「あ、あの子って私立学校なんだ」「え、私立は授業料が高いんでしょ?」そんな会話、聞いたことあるよね。でも実は、私立学校って「お金があれば行ける」とか「勉強できる子の学校」みたいな単純な話じゃないんだ。日本の学校システムの中で私立学校はどういう役割を果たしているのか、公立学校とはどう違うのか、この記事を読めばスッキリわかるよ。
- 私立学校は個人や民間団体が経営する学校で、公立学校は政府が経営している
- 私立学校は親が授業料を払うのが基本で、それが学校を支えているメインの財源
- 親からの授業料があるから、私立学校は独自の教育方針やルールを作ることができる
もうちょっと詳しく
「私立学校」と聞くと「お金持ちの子が行く学校」と思う人もいるかもね。でも実際には、日本全国にいろんな私立学校があるんだ。中学校、高校だけじゃなくて、小学校や大学もある。授業料の額も、学校によってぜんぜん違う。安い学校もあれば、かなり高い学校もある。大事なのは、私立学校が親と学校の契約で成り立っているってこと。親が「この学校の教育を受けたい」と思って、お金を払って預ける。だから、学校は親の期待に応えないといけないし、親も「ちゃんとした教育をしてほしい」と監視する立場になるわけ。
私立学校は「親のお金で成り立つ」から、「親の満足」が経営をするうえで重要なんだ
⚠️ よくある勘違い
→ 私立学校の授業料はピンキリ。公立学校よりちょっと高い程度の学校もあるし、確かに高い学校もある。学校によって大きく違うんだ。
→ 私立学校は数が多くて、いろんな授業料設定の学校があるから、保護者の経済状況に合わせて選択肢がある。
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私立学校と公立学校、本当は何が違うの?
「公立と私立」「どう違うのか」って、お金の話だけじゃないんだ。一番大きな違いは、自由度だよ。公立学校は国が決めたルール「学習指導要領」っていうのに従わないといけない。つまり、どの学校も基本的には同じ内容を、同じ進度で教えるんだ。でも私立学校は、そのルールを守りつつも、自分たちで教え方や授業内容をアレンジする自由がある。だから、学校ごとに特色がめちゃくちゃ違うわけ。
教育内容の自由度の差
公立学校は「すべての子どもに同じ教育を」というお国の考え方で成り立っている。だから、授業の進め方も教科書も、ほぼ統一されているんだ。でも私立学校は「うちはこういう教育をしたい」という方針を持つ学校が多い。たとえば、英語教育に力を入れる学校、プログラミング教育に力を入れる学校、運動や芸術に力を入れる学校とか。親が「この学校の教育方針に賛成だ」と思ったら、わざわざ授業料を払ってでも行かせるわけ。つまり、親と学校の考え方が一致しているってことになるんだ。
校風やルールの違い
制服の有無、髪型の決まり、携帯電話の持ち込みなど、学校のルールも私立と公立では異なることが多いよ。公立学校は全国的に基準を揃えようとするけど、私立学校は「うちの学校はこういう校風」と独自に決められる。だから、厳しい学校もあれば、すごく自由な学校もある。この違いは「学校が独自の価値観を持てるから」なんだ。高い授業料を払う親たちが「この校風が好きだ」と支持しているから、学校は自分たちの方針を貫けるんだよ。
先生の採用や給料の仕組み
公立学校の先生は「公務員」で、国や市区町村が給料を払う。でも私立学校の先生は、学校法人という団体が雇っている。だから、給料の額も異なるし、採用の基準も学校によって違う。「うちはこういう先生が欲しい」と学校が独自に判断して雇えるわけ。これも、私立学校が自由だからこそできることなんだ。
私立学校のメリット・デメリット、結局どっちが得なの?
「私立学校に行くべきか、公立に行くべきか」って悩む親も多いよね。実は、どっちが良いかは、その子や家の事情によるんだ。だから、メリットもデメリットも両方、ちゃんと知ることが大事。
私立学校のメリット
一つ目は、自分に合った教育が受けられるってこと。学校によって特色が違うから、野球がやりたい子は野球で有名な学校を選べるし、英語がやりたい子は英語教育に力を入れている学校を選べる。自分の興味や才能に合わせた教育が受けられるんだ。
二つ目は、仲間が同じ目標を持っているってこと。私立学校に入ろうと思ったら、入試に合格しないといけない。だから、入学する子たちは「この学校に行きたい」と決めて、勉強して合格してきた子たちなんだ。つまり、クラスの子たちが同じ気持ちを持っているから、勉強のやる気も上がりやすいわけ。
三つ目は、卒業後の進路サポートが充実していることが多いってこと。私立学校は受験対策に力を入れる学校が多くて、進学実績を大事にしているんだ。だから、進学指導の時間をしっかり確保してくれるし、先生たちもサポートに力を入れる。
私立学校のデメリット
何といっても、授業料がかかることだよ。公立学校なら税金で賄われるけど、私立学校の親は毎月、授業料を払い続けないといけない。家の経済状況によっては、すごく大きな負担になるんだ。
それから、学校のルールが厳しい場合があるってことも知っておくといい。私立学校の中には、髪型や服装、持ち物についてすごく細かい指導をする学校もある。自由を大事にしたい子にとっては、そういった校風がストレスになることもあるんだ。
あと、学校選びを間違えると後悔するってリスクもある。公立学校なら、住んでいる地域で自動的に決まる。でも私立学校は、自分で選んで受験して合格しないといけない。だから「思ってたのと違う」って気付いても、途中で変わるのは難しいんだ。
私立学校は、どうやってお金を集めて成り立ってるの?
私立学校のお金の流れって、意外と複雑なんだ。学校を経営するには、先生の給料、建物の維持費、教材費、施設費など、いろんなお金がかかる。それをどこから集めているのかを理解すると、「なぜ授業料が必要なのか」がわかるよ。
親からの授業料がメイン
私立学校の経営を支える一番大きな財源は、親が払う授業料だ。学校によって異なるけど、月額で数千円から数十万円の授業料を親が払う。これが、学校の安定経営には絶対に必要なんだ。だから、私立学校の経営者(学校法人)は「いかに親に満足してもらうか」を重視するわけ。満足度が下がると、生徒数が減って、収入が減っちゃうからね。
国や自治体からの助成金
「私立学校でも国からお金もらってるんでしょ?」その通り。日本の私立学校は、国や都道府県から助成金—つまり、応援金をもらっている。これは「教育は大事だから、私立学校も支援しよう」という国の考え方による。でも、この助成金は親からの授業料を完全に補うほどの額ではなくて、あくまで「補助」にとどまるんだ。だから、親からの授業料がなくなったら、学校は経営できなくなっちゃう。
その他の収入源
学校によっては、寄付金を募ったり、学校の施設をイベント会場として貸したり、学園祭などで収入を得たりする学校もある。大学附属の中学や高校なら、大学の経営が安定していれば、そこからの支援を受けることもあるんだ。つまり、学校によって経営方法は様々だけど、基本的には「親からの授業料」が一番大事な財源ってわけ。
私立学校を選ぶときに、親や子どもが気を付けるべきこと
「私立学校に行こう」と決めるなら、いろんなことを考えておかないといけない。学校の歴史や評判だけじゃなくて、実際に自分たちの家庭に合っているか、子どもがその学校で幸せに過ごせるか、そういうことまで考える必要があるんだ。
学校の方針が自分たちの考え方と一致しているか
私立学校は「自分たちの教育方針がある」って話したよね。だから、親が「この学校の考え方は好きだ」と思えることが、すごく大事なんだ。たとえば「厳しい指導で心身を鍛える」という方針の学校もあれば、「個性を大切にして、のびのび育つ」という方針の学校もある。親の価値観と学校の方針がズレてると、ずっとモヤモヤしてることになる。だから、学校の説明会に行ったり、在学生の親の話を聞いたりして、「ほんとにこの学校でいいのか」を確認することが大事なんだ。
本当に通い続けられる距離と授業料か
私立学校は、遠い場所にあることも多い。毎日1時間以上かけて通う子もいるんだ。そうすると、疲れてしまって、勉強に集中できなくなることもあるよ。それから、授業料だけじゃなくて、通学費や教材費、制服代など、いろんなお金がかかる。「月の授業料は払えても、全部合わせると家計が苦しい」ってことになってないか、親としては慎重に考えないといけないんだ。
実際に学校の雰囲気を感じてみる
ホームページや説明会だけじゃ、学校の本当の雰囲気はわからないんだ。だから、可能なら学園祭に行ってみたり、実際に在学生の様子を見てみたりするといい。先生たちがどんな感じで子どもたちと接しているか、子どもたちがのびのびしているか、それとも疲れた顔をしているか、そういう「感覚」は重要だよ。
子ども本人の気持ちも大事
最後に、親が「いい学校だ」と思っても、子ども本人が「この学校に行きたい」と思ってなかったら、うまくいかないんだ。私立学校は、入試に合格することが必須だから、本気で頑張らないといけない。親が「行きなさい」と言ってるだけでは、入試に受かるまで勉強し続けるのは難しいんだ。だから、親と子ども両方が「この学校に行きたい」という気持ちを持つことが、成功の秘訣ってわけ。
