろな薬を使うんだよ。

手術が必要な場合は、手術費っていう大きな出費がある。盲腸の手術なら数十万円。大きな手術だと百万円を超えることもあるんだ。

それからね、長く入院してると、差額ベッド代(つまり、個室を希望した場合の追加料金)がかかることがある。個室だと、プライバシーが守られるし、静かだから、別途でお金がかかるんだ。

高額医療費制度

でも、ちょっと待ってよ。さっき言った3割負担でも、1ヶ月の入院で、もし医療費が100万円だったら、患者さんは30万円払わないといけない。これ、すごく大きな金額だよね。

そういう場合のために、日本には高額療養費制度(つまり、医療費が高くなりすぎたときに、一定の金額まで払えばいいという制度)があるんだ。

例えば、患者さんが40代で、月の医療費が100万円だったとしよう。通常は3割で30万円払うことになるんだけど、この制度を使うと、月に約8万円だけ払えばいいんだ。残りの22万円は、あとから戻ってくるんだよ。つまり、どんなに医療費が高くても、月8万円程度の負担で済むってわけだ。これ、本当にありがたい制度だよね。

入院から退院まで、その流れ

入院が決まるまで

では、実際に入院することになったら、どういう流れで進むんだろう。

まず、医者が「君は入院が必要だ」と判断するんだ。例えば、急性肺炎で熱がずっと下がらなくて、在宅(つまり、家)での治療では危ないと感じたら、「入院しましょう」ってわけだ。

そしたら、患者さんと医者で、入院の日程を決めるんだ。緊急の場合は、その日のうちに入院することもある。例えば、突然の腹痛で盲腸だとわかったら、すぐに手術が必要だから、その日に入院して翌日手術、みたいなことになるんだよ。

そして、親(または保護者)と一緒に、病院の入院手続き(つまり、入院するための書類に署名したり、必要な情報を申告したりすること)をするんだ。健康保険けんこうほけんの保険証を見せたり、緊急連絡先を聞かれたり、入院中のルールを説明されたり。この手続きが大事なんだ。

入院中の診察と治療

入院したら、さっき説明した通り、毎日決まったスケジュールで医者の診察と治療を受けるんだ。

医者は、毎日患者さんの状態を把握してる。治療がうまくいってるか、副作用(つまり、薬が本来の効果以外に起こす悪い影響)はないか。そういったことを毎日チェックしてるんだよ。

もし、治療がうまくいってなかったら、医者は治療方法を変えるんだ。例えば、薬をAからBに替えてみるとか、注射の量を増やすとか。

退院の判断

治療が進んで、患者さんの症状が良くなってくると、いよいよ退院の時が近づくんだ。退院とは、つまり病院を出て家に帰ることだね。

医者が「もう大丈夫。自宅での生活に戻ってもいいし、それでも定期的に通院(つまり、病院に通いながら診察を受けること)して様子を見ましょう」と判断したら、退院が決まるんだ。

例えば、骨折なら、骨がかなり治ってきたら退院。その後は、外来でリハビリを続けるんだ。肺炎なら、熱が下がって、酸素の数値が正常に戻ったら退院。その後は、しばらく抗生物質を飲み続けるんだよ。

退院後のフォローアップ

退院したら終わり?いや、そうじゃないんだ。多くの場合、医者は「1週間後に来てね」とか「1ヶ月後に来てね」って、外来での診察日を指定するんだ。

これは、家に帰ってから、何か問題がないか確認するためなんだよ。例えば、手術の傷が化膿(かのう、つまり、ばい菌が増殖して悪くなること)してないか、薬の副作用がないか。そういったことをチェックするんだ。

それからね、退院するときに、医者から退院指導(つまり、家に帰ってからどんなふうに過ごすかを医者が説明すること)を受けるんだ。例えば「当分、重いものは持たないでね」とか、「この薬は毎食後に飲んでね」とか、「激しい運動は避けてね」とか。こういう指導を守ることが、早く完全に治るためにはすごく大事なんだよ。

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この記事を書いた人

大人になってから「これ知らなかった…」と恥ずかしい思いをした経験から、このサイトを作りました。お金・仕事・社会のしくみって、学校で教えてくれないのに知らないと損することだらけ。むずかしい言葉を「あーそういうことか!」って思えるまでかみ砕いて説明するのが得意です。主に経済・法律・税金・ライフイベント周りの用語を毎日更新中。

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