朝出かけるときにいつも通り車に乗ろうとしたら、タイヤがパンクしていたり、バッテリーが上がってエンジンがかからなかったり……そういう困った経験、ありませんか?こんなときに助けてくれるのが「ロードサービス」です。この記事を読めば、ロードサービスが何なのか、どんなときに使えるのか、そしてどうやって利用するのかがすっきりわかるようになるよ。
- ロードサービスは車が動けなくなったときに助けてくれるサービスで、多くの人は保険に含まれている
- タイヤのパンク、バッテリー上がり、ガス欠などいろいろなトラブルに対応してくれる
- 困ったときは電話一本で呼べば、スタッフが来て修理するか車を運んでくれる
もうちょっと詳しく
ロードサービスは、保険会社や自動車ディーラーが用意している「車のトラブル専門の110番」みたいなものです。自分たちで直すのが難しいトラブルが起きたときに、プロの整備士さんが来てくれて対応してくれるサービスのこと。多くの場合、車の保険に自動的についているので、特に追加料金を払う必要がありません。つまり、あなたがもし事故や故障で困っていれば、その権利を使っているだけなんです。サービスを受ける流れも簡単で、電話かアプリで連絡して、場所と状況を説明するだけで、あとはプロに任せればOK。
ロードサービスは「保険の一部」として多くの人が既に持っていることが多いから、使わないのはもったいないサービスなんだ。
⚠️ よくある勘違い
→ ロードサービスの利用は保険の等級に影響しません。だからいくら使っても大丈夫。等級が下がるのは保険金を請求するときだけです。
→ その通り。ロードサービスは「助ける側」のサービスなので、利用回数の制限がないことがほとんどです。
→ 保険に含まれていれば、基本的に無料で利用できます。ごく一部のサービスで有料になることもありますが、事前に説明があります。
→ 保険会社の基本的なロードサービスは無料。追加で「ホテル代を出す」みたいなプラス特約を付けるときだけお金がかかることがあります。
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ロードサービスってそもそも何?
ロードサービスという言葉を聞くと、なんだか難しそうに感じるかもしれません。でもね、すごくシンプルなんです。「車が走れなくなったときに助けてくれるサービス」、それがロードサービスです。
想像してみてください。朝、会社や学校に行く準備をして車に乗ろうとしたら、バッテリーが上がってエンジンがかからない。そんなとき、あなた一人では何もできませんよね。修理屋さんに電話して来てもらうまで待つしかないし、もし修理屋さんが遠かったら時間がかかっちゃいます。それが大変だから、保険会社や自動車メーカーが「そういうときは僕たちに電話してね。スタッフが急いで駆けつけるから」って用意してくれたのが、ロードサービスなんです。
ロードサービスの仕事は大きく分けると2つあります。1つ目は「その場で直す」こと。タイヤのパンクなら、パンク修理用のキットを持ってきて、その場で応急修理をしてくれます。バッテリーが上がったなら、ジャンプスターターっていう機械を使ってエンジンをかけてくれます。こういう簡単な修理なら、その場で終わります。
2つ目は「車を運んでくれる」こと。タイヤのパンクがひどかったり、エンジンが完全に壊れていたり、その場では直せない問題だったら、レッカー車で車を整備工場まで運んでくれるんです。整備工場に到着するまでの移動も、ロードサービスの人たちが対応してくれます。
つまり、ロードサービスっていうのは、車のトラブルを「解決するか」「運ぶか」どちらかで対応してくれるプロフェッショナルなんです。このサービスがあるおかげで、私たちは車で困ったときに一人で悩むことなく、安心して助けを求められるわけです。
どんなトラブルに対応してくれるの?
ロードサービスが対応してくれるトラブルって、実はすごく多いんです。よくあるものから順番に紹介していきますね。
バッテリー上がり
これは本当によくあるトラブルです。朝、車に乗ろうとしたらエンジンがかからない、こういう状態がバッテリー上がりです。どうして起きるのかというと、ライトを消し忘れたまま駐車していたり、何日も車に乗らずに放置していたりすると、バッテリーの電気が無くなってしまうんです。ロードサービスはジャンプスターターという機械を使ってエンジンをかけてくれます。これは、別の車のバッテリーを借りてくるようなイメージで、一時的に電気を送って動かす仕組みです。
タイヤのパンク
走行中に釘やガラスの破片を踏んでしまって、タイヤに穴が開くこともありますよね。これがパンクです。もし高速道路を走っているときにパンクしたら、危ないし自分で直せる人も少ないと思います。ロードサービスは応急修理キットというパンク修理用の材料を持ってきて、その場でタイヤの穴をふさいでくれます。これで近くの修理工場まで安全に走ることができるようになるんです。
ガス欠
ガスメーターを見ないでうっかり走ってたら、ガスタンクが空になっちゃった。こういうときもロードサービスが活躍します。ロードサービスのスタッフがガスを持ってきてくれて、タンクに入れてくれるんです。これで近くのガススタンドまで走ることができるようになります。ただし、この場合はお金がかかることもあるので注意が必要です。
キーの閉め出し
車の鍵をうっかり中に忘れて、ドアを閉めちゃった。そういうときもありますよね。ロードサービスは特殊な工具を使ってドアを開けてくれます。自分で無理やり開けようとするとドアが傷つくけど、プロに任せれば安全です。
エンジンの故障
走っているときに急にエンジンから異音がしたり、煙が出たりすることもあります。これはエンジンが壊れている可能性が高いです。こういうときは、その場での修理は無理なので、レッカー車で整備工場に運んでもらうことになります。
事故に遭ったときも
もし交通事故に遭ってしまったら、ロードサービスが出動します。壊れた車をレッカー車で安全に運ぶだけじゃなく、いろいろな手続きのサポートもしてくれることがあります。保険会社によって対応は違いますが、困ったときは電話で相談すればいいんです。
ロードサービスはどうやって利用するの?
ロードサービスの利用方法は、実は思ったより簡単です。
連絡方法
まず、あなたが加入している保険会社の保険証券を見てください。そこに「ロードサービス」の電話番号が書いてあります。昔は電話することが当たり前でしたが、今はスマートフォンのアプリから連絡できる場合も多いです。保険会社ごとに連絡方法が違うので、あらかじめ確認しておくといざというときにあわてずに済みますよ。
情報提供
連絡するときは、以下の情報をスタッフに教えてください。
- あなたの名前と契約番号(保険証券に書いてあります)
- 今どこにいるのか(住所や目印になる建物の近所など)
- 何が起きているのか(バッテリー上がり、パンク、エンジンが動かないなど)
- けが人がいるかどうか(事故の場合は特に重要)
スタッフは電話で場所を確認して、GPS機能を使って最寄りの出動スタッフを向かわせます。都市部なら30分くらい、郊外なら1時間くらいで着くことがほとんどです。
現地での対応
スタッフが到着したら、あなたがどんなことで困っているのかをもう一度説明します。スタッフは経験豊富な整備士ばかりなので、状況を見ればすぐに判断して、修理するか運ぶかを決めてくれます。あなたがやることは、スタッフの指示に従うだけです。修理している間に質問してもいいし、わからないことがあれば聞いてもいいんです。
費用について
ロードサービスのいいところは、ほとんどの場合が無料だってことです。自動車保険の基本的なロードサービスなら、何回使っても保険料は変わりません。ただし、ガス欠でガソリンを持ってきてもらう場合とか、特別な追加サービスを受ける場合は、お金がかかることもあります。スタッフが説明してくれるので、わからなければ聞いてもいいですよ。
ロードサービスのメリットとデメリット
メリット
まず、何よりもありがたいのがプロに任せられるっていうことです。自分で修理しようとして、もっと悪くしちゃう心配もありません。
次に、24時間対応している場合がほとんどなので、夜中に故障しても昼間に故障してもいつでも対応してくれます。特に高速道路を走っているときに故障したら、自分で何かできることはほぼないし、危ないですよね。そんなときにロードサービスがあれば、安心して電話できます。
それから、修理工場への運搬も含まれていることが多いので、修理工場を探す手間も省けます。スタッフが「この工場がいいですよ」って提案してくれることもありますし、契約している工場があればそこに運んでくれます。
デメリット
デメリットを挙げるなら、来るまで時間がかかるってことですね。都市部なら早いですけど、山の方とか離れた場所だと1時間以上待つこともあります。
それから、ロードサービスで運んでくれる距離には制限があることもあります。保険会社ごと、プランごとに違うので、自分がどこまで無料で運んでもらえるのか、あらかじめ確認しておくといいですよ。遠くまで運んでもらう場合は、追加料金がかかることもあります。
あと、応急修理だけで本格的な修理は別に料金がかかります。バッテリー上がりをジャンプスターターで直した場合、エンジンはかかりますが、バッテリー自体は劣化していることがあります。その場合は、バッテリーを買い替える必要があります。これはロードサービスじゃなくて、自分で整備工場に頼まないといけないんです。
ロードサービスを使う前に知っておくべきこと
まずは保険証券を確認する
あなたが本当にロードサービスを利用できるのか、確認が必要です。保険証券を見れば、どんなロードサービスがついているのか書いてあります。保険会社によって内容が違うので、これは大事なステップです。
電話番号を控えておく
いざというときにあわてないために、ロードサービスの電話番号をスマートフォンに登録しておくといいですよ。それか、保険証券のコピーを車の中に入れておくのもいい方法です。
アプリをインストールしておく
多くの保険会社がロードサービスのアプリを用意しています。電話より簡単に連絡できることもあるので、あらかじめインストールして使い方を確認しておくといいでしょう。
走行ルートを安全に保つ
ロードサービスは「困ったときの救世主」だけど、本当に大事なのは故障を防ぐことです。定期的に整備する、タイヤの状態をチェックする、バッテリーを定期的に交換する、こういった予防的なメンテナンスをしていれば、ロードサービスのお世話になる回数は減らせます。でも、どんなに気をつけていても、時には予想外のトラブルが起きることもあります。そのときこそ、ロードサービスが活躍する場面なんです。
