自由診療って何?わかりやすく解説

病院に行ったときに「保険診療」と「自由診療」って聞いたことあるでしょ?歯医者で金歯を作るときは高いし、レーシック手術も全額自分で払うって聞いたことあるよね。でも実は「自由診療」と「保険診療」の違いって、意外と知られていないんだ。この記事を読めば、なぜ同じ治療なのに料金が違うのか、どんなときに自由診療になるのか、ぜんぶわかるよ。

先生、「自由診療」って何ですか?保険診療とどう違うんですか?

いい質問だね。簡単に言うと、保険診療は健康保険けんこうほけんが使える治療で、自由診療は使えない治療のこと。保険診療なら、患者さんが払う金額は診療費の3割で済む。残り7割は保険が払ってくれるんだ。一方、自由診療は保険が使えないから、診療費をぜんぶ自分で払う必要があるってわけ。
えっ、そんなに違う!じゃあなぜ保険診療と自由診療に分かれてるんですか?

それはね、日本の健康保険けんこうほけん制度に関係があるんだ。保険診療は「国民がみんな健康に生きるために最低限必要な治療」として決められている。つまり、虫歯を治すとか、骨折の治療とか、そういった「医学的に必要な治療」が対象になる。だから治療法や薬、技術も国が「これでいいよ」と決めちゃう。でも美容整形とか、最新の高い治療とか、「なくても生活できる治療」は保険の対象にならないんだ。
なるほど!でも、保険診療と自由診療を一緒に受けることってできますか?

実は難しいんだ。これを「混合診療の禁止」って言うんだけど、つまり同じ病気の治療で保険診療と自由診療を混ぜて使っちゃいけないってルール。たとえば、虫歯の治療で保険診療の銀歯と自由診療の金歯を両方使いたいとしたら、その虫歯治療全体が自由診療扱いになっちゃう。つまり両方とも全額自分で払わなきゃいけないってわけ。ただし、全く別の病気なら大丈夫だよ。
📝 3行でまとめると
  1. 自由診療は健康保険けんこうほけんが使えない治療で、診療費をぜんぶ自分で払う必要があります。
  2. 保険診療は「生活に必要な治療」、自由診療は「ぜいたくな治療」として国が分けています。
  3. 同じ病気で保険診療と自由診療を混ぜて使うことはできず、どちらかを選ばなきゃいけません。
目次

もうちょっと詳しく

日本は「国民皆保険制度」という、みんなが健康保険けんこうほけんに入る制度を採用しているんだ。だから医療費が高くなりすぎて、お金がない人が病気を治せないみたいな状況を避けるために、保険診療の対象を「必ず必要な治療」に限定してるんだよ。その代わり、それ以外の治療は保険が使えないから、料金を医者側が自由に設定できるってわけ。だから同じ虫歯治療でも、銀歯にするか金歯にするかで値段がぜんぜん違ったりするんだ。

💡 ポイント
保険診療は「治療」、自由診療は「治療+見た目や快適さ」みたいに分けて考えるといいよ。

⚠️ よくある勘違い

❌ 「自由診療は全部ぜいたくだから、質が低い」
→ 実は自由診療の方が高い技術や新しい治療法を使ってることが多いんだ。だからこそ高いんだよ。質が低いんじゃなくて、最先端だから高いんだ。
⭕ 「自由診療は、最新技術や最高の施術を使う治療」
→ 保険診療は「最低限の治療」で満足できる人向け、自由診療は「より良い結果を求める人」向けってイメージが正確だよ。
なるほど〜、あーそういうことか!

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保険診療と自由診療の違いって?

まずね、保険診療と自由診療の違いをちゃんと理解しておくことが大事だ。保険診療というのは、日本の医療保険制度の中で決められた「誰でも必要な医療」のこと。つまり、病気を治したり、ケガを治したり、そういった「健康に生きるために絶対に必要な治療」が対象なんだ。だから、虫歯の治療でも、風邪の治療でも、骨折の治療でも、医学的に「これは必要」と判断されたら保険が使える。患者さんは診療費の3割だけを払えばいいんだよ。

保険診療が使える条件

保険診療が使えるには、いくつか条件があるんだ。まず、その治療が「医学的に必要」と判断される必要がある。次に、その治療法や薬が、国が認めた「標準的な治療」である必要がある。そして、保険診療は値段が決まってるんだ。医者側が勝手に値段を上げたり下げたりできない。だから、日本中どこの病院で同じ治療を受けても、患者さんが払う値段は同じなんだよ。これが保険診療の大きな特徴だ。

自由診療とは

一方、自由診療というのは、保険が使えない治療のこと。つまり「生活するのに絶対に必要ではない治療」ってわけ。たとえば、美容整形とか、歯を白くする治療とか、金歯とかセラミックの歯とか、そういったものが典型的だ。でも自由診療の特徴は「値段が医者側で決められる」ってことなんだよ。だから、A医院で5万円のやつが、B医院では10万円かもしれない。患者さんが「値段の比較」をしながら選べるしくみなんだ。

また、自由診療では「最新の治療法」が使われることも多いんだ。保険診療は「国が認めた標準的な治療」だけが対象だから、どうしても新しい技術の導入が遅くなるんだ。だからね、「最先端の治療を受けたい」って思ったら、自由診療を選ぶことになる。値段は高いけど、その分「最新の技術」が使われるってわけだ。

自由診療になる治療って、どんなの?

自由診療にはどんな治療があるかって言うと、医科(内科とか外科とか)と歯科でちょっと違うんだ。でも基本的には「美容に関するもの」「最新の技術を使うもの」「先進医療」といった、生活に必須じゃない治療が多いんだよ。

歯医者の自由診療の例

歯医者で一番身近なのが、虫歯の詰め物や被せ物だ。保険診療だと銀歯とか、昔ながらのプラスチックの詰め物が対象なんだ。だけど、「もっときれいに見える歯にしたい」とか「銀歯じゃなくて、金色の歯にしたい」って思ったら、それは自由診療になる。セラミックの歯とか、金歯とか、白い詰め物とか、そういったものはぜんぶ自由診療なんだ。それからね、歯列矯正も自由診療だ。これは「歯を元の位置に戻す治療」じゃなくて「見た目をきれいにする治療」だから、保険の対象にはならないんだよ。

医科の自由診療の例

病院の方だと、美容整形が典型的な自由診療だ。二重手術とか、豊胸手術とか、脂肪吸引とか、そういったものはぜんぶ自由診療。これはね、「見た目をきれいにしたい」っていう個人の希望だから、保険の対象にならないんだ。それから、最先端の医療技術も自由診療になることが多いんだ。たとえば、ロボット手術とか、最新の放射線治療とか、そういった「新しい技術」はまだ保険診療に入っていない場合がほとんどなんだよ。

先進医療について

ここで「先進医療」という言葉が出てきたけど、これは実は自由診療とはちょっと違うんだ。先進医療というのは「保険診療の対象にはなってないけど、医学的に効果があると認められた治療」のこと。つまり、自由診療より一段階「医学的に認められている」ってやつだ。先進医療を受けたら、その治療法自体は全額自分で払うんだけど、それ以外の検査とか入院とかは保険が使えるんだよ。だから「混合診療」のルールの例外として認められてるんだ。

なぜ保険診療と自由診療が分かれてるの?

ここまで読んで、「なぜわざわざ分けてるんだよ」って思ったでしょ?それはね、日本の医療保険制度のしくみが関係してるんだ。

国民皆保険制度について

日本は「国民皆保険制度」って言って、ぜんぶの国民が何らかの健康保険けんこうほけんに入るしくみになってるんだ。これってね、実はすごい制度なんだよ。だって、お金がない人でも、病気になったら治療が受けられるってことでしょ。もし保険がなかったら、医療費が払えない人は病気を放ったらかしにするしかないんだ。そうすると、感染症が広がったり、治療が遅れて重くなったり、いろいろ大変なことになるんだ。だから、みんなで保険料を出し合って、医療費を助け合ってるんだよ。

なぜ治療に優先順位をつけるのか

でも、保険で全ての医療を負担したら、医療費がいくらあっても足りないんだ。だからね、「これは絶対に必要な医療」と「あると便利だけどなくてもいい医療」で分けることにしたんだ。「絶対に必要な医療」が保険診療で、「あると便利だけどなくてもいい医療」が自由診療ってわけだ。これでね、限られたお金で、できるだけ多くの人が健康に生きていけるようにしようってわけなんだよ。

医学的必要性の判断

ただし、保険診療の対象かどうかの判断って、医者が勝手に決めるわけじゃなくて、国(厚生労働省とか)が「これは保険診療でいい」って決めるんだ。つまり、医学的に「この治療は病気や怪我を治すために必要だ」って判断されたら、保険診療になる。でも「この治療は見た目をきれいにするだけで、病気を治してるわけじゃない」って判断されたら、自由診療になるんだよ。この判断の基準が大事なんだ。

自由診療で気をつけることって?

自由診療を受けようと思ったときに、気をつけなきゃいけないことがあるんだ。

値段は医者が決める

保険診療は値段が決まってるから、どこの病院に行っても同じ値段なんだ。だけど自由診療は、医者が値段を決めるから、病院によってバラバラなんだよ。だからね、複数の病院に「いくらですか」って聞いて、値段を比較する必要があるんだ。これを「カウンセリング」って言うんだけど、多くの美容医療はカウンセリングが無料なんだ。だから、「この医者に任せていいかな」って判断してから、治療を受けるってわけだ。

トラブルが起きたときが大変

保険診療なら、もし医者のミスでトラブルが起きたら、医者の賠償責任保険が使われるんだ。だけど自由診療は、この保険が使えないことが多いんだよ。だからね、自由診療を受けるときは「この医者、本当に信頼できるかな」って慎重に選ぶ必要があるんだ。」実績が多い医者とか、評判がいい医者とか、そういった情報を集めてから受けることが大事だ。

説明をちゃんと聞く

自由診療を受けるときは、医者から「メリット」と「デメリット」をちゃんと説明してもらう必要があるんだ。保険診療なら「この治療が必要」って医者が判断した時点で、患者さんはそれに従うことが多いんだ。だけど自由診療は「やるかやらないか」が患者さんの判断なんだよ。だから、医者は「この治療のいいところ」だけじゃなくて、「リスク」とか「失敗の可能性」とか、そういった悪い面もちゃんと説明する義務があるんだ。

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この記事を書いた人

大人になってから「これ知らなかった…」と恥ずかしい思いをした経験から、このサイトを作りました。お金・仕事・社会のしくみって、学校で教えてくれないのに知らないと損することだらけ。むずかしい言葉を「あーそういうことか!」って思えるまでかみ砕いて説明するのが得意です。主に経済・法律・税金・ライフイベント周りの用語を毎日更新中。

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